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【退職理由ランキング公開】円満退職するために必要な3要素とは?おすすめの退職理由も
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
「会社を辞めたいけどどんな理由を伝えれば良いんだろう」とお悩みではありませんか?たとえ退職理由が明確になっていても、会社にそのまま伝えるべきか迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では円満退職しやすいおすすめの退職理由を含む、円満退職に必要な3要素をご紹介いたします。退職理由ランキングもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 退職理由で多いのは職場に対する不満や人間関係について
- 円満退職のために必要なのは「退職理由」「退職の意思を伝えるタイミング」「伝え方」を工夫すること
- 「ポジティブな退職理由」と「生活環境の変化に伴う退職理由」は円満退職しやすい
この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
【退職理由ランキング】人はどんな理由で辞めている?
株式会社リクルートマネジメントソリューションズが入社1~3年目の正社員435名、直近3年以内で新入社員の育成担当者または上司となっている915名に対し「新人・若手の早期離職に関する実態調査」を実施したところ、退職理由としては主に下記が挙げられました。
労働環境・条件がよくない:25%
給与水準に満足できない:18.4%
職場の人間関係がよくない、合わない:14.5%
上司と合わない:14.5%
希望する働き方ができない(場所、時間、副業など):14.5%
成長できる見通しが持てない:13.2%
仕事にやりがい・意義を感じない:13.2%
今後のキャリアが描けない、目指すキャリア形成に繋がらない:10.5%
自分のやりたい仕事ができない:9.2%
上記を見ると、環境や仕事内容、働き方にまつわるネガティブな退職理由が多いことがわかります。
ポジティブな退職理由としては「条件に合う転職情報を見つけた、転職のオファーがあった」という回答に留まり、その回答の全体に占める割合はたった2.6%となっています。
しかし、職場にネガティブな退職理由をそのまま伝えるのはおすすめできません。
「給与水準に満足できない」「業務量が多くて辛い」といった理由を伝えてしまうと、相手によっては「条件を良くするから残ってほしい」と引き留められてしまったり、「周りは頑張ってるのに無責任だな」などと捉えられてしまい気まずい思いをする可能性があります。
円満退職するために必要な3要素
では、円満退職するためには一体どうすれば良いのでしょうか。ここで必要になるのは下記の3ポイントです。

「円満退職しやすい退職理由」を用意する
円満退職するにあたっては「ポジティブな退職理由」あるいは「生活環境の変化に伴う退職理由」を伝えると会社側に納得してもらいやすい傾向があります。
ポジティブな退職理由としては、たとえば下記が挙げられます。
・新たにやりたい仕事ができた
・より専門性の高い業務に挑戦したい
・新しい業界で新たな学びを得たい
・資格の取得に専念したい
現状、ネガティブな退職理由しか思いつかないという場合でも、それをポジティブなものに変換することができますのでぜひ実践してみてください。
たとえば「残業が多くて辛い」という退職理由の場合は下記のような変換が可能です。
ネガティブな理由:「残業が多くて辛い」
↓
隠れた願望:「自由に使える時間を確保したい」
↓
建前の理由:「ライフワークバランスを整えて資格の勉強をしたい」
また、親の介護や病気、怪我、結婚、出産、育児といった生活環境の変化に伴う理由も、やむを得ないものとして納得されやすいです。
ちなみに、ネガティブな理由で退職を考えているからといって嘘をつくのはおすすめできません。何かの拍子に事実が職場の人の耳に入ってしまう可能性も否めないためです。
できるだけポジティブな退職理由を用意し、事実とかけ離れていることは伝えないようにしましょう。後ほど、円満退職できる退職理由もご紹介いたします。
退職理由を伝えるタイミングを見極める
退職理由を伝えるタイミングについても重要です。円満退職を叶えるためには可能な限り退職希望日の3ヶ月前に伝えましょう。
3ヶ月も前に伝えておけば、後任者の選定や業務の引継ぎなどへ時間を十分に割くことができ、職場を安心させることができます。
ただし、法律上は退職の意思を伝えた2週間後に退職できる(就業規則で1ヵ月前などに伝える規則が設けられている場合もありますが一般的に法律が優先されます)ため、長期的に退職を拒否されている、あるいはハラスメントを受けているといった場合は例外です。
繁忙期直後を狙う
退職を伝えるタイミングとしては繁忙期直後も適しています。繁忙期が明けて落ち着いた頃であれば上司も話を冷静に聞けるようになっているためです。
繁忙期中に率先して働いている姿を見せておくことで、後々退職について切り出した際はスムーズに話を進めやすいでしょう。
繁忙期・人事異動前後は避ける
注意点として、繁忙期中に退職を切り出すのはできるだけ控えましょう。というのも、繁忙期中に伝えてしまうと「この忙しい時期に自分勝手だな」とネガティブに捉えられてしまう可能性が高いからです。
また、人事異動前後も退職の話を切り出すのは避けましょう。ただでさえ慌ただしい状況下で従業員が減るとなると職場に業務量的な負担をかけてしまいます。
また人事異動直後に切り出してしまった場合、会社は改めて人員配置を考えなければならなくなってしまいます。
退職理由の伝え方を工夫する
次に、退職理由の伝え方を工夫することも円満退職のために必要です。ただ退職理由をストレートに伝えるだけでは角が立ってしまいやすいため、下記のような流れで伝えると良いでしょう。
前提として、事前に上司へアポを取り、会議室などの一対一で会話ができる空間を用意しておきましょう。
(1)時間を取ってくれたことに感謝する
(2)申し訳ない気持ちを見せつつ「退職したい」と伝える
(3)具体的な退職理由を伝える
(4)具体的な退職希望日を提示する
まずは「本日はお忙しいところお時間を取っていただきありがとうございます」と、時間を取ってくれたことに対して上司へ感謝の気持ちを伝えましょう。
そして少し申し訳ない素振りを見せつつ退職を考えていることを伝えます。
この時、「私〇月〇日に辞めます。宜しくお願いします。」などとストレートにぶつけるのではなく、あくまで相談ベースで伝えるのがポイントです。
その後具体的な退職理由と退職希望日を伝えたうえで、問題ないかを相談するという流れになります。下記に例文を掲載しておきますので、ぜひ参考にしてください。
「本日はお忙しいところお時間を取っていただきありがとうございます。 突然のことで大変恐縮ですが、退職させていただきたいと考えております。
以前からIT業界に興味があり、今の仕事にはやりがいを感じているものの、チャレンジするなら今しかないと考え、退職を決めました。
大変勝手ではございますが、〇月〇日をもって退職させていただけないでしょうか。後任への引継ぎにつきましても、細部まで取り組ませていただきます。
宜しくお願いいたします。
ちなみに、「退職すべきかと考えているのですが・・・」といったあいまいな伝え方をしてしまうと、上司としては退職の意思表示をされているのか相談されているだけなのかわからなくなってしまいます。
退職の意思は固まっていることを明言したうえで、退職希望日について相談するという形を取ると良いでしょう。
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円満退職できる退職理由10選
最後に、円満退職できる退職理由10選をご紹介しますので、ぜひこちらも参考にしてください。
(1)これまでに培った経験を活かし、より専門性の高い職に就きたい
(2)これまでに培った経験を活かし、新たな環境で可能性を広げたい
(3)資格取得のための勉強に専念したい
(4)海外留学で学びを深めたい
(5)起業して自分の力を試したい
(6)体調を崩したため、退職させていただきしばらく療養したいと考えている
(7)親の介護に専念しなければならなくなった
(8)家業を継ぐことを決意した
(9)夫の転勤により(結婚を機に)〇〇へ転居することとなった
(10)〇月に結婚することとなり、今後の育児や出産のことを考えて退職を決意した
ちなみに、今後の転職先がまだ決まっていないという方はできるだけ早く見つけるのが得策です。転職市場においては退職後のブランクが長くなればなるほど企業から内定が出にくくなる傾向があります。
「なかなか内定が出ずに困っている」「どんな企業を選べば良いのかわからない」という方は転職エージェントに相談すると良いでしょう。
転職相談だけでなく求人紹介や選考対策などを講じてもらえるほか、サービスによっては企業へ推薦してくれる場合もありますのでぜひ利用を検討してみてください。
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