「内定承諾後でも辞退ってできる?」リスクや断り例文を紹介!

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「内定承諾後の辞退」は法的に可能ですが、企業に迷惑をかけるため慎重な対応が必要です。辞退する際は早めに連絡し、理由を簡潔かつ誠実に伝えることが重要です。

本記事では、内定辞退に起こりえるリスクや誠実な印象を与える辞退の伝え方についてご紹介します。

この記事のまとめ

  • 内定承諾後でも基本的には辞退は可能ですが、辞退後に後悔しないよう慎重に考えた上で判断することが大切です。
  • 内定承諾後に辞退をする場合、子会社や関連会社の選考に影響する可能性があるため、なるべく早めに企業へ連絡し、辞退理由は正直に伝えましょう。
  • 内定辞退の連絡は基本的に電話で行います。電話をかける時間は企業の営業時間外が基本です。

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内定承諾後でも辞退はできる!

内定承諾後でも、状況によっては辞退することができます。一般的に、内定承諾は雇用契約の一部と見なされることもありますが、法的にはまだ正式な雇用契約が成立していないケースが多いためです。

とはいえ、辞退するかどうかの判断は慎重に行う必要があります。今回の選択が、今後のキャリアや他企業での選考に影響を及ぼす可能性がある点も念頭に置いておきましょう。特に、グループ会社や関連企業との関係性には注意が必要です。

もし辞退を決めた場合は、なるべく早めに企業へ連絡をしましょう。その際、辞退の理由はなるべく正直かつ丁寧に伝えることを意識してください。誠意を持った対応をすることで、企業との関係を円満に保ちやすくなります。

内定承諾後の辞退は、就職活動の中でも大きな決断のひとつです。後悔のない選択にするためにも、十分な情報を集めた上で、冷静かつ誠実に対応することが大切で

内定承諾後に辞退するリスク

内定承諾後に辞退をする場合、いくつかのリスクが生じる可能性があります。辞退を考えている就活生は、これらのリスクを十分に理解した上で慎重に判断することが重要です。

内定承諾後に辞退した場合のリスクについて、以下で解説します。

子会社や関連会社の選考に影響する可能性がある

内定を承諾した企業の子会社や関連会社に応募する場合、過去の内定辞退が選考に影響する可能性があります。企業グループ内では採用に関する情報が共有されることもあり、辞退歴が採用担当者に知られているケースがあります。

その結果、誠実さや志望度に懸念を持たれ、選考で不利になることもあるため注意が必要です。

辞退という選択はもちろん個人の自由ですが、将来的に同じ企業グループへの応募を検討している場合は、丁寧かつ誠意ある対応を心がけるようにしてください。そうすることで、後の選考に与える影響を、最小限に抑えることができます。

再応募ができない・採用枠がないなどの可能性がある

企業側に再応募を制限する規定がなければ、一度内定を辞退していても再度選考を受けることは可能です。ただし、過去の辞退によって、企業側にマイナスの印象が残っていると、選考で不利になる可能性があるため注意が必要です。

また、内定を辞退した時期によっては、再度応募しようとしても、すでに選考が終了していることがあります。

そのような場合、再チャレンジしたいと思っても受けることすらできないケースもあるため、「本当に辞退して大丈夫か?」「後悔しないか?」をしっかり考えた上で、慎重に判断することが大切です。

損害賠償を請求される可能性がある

内定承諾後に辞退した場合、企業から損害賠償を請求されるケースは非常にまれですが、可能性が全くないわけではありません。特に、辞退によって企業側に大きな損害が生じた場合や、契約書にその旨が明記されている場合には、法的手段を取られる可能性があります。

こうしたトラブルを防ぐためには、内定承諾時に渡された書類や契約内容をしっかり確認しておくことが大切です。もし辞退する場合は、できるだけ早く連絡を入れ、理由を丁寧に伝えるなど、誠実な対応を心がけることで、相手にも理解してもらいやすくなるでしょう。

他の企業から内定をもらえない可能性がある

「一度内定をもらえたから、次も大丈夫だろう」と安易に判断して辞退を決めてしまうと、その後なかなか内定が得られず、就活が長引いてしまうこともあります。

内定を獲得するのは決して簡単なことではなく、事前準備の量と質が選考結果に大きく影響します。さらに、企業ごとに求める人物像は異なるため、どれだけ準備をしていても相性が合わないと判断されれば選考を通過するのは難しくなります。

そのため、今の内定を辞退してもう一度チャレンジするかどうかは、こうしたリスクを踏まえ慎重に判断する必要があります。

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内定承諾後に辞退する際のマナー

ここでは内定承諾後に辞退する際のマナーを紹介します。企業に誠意を伝えるためにも、しっかりとマナーは覚えておきましょう。

辞退を決めたらすぐに電話で連絡する

内定を辞退すると決めたら、できるだけ早めに企業へ連絡しましょう。連絡が遅れると、企業の採用スケジュールに支障が出たり、他の学生の内定機会を妨げてしまったりする可能性があります。

内定辞退の連絡は「電話」で行うのが最も丁寧です。電話であれば、その場で相手の反応を確認できるため誤解が生じにくく、自分の意思や感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。

たとえ辞退という結果であっても、誠実な姿勢で対応することで、企業に良い印象を残すことができるでしょう。

文書でのフォローで、誠意がより伝わる!

    電話で辞退の意思を伝えた後、メールや簡単なおわび状などの文書でもあらためて連絡をすると、より誠実かつ丁寧な印書を与えることができます。

    おわび状やメールを送る際には、内定辞退に対する謝罪と、これまでの採用活動に対する感謝の気持ちを明確に伝えましょう。

    内定を辞退することへの謝罪
    例:「内定をいただいたにもかかわらず、このような結果となり、大変申し訳ございません。」

    これまでの対応への感謝
    例:「貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。」

    このように丁寧な言葉遣いを意識し、できるだけ電話をした当日か翌日までには送るようにしましょう。

辞退の理由は正直に伝える

辞退の理由は、なるべく正直に伝えることが重要です。

例えば「他社で自分の希望するキャリアが見えた」「家庭の事情で勤務地の変更が難しくなった」など、相手に納得してもらいやすい説明を伝えましょう。

企業側も、正直な理由を聞くことで、次回の採用活動に活かすことができます。

ただし、相手を不快にさせるような理由は避けるようにしましょう。あくまで丁寧な言葉遣いや相手を配慮した表現を心がけてください。

営業時間内に連絡する

内定辞退の連絡は、企業の営業時間内に行うことがマナーです。

一般的に、午前10時~12時、午後2時~4時の時間帯は担当者が電話に出やすいとされています。営業時間外に電話をかけると、担当者とつながらなかったり、非常識だと思われたりする可能性があります。

どうしても電話が繋がらない場合は、メールで連絡しましょう。その際、電話で連絡を入れたことも伝えられると、誠実さのアピールにも繋がります。

電話で連絡をする際に使える言い回しの例は、以下の「内定承諾後に辞退する際の例文」でご紹介しています。

できるだけ早く内定がほしい…

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内定承諾後に辞退する際の例文

中には「内定承諾しちゃったけどやっぱり辞退したい…でもどう伝えれば良いんだろう…」と悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。

ここでは、内定承諾後に辞退をする際の例文を「電話」と「メール」に分けて、ご紹介します。

電話で辞退する場合

電話で内定辞退の意思を伝える場合は、以下の流れを意識して伝えるとスムーズです。

POINT

    ①お礼の言葉
    ②辞退する旨
    ③辞退理由
    ④お詫び

以下で例文を紹介します。伝え方のイメージが持てていない人は以下を参考にしてみてください。

先日御社より内定をいただきました、○○大学の△△と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

はい、担当の○○です。

お忙しいところ失礼いたします。今お時間いただいてもよろしいでしょうか?

はい、大丈夫です。

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変申し訳ないのですが、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。内定承諾後の辞退で、多大なご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ありません。

かしこまりました。差し支えなければ、辞退の理由を聞かせていただけますか?

御社と並行して応募していた企業からも内定をいただきました。最後まで悩みましたが、今後のキャリアを考え、そちらの企業への入社を決断いたしました。

そうですか。残念ですが、承知しました。

本来でしたら直接伺ってお伝えすべきところを、お電話での連絡となり大変申し訳ございませんでした。お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。

メールで辞退する場合

メールで内定辞退の意思を伝える場合は、以下の流れを意識して記載しましょう。

POINT

    ①件名は簡潔にする
    ②感謝の気持ちを伝える
    ③辞退理由は簡潔にまとめる
    ④謝罪を明確にする
    ⑤フォローアップの姿勢を伝える

メールの書き方がわからないという人は、以下の例文を参考にしてください。

件名: 【内定辞退のご連絡】○○大学 氏名

株式会社〇〇
人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。
先日、内定のご連絡をいただきました、(氏名)と申します。

このたびは、内定承諾書を提出した後のご連絡となり、
大変恐縮ですが、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

自身の適性や今後のキャリアについて改めて熟考した結果、
他社への入社を決断いたしました。

選考に際しては貴重なお時間を割いていただきましたにもかかわらず、
このような形となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。

本日お電話を差し上げましたが、あいにくご不在でしたため、
できるだけ早くお伝えすべきと考え、メールにてご連絡差し上げました。

本来であれば直接お伺いしてお詫び申し上げるべきところ、
メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

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内定承諾後の辞退に関するよくある質問

ここでは、内定承諾後の辞退に関するよくある質問について回答していきます。辞退について不安や疑問がある人はチェックしてください。

内定辞退を引き止められたら?

内定辞退の連絡をした際に、企業から引き止められることは珍しくありません。企業にとって内定者は将来の戦力であり、特に評価している人材であれば、説得を試みるのは自然なことです。

こうした場面では、まず自分の意思を明確に持つことが大切です。感情的にならず、落ち着いて対応しましょう。辞退の理由は、なるべく具体的に伝えると、相手の納得を得やすくなります。

もし「もう一度考え直してみては?」といった提案があった場合は、周囲に流されず、自分のキャリアプランや価値観を軸に冷静に判断しましょう。

自分の意思を伝える際は、相手の言葉に耳を傾けつつも、丁寧かつ誠実に自分の気持ちを伝えるようにしてください。

損害賠償を請求されたら?

繰り返しになりますが、内定辞退を理由に、企業から損害賠償を求められることは非常にまれですが、可能性としてゼロではありません。企業側が、採用活動にかかった費用や時間的損失を根拠に請求を行うこともあります。

万が一そのような事態になった場合は、まずは冷静に状況を整理し、感情的な対応は避けましょう。そして、契約書や内定通知書に記載されている内容を確認してください。中には、違約条項が設けられているケースもあります。

とはいえ、内定辞退に伴う損害賠償が法的に認められるケースはごくわずかであり、実際に支払い義務が発生することは少ないとされています。

万が一請求を受けた際は、法律の専門家に相談し、冷静かつ的確に対応することが最善の策です。

この記事を書いた人

就・転職ライター

キャリアトラス編集部

キャリアトラス編集部は、就活・転職活動にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。あなたの「知りたい」に寄り添い、一人ひとり異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなる情報を提供していきます。本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。

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