【食品業界編】就活で内定に繋がる志望動機の書き方~選考を通過したES例文も公開~

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就活生の中でも特に人気の高い食品業界。ライバルと差をつけて内定を勝ち取るためには、熱意が感じられて説得力のある志望動機を作成する必要があります。

そのためには食品業界の知識を深め、そこで働くイメージを明確に持っておくのがポイントです。

そこで本記事では業界の特徴や仕事内容をもとに、就活でより選考に通過しやすくなるような食品業界の志望動機の書き方をわかりやすくご紹介します。実際に書類選考を通過したESも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • 「なぜ食品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」を志望動機に盛り込む
  • 上記のためには"食品業界が求める人物像"と"応募先企業の特徴"の把握が必須
  • フレームワークに沿って志望動機を書くことで読みやすい文章になる
  • 「御社のファンだから」「モノづくりをしたいから」といったアピールはNG
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【重要ポイントまとめ】食品業界ってどんな業界?

質の高い志望動機を作成するためにも、まずは食品業界の現状や課題について把握しておきましょう。

新型コロナウイルスによる影響と現状

新型コロナウイルスによって食品業界は大きな変革を求められています。

日本政策金融公庫「食品産業動向調査(令和3年7月調査)」によれば、製造業と小売業で「省人化・省力化」が3位となっており、食品業界の体力が衰えていることがわかります。

特に外食産業においては休業・時短要請によって売上が大幅に減少しましたが、こうした自粛に伴いレストランが食材を発注しなくなったことで、農家や漁師の手元に農作物や水産物が余ってしまう状況になりました。

そうした事態を解決するために、コロナ禍においてはユーザーがインターネットを介して生産者から直接食材を買うことができる「産地直送」のサービスが普及し注目を集めています。

また食品業界ではSDGsへの取り組みが拡大傾向にあり、株式会社電通「SDGsに関する生活者調査」によれば、2021年1月時点での認知率が54.2%となっており、2020年1月時点の約2倍の数値となっています。

たとえば株式会社明治や日清食品ホールディングス株式会社においては下記のような取り組みを行っています。

■株式会社明治
海外の経済成長支援を目的として、カカオ豆(チョコレートの原料)の調達を農家の支援と組み合わせながら行うことを表明

■日清食品ホールディングス株式会社
健康への取り組みとして、糖質や脂質をカットした製品開発やCO2削減への取り組みに力を入れる方針

コロナ禍で一度は衰退した食品業界ですが、日本政策金融公庫「食品産業動向調査(令和3年7月調査)」によれば食品産業の設備投資DIは4.8となっており、新型コロナウイルス感染症拡大前に近い水準にまで回復しています。

今後はSDGsをどのように事業と絡めていけるかが、食品業界の企業がライバルと差をつける鍵となるでしょう。

消費者意識の変化

食品の売上には人口が大きく関わります。少子高齢化や人口減少によって一人あたりの消費量や消費の総量が共に減少することから、今後国内マーケットの成長は鈍化する可能性があるのです。

一方で、核家族化や単身世帯の増加によって総世帯数が増え続けている点においてはチャンスともいえます。

課題とチャンスが混在する食品業界の中でも特に差別化ポイントとして注目される3つの観点について見ていきましょう。

健康

2015年に開始した機能性表示食品や特定保健用食品(トクホ)などの制度の後押しもあり、オートミールやナッツ、ハイカカオチョコレートといった健康食材が注目されるなど食への健康意識が徐々に高まっています。

高付加価値

国内消費の鈍化や食の多様化により、差別化を図らなければ商品が売れない時代になっています。

その流れから、原材料にこだわっていることを前面に押し出す「プレミアム」「オリジナル」といったワードを使ったブランドが増えています。たとえばセブンプレミアムなどがイメージしやすいのではないでしょうか。

利便性

夫婦のみ世帯、単身世帯の増加により、内食(家で作って食べる)や外食文化から、できたものを買って家で食べる「中食」が増えており、冷凍・加工食品やお惣菜などの需要は増えています。

冷凍唐揚げや一人鍋の元など調理をせずとも本格的な味を楽しめる商品を目にしたことがあるのではないでしょうか(参照元:厚生労働省「国民生活基礎調査」)

購入手段の多様化

かつてはスーパーやコンビニ(小売店)に買いに行くのが一般的でしたが、EC通販サービスの普及によって食品の購入スタイルは大きく変化しました。

企業は実店舗やチラシだけでなく、Webを利用して消費者との接点を作り、購入手段を多様化するマーケティング手法に力を入れています。

海外進出

国内マーケットの成長率の鈍化や原材料価格の高騰により、海外進出する企業が増えています。

アジアを中心とした新興国市場がメインですが、日本食ブームも相まって各社順調に売上を伸ばしています。味の素やミツカングループなどは売上の50%以上を海外が占めている状況です(参照元:食品産業新聞社「食品大手の海外売上が軒並み増加 背景に為替安定と日本食ブーム」)

業界再編

他業界でも見られる業界再編の動きが食品業界でも活発に行われています。

後継者不足によって事業存続ができない小規模企業を大企業が買収するケース、海外進出のために海外企業を買収するケース、資金調達のために国内ファンドと合併するケースなど理由は様々です。

このように弱みをM&Aによって補う動きは続いていくと見られています。

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就活では知っているのが大前提!食品業界のビジネスモデル

食品業界のビジネスモデル

一口に食品業界といっても、食品がユーザーの手元に届くまでにはありとあらゆる企業が関わっています。

製品を製造するためには原材料の確保が必要で、その原材料を仕入れるために商社が仲介しています。そして食品メーカー(あるいは食品加工メーカー)から商品が小売店に卸され、そこからユーザーに届けられる流れが一般的です。

食品業界の志望動機を書くにあたってはこういった食品業界の一般的な流通の内訳を理解しておくことが大前提となりますので、まずはここで基礎知識を身につけましょう。

第一次産業

第一次産業とは農業や林業、漁業など、食生活だけでなく森林の保護や木材の提供まで行っている産業を指し、ここでは農業や漁業を担う企業とイメージしていただくと良いでしょう。

原材料を提供する第一次産業は食品業界に不可欠な存在で、食品メーカーと直接取引を行うこともあります。少子高齢化の影響もあり深刻な人手不足に陥っていることが、第一次産業の大きな課題です。

商社

先ほどの第一次産業と食品メーカーを仲介しているのがこの商社です。中でも海外から原材料を仕入れる場合には商社が流通を担います。

中には小売店への食品卸を専門にしている商社も存在します。

食品メーカーは商社を介して原材料を仕入れることが一般的ですが、近年では価格を抑えるため商社を介さずに原材料を直接仕入れたり小売店への卸までを担当したりといった食品メーカーも増えています。

食品メーカー

第一次産業から商社を介して原材料を仕入れ、食品を製造してユーザーに届けるのがこの食品メーカーです。

食品メーカーによって飲料や冷凍食品などの加工食品のほか、食肉や調味料などの食品原料、製菓など、強みを持つ領域が異なります。

志望動機を書く際には志望している企業がその領域に強みを持っているのかを細かく調べておきましょう。

【飲料・乳飲料に強みのある食品メーカー例】
・サントリーホールディングス
・コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス
・ヤクルト本社
・大塚ホールディングス

【調味料・加工食品に強みのある食品メーカー例】
・味の素
・キッコーマン
・ミツカングループ
・カゴメ

【食肉加工に強みのある食品メーカー例】
・日本ハム食品
・伊藤ハム
・プリマハム
・スターゼン

【製菓に強みのある食品メーカー例】
・カルビー
・ロッテ
・森永製菓
・江崎グリコ

【製パンに強みのある食品メーカー例】
・山崎製パン
・フジパングループ本社
・敷島製パン
・第一屋製パン

食品業界の職種

ここでは食品業界の代表的な職種を紹介しますので、さらに食品業界への理解を深めていきましょう。

研究・開発

研究職は食材の持つ機能や効能、味を研究しながら新商品の開発に必要なデータを蓄積していきます。開発職はその研究結果と独自の技術を元に、消費者のニーズに合わせた新商品の開発を進めていきます。

生産管理・品質管理

生産管理は効率的に商品を製造するための管理を行う仕事で、営業側の発注数を元に工場の生産ラインを最適化するための人員や設備をマネジメントします。新商品を作る際にはいちから工程を設計することもあります。

一方品質管理は、細菌や異物が混入しないための衛星管理、質の悪い商品の廃棄などを行います。大手企業の場合はオートメーション化されていることが多いですが、小規模な工場であればある程度人力で行います。

また、質の高い原材料を安定的に扱うために原材料自体の生産管理も行います。

商品企画・マーケティング

最も重要な仕事としては消費者ニーズを把握することです。いくら美味しくて面白い商品を生み出しても、それを欲しい、食べたいと思ってもらうことができなければ商品は売れません。

市場を調査、分析するだけでなく世の中のトレンドまでを細かく把握し、開発職とともに商品を提案していくのが商品企画・マーケティングの仕事です。

新商品の企画をターゲットユーザーと近い若手女性のみで行う企業もあるほど、トレンドやターゲットのニーズのキャッチアップは重要視されています。

営業・販売促進

営業先は企業であることがほとんどです。食材メーカーであれば食品加工メーカー、食品メーカーであれば小売店などに営業をかけます。

ただ売り込むだけでなく、市場の売れ行きや消費者像をキャッチアップすることも大切で、営業のヒアリングが商品開発や生産計画のヒントとなりえます。

販売促進は商品を多くの人に手に取ってもらうために、マーケティングを行いながら広告、プロモーションを行う仕事です。

実際に店頭に並んでいたとしても販売促進がうまくなければ売上に繋がらないため、非常に重要な役割を担います。

食品業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

食品業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

食品業界の特徴や仕事内容を確認できたところで、ここでは就活において食品業界でより内定に近づくための志望動機作成における3ステップを紹介します。

これから志望動機を作成するという人は、ぜひ参考にして作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は「なぜ食品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。

数ある業界の中でもなぜ食品業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておかなければ、信憑性に乏しい志望動機になってしまう可能性があります。

「私の父が糖尿病だったことから、生活習慣病を社会課題として感じており、苦しんでいる人が食の楽しさを取り戻す手助けをしたいと思っている」といった食品業界ならではの理由を入れましょう。

また「なぜその企業なのか」を明確にしたうえで志望動機を考えなければ、どの企業にも通用しそうな特徴のない内容になってしまい、採用担当者にこちらの熱意をアピールしにくくなってしまいます。

たとえば味の素では、自社で保有している最高峰のアミノ酸技術を医薬品や化粧品にも活用することで食以外の分野からも人々の健康状態の改善促進に働きかけていたり、日清食品ではユニークな発想を認める社風が見られたりと、企業ごとに特徴が異なります。

ホームページなどでリサーチするのは当然ですが、できればOB・OG訪問やインターン、説明会などを通じて企業の特徴・雰囲気を直接感じられると良いでしょう。

(2)食品業界の求める人物像を把握する

消費者の購買ニーズは移り変わりやすく、トレンド日々変化していきます。時代のニーズに合わせて新しい製品を生み出すことができなければ食品業界で生き残ることは難しいでしょう。

新しいものを生み出すには失敗を恐れずに挑戦し続けることや、自ら考え行動する主体性が必要です。

また新製品をただ作るだけではなく、リピートしてもらえるよう工夫することも売上に貢献するうえで重要です。今ある製品をもっと良くするにはどうしたら良いかを常に考えチャレンジする向上心も求められるのです。

食品業界は人間が生きていく上で必要不可欠である「食」に関わる仕事です。人が口にするものを扱っているという意識を強く持ち、責任感をもって取り組む姿勢が大切です。

(3)志望動機のフレームワークを知る

志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析をもとに、伝えることが決まれば、あとは文章に起こすだけです。必ずしもオリジナルの構成にこだわる必要はなく、シンプルでわかりやすい文章構成にすることで、漏れなくこちらの魅力を伝えるのが重要です。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうなどして、「て・に・を・は」や接続詞の使い方のほか、「です・ます」調に統一されているかなどを細かく確認しましょう。

就活で実際に選考を通過!食品業界の志望動機・例文

志望動機の書き方を把握できたところで、ここからは食品業界の選考通過をご紹介します。ぜひ、これらを参考にしながら説得力のある志望動機の作成を目指しましょう。

アサヒビール(営業職)の志望動機の例文

私は将来、「輝いて見える社会人」になりたいと考えています。
就職活動を通して先輩社員の方のお話を聴く機会は多くありましたが、お仕事について楽しげに情熱を持ってお話してくださる方はとても輝いて見え、「かっこいい」と感じました。
そのため、私も仕事には誇りと熱意を持てる社会人になりたいと考えています。その点から見て、貴社には私が「輝く事の出来る」要素が多いと考えます。
一つ目は、貴社の掲げるミッションに共感できたことです。私は「お客様に新鮮な幸せをお届けする」仕事をしたいと考えており、より多くのお客様に感動とそこから生まれる楽しさや満足感を感じていただけるようなことをしたいです。
そのため、貴社の掲げる「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」というミッションと、お酒を通してお客様に最高の満足をお届けしていくという姿勢に強く共感しました。

二つ目は、貴社の営業スタイルに惹かれたことです。私は大学でヨット部のマネージャーとして、「選手がより強くなれる環境作り」に取り組んできました。
選手に寄り添うことを大切にし、その要望に応える事や課題解決に取り組み、選手のサポートを行うことで選手、ひいてはチーム全体の成長に貢献してきました。
自社だけでなく取引先の売り上げの向上にも努め、人と人とのつながりを第一に考える貴社の営業スタイルにとても魅力を感じています。
この二つの理由から、貴社であれば私のやりたいことに挑戦でき、また大学で培ったことを無駄にせずに活かしていきながら貴社に貢献できると考えています。
私は「輝いて見える社会人」を実現することができるのは貴社である確信しています。

→企業理念と自身の経験という2つの理由から志望動機が書かれておりわかりやすい内容になっています。ただ700文字あるため、同じ文字数であれば実現したいことやアサヒビールの特徴についてもう一歩深く言及できるとより質が上がります。

参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(アサヒビール)

味の素の志望動機例文

直接お客様に笑顔を届け、社会及び経済の価値創造を実感出来るからです。私は旅行やバイトにおいて誠実に接し信頼を得てきた経験から

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ブルボンの志望動機例文

食を通して世界中の人々に笑顔を届けたいと考え、貴社を志望する。飲食店のアルバイトでお客様に笑顔で「ありがとう」や「ごちそうさま」

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森永製菓の志望動機例文

私は食を通じて人々の毎日を幸せにできる仕事がしたいと考え、食品業界を志望する。中でも貴社は、長く愛される商品を多数持っている点、「すこやかさ」を重視している点に魅力を感じている。 ロングセラー商品で世代を越えたつながりに貢献すると同時に、時代の流れに対応し、お菓子であっても「すこやかさ」の視点を欠かさないという、伝統と成長の両方を大切にする貴社で、私も食の楽しさを幅広い人々に伝えていきたい。

→トレンドである食の「健康」に焦点を当てられています。200文字なのでやむを得ないですが、全体を通して抽象的であるため、面接までに具体的「なぜ食を通じて人々を幸せにしたいのか」「”すこやかさ”を重視している」ことに魅力を感じるのかを語れるようにしておきたい志望動機です。

参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(森永製菓)

カルビーの志望動機例文

研究開発を通じてジャガイモの皮など、普通であれば捨てられる部位の食糧資源から健康機能成分を見つけ、その部位を利用した美味しい商品を開発したいです。

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山崎製パンの志望動機例文

私は大学の講義を通じて、食は栄養補給や健康維持だけでなく、他者との交流の機会にもなると知りました。このことから私は、食品メーカー

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就活で食品業界の志望動機を作成する際のNGポイント

就活で食品業界の志望動機を作成する際のNGポイント

ちなみに、食品業界においてはアピール内容として不向きなものもあります。ここでは大きく2点のNGポイントをお伝えしますので、ご自身がアピールしようとしている内容に問題がないかチェックしてみてください。

食品業界の志望動機 NGポイント(1)「御社の製品が好き」とアピール

面接で「御社の製品のファンです」と伝えている就活生もいるかもしれません。もちろん全く問題はありませんが、企業が採用活動を通して求めているのは自社に貢献してくれる人材であり、自社製品のファンではありません。

もちろん採用担当者としては嬉しい気持ちになるかと思いますが、それだけで終わってしまうと他の就活生と差別化を図れず、採用担当者に「この学生を採用したい!」と思ってもらえないでしょう。

ただ製品が好きとアピールするのではなく、自分がどのように志望企業に貢献していきたいと考えているのかまでを伝え、あなたを採用するメリットをアピールできると良いでしょう。

食品業界の志望動機 NGポイント(2)「モノづくりに携わりたい」とアピール

このアピールが志望動機に向かない理由は、食品業界でなければならない理由が伝わりづらいためです。世の中にはモノづくりに携わっている業界が食品業界以外にもたくさん存在しているからです。

志望動機で「モノづくりに携わりたいからです」とアピールしてしまうと「うちの会社じゃなくても良いのでは・・・?」と思われてしまう可能性が高くなってしまいます。

志望動機で大切なのは、あなたの熱意や志望度を採用担当者に伝えることです。

そのためただモノづくりに携わりたいと伝えるのではなく、具体的にどんなモノがつくりたいのか、モノづくりを通じて何を成し遂げたいのかまでを伝え、より熱意をアピールできる志望動機を目指しましょう。

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この記事を書いた人

就・転職専門ライター

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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