OBOG訪問とは?5つのステップで徹底解説|流れ・質問例・メールテンプレート・服装・マナーまで完全網羅

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この記事のまとめ

  • OBOG訪問の基本知識について説明
  • OBOG訪問をおこなうメリットについて解説
  • OBOG訪問の際のメールテンプレート
  • OBOG訪問前の準備事項や気をつけること

OBOG訪問とは

OBOG訪問は非常に重要

OBOG訪問とは、就職活動中の学生が、志望する企業や業界で働く、大学や高校の卒業生に話を聞くことです。
企業の採用ホームページやパンフレットだけでは得られない、生の情報を得ることが目的です。

就活全体とOBOG訪問の時期

OBOG訪問の流れ

  • 1

    訪問相手を探す
    インターンシップや会社説明会に参加し、社員と直接話す機会を作る。大学のキャリアセンターを利用するといった方法もある。

  • 2

    訪問を申し出る
    興味を持った社員に、個別に連絡を取り、OBOG訪問を申し出る。

  • 3

    日程調整・訪問
    相手の都合の良い日時を調整し、訪問する。

  • 4

    お礼・フォロー
    訪問後はお礼状を送り、会話の中で印象に残ったことや、新たに生まれた疑問などを伝える。

OBOG訪問の目的とメリットとは

OBOG訪問の目的は、企業や業界、仕事内容への理解を深めることです。
社員の方から直接話を聞くことで、職場の雰囲気や仕事内容のリアルな部分を把握できます。

🎯
キャリア形成
実際のキャリアパスやスキルアップについて具体的にイメージできる
📖
企業研究
事業内容、社風、社内環境など、より深い情報を得られる
💡
就職活動のアドバイス
選考対策や効果的な自己PR方法などのアドバイスをもらえる
🤝
人脈形成
将来のキャリアに繋がる貴重な人脈を築ける可能性がある

100人にOBOG訪問をした先輩から学ぶ極意3選

100人にOBOG訪問を行い、総合商社4社から内定を獲得したMARCH生の体験談を紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。

極意①自らコネを作りに行く

会社の座談会後に社員に声をかけて名刺をもらう、友達の親に紹介してもらうなど、自分から行動することでチャンスを広げることができます。

極意②レスポンスは10分以内

お礼メールは事前に準備し、社員と別れた直後に送るのがポイント。
誠意のあるメッセージ+迅速な対応で好印象を残しましょう。

極意③事前のリマインドと質問リスト

OBOG訪問の前日にリマインドメールを送り、1週間前に質問リストを共有すると、熱意が伝わり評価がアップします。

「自ら足を動かす」ことでチャンスを掴む!
主体的に動けば、相手も本気で応援してくれる!

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OBOG訪問の準備

OBOG訪問する企業や人の選び方

訪問する企業は、自分の興味関心のある業界や職種、企業文化に合った企業を選びましょう。
相手は、年齢や経験、職種が近い人が理想です。というのも共通点が多い方が、話がしやすく、より具体的なアドバイスをもらえる可能性が高まります。
大学の就職情報サイトやOB・OG名簿、LinkedInなどのSNSを活用して探してみましょう。

OBOG訪問相手の探し方

大学の先輩やキャリアセンターの利用

大学のキャリアセンターやOB・OG会などを活用して、紹介してもらえる場合があります。
大学の就職情報サイトにOB・OGデータベースが用意されている場合もあります。

逆求人サイトやイベントでのつながり

逆求人サイトや企業が主催するイベントに参加することで、社員と直接話す機会が得られます。
積極的にコミュニケーションを取り、訪問につなげましょう。

企業の人事への直接連絡

企業によっては、OBOG訪問の窓口を設けている場合があります。
企業ホームページや採用情報ページを確認し、問い合わせてみましょう。

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OBOG訪問メールの書き方

メールの書き方

ビジネスメールに準じた丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。
件名は具体的に、「【OBOG訪問依頼】氏名 大学名」のように記述します。
本文では、自己紹介と訪問の目的、希望日時を具体的に伝えましょう。

【メールテンプレート例(訪問・お礼・フォローアップ)】

OBOG訪問時のポイントとマナー

訪問の流れ

日程調整

相手の都合を考慮し、余裕を持った日程調整を心掛けましょう。
訪問時間は1時間程度が一般的です。

質問の準備

事前に質問をリストアップしておきましょう。
漠然とした質問ではなく、具体性のある質問を心掛けましょう。

質問のコツ

自分で調べられない情報の質問

企業ホームページなどで調べられる情報は事前に確認しておき、OBOG訪問では、より深い情報や生の声を聞くことを意識しましょう。

選考に関する情報の収集

選考に関する質問は、直接的な質問は避け、企業の求める人物像や仕事への適性など、間接的に情報を収集しましょう。

マナーと第一印象

髪型や服装

基本的にはスーツで訪問するのがおすすめです。
ただし、企業によっては服装規定が緩い場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
清潔感のある髪型、服装を心掛けましょう。

社会人としての基本的なマナー

時間厳守は当然のこと、挨拶や言葉遣いなど、社会人としての基本的なマナーを守りましょう。感謝の気持ちを忘れずに、真摯な態度で訪問することが大切です。

OBOG訪問質問例11選

主に3種類の質問例を紹介します。質問が思い浮かばない際などの参考にしてください。

企業研究に役立つ質問

  • 貴社の強みや今後の展望について教えて下さい
  • 社内の雰囲気や社風について教えて下さい
  • 仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
  • 入社前にやっておくべきことはありますか?

キャリアや人生設計に関する質問

  • どのようなキャリアパスがありますか?
  • どのようなスキルや経験が活かせますか?
  • 仕事とプライベートのバランスについて教えて下さい

業界や職種についての質問

  • 業界の動向や今後の展望について教えて下さい
  • 仕事の面白みや難しさについて教えて下さい
  • 必要とされる知識やスキルについて教えて下さい
  • 入社前にやっておくべきことはありますか?

質問リストの事前送付

事前に質問リストを送付することで、相手は事前に準備ができます。
より深い話を聞くことができるでしょう。ただし、企業や相手によっては、事前に質問を送ることを好まない場合もあるため、確認が必要です。

OBOG訪問後のフォロー

お礼メールの送信

送信のタイミング

訪問後、当日中、遅くとも翌日までには送信しましょう。

志望度のアピール

志望動機の明確化

OBOG訪問で得た情報をもとに、より具体的な内容にブラッシュアップしましょう。
企業への理解を深めた上で、なぜその企業で働きたいのか、自分のキャリアプランとどのように結びつくのかを明確に伝えられるようにしましょう。

面接や選考での活用

OBOG訪問で得た情報は、面接やエントリーシートで効果的に活用しましょう。
企業への理解度や熱意を伝える有効な材料になります。

最後に

この記事では、OBOG訪問の基本から準備、実践、そしてフォローアップまでを解説しました。
OBOG訪問は、企業や業界への理解を深め、自己分析をより深く行うことができる重要なステップです。
また、貴重な人脈を築きあげることにも繋がるでしょう。

この記事が、OBOG訪問を成功させ、理想のキャリアを実現するための一助となれば幸いです。

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