就活の自己PRで責任感を伝えるなら〇〇はNG!例文5選と好印象を与えるコツを紹介

この記事を共有する

※本記事は弊社公式サービスのプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。

「就活の自己PRで責任感をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」
「そもそも自己PRで責任感をアピールしても問題ないの?」

このように、自己PRで責任感をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、責任感をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。

例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 就活の自己PRで責任感を伝える際「社会人として当たり前の責任」をアピールしないよう要注意
  • 就活の自己PRでは「自責の責任感」「当事者意識の責任感」をアピールすると好印象に繋がる
  • 就活の自己PRで責任感を伝える際には「別の言葉への変換」「結果のアピール」がポイント

本選考を通過したESを見たい就活生必見!

UN_CTA

伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。本選考に通過したいと考えている就活生はぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

就活の自己PRで責任感を伝える際に慎重になるべき理由

「責任感」と一言でいっても様々な意味がありますが、就活の自己PRでは企業が想定している「一般的に社会人として求められる責任感」とズレた内容をアピールしてしまうと、採用担当者に好印象を与えるどころか、マイナスイメージを与えることになりかねません。

たとえば「大学の授業やアルバイトには5分前に到着するように心掛けているので私には責任感があります」と伝えても、当たり前のことをやっているだけなのに自分を過大評価している人材だとみなされる可能性があります。

就活の自己PRで責任感についてアピールする際には、自分がアピールしようとしている責任感が一般的に社会人として求められる責任感と乖離していないかを確認しておくことがベターです。 では、「一般的に社会人として求められる責任感」とは一体どういったものなのでしょうか?

社会人として求められる責任感

就活でアピールすべき責任感は主に下記の2つになります。

・自責の責任感
・当事者意識の責任感

自責の責任感とは、あらゆる物事に生じる責任がすべて元をたどれば自分にあると考える責任感を指します。たとえば同じチームのメンバーが資料の数値を誤って記載したまま資料をどこかに提出してしまったとします。

この時、そのミスをただただそのメンバーの不注意として片付けるのも一つですが、これではどんなに注意したとしてもまたそのメンバーが同様のミスを引き起こしてしまう可能性が少なくありません。

「同じチームのメンバーとしてダブルチェックを提案していればミスを防げたかもしれない」「自分が前に使用したフォーマットを渡しておけば事前に回避できたかもしれない」などと物事を自責で捉え"自分の行動によって物事を変化させる"というスタンスを取ることによって、より着実に物事を改善に繋げられるようになります。

また当事者意識の責任感とは、常に物事を他人事としてではなく自分事として捉えることを指します。たとえば、先ほどのように同僚がミスをした場合、当事者意識が低い人材は「ミスしたのはあの人なんだから、自分の評価は下がらないし関係ない」と考えがちです。

しかし、このように物事を他人任せにしてしまうよりも「自分にも何かできたのではないか」と主体的に考えたほうが、より多くの人材が手を取り合えるようになり、もっと大きな成果を得ることができます。

とはいえ、こうした能力はまだ社会に出たことのない就活生がそうそう身につけているものでもありません。だからこそ、こういった責任感に焦点を当てて自分をアピールすることができれば、採用担当者により強い印象を残すことができるでしょう。

就活の自己PRで責任感をアピールする際のポイント

ちなみに、先ほどお伝えしたポイント以外にも、就活の自己PRで責任感をアピールするにあたって意識していただきたいポイントがありますのでご紹介いたします。

「責任感」を別の言葉に変換する

就活の自己PRでアピールするにあたり、「責任感」という言葉を使うだけでは抽象的になってしまいやすく、本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。

そこで、責任感を別の表現に言い換えることによってより具体的にアピールできるようになるほか、周りの就活生との差別化にも繋がります。ぜひ下記を参考に言い換えにトライしてみましょう。

物事を自責で捉える力がある
常に当事者意識を持って物事に取り組んでいる
どんな物事も主体的に取り組む
課題解決力がある
組織の中で自分にできることを常に模索している

責任感を発揮した”結果”も併せて伝える

就活の自己PRではただ責任感があることを伝えても、それに結果が伴っていなければ信憑性に乏しくなってしまいます。

できるだけ数値などを用いて定量的に示すことで、採用担当者にその結果の大きさを実感してもらえるように配慮しましょう。

就活生が責任感を効果的にアピールする自己PRの書き方

実際に就活の自己PRで責任感をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。

まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。

ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「責任感」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。

次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。

それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。

ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。

そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。

合わせて読みたい

優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】

自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。

【活動別】就活の自己PRで責任感をアピールする例文5選

最後に、就活の自己PRで「責任感」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

●結論⇨
●エピソード⇨
●結果・学んだこと⇨ ピンク
●入社後⇨ オレンジ

部活動編

私の強みは物事を自責で捉え、常に自分にできることを模索して成果へ導こうと努力できることです。
大学時代はテニス部に所属しており、部の目標は団体戦で全国大会に出場することでした。しかし私が所属していたチームは部内での力量の差が大きく、試合で得点を得られない選手に対して冷ややかな視線を送るメンバーもいました。ただ、得点を得られない選手をただ責めても何も問題は解決しないと考え、私は8年続けてきた経験則からその選手の課題の発見と練習メニューの改良のサポートに徹しました。
結果、少し時間はかかりましたがその選手の持ち味を引き出す取り組みができるようになり、引退直前のタイミングで団体戦で全国大会に出場するという目標を達成することができました。
入社後もこの自責で捉えるスタンスを持ち続け、組織のためにその時自分にできることを模索、実践していきたいと思います。

留学編

私の強みは、当事者意識を持ち物事へ主体的に取り組めることです。
カナダに約3ヶ月間留学をしていた際グループでプレゼンを行う授業があったのですが、語学がさほど堪能ではない異国の学生が集まるグループで細かい意思疎通を行うことに苦戦しました。言葉が伝わりにくいことに加え意見のまとめ方に文化的な違いがあったことも原因の一つです。そこで私は発言できていない学生にこちらから意見を尋ねたり、自分の意見が絶対だとする学生に対してはそれぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるようになるということを拙い語学力ではありますが一生懸命伝えました。またメンバーそれぞれに役割を振り分け自分が今すべきことを可視化しました。
結果メンバー全員のモチベーションを高めることに繋げることができました。
入社後にはこの当事者意識の強さと主体性を活かし、率先して課題解決に取り組み貢献していきたいと思います。

サークル編

私の強みは「新たな視点から地道な努力を通して成功に繋げる力」である。
野球サークルで連敗が続いている際、捕手の私は失点における配球面に責任を感じていた。そこで、失点率を抑えるために配球を見直すことにした。具体的には、それまで記録用でしか用いられていなかったスコアブックのデータをもとに、統計ソフトで配球と被打率の関係性を求めることにした。手書きのスコアをソフトに入れ直し、データの入れ方や組み合わせを試行錯誤した結果、状況における配球面の問題を特定することができた。
その結果をもとに投手と議論して配球を考え直した結果、平均で1試合約3点の失点を抑えることができ、勝利数を増やすことに成功した。
プロ野球でもあまり用いられない分析を用いるという新たな視点をもち、地道な努力を通してパートナーである投手とともに成功に繋げることができた経験は、御社の業務においても活かすことができると自負している。

アルバイト編

私の強みは、強い当事者意識と行動力を備えていることです。

\このコンテンツは【unistyle】へ会員登録をすると読むことができます/

会員登録して選考通過したESを読む

【登録後の流れ】

  • 登録完了後サイトトップへ。
  • サイトにログインしてES検索画面を開きます。
  • 5大商社/外コン/金融/IT業界等の内定者ESが無料で見放題!!

ゼミ編

私の強みは物事を主体的に捉え、自分の行動によってより良い方向へ導こうと努力できることです。

\このコンテンツは【unistyle】へ会員登録をすると読むことができます/

会員登録して選考通過したESを読む

【登録後の流れ】

  • 登録完了後サイトトップへ。
  • サイトにログインしてES検索画面を開きます。
  • 5大商社/外コン/金融/IT業界等の内定者ESが無料で見放題!!

【企業別】就活の自己PRで責任感をアピールする例文2選

就活の自己PRで「責任感」をアピールする例文を企業別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

自己PRで責任感をアピールした例文:三菱電機

私は大学時代に、学園祭実行委員会の運営に特に力を入れていました。
その際に私は、長年後回しにされていた仕事に、新たに取り組むことを心掛けました。その理由は、元々の仕事を確実にこなすことに加えて、誰もが嫌がる新たな仕事に取り組むことにこそ価値があると考えたからです。
よって私は、手間と時間がかかる立て看板の製作に注力しました。
その際に苦労したことは人手の確保です。その理由は、ここ数年立て看板製作の前例がなかったからです。
よって私は、まずは自分が率先して製作を行う姿勢を周りに見せることと、自らの元々の仕事を確実にこなしつつ、他チームの人にも自分から話しかけることで人脈を作り、信頼関係を築くことを通して、この困難を乗り越えました。

そして実際に、私は仲間と協働して9枚の立て看板を製作しました。
加えて、この経験から私は、大きな仕事をこなすには信頼が必要であり、信頼を得るには実績が必要であると学びました。

自己PRで責任感をアピールした例文:国際協力機構

私の強みは問題意識を持ち、その解決のために責任を持って挑戦し続けることができる点です。

\このコンテンツは【unistyle】へ会員登録をすると読むことができます/

会員登録して選考通過したESを読む

【登録後の流れ】

  • 登録完了後サイトトップへ。
  • サイトにログインしてES検索画面を開きます。
  • 5大商社/外コン/金融/IT業界等の内定者ESが無料で見放題!!

合わせて読みたい

【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介

自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や協調性、忍耐力など、強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやすくしています。

本選考を通過したESを見たい就活生必見!

UN_CTA

伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。本選考に通過したいと考えている就活生はぜひ参考にしてみてください。

そうなんだ!と気付きがあったらシェアしよう!

同じ条件の就職・転職記事

top