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【就活】最大限「継続力」をアピールできる自己PR・例文6選
目次
※本記事は弊社公式サービスのプロモーションを含みます。
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「自己PRで継続力をアピールしたいけど、どうすれば良いんだろう?」 「そもそも継続力って企業はどう評価するんだろう?」
このように自己PRで継続力をアピールしたいと考えている方に向けて、本記事では自己PRで継続力をアピールする就活生を企業がどう評価するのかをお伝えしたうえで、継続力をアピールする自己PRの書き方をご紹介します。
例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 企業によって「継続力」に対して抱くイメージは異なる
- 自己PRはフレームワークに沿って書くと伝わりやすくなる
- 「継続力」を別の言葉や言い回しに変換させると具体性が増しやすくなる
- 継続して当たり前のことをアピールしたり、短所と矛盾したりしないように注意が必要
自己PRで「継続力」をアピールする就活生に対する企業のイメージ
“継続力”とひと言で言っても「どんな物事でも最後までやり遂げられる」「長期的に働いてくれる」「困難なことがあっても諦めずに努力や工夫ができる」など、企業によって抱くイメージや解釈は異なります。
そのため、ご自身が志望している企業がどういった観点での継続力を求めているのかを事前にリサーチしてから自己PRを考えると良いでしょう。ここでは、面接官が感じるであろう継続力のイメージをいくつかご紹介します。

どんな物事でも最後までやり遂げられる
どのような物事であっても何かに対して継続的に取り組んでいると、どこかで必ず辛いことや嫌なことを経験したり、トラブルが生じてしまうものです。
そこで「どうやったら継続できるのか」「どうやったらトラブルを回避できるのか」と常に改善策や代案を考え行動し続けられる力は、そう誰もが持っているものではありません。
高い壁にもめげず地道に努力を続けられる就活生は、社会に出て辛いことがあってもすぐに投げ出すようなことをせず、ひたむきに仕事へ取り組んでくれるだろうと企業は期待できるのです。
長期的に働いてくれる
何かの物事に対して継続的に取り組んだ経験は、ひとつの場所で長く努力できることを示しています。採用を行う企業側としては、採用や教育にコストをかける分、採用した就活生にはできるだけ長く働いてほしいと考えています。
そのため、アルバイトや学業、サークル活動など、何か一つでも長く続けることができてきた就活生は、そう簡単に物事を投げ出さない人だろうと企業は評価するのです。
困難なことがあっても諦めずに努力や工夫ができる
物事を継続できるということは、困難な壁にぶつかっても途中で投げ出さない意思の強さや責任感があるとも捉えられます。また何かを継続したということは、物事に対して正面から向き合い真剣に取り組んだ証拠です。
仕事は一朝一夕で結果を得られるものではありません。結果が見えるまで時間がかかる職種もありますし、努力がなかなか報われない場合もあります。しかしその度に投げ出していたら、社会人としてやっていくことはできません。
仕事で信頼を得るためには、任された物事に責任をもって真剣に取り組むことが大切です。当たり前ではありますが、途中で物事を投げ出さない責任感や真面目な姿勢も企業は必要と考えています。
自己PRで「継続力」をアピールする方法
では、実際に自己PRで継続力をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは一つのフレームワークをご紹介します。

まずは冒頭で「自分の長所が”継続力”である」という結論を端的に伝え、その後にそれを証明できる過去のエピソードを盛り込みます。
【例文】 私の強みは積極性と継続力です。昨年カナダへ約1年間語学留学をしたのですが、レストランのサーバーとして働き始めた頃注文内容を聞き取れずミスをし、お客様に「金輪際この店で接客をするな」と怒鳴られました。
その時私は留学に来た意味を思い出し、「留学中だけでいいから頑張ってみよう」と決意したのです。
圧倒的なリスニング力不足に気づいた私は英会話のCDを毎日1時間聴きながら復唱しはじめ、英単語も毎日2時間勉強。頭の中もできるだけ英語で考え、友人にも会話中でも間違いを指摘してもらうようにするなど、周りにも積極的に働きかけました。
そして自分のとった行動によってどのような結果に繋がったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である継続力を活かし、どのように志望企業に貢献するかを述べましょう。
【例文】 結果、次第に会話力が伸び、お客様との会話も9割以上理解できるようになったことで、大きな自信がつきました。この経験から積極的になることで状況を改善できると学びましたが、帰国後は英語を話す機会が減りました。
留学を終えた今の課題は「英語を日常生活に盛り込むこと」で、英語力の維持と向上のためには積極性だけでなく継続力が大事であると考えています。
今年の9月にカナダの友人が日本に遊びに来るのですがそれまでに少しでも上達しておきたいため、留学中から続けてきた毎日のリスニング勉強に加えスピーキングの勉強も習慣化したいと考えています。
【上級者向け】就活の自己PRで「継続力」をアピールする際のポイント
ちなみに、同じ長所でもアピールの仕方次第では採用担当者に与える印象が大きく変わってきます。そこでここでは、自己PRで継続力をアピールする際のポイントを見ておきましょう。

「継続力」を別の言葉に言い換える
自己PRで継続力をアピールすること自体に問題はありませんが、継続力をアピールする就活生は他にもたくさんいるため、他の就活生との差別化を図るためにも別の言葉や言い回しに転換してアピールするのも一つです。
例えば「目標達成に向け試行錯誤し努力し続けられる」といったように、具体性を持って伝えられると良いでしょう。
・学び続ける向上心がある ・何事もコツコツと続けられる ・ポジティブに行動し続けられる ・最後までやり抜くことができる ・困難なことも諦めずに継続できる ・常に高い目標に向かって努力できる ・困難にも耐えられるストレス耐性がある
上記の言い換えを参考に自分だけのキャッチコピーを考えてみましょう。
なぜ継続できたのかを明確に伝える
自己PRで継続力をアピールする際には「何を、なぜ継続できたか」を明確に伝えるようにしましょう。
企業は自己PRを通して学生の人柄や思考をチェックしたいと考えているため、なぜ継続することができたのか、そのモチベーションは何だったのかを伝えることで、あなたの人柄や考え方をよりアピールすることができます。
具体的な数字を用いる
自己PRで”継続力”をアピールする際は数字を用いて具体的に伝えられるとより効果的です。
ただ「〇〇を続けてきました」と伝えるよりも「〇〇を3年間続けてきました」と伝えた方が、面接官がその努力についてイメージしやすくなります。
継続して当然と思われることは伝えない
ただし、一般的に継続して当然だろうと捉えられてしまうようなことをアピールすると逆効果ですので注意が必要です。
「大学の授業を休まずに4年間受講し続けた」「アルバイトを2年間継続した」など、ただ続けていたというだけのエピソードは主体性に欠け、ご自身の魅力が十分に伝わりません。
誰もが当たり前にやっていることではなく、自分だからこそできた継続力のエピソードを伝えられるとより良い自己PRになるでしょう。
短所と矛盾しないよう留意する
最後に、自己PRでアピールした継続力という長所と、面接の他の場面で伝える短所が矛盾しないよう、必ず事前にチェックしましょう。
自己PRで「継続力がある」と伝えた一方で「集中力がない」という短所を伝えてしまうと矛盾が生じ「本当は継続力なんてないんじゃないか?」と捉えられてしまう可能性があるからです。
ESの内容を含め、選考において回答内容に一貫性がないと自己分析不足と判断されかねないため、自己PRでアピールしたい内容を決めたら短所と矛盾していないかを必ず確認するようにしましょう。
就活の自己PRで「継続力」をアピールした例文・6選
それでは最後に、自己PRで「継続力」をアピールしている例文6選をカテゴリーごとにご紹介していきます。ぜひ自己PRを考える際の参考にしてください。
●結論⇨ 緑
●エピソード⇨ 青
●結果・学んだこと⇨ ピンク
●入社後⇨ オレンジ
自己PRで継続力をアピールした例文:部活動編
私は何事においても目標を達成できるまで諦めない継続力があります。
私は高校から野球部に所属してそのタイミングで野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。
その甲斐あって高校二年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。
入社後にはこの継続力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。
→コンパクトに説明できており、入社後についてまでしっかりと触れられています。練習内容やモチベーションキープについて追加で深堀りして質問される可能性があるため、回答を考えておくと良いでしょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:学業編
私の強みは継続力がある点です。
私は高校受験で第一志望だった公立高校に落ち、滑り止めだった私立高校に通うことになりました。両親は「良く頑張った」と声をかけてくれましたが、中学時代の3年間、惜しむことなく塾や教材の費用をかけてくれた両親に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そこで私は高校で指定校推薦枠を獲得して着実に納得できる水準の大学に入れるよう、高校を塾だと思って勉強することにしました。そのために私は大学に合格するまでの3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みの間にその日の宿題を全て終わらせ、学校が終わった後にはその日の復習ノートをつけることを徹底いたしました。小テストの勉強は電車での移動中の時間を活用し、勉強時間を効率的に確保することも心掛けました。
その甲斐あって私はクラスTOPの成績を貫くことができ、第一志望の大学の指定校推薦枠を獲得することができました。
入社後にもこの継続力を活かして、どのような難しい目標に対しても全力で臨みたいと考えております。
→入社後についてまで綺麗にまとめることができています。追加で「なぜそういった取り組みを3年間続けることができたのか」「モチベーションの源泉となるものはなにか」などを聞かれる可能性があるため、事前に回答を準備しておくと良いでしょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:サークル編
私の強みは継続力です。
大学では軽音サークルに所属していたのですが、初めてドラムを練習した際には体をバラバラに動かすことができず大変苦労しました。しかし、私はどうしてもライブで演奏したい曲があったため、大変ではありましたがその目標のために努力することができました。最初は先輩につきっきりで教えてもらっていたのですが、もっと学びを深めたいと考え個人的にドラムのレッスンにも通い、その費用を稼ぐためにバイトも頑張りました。
その甲斐あって、最初の学園祭までに3曲通して演奏することができるようになり、バンド全体で一つの曲を演奏できることの喜びを感じました。
→上記のフレームワークの流れに沿って綺麗な構成で書けています。「入社後」の部分で志望企業の事業内容と絡め、具体的にどう貢献できるのかをもっとアピールできるとさらに良い自己PRになるでしょう。
自己PRで継続力をアピールした例文:留学編
私の強みは継続力であると考えております。
大学2年生の際カナダへの短期留学を経験しましたが、高校生の頃から留学したいと考えていた私はその頃から語学の勉強に力を入れており、留学前にはより勉強量を増やしておりました。たとえば毎朝5時に起きて大学の講義前に自習をしたり、国際交流パーティーなどの外国人の方との接点を作れるイベントに積極的に参加したりして個人的な友人を増やし、日常的に英語に触れられるよう環境を整えました。
結果、TOEICでは850点を獲得することができ、現地に留学した際にもほとんど支障なくコミュニケーションを取ることができました。この経験を通じて私は物事を継続することの大切さを学ぶことができたと感じております。
→綺麗な構成で書くことができていますが、留学先でどの程度成果を上げられたかのエピソードも書けるとより説得力が増すでしょう。
また「入社後」について触れられていないため、入社後どのように貢献できるのかを書き、志望企業に必要な人材であることをアピールできるとより良くなります。
自己PRで継続力をアピールした例文:アルバイト編
私は目標を達成するためには最後まで諦めず、粘り強く工夫し続けることができます。
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自己PRで継続力をアピールした例文:趣味編
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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
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