特技一覧を参考に面接で好印象を与える特技を見つけよう!ポイントや注意点も紹介!

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就活では特技に関して聞かれることがあります。

「特技がないけどどうしよう・・・」
「特技の探し方がわからない・・・」
など特技に対してどう回答すれば良いかと悩んでいる就活生に向けて、本記事では、特技の探し方と特技一覧をご紹介しています。

そもそも面接官が特技を聞く理由や特技を回答する際の注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 特技は、「学生時代にやっていたこと」「仕事に活かせること」「人にはマネできないこと」「ギャップを感じさせること」「趣味」から探すことができる
  • 面接で「特技」を聞く理由は「人柄を知る」「仕事の適性があるかを見極める」「緊張をほぐす」ためである
  • 面接で特技を伝えるには「お酒・ギャンブルにまつわること」「政治・宗教に関すること」は言わないほうが良い
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特技一覧と特技の探し方

特技の探し方特技で何をアピールすれば良いか分からないと感じている就活生は、下記の一覧を参考にしてみてください。

学生時代にやっていたことから探す

まずは、学生時代にやっていた習い事や部活動を通じて習得したものを思い返してみます。幼少期から継続しており得意だと感じているものがあれば、それを特技としても良いでしょう。

特技一覧|学生時代にやっていたこと

・野球
・サッカー
・バレーボール
・バスケットボール
・ソフトボール
・テニス
・バドミントン
・卓球
・ハンドボール
・ラグビー
・陸上競技
・柔道(段位があれば併せて記載する)
・剣道(段位があれば併せて記載する)
・空手(段位があれば併せて記載する)
・弓道(段位があれば併せて記載する)
・ボクシング
・レスリング
・水泳
・書道(段位があれば併せて記載する)
・華道(流派や段位を併せて記載する)
・茶道(流派や段位を併せて記載する)
・楽器演奏(ピアノ、ギター、バイオリンなど具体的な楽器を挙げるとよい)
・歌・合唱
・写真
・英会話(英語以外の外国語も含む)
・工作
・絵画
・将棋(段位があれば併せて記載する)
・囲碁(段位があれば併せて記載する)
・e-スポーツ

できれば、1年以上継続しているものを選ぶことをおすすめします。数える程度しか行ったことのないものはさすがに特技とは言えませんので、ある程度の期間継続して実施しているものを選ぶようにしてみてください。

仕事に活かせることから特技を探す

これから面接を受ける企業で活かせる特技を持っている場合には、是非アピールしてみましょう。

業界や職種によっても異なりますが下記のような特技は、高評価を与える可能性もあります。

特技一覧|仕事に活かせること

・語学力
・プログラミング
・映像制作
・動画編集
・イラスト制作
・Webサイト制作
・ゲーム制作
・SNS投稿
・ゴルフ

Web関連の需要はどの業界・職種においても役立つ可能性が高いですので、周りの人から「すごいね!」と言われた経験のあるものがあれば、アピールしてみましょう。

ゴルフは企業で接待として行われる場合もありますが、コロナ禍以降、接待自体が少なくなっているので活かせる可能性は低いかもしれませんが、大人の趣味にも積極的にトライしているという印象は残せるはずです。

日常的に継続しているものの中から探す

その他にも日常生活の中で継続していることも特技として使えるケースもあります。

特技一覧|日常的に継続していること

・料理(パン作りやお菓子作りも含む)
・お弁当作り
・手芸(裁縫や刺繍、編み物、マスコット作りなど)
・筋トレ
・ストレッチ
・清掃
・ジョギング
・投資

日常的にやっているからといって、炊飯器でご飯を炊く、洗濯機で洗濯するというような当たり前のことを特技として伝えることはNGです。

あくまで特技ですので、土鍋でおいしいご飯を炊ける、どんな汚れでも染み抜きできるとなるなど、他の人には真似できないことをやっていることを選びましょう。

面接の場では、この特技を続けたことによって得られたことや業務にどう活かせるのかといったポイントも交えて話すと好印象です。

人にはマネできないと思うものの中から探す

努力しなければできないような特技も印象に残せるだけでなく人柄を表現できます。

特技一覧|人にはマネできないと思うこと

・天気予報(気象予報士の資格を取得していれば資格についても記載する)
・家電製品を修理できる
・世界遺産の名前を全て言える
・日本全国の駅名を全て言える
・3ケタの掛け算を暗算できる
・速読
・手話
・落語
・お笑いのネタ作り

あくまでの面接の場ですので、仕事に活かせる特技についてアピールした方が好印象を与えることができますが、どうしても人柄をアピールしたい場合には、人にはマネできないと思うことを伝えることで、印象に残すことに専念しても良いでしょう。

この項目の中から特技を選ぶ場合には、努力した点やその努力を入社後どのように活かそうと考えているのかという点も合わせて伝えるように意識をしてみてください。

ギャップを感じさせるものを見つける

「まさか、この人にこんな特技があったとは意外だ」と思わせるような特技はないか探してみるのも良いでしょう。インパクトを与えられるだけでなく、深掘り質問をしてもらえる可能性が高く、面接の場が盛り上がりやすくなるはずです。

特技一覧|ギャップを感じさせるもの

・か弱そうな女性の場合:空手や柔道の有段者
・真面目そうな女性の場合:HIPHOPダンス歴8年
・体格がよく活発そうな男性:生け花・茶道歴5年
・おとなしそうな男性:ウエイトリフティング 優勝経験あり

面接で印象を残したいと考えている場合には、このようなギャップを活かした特技をアピールするのも良いでしょう。

また、これらを始めたきっかけやこの特技をやったことによってどのように変わったのかなどについて深堀りされることが想定されます。

その際には、就活先の企業が求める人柄にマッチしていることをアピールする一言を合わせて伝えられると好印象です。

趣味から探す

その他にも趣味から探すという方法もあります。

趣味と特技の違いは、下記の通りです。
趣味・・・自分の好きなことや熱中できること
特技・・・他の人と比べて自信のあることや得意なこと


そのため、趣味として自分が日頃から好きで取り組んでいるものの中には、他の人には負けないと自信を持って言える得意なことがあるかもしれません。
周りの人から「そんなことできるの?」「すごい!」と言われた経験があれば、それは特技といって良いでしょう。
そのため、まずは自分の好きなものを見つけてみることから始めてみましょう。

特技一覧|趣味から探す

・アクセサリー作りが好き→フリマアプリで年間〇〇万円の販売実績あり
・ネイルが好き→友人のネイルなども実施、インスタに常に公開しフォロワー1万人以上
・走ることが好き→フルマラソンの大会に出場している(タイムなども記載)
・カラオケが好き→カラオケで95点以上の高得点が出せる

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面接で「特技」を聞く理由とは?

特技を聞く理由そもそもなぜ面接で「特技」について聞くのでしょうか。

人柄を知りたいため

面接では様々な角度から人柄を見極め、企業に合った人材かどうかを判断しています。

特技を聞くのも、人柄を知るための質問の一つです。

特技を知ることで、その人の努力してきたことや考え方、価値観、志向性が見えてくるため、面接で質問されることが多いと覚えておきましょう。

仕事の適性があるかを見極めるため

特技とは自分が得意なことですので、特技を知ることによって、仕事の適性がみえてきます。

たとえば、「アクセサリー作りが得意」という方の場合、細かい作業を根気強く続けることができるという印象を受けますし、「筋トレが特技」という場合には、ストイックに業務に打ち込むストレス耐性の高さがあるという印象を与えます。

特技が複数あるという場合には、特技から連想されるイメージを理解したうえで、選考先の企業と親和性の高い特技は何かを考えてみるとよいでしょう。

緊張をほぐすため

その他にも面接で緊張している就活生の緊張をほぐすために、あえてフランクな質問として「特技は?」といった質問をするケースがあります。

特技の返答だけで合否が決まることは考えにくいですので、リラックスして回答できると良いでしょう。

面接で「特技」を伝える際の注意点

特技の注意点面接で特技を伝える場合には、特技として挙げたものが相手にどのような印象を与えるかを意識して回答することが大切です。マイナスイメージを与えかねない内容もありますので、事前に確認をしておきましょう。

お酒、ギャンブルにまつわることは避ける

お酒やギャンブルにまつわる内容は避けたほうが良いです。

単にお酒が強い、お酒が好きであると伝えた場合、不摂生をしているような印象を与えます。

また、ギャンブルが好きと伝えるとギャンブル依存症のような印象を与えてしまいますのでおすすめできません。お金の使い方が健全でなく、「会社にリスクを与えるのでは?」と警戒されてしまうかもしれません。

応募先の企業がお酒を扱っている場合や利き酒師やソムリエのように資格として証明できるものであれば、よい話のネタになる可能性もありますが、一般的にはお酒やギャンブルの話は良い印象をもたれにくいため避けたほうが懸命です。

政治・宗教関連の内容は避ける

政治や宗教に関係することを特技として挙げることもおすすめできません。

多くの企業は、基本的人権を尊重し、適性・能力のみを基準として採用するという厚生労働省の基準に則り採用活動をしています。基本的人権の中には、思想・良心の自由や信教の自由という権利があり、仮に面接の中でこれらの内容を深堀りした場合、「政治や宗教に関することが原因で落とされた」と言われても反論ができません。

そのため、ほとんどの企業では予防策として、応募者の政治や宗教に関することには一切触れないようにしているのです。話題として触れてもらえないことを、特技の欄に書くことはナンセンスですので、このような内容は避けたほうが良いでしょう。

まとめ

「特技」というフランクな質問だからといって、気を抜いてはいけません。

就活では、様々な質問を通して就活生の人柄を見極めようとしています。「特技」も人柄を知り、職務適性を見極めようとしている質問の一つであることを理解したうえで、面接対策を行うと良いでしょう。

本記事が少しでも就活の役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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