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営業の面接で聞かれやすい質問5選|差をつけられる逆質問もあわせて紹介
目次
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営業職は専門的なスキルが必要とされない職種であるため、未経験からでも目指せる職種です。しかし、未経験から挑戦できる職種でも、面接で自分自身をしっかりとアピールできなければ、内定を獲得することはできません。
本記事では、営業職の面接で悩んでいる人に向けて、営業職の面接で聞かれやすい質問や回答例、聞いておくべき逆質問などを紹介します。
面接通過率を高めて自分に合った企業で営業職として活躍するためにも、参考にしてください。
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営業の面接で採用担当者が見ている2つのポイント
営業職は、企業の売上に直結する重要なポジションです。そのため、面接では「中長期的な目線で戦力として活躍できるか」などをチェックしています。
どのようなポイントが面接で見られているのかを知っておくことで、採用担当者の立場に立った回答ができるようになるため、事前に確認しておきましょう。
営業の面接で採用担当者が見ている主なポイントは、以下の通りです。
・数字に対する意識や目標達成意欲があるか
・どんな相手であっても信頼関係を築けるか
数字に対する意識や目標達成意欲があるか
営業職は、月間売上や契約件数など「数字」で評価される仕事です。
このことから採用担当者は、「目標を追うプレッシャーに耐えられるか」「結果を出すために努力できるか」といった観点で応募者を見ています。
そのため、過去のアルバイトや部活動などで数字を意識した経験があれば、積極的に伝えるようにしましょう。たとえ小さな成果であっても目標に向かって行動した経験は、面接で高く評価される可能性が高いです。
どんな相手であっても信頼関係を築けるか
営業活動では、年齢や立場が異なる相手とやり取りを行います。
そしてこうした状況の中で成果を出すためには、どんな相手からでも「この人なら話を聞いてもいい」と思わせるような信頼関係が必要不可欠なのです。
面接では次のような観点から、信頼関係を築ける人材であるかを見られる傾向にあります。
傾聴力:相手の話をしっかり聞けるか
伝達力:自分の考えをわかりやすく伝えられるか
人間性:柔らかい態度や誠実な受け答えができるか
面接官の話を最後まで聞く姿勢や、回答する際は結論から伝えることを面接で意識すると、信頼関係を築ける人材であるとアピールすることに繋がります。
営業職だからこそ聞かれる!頻出質問と回答例
営業の面接を突破するためには、営業職だからこそ聞かれる頻出質問に対応できるようにしておく必要があります。
そこでここでは頻出質問とその回答例について3つ紹介します。どれも聞かれやすい質問であるため、回答例を参考に自分だけの回答を考えておきましょう。
「成果が出ないときにモチベーションをどのように維持できますか」
回答例
大学時代、個別指導塾で講師をしていた際、生徒の成績がなかなか上がらず、自分の指導方法に不安を感じたことがありました。
当時は努力が報われないことに悩み、モチベーションを保つのが難しい時期もありました。しかし、そこで立ち止まっていても状況は変わらないと思い、「自分にできることは何か」を紙に書き出し、一つずつ改善するようにしたのです。
たとえば、授業の冒頭に前回の復習時間を設けたり、生徒の得意・不得意に合わせた演習問題をカスタマイズしたりと日々の授業内容を見直しました。
その結果、担当していた生徒が第一志望の大学に合格することができたのです。
この経験を通じて、「目に見える成果が出ないときほど、地道な行動の積み重ねが大切である」と実感しました。
営業職になった後も、結果が出ない時期に直面することはあると思います。
その際は、現状の数字に囚われるのではなく、大学時代の経験を思い出し、改善策を一つずつこなしながら成果に繋げていきたいと考えています。
成果が出ない状況を伝える際は、改善するための取った自身の行動を伝えましょう。またモチベーションの維持は感情論よりも、成果が出ない状況にどのように行動するかを伝えられるようにすることも大切です。
「これまでに数字を意識した経験はありますか」
回答例
アパレルショップでアルバイトをしていたとき、月間の売上目標未達が続いていた状況がありました。その際に私は、月間売上の目標を意識した経験があります。
具体的には、顧客ごとにニーズに合った組み合わせを提案して客単価のアップに努め、その際に自作したトークスクリプトをスタッフ間で共有し、お店全体で売上を出せるようにしました。
その結果、お店全体の売上が前月比の120%まで上昇し、月間の売上目標を達成できたのです。この経験から、目の前の数字は「自分の行動をどう変えるか」によっていくらでも変えられることに気付きました。
御社の営業職として活躍する際も、目標となる数字をしっかりと理解し、必要であれば改善する姿勢を心掛けていく所存です。
営業職の面接では数字に対する意識が質問されやすいです。そのため、自分から行動して数字を追った経験を事前に整理し、数字に対してどのような行動を取ったのかを伝えられるようにしておきましょう。
「クレームが発生した場合、どのように対応しますか」
回答例
クレームが発生した際は、顧客の言葉を最後まで聞くことを徹底し、顧客が求めていることを理解した上で対応するようにします。
大学時代、飲食店のホールスタッフとして働いていたとき、注文ミスが発生して料理がまったく違う内容で提供されたことがありました。
その際私は、お怒りになっているお客様の声を最後までしっかりと聞き、すぐに厨房と連携して正しい注文を最優先で提供する段取りを整えたのです。
その結果、ご帰宅される際に私に対して、「きちんと対応してくれてありがとう」と声を掛けてくれました。
この経験から私は、クレーム対応は「感情の火消し」だけでなく、顧客が求めていることを理解してから対応することが重要だと学びました。
営業職においても、顧客とのトラブルや行き違いは避けられないと思います。そんなときこそ、冷静に相手の立場を理解して的確に対応することで、むしろ信頼を深められるチャンスになると考えています。
クレームが発生時の対応を聞かれた際は、学生時代のアルバイト経験などからクレームに対応したエピソードを盛り込むことが効果的です。
またクレーム対応の経験が無い場合は、どのような行動を取ることで相手からの信頼を得られるのかを自分なりの言葉で話せるようにしましょう。
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
営業未経験者が聞かれやすい!よくある質問と回答例
営業未経験者は、営業職を志望した動機などを聞かれる傾向にあります。というのも、営業職の仕事内容をきちんと理解しているかで、長く働ける人材であるかを判断できるからです。
そのため、営業の面接を受ける際は営業職の仕事内容をしっかりと理解し、未経験者だからこそ聞かれやすい質問にも対応できるようにしておきましょう。
「営業職の志望動機を教えてください」
回答例
営業職を志望する理由は、「自分の提案が誰かの役に立つ」ことに大きなやりがいを感じるからです。
前職では、サポートセンターとしてお客様からの問い合わせ対応を行っていました。
決められた手続きが中心でしたが、あるとき丁寧な対応を評価していただき、「あなたが対応してくれると安心する」とお客様からお声をいただいた経験がありました。
この経験を通じて、もっと自分からお客様の課題を掘り起こし、能動的に提案できる仕事がしたいと考えるようになり、営業職に挑戦したいと強く思うようになったのです。
また営業職は成果が数字として明確に現れるため、努力の方向性が正しいかを振り返りやすい点にも魅力を感じます。
私は目標達成に向けてコツコツ努力することが得意なので、この特性を活かして信頼される営業担当を目指したいです。
この例文では、人との信頼関係を築いた経験をきっかけに営業職を志望した理由を伝えています。
このように営業職を志望する際は、営業職に大切な「提案力」「信頼関係」「目標を追いかけられる力」などと関連するエピソードを交えると、印象に残りやすい回答になります。
「これまでの経験を営業職としてどのように活かせると思いますか」
回答例
私はこれまで、事務職を経験してきました。
そしてこの仕事では、書類作成といった事務仕事だけでなく、「相手の意図をくみ取る力」を培ったと感じます。
たとえば、お客様からの電話対応では単に質問に答えるだけでなく、「なぜその情報を求めているのか」「背景にどのような理由があるのか」などを意識して会話するように心掛けていました。
その結果、名前を覚えてもらえるほど取引先との信頼関係を深められました。
営業職においても、お客様の話に耳を傾け、潜在的なニーズを見つけ出すことが重要だと考えています。
そのため、相手の立場に寄り添い、状況をくみ取ることを意識した事務時代の姿勢は、営業活動にも活かせると考えています。
未経験の場合、営業職として活躍できるかを採用担当者は判断しています。
そのため、前職と営業職の共通点を見つけ出し、例文の「相手の意図をくみ取る力」のような営業でも活かせるスキルや経験を見つけ出しておくことが大切です。
逆質問で差がつく!営業の面接で聞いておくべき逆質問
面接では必ずといっていいほど、最後に逆質問について聞かれます。逆質問で採用担当者に好印象を残すためにも、営業の面接で聞いておくべき逆質問については理解しておきましょう。
「成果を出している営業担当の特徴を教えてください」
この逆質問は、「自分に足りないものは何か」「どんなスキルを磨けば評価されやすいのか」が明確になる質問です。
そのため、面接官からは、「受け身ではなく、成果を出すために行動できる人材」と判断される可能性が高いです。
またこの質問を通じて「その会社で求められる営業像」を把握しておけば、内定後のミスマッチも防ぎやすくなります。
「営業職としてのキャリアについて教えてください」
この逆質問は、「長期的に営業職として活躍していきたい」という意志を伝えられる質問です。
特に未経験の場合は、会社側も教育コストがかかります。そのため、採用するなら長く活躍できる人材を採用したいと考えています。
入社後に描けるキャリアパスや実際に昇進している人のモデルケースなどを逆質問で聞き、「長期的な活躍を想定している」とアピールすることは選考では効果的です。
営業の面接突破率を高められるコツ2選
営業の面接通過率を高めるためには、志望企業の商品・サービス知識を身に付けるなど、いくつかのコツを押さえておく必要があります。
面接の頻出質問と回答案だけでなく、面接突破率を高められるコツも把握しておきましょう。営業の面接突破率を高められるコツは、以下の通りです。
志望企業の商品・サービス知識を身に付ける
営業職として売上を上げるためには、商材となる商品やサービスの魅力を理解する必要があります。
そのため、事前に企業のWebサイトやパンフレット、プレスリリースなどを確認し、商品のラインナップや強みなどを把握しておきましょう。
たとえば、志望動機などで「〇〇のような社会課題に対して具体的にアプローチできる点から、御社の商品に魅力を感じました」と話せれば、「具体的な提案ができる営業職になりそう」と面接官は感じられます。
志望企業の商品・サービス知識を事前に身に付けておくと入社意欲も伝えられるため、事前に確認しておくことが大切です。
営業職に力を入れている転職エージェントを利用する
営業職に特化した転職エージェントを活用することで、求人探しから面接対策まで転職のプロが徹底的にサポートしてくれます。
特に営業職は「未経験歓迎」の求人も多く、逆に言えば誰でも応募できる分、企業ごとの対策が重要になってきます。そのため、各社が求めている人物像を把握しているキャリアアドバイザーに、志望企業に合った具体的アドバイスを受けることが重要なのです。
未経験で営業職を目指している人は、営業職に強い転職エージェントを利用して効率的に転職活動を進めましょう。営業職に強い転職エージェントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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まとめ
営業の面接では、数字を意識した経験など営業職ならではの質問をされるケースが多いです。
そのため、面接通過率を高めるためにも、営業職ならではの頻出質問を理解しておき、自分なりの回答をできるように準備することが大切です。
本記事で紹介した頻出質問や面接突破率を高めるコツを参考に、面接対策の精度を高めていきましょう。
仕事の悩みを誰かに相談したい・・・そう感じていませんか?
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この記事を書いた人

元キャリアアドバイザー
えばちゃん
採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。
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最終更新日:2025.08.26