- キャリアトラスTOP
- 就職・転職記事をカテゴリから探す
- 転職
- お悩み
- 仕事を辞めてから転職活動はアリ?プロがリスクとメリット・デメリットを解説
仕事を辞めてから転職活動はアリ?プロがリスクとメリット・デメリットを解説
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるマイナビ等のプロモーションを含み、お申込みがあった場合に、広告主より報酬を受け取る場合があります。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
転職を考えている人の中には、仕事を辞めてから転職活動を始めようと考えている人もいるでしょう。この場合、転職先が決まるまでの期間をどのくらい過ごすことになるのか、事前に把握しておきたいですよね。
そこで本記事では、辞めてから転職活動をしようと考えている人に向けて、転職活動の平均期間や、辞めてから転職活動をするメリット・デメリットなどを解説します。
辞めてからの転職活動についての理解を深め、自分自身がどのタイミングで仕事を辞めるべきなのかを考えてみてください。
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
【結論】転職活動は在職中にすべき!
結論からいうと、在職中に転職活動を進め、転職先が決まってから今の仕事を辞めることをおすすめします。
というのも、在職中に転職先を決めておくことで離職期間を作らずに転職できるほか、金銭面においても余裕を持った状態で転職先に入社できるからです。
そのため、できる限り在職中に転職活動をするように心掛けましょう。
ただし、仕事が忙しくて転職活動を進められなかったり、心身に何かしらの異常をきたしていたりなど何かしらの事情があるならば、辞めてから転職活動を進めるのも一つの選択肢です。
その場合は、転職エージェントを活用しプロに伴走サポートをしてもらいましょう。
離職期間を長引かせずスムーズに転職できる可能性が高まります。
早期に内定が狙える転職エージェント

転職エージェントおすすめ徹底比較20選|失敗しない選び方も解説【2025年最新版】
辞めてからの転職活動の平均期間と主なスケジュール
辞めてから転職活動にかかる期間は、1~3カ月ほどです。
というのも、厚生労働省の「令和2年 転職者実態調査」によると、転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間では、62.8%の人が6カ月以内に転職活動を終わらせて退職しているからです。
そして、この調査は在職しながら転職活動を進めた場合の調査結果であり、辞めてから転職活動をする場合は在職中よりも転職活動の期間を確保できます。
そのため、1~3カ月ほどが辞めてからの平均転職活動期間だといえるのです。ここでは辞めてからの転職活動期間を参考に、転職活動のスケジュールと流れを見ていきましょう。
辞めてからの転職活動の平均期間と主なスケジュールは、以下の通りです。
1.自己分析・求人探し(1週間)
2.応募書類の作成(3日~1週間)
3.書類選考・面接(4週間)
4.内定・入社(1週間)
年代別やタイプ別で転職活動にかかる期間を知りたい人は、こちらの記事も確認しておきましょう。
関連記事
【保存版】転職活動にかかる期間はどれくらい?平均・年代別・タイプ別の目安を徹底解説
自己分析・求人探し(1週間)
自己分析では、自分が「どんな仕事に向いているか」「何を大切にしたいか」といった分析をします。
自己分析で志望企業の軸を明確にしておくことで、求人選びの精度が高まり、ミスマッチを防げます。そのため、1週間ほどは、じっくりと自分自身を見つめ直す期間として確保しておくと良いでしょう。
また自己分析で志望企業の軸が定まったら、並行して求人探しも行います。
応募書類の作成(1~2週間)
応募書類を作成する際は、「なぜこの企業なのか」「自分がどう貢献できるか」などを端的に伝える必要があります。
そのため、志望企業の社風や職場の雰囲気、仕事内容などを入念に調べたうえで作成することになります。
応募書類の作成では、複数社の企業研究を想定して1~2週間ほどが目安期間です。
書類選考・面接(3週間~2カ月)
応募書類を提出してから最終面接の結果が出るまで、3週間ほどはかかると想定しておきましょう。
企業によっては選考ステップが複数あるため、スケジュールには余裕を持っておくことが大切です。
なお複数社の選考を並行して進める場合は、1~2カ月ほどは企業選考に時間がかかることを想定しておきましょう。
内定・入社(1週間)
内定が出たら、条件面や働き方などを企業と話し合い、内定を承諾します。
会社を辞めてから転職活動をしている場合、内定承諾後はすぐに入社準備に入れるため、企業の都合にもよりますが、内定から入社までは1週間ほどが目安期間だといえます。
退職してから転職活動を進める人の割合
dodaの「転職活動は働きながら?辞めてから?」によると、転職成功者の「55%」が働きながら転職活動をしたことがわかっています。
このことから、一般的には「転職活動は働きながらしたほうが良い」と言われがちですが、会社を辞めてから転職活動をしている人も半数ほどいることがわかりました。
また辞めてから転職活動をする人の理由には、次のような理由が挙げられています。
「働きながらだと残業が多くて時間が取れない」
「合わない職場環境から抜け出したい」
そのため、会社を辞めてから転職活動を始めるかは、その人の状況や考え方に大きく左右されるといえるでしょう。
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
会社を辞めてから転職活動を始めるメリット・デメリット
転職先を決めずに会社を辞めるか悩んでいる人は、辞めてから転職活動をするメリットとデメリットについて、理解しておくべきです。そうすることで、退職後に後悔する可能性を下げられます。
ここでは、会社を辞めてから転職活動を始めるメリットとデメリットをそれぞれ解説するので、後悔しない転職活動をするためにも参考にしてください。
メリット
会社を辞めてから転職活動を始めるメリットは、以下の通りです。
・転職活動に時間を充てられる
・平日にも面接や企業訪問ができる
・現職のストレスからいち早く解放される
・勉強や資格取得と転職活動を並行しやすい
・リフレッシュ期間を確保できる
会社を辞めてから転職活動をする場合、転職に多くの時間を充てられるため、自己分析や企業研究、選考対策といった質を高められるメリットがあります。
また現職で人間関係や業務の負担でストレスを抱えている場合は、ストレスからいち早く開放され、精神的にリフレッシュしたうえで転職活動を進めることもできます。
デメリット
会社を辞めてから転職活動を始めるデメリットは、以下の通りです。
・収入が途絶える
・各種保険の手続きが必要になる
・面接で「転職先が決まる前になぜ辞めたのか」聞かれる可能性がある
・ブランク期間が長くなると転職活動が不利になる可能性がある
・働いていないプレッシャーで焦りやすい
会社を辞めてから転職活動を始めた場合は、一時的に収入が途絶えてしまうため、現状の貯金額を考えて計画的に転職活動を進める必要があります。
ほかにも、会社を退職して離職期間が発生すると、国民健康保険・国民年金の加入手続きを市区町村で行う必要があるため、手続きの手間が発生することもデメリットの一つです。
会社を辞める前に転職活動を始めるメリット・デメリット
会社を辞めてからの転職活動を考えているのであれば、会社を辞める前に転職活動を始めるメリットとデメリットについても辞める前に確認しておきましょう。
そうすることで、在職しながら転職活動をするほうが自分に合っていることに気付ける可能性もあります。
メリット
会社を辞める前に転職活動を始めるメリットは、以下の通りです。
・安定した収入を得ながら転職活動を進められる
・現職と比較しながら企業を選べる
・職歴にブランク期間が発生しない
・各種保険の引き継ぎをスムーズに進められる
在職中に転職先を決めるメリットには、経済的な不安がなく落ち着いて転職活動を進められるなどのメリットが挙げられます。
また職歴にブランク期間が発生しないため、転職活動でブランク期間について問われる心配もありません。
経済的な不安をできる限り減らし、自分のペースで転職活動を進めたいのであれば、在職中に転職活動を進めることが大切です。
デメリット
会社を辞める前に転職活動を始めるデメリットは、以下の通りです。
・転職活動の時間を確保しづらい
・現職の仕事と転職活動を並行することで心身に負担がかかりやすくなる
・周囲にバレないように転職活動を進める必要がある
・転職活動が長期化しやすい
・有給消化を計画的に使わないと内定後に慌てる可能性がある
・現職に引き止められるリスクがある
在職中に転職活動を始めると、転職活動の時間が限られてしまうことが大きなデメリットです。
たとえば、現職が土日休みである場合、同じように土日休みの企業選考を進める際に、退勤後や有給休暇などに選考を進める必要があります。
そのため、転職活動が長期化するケースも珍しくなく、転職に対する熱意や意欲が薄れてしまう可能性もあります。
会社を辞めてから転職活動を進めるべき人の特徴3選
前述した通り、現在在職しているのであれば、在職中に転職活動を進めることをおすすめします。
しかし、すべての人に在職中に転職活動をおすすめできるわけではありません。中には転職活動を始める前に退職したほうが良い人もいます。
そこでここでは、会社を辞めてから転職活動を進めるべき人の特徴を3つ紹介します。自分自身に当てはまる特徴があるか確認してみてください。会社を辞めてから転職活動を進めるべき人の主な特徴は、以下の通りです。
心身に何かしらの支障をきたしている人
仕事が原因で心身に何かしらの支障をきたしている人は、会社を辞めてから転職活動を進めるべきです。
というのも、精神的・身体的な不調を抱えながらの転職活動を進めると、結果として仕事と転職活動どちらにも集中できず、悪循環に陥ってしまう可能性があるからです。
たとえば、職場の人間関係や重労働によって疲れが続いている場合、面接で前向きな姿勢を見せられず、採用担当者に良い印象を与えられない可能性があります。
このことから、働きながら無理に転職活動を続けるよりも、一旦退職して休養を取ってから転職活動を始めるほうが、結果的に良い企業と出会える可能性が高まるのです。
仕事が忙し過ぎて転職活動を進められない人
終電帰りが当たり前になっていたり、休日にも仕事の連絡がきたりする場合は、転職活動に割ける時間とエネルギーが限られてしまいます。
この場合、自己分析や企業研究が不十分なまま面接に進んでしまうリスクがあり、「選考に通過できない」と悩んでしまうケースも珍しくありません。
繁忙期など一時的な忙しさであれば、転職活動を閑散期まで待つなどの対策が講じられます。しかし慢性的に忙しいのであれば、「まずは会社を辞める」という選択肢も視野に入れましょう。
現職を辞めることで自由な時間が生まれ、自己分析や企業研究にもきちんと取り組めるため、内定獲得率を高められます。
資格の取得などスキルアップをしてから転職したい人
転職を機に「未経験職に挑戦したい」「今よりも専門性を高めたい」と考えているのであれば、スキルや資格の取得が転職成功のカギになります。
この場合は会社を辞めてから転職活動を始めることで、資格の取得やスキルアップと並行しながら転職活動を進められるでしょう。
ただし無計画な状態で会社を辞めてしまうと、時間を設けずにだらだらと資格の勉強や転職活動が進んでしまい、離職期間が長くなってしまう危険性があります。
そのため、転職活動と並行して資格の取得やスキルアップも視野に入れているなら、辞める前にしっかりと計画を立てておくことが大切です。
職歴のブランク期間を「成長のための時間」と捉えて面接でしっかり説明できれば、選考でのアピール材料にもなるため、辞めてから準備する戦略も有効な手段だといえます。
転職成功に近付く!辞めてからの転職活動を効果的に進める3つの方法
退職後の転職活動期間を長引かせないためには、転職成功のコツを押さえることも大切です。会社を辞めた後の離職期間を短くするためにも、効果的に転職活動を進められる方法を参考にしてください。
辞めてからの転職活動を効果的に進める3つの方法は、以下の通りです。
退職前に「生活資金」と「転職活動期間」を整理する
会社を辞めてから転職活動をするなら、まずは「生活資金」を参考に「転職活動期間」を整理しましょう。
というのも、今の会社を退職すると基本的には無収入状態が続くため、転職活動に充てられる期間が生活資金の額によって決まるからです。
たとえば、貯金や失業給付、月の固定費・変動費などを考慮し、どれくらいの期間なら経済的に持ちこたえられるのかを明確にしておきましょう。
そのうえで「退職後2ヶ月目から面接練習」「3ヶ月以内には内定」など、生活資金に応じた転職スケジュールを事前に立てておくと迷いなく行動できます。
また、会社を辞めてからの転職活動期間が1~3カ月であることを想定し、3〜6ヶ月分の生活資金を確保した状態で会社を辞められれば、安心して転職活動を進められる可能性が高いです。
転職スケジュールを具体的に計画する
会社を辞めてから転職活動を始めると、自由な時間がある分、計画を立てずにだらだらと過ごしてしまう人も多くいます。
そうならないためにも、「いつまでに何をするか」をできる限り具体化したスケジュールを計画することが大切です。
たとえば、「1週間で自己分析・求人探しを終える」「2週目には応募書類を仕上げる」など週単位で転職活動の目標を設定しましょう。
時間管理が苦手な人は、スケジュール帳を購入したり、カレンダーアプリをダウンロードしたりすると効果的です。
また、面接日の調整や応募書類の修正などに時間がかかることも想定しておき、余裕のあるスケジュールを計画するようにしましょう。
自分に合った転職エージェントを利用する
辞めてから転職活動を始める際は、正しい進め方でスムーズに転職を終わらせることが大切です。そのためにも、自分の希望や状況に合った転職エージェントの利用は必要不可欠だといます。
たとえば、20代〜30代でキャリアチェンジを検討しているなら「若い世代に特化している転職エージェント」、専門職への転職なら「専門分野に特化した転職エージェント」などです。
キャリアアドバイザーに転職活動をサポートしてもらうことで、応募書類の添削や模擬面接などを実施してくれるため、最短ルートで自分に合った企業から内定を獲得できます。
ただし、担当者との相性で転職活動がスムーズに進むかが決まるため、複数のサービスに登録して比較することが重要です。
関連記事
転職エージェントおすすめ徹底比較20選|失敗しない選び方も解説【2025年最新版】
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
まとめ
今の会社を辞めてから転職活動を始めようと考えているのであれば、転職活動中に収入がなくても生活を送れるよう、ある程度の生活資金を蓄えておく必要があります。
そのため、蓄えておくべき生活資金を把握するためにも、転職活動にかかる具体的な期間は想定しておくようにしましょう。
本記事で紹介した会社を辞めてからの転職活動期間や、辞めてから転職活動をするメリット・デメリットなどを参考に、どのタイミングで転職活動を始めるべきなのか今一度考えてみてください。
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
この記事を書いた人

元キャリアアドバイザー
えばちゃん
採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。
同じ条件の就職・転職記事
仕事を辞めたいのに退職を言い出せない時の対処法は?円満退職のコツも
職場に申し訳ない、引き止められそうなど仕事を辞めたいのに言えない場合、転職先を先に決めるなど引き留め...
最終更新日:2025.10.02