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自己PRの文字数はどれくらいがベスト?フレームワークと例文を紹介
目次
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「自己PRを書きたいけどどれくらいの文字数で収めれば良いのかわからない・・・」とお悩みの就活生に向けて、本記事では自己PRを作成する際の理想的な文字数についてお伝えします。
その他、フレームワークや例文もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 就活で企業が自己PRを聞くのは「どのような人柄か」「求める人物像に近いか」を知るため
- 就活の自己PRでは記入欄の8割を埋めるのが理想的
- 文字数が指定されていない場合には300字前後にまとめるのがベター
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【文字数別】自己PR例文
ここでは自己PRの例文を400字のパターンと300字のパターンでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
●結論⇨ 緑
●エピソード⇨ 青
●結果・学んだこと⇨ ピンク
●入社後⇨ オレンジ
600字
私の強みは最終的な目標を見据えつつ双方の意見をうまく調整して落としどころを見つけつつ、その時自分にできるアクションに繋げられることです。
大学時代、アルバイトとして勤めていた小料理屋では当初集客数の伸び悩みが見られたのですが、その打開策について店長とその息子さんの意見が割れていました。思い入れのある店だったため早く手を打ちたかったのですが、しばらく膠着状態が続き、店が閉店するのではないかという噂すら聞こえてくるようになってきてしまいました。周りのスタッフさんも静観して誰もその件に触れようとしなかったため、「ここは私がなんとかしなければ手遅れになってしまうのではないか」と考え、店長が重要視した「老舗としてのブランディング」と息子さんが重要視した「SNSを利用しての集客」の双方を叶える「30代後半以降のハイキャリア層のみにアプローチしたFacebookマーケティング」を実施することを提案しました。店長は最初少し渋い顔をされていましたが、それによるメリットと店長が考えるリスクをどのようにすれば回避できるかを説明したところ、納得していただくことができました。
その後、息子さんと協力して情報発信をし続けた結果、3ヶ月経つ頃には集客数は昨年比で20%UPさせることができました。
入社後もこの調整力を活かし、その時できるベストな判断とアクションを行うことで組織に貢献できるよう努めます。
500字
私には、組織の目指す方向を見据えつつその時々の自分の役割を考えて行動できる強みがあります。
私は大学時代バレーボール部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、1年生の頃試合中に怪我をしたことでバレーを続けることができなくなってしまいました。最初は絶望し部を辞めるつもりでいましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分がチームにできることをやって貢献しようと考えられるようになりました。マネージャーとして部を支えることを決めた私は、その時の自分にできるのはチームを客観的に見て強化に繋がるヒントを模索することだと考え、メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行いチームを支えました。
最終的に私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。同時に、それまで想定していた方向性とは別のやり方や道筋であっても目標を達成できること、その時のやりがいは努力すればするほど非常に大きくなることを学びました。
貴社への入社後もこの主体性を活かして、その時自分に必要な役割を果たすことで貢献したいと思います。
400字
私の強みは周囲を巻き込みつつ組織を良い方向へ導けることです。
ゼミでは数人であるテーマについて討論を行うことがあったのですが、メンバーの多くがその議論に対してあまり関心がなく、それ以外の学生は自分の意見がはっきりしない様子で議論はなかなか前に進みませんでした。この場で誰かがまとめなければベストな結論には至れないと考え、私はそのテーマについてメンバー一人ひとりが自分ごととして受け取れるような例えを用意し、まずは興味を持ってもらえるよう工夫しました。また考え得る意見を選択式にして、自分の考えがどれに近いかをメンバーに考えてもらうことで意見出しをしやすくなるよう配慮しました。
結果、一人ひとりが自分の意見を明確に持てるようになり、それぞれが納得感をもった結論に導くことができました。
入社後はこの主体性を活かし、どのような場面でも自らの力で課題解決に取り組むことで組織に貢献したいと考えております。
300字
私の強みは課題の発見と解決に向けて努力できることです。
アルバイトで勤めていた小学生向けの塾では度々生徒の集中力の欠如が問題視されていたため私はそれを受けて数日間生徒たちの動きを観察し、集中力が持続しない原因は座席の近さと教室内の時計の位置にあるのではないかという仮説を立て、塾の責任者の方へ席の配置と時計の位置の見直しを提案しました。
結果、生徒たちが問題を解いている間の私語は激減し「気づいたら帰る時間になっていた」とつぶやく生徒も現れ、以前よりも生徒たちが学習しやすい環境を作ることができました。
入社後もこの課題発見力と解決力を生かし、事業の質をより高めていけるよう率先して行動したいと思います。
200字
私には求められた以上の価値を発揮できる強みがあります。
昨年インターンシップに参加した際、記事執筆目標を課されたのですがそれは本来必要な記事数の半分だったため、求められた以上の価値を発揮したいと考え目標の倍の量をこなす計画を立てました。質を落とさぬよう効率UP施策を行いつつ同じ指摘を二度受けぬよう課題管理メモを運用し、質と速度を担保した結果、目標量を大きく上回る本数を書き上げられました。
100字
臨機応変な対応力が強みです。
勤めていたレストランではクレーム解決のためアルバイトながらも店長へのスタッフの配置見直しの提案と独自のマニュアル作成を行い、店の回転率を前年比20%UPさせることができました。
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就活で企業が自己PRを聞く意図
そもそも、企業は就活でなぜ自己PRを聞くのでしょうか?効果的なアピールを行うためにも把握しておきましょう。

人柄を知るため
就活の採用においては、その就活生に備わっている能力と人柄についてを重点的にチェックする傾向があります。
企業は自己PRを通して強みだけでなくそれまでの経験についても併せて聞くことで、物事に対してその就活生がどういった思考を巡らせ、どういった行動に繋げる人材なのかをチェックし、能力だけでなく人柄までを把握しようとしているのです。
たとえば「みんなをまとめることが得意」という強みがあっても、中には自分が先頭に立って周りを引っ張るタイプの方もいれば、陰で周りをサポートしてまとめるタイプの方もいます。
企業はその学生が具体的にどういった人柄なのかを知ることで、本当に自社とマッチした人材なのかどうかを見ようとしているのです。
自社の求める人物像に近いかを把握するため
新卒採用ではポテンシャル採用が基本となるため、今ある能力よりも将来活躍できる強みを持っているかどうか、自社の社風にあっているかどうかなどの点が重視されています。
そこで企業はその就活生が企業の求める人物像に近いかどうかを見ることで、採用すべきかを判断しているのです。
たとえば、行動に移す前にまずは緻密に計画を立て順序立って物事を進めるような人材を求めているところに、好奇心が旺盛でまずは行動してみるタイプの人材が来たら、その企業と就活生がマッチしていないことがわかります。
就活の自己PRの文字数はどれくらいがベスト?
自己PRの文字数はどれくらいに収めると良いのでしょうか?
絶対的な正解はありませんが、文字数が指定されている場合はそれに従いましょう。
一般的には300字~400字の間で指定されていることが多いですが、ESや履歴書のフォーマットに合わせて8割以上埋めるのが理想とされています。
というのも、空白が目立つと「やる気があまりないのではないか」「入社意欲に乏しいのではないか」などとマイナスイメージを抱かれてしまう可能性があるからです。意欲をアピールするためにも8割以上埋めるようにしましょう。
自己PRの文字数が指定されていない場合は?
ちなみに、自己PRの文字数が指定されていない場合には300字前後でまとめるのが理想です。
短すぎると上記のようにマイナスイメージへ繋がってしまいますし、長すぎても採用担当者の負担に繋がってしまうためナンセンスですので、要点を絞ってコンパクトにまとめるよう心掛けましょう。
文字数が指定されていない場合は下記のフレームワークにしたがってまとめると理解しやすい内容になるはずです。

もし「結果・学んだこと」まで書いてまだ文字数に余裕がある場合には、「その強みを入社後、どのようにその企業で活かすか」まで書くとより強いアピールに繋がるでしょう。
POINT
- 【100~200文字程度にまとめる場合のポイント】
100文字や200文字など、記入できる文字数が少ない場合は文字数に余裕がないかと思いますので、入社後の部分は入れずに、その分自己PRのメインとなる内容を濃くするのがベターです。
就活における効果的な自己PRの書き方~フレームワークつき~
先ほど、自己PRをコンパクトにまとめる際のフレームワークをお伝えしましたが、基本的なフレームワークはどういったものなのでしょうか?ここでは少し詳細にお伝えいたします。

まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。
ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。
次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。
それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。
ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。
そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。
【企業別】自己PR例文2選
最後に、就活の自己PR例文を企業別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
自己PR例文 500字:三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT)
私は、「目標達成のために努力し逆算思考で計画を立て、結果を必ず出す力」が強みだ。これは、高校時代の志望校合格に向けた大学受験の勉強や部活動の副キャプテンとしてチームの調和を意識しながら、目標に向けて努力した経験から身についたと考える。この強みは、FP2級の資格取得の場面で発揮された。目標を達成するのに最も難しかったのが、勉強時間の確保だった。一般的に合格まで300時間の学習が必要であるため、大学の正課や課外自主活動がある中、効率的にそして継続的に勉強することを意識した。具体的に、私は2つの施策を打った。1つ目は、隙間時間の
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自己PR例文 400字:農林中央金庫
私の強みは、課題解決に向けて周囲を受容し共に目標へ向かう協調力と主体性である。高校3年生から続けている飲食店のアルバイトにおいてシフトマネージャーを務め、以前からこの店舗で課題として挙げられていた顧客満足度の低さの改善に取り組んだ。そこで私は、この指標を向上させるためには、従業員の労働環境の改善が必要であると考えた。従業員一人一人と積極的に話し合いをすることでそれぞれの個性や長所を知ることができ、能力を最大限発揮することができる配置へと転換するよう社員へ提案した。その結果、従業員
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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
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2025.04.01
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2025.03.18