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【例文つき】円満退職を目指せる退職理由10選|伝え方やタイミングも紹介
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。
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「会社を辞めたいけどどんな退職理由を伝えれば良いんだろう・・・」とお悩みではありませんか?円満に退職するためには退職理由の伝え方を工夫する必要があります。
そこで本記事では円満退職を目指せる退職理由10選をご紹介いたします。例文と併せてわかりやすくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 社会人の多くは職場環境や人間関係に対する不満から退職している
- 円満退職できる退職理由は大きく「ポジティブな退職理由」「生活環境の変化に伴う退職理由」の2つが挙げられる
- 円満退職を目指すには退職理由を伝えるタイミングと伝え方に配慮することも大切
この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
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【退職理由ランキング】社会人はどんな理由で辞めている?
株式会社リクルートマネジメントソリューションズが入社1~3年目の正社員435名、直近3年以内で新入社員の育成担当者または上司となっている915名に対し「新人・若手の早期離職に関する実態調査」を実施したところ、下記のような退職理由が挙げられました。
労働環境・条件がよくない 25%
給与水準に満足できない 18.4%
職場の人間関係がよくない、合わない 14.5%
上司と合わない 14.5%
希望する働き方ができない(場所、時間、副業など) 14.5%
成長できる見通しが持てない 13.2%
仕事にやりがい・意義を感じない 13.2%
今後のキャリアが描けない、目指すキャリア形成に繋がらない 10.5%
自分のやりたい仕事ができない 9.2%
これを見ると職場環境や仕事内容、働き方に関するネガティブな退職理由が多いことがわかります。
ポジティブな退職理由としては「条件に合う転職情報を見つけた、転職のオファーがあった」というものに留まり、その回答の割合は全体のたった2.6%となっています。
ネガティブな理由で退職しようと考えている方が多いかと思いますが、それをそのまま伝えるのはおすすめできません。
たとえば「給与水準に満足できない」「業務量が多くて辛い」といった理由をそのまま伝えた場合、相手によっては「条件を良くするから残ってほしい」と引き留められたり、「周りは頑張ってるのに無責任だな」と捉えられたりする可能性があります。
円満退職できる退職理由・例文10選
では、円満退職するためには一体どのような退職理由を伝えれば良いのでしょうか。
これには大きく「ポジティブな退職理由」「生活環境の変化に伴う退職理由」の2つが挙げられますので、それぞれ見ていきましょう。
ポジティブな退職理由
(1)これまでに培った経験を活かし、より専門性の高い職に就きたい
(2)これまでに培った経験を活かし、新たな環境で可能性を広げたい
(3)スキルアップ(資格取得)のための勉強に専念したい
(4)学生時代から考えていた海外留学を行い、より学びを深めたい
(5)起業して自分の力量を試したい
上記のような将来を見据えたものや成長意欲が感じられるものであれば、会社としても背中を押してあげたくなり円満退職に繋がりやすいです。
生活環境の変化に伴う退職理由
次に、病気や怪我、介護、結婚、出産、育児に関する理由もまた、やむを得ないとして職場に納得してもらいやすくなります。
(6)体調を崩したため、退職させていただきしばらく療養したいと考えている
(7)親の介護に専念しなければならなくなった
(8)家業を継ぐことを決意した
(9)夫の転勤により(結婚を機に)〇〇へ転居することとなった
(10)〇月に結婚することとなり、今後の育児や出産のことを考えて退職を決意した
ただし、これらの理由が事実とかけ離れている場合は注意が必要です。
嘘であると捉えられた場合には円満退職を叶えるのが難しくなってしまいますので、特段生活環境に変化がない場合には、ネガティブな退職理由をポジティブなものに変換するのがおすすめです。
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ネガティブな退職理由をポジティブなものに変換する方法
ネガティブな退職理由をポジティブなものに変換するには、ネガティブな退職理由の裏に隠された本来の希望・願望を明確にし、それを明るい表現に言い換えるのがコツです。
たとえば「残業が多くて辛い」という退職理由であれば、下記のような言い換えが可能です。
ネガティブな理由:「残業が多くて辛い」
↓
隠れた願望:「自由に使える時間を確保したい」
↓
建前の理由:「ライフワークバランスを整えて資格の勉強をしたい」
円満退職を目指せる退職理由を伝えるタイミング
円満退職を目指すには、できるだけ退職希望日の3ヶ月前に伝えるのが望ましいです。
というのも、3ヶ月も前に伝えておけば後任者の選定や業務の引継ぎなどへ時間を十分に割くことができ、職場を安心させられるためです。
ただし、法律上は退職の意思を伝えた2週間後に退職できる(就業規則で1ヵ月前などに伝える規則が設けられている場合もありますが一般的に法律が優先されます)ため、長期的に退職を拒否されている、あるいはハラスメントを受けているといった場合はできるだけ早く退職するようにしましょう。
繁忙期直後を狙う
退職を伝えるタイミングとしては繁忙期直後がおすすめです。繁忙期が明けて落ち着いた頃であれば上司も話を冷静に聞けるようになっているでしょう。
繁忙期中に率先して働いている姿を見せておけば、後々退職について切り出した際はスムーズに話を進めやすいはずです。
【退職を切り出さないほうが良いタイミングは?】
退職を切り出すにあたって避けた方が良いタイミングとしては、繁忙期中と人事異動前後が挙げられます。
繁忙期中に退職の意思表示をしてしまうと「この忙しい時期に自分勝手だな」とネガティブに捉えられてしまう可能性が高くなります。
また、人事異動前後の慌ただしい環境下で従業員が減るとなると職場に業務量的な負担がかかってしまいます。
また人事異動直後に切り出した場合、会社は改めて人員配置を考えなければならなくなるため、人事異動の時期に差し掛かる前に切り出すのがベターです。
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円満退職を目指せる退職理由の伝え方
円満退職を目指すためには退職理由の伝え方にも気を配る必要があります。
ただ退職理由をストレートに伝えるだけでは角が立ってしまう可能性があるため、下記を流れを参考にしてみてください(事前に上司へアポを取り、会議室などの一対一で会話ができる空間を用意しておきましょう)。

(1)時間を取ってくれたことに感謝する
(2)申し訳ない気持ちを見せつつ「退職したい」と伝える
(3)具体的な退職理由を伝える
(4)具体的な退職希望日を提示する
まずは「本日はお忙しいところお時間を取っていただきありがとうございます」と、時間を取ってくれたことに対して上司へ感謝の気持ちを伝えたうえで、少し申し訳ない素振りを見せつつ退職を考えていることを伝えます。
この時、「私〇月〇日に辞めます。意思は変わりません」などと強い姿勢を見せるのではなく、あくまで相談ベースで伝えるのがコツです。
その後、具体的な退職理由と退職希望日を伝えたうえで、問題ないかを相談するという流れに持っていきましょう。
円満退職を目指せる退職理由の例文
最後に、円満退職を目指せる退職理由の例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「本日はお忙しいところお時間を取っていただきありがとうございます。
突然のことで大変恐縮ですが、退職させていただきたいと考えております。
以前からIT業界に興味があり、今の仕事にはやりがいを感じているものの、チャレンジするなら今しかないと考え、退職を決めました。
大変勝手ではございますが、〇月〇日をもって退職させていただけないでしょうか。後任への引継ぎにつきましても、細部まで取り組ませていただきます。
宜しくお願いいたします。
ちなみに、「退職すべきかと考えているのですが・・・」といったあいまいな伝え方をしてしまうと、上司としては退職の意思表示をされているのか相談されているだけなのかわからなくなってしまいます。
退職の意思は固まっていることを明言したうえで、退職希望日について相談するという形を取るのが得策です。
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