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Web業界の仕事内容とは?向いている人や未経験で挑戦できる職種も解説
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるマイナビ等のプロモーションを含み、お申込みがあった場合に、広告主より報酬を受け取る場合があります。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
Web業界に興味があるけれど、実際どのような職種や仕事内容があるのかわからないという方に向けて、未経験でWeb業界に転職する場合におすすめの職種・仕事内容を紹介いたします。
Web業界の仕組みや向いている人の特徴、そして未経験の方におすすめの転職エージェントも解説しているので、転職を検討中の方は必見です!
この記事のまとめ
- Web業界とは、IT業界の中に含まれ、Webやインターネットを通じて商品やサービスを提供する業界
- Web業界の職種には、Webマーケター、Webデザイナー、Webディレクター、Webプランナー、Webライター、Webエンジニア、営業がある
- 仕事内容としては、これまでのスキルや経験を活かし未経験から挑戦できるものもある
Web業界とは?
Web業界とは、Webやインターネットを通じて商品やサービスを提供する業界です。
たとえば、Webサービスを提供する会社や、Webサイトを制作する会社、Webメディアを運営する会社などがあります。
IT業界との違い
Web業界と似ている業界として、IT業界も存在します。
その違いは、上記の通りWeb業界はインターネットを通じて商品やサービスを提供する業界であることに対し、IT業界はインターネットに関わるあらゆる事業を指していることです。
IT業界は、ソフトウェア業界、ハードウェア業界、インターネット・Web業界、情報処理サービス業界、通信インフラ業界の5つに大別されます。
したがって、Web業界はIT業界に内包されています。
IT業界やその仕事内容について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
IT業界の仕事内容とは?未経験転職でも挑戦できる職種やおすすめのエージェントも紹介
Web業界の今後の展望
ここでは、Web業界の今後の展望について解説します。
『経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」』によると、これまでWeb業界は、右肩上がりで売上高を伸ばしてきたことがわかります。

※ここでは、インターネット付随サービス業をWeb業界と同等として扱い、上記グラフは経済産業省のデータをもとに弊社で作成したものです。
また近年は、SNSの普及によりSNSを活用したマーケティングやプロモーションが広がっています。さらに、AIを活用したツールやサービスも急速に拡大・成長しているので、引き続きWeb業界は成長していくと見込まれています。
働き方の観点から、リモートワークやフレックス制度を導入している企業が多いことも特徴で、自分らしく働くことができることから
注目を集めている業界でもあります。
Web業界の分類
次にWeb業界の分類について、サービスの種類とビジネスモデルの2つの観点から解説していきます。
サービスの種類
Web業界には、大きく4つのサービスが存在しています。
インターネット広告
インターネット広告は、その名の通りインターネット上で広告を配信するサービスです。
具体的には、GoogleやYahoo!といった検索エンジン上で表示される広告や、SNS広告、Web記事内で商品やサービスを紹介する広告などいくつもの種類があります。
ショッピング
ショッピングは、インターネット上で商品やサービスの販売を行うサービスです。
EC(Electronic Commerce)とも呼ばれる個人消費者向けサービスだけでなく、法人向けのサービスもあります。
SNS
SNSは、Social Networking Serviceの略でインターネットを通じてユーザーが相互に交流できるサービスのことを指します。
不特定多数のユーザーに対して発信できるサービスや、限られたユーザーとだけやりとりが行えるサービスもあります。
ポータルサイト
ポータルサイトのポータル(Portal)とは、玄関や入口という意味で、Webサービスを利用する際に最初に利用するWebサイトのことを指します。
検索する時はGoogleやYahoo!といった検索エンジンや、求人や賃貸などの特定のテーマに特化したポータルサイトもあります。
ビジネスモデル
続いて、Web業界のビジネスモデルについても解説します。
広告
先ほど紹介したインターネット広告のビジネスモデルですが、広告主側が広告費を払って広告を出稿し、その広告経由でユーザーを獲得する仕組みです。
広告費は、広告を出稿したタイミングで発生する掲載課金型と、広告経由での購買が発生したタイミングで発生する成果報酬型の2種類があります。
コマース
ショッピングのビジネスモデルであるWeb業界のコマースは、インターネット上での商品やサービスの商取引を指し、ECサイトの収益は、商品の販売益や、モール型の場合は出店料・販売手数料など多岐にわたります。
自社で運用する直販型と、複数の出店者を募り運用するモール型の2種類が存在します。
課金
Web業界における課金のビジネスモデルは、Webサービスを利用した際に利用料が発生する仕組みです。
動画や音楽などのサブスクリプション(定額課金)や、アプリをダウンロードする際にかかる販売課金といった課金形態があります。
マッチング
Web業界のマッチング事業では、ユーザーとサービスをマッチングさせるサービスを通して発生する仲介手数料が収益になります。
具体的には、求人のナビサイトや賃貸物件の紹介サイトなどが挙げられます。
Web業界の職種・仕事内容とは?
ここでは、Web業界の職種と仕事内容について紹介します。
未経験でも挑戦できる職種にも触れているので、参考にしてみてください。
Webマーケター
Webマーケターは、インターネット上で商品やサービスをより多くの人に知ってもらい、売上を伸ばすための戦略を考え、実行する職種です。
仕事内容としては、アクセス解析やSNS、広告などを使い、ユーザーの動向を分析しながら効果的なプロモーションを行います。
Webマーケターは未経験でも挑戦できる職種で、顧客に対する理解を深める経験やデータを分析するスキルを活かすことができるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの見た目や使いやすさを設計し、実際にデザインを形にする職種です。
具体的な仕事内容は、色やレイアウト、画像などを工夫して、訪れる人が快適に利用できるWebページを作成することです。
デザインだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどの簡単なコーディングも担当することがあります。
Webディレクター
WebディレクターはWebサイト制作の現場監督のような存在で、全体の進捗管理やディレクションを行う職種です。
仕事内容としては、クライアントとの打ち合わせから始まり、企画のまとめ、チームメンバーへの指示、スケジュールや予算の管理まで、プロジェクト全体を取りまとめる役割を担います。
Webプランナー
Webプランナーは、Webサイトやサービスの企画から制作、運用までを一挙に管理する職種です。
具体的な仕事内容としては、まずクライアントの要望を聞き取り、どんなサイトにするかを提案し、企画書を作成します。そして制作チームと連携しながら、プロジェクトがスムーズに進むようにサポートすることです。
Webサイトの公開後は、ユーザーの利用データをもとに改善策を提案します。
Webライター
Webライターは、Webサイトやブログ、SNSなどに掲載する文章を作成する職種です。
仕事内容はテーマに合わせて情報を調べ、分かりやすく魅力的な文章を書くことで、場合によっては、記事の企画や編集も担当します。
未経験でも挑戦できる職種ですが、未経験の場合は業務委託やアルバイトの求人が多いため、正社員として働きたい方は注意深く求人票を確認することがおすすめです。
Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスのシステムを開発・改善する職種です。
ユーザーが快適に使える仕組みを裏側で支えていて、プログラミングを使ってサイトやアプリを開発し、動作テストや運用、トラブル対応なども行います。
Webエンジニアも未経験でも挑戦できる職種です。未経験の方は、転職前にプログラミングスクールや独学でプログラミング言語を学習して、スキルを身に付けています。
営業
Web業界の営業は、企業やお店に対してWebサイト制作やシステム開発、広告運用などのサービスを提案する職種です。
仕事内容は、顧客の課題を聞き出し、最適な解決策を紹介して契約につなげます。契約後もフォローやサポートを行うことが多いです。
Web業界の営業職も未経験から挑戦することができ、コミュニケーションスキルや顧客の課題を深堀した経験を活かすことができるでしょう。
Web業界に向いている人は?
未経験でWeb業界に挑戦したいと考えている方に向けて、Web業界に向いている人の特徴を3つご紹介します。
トレンドや最新技術に関心がある
まずは、トレンドや最新技術に関心がある人です。
Web業界はトレンドの移り変わりや技術の進歩が著しく、常に変化が起こっている業界です。
日々の業務にも影響が出てくるため、常に最新の情報をキャッチアップすることに興味・関心がある人、楽しんで情報収集できる人のほうがWeb業界に向いているといえるでしょう。
ユーザー志向で考えられる
Web業界にはtoB、toCの如何に関わらず、サービスを利用するユーザーの視点に立って分析・仮説の立案ができる力も必要です。
ユーザーが本当は何を求めているのか、現状どんな要因でWebサイトから離脱してしまっているのかなど、ユーザー志向で考えることで次のアクションが見えてきます。
したがって、ユーザー志向で考えられる人もWeb業界に向いているといえます。
論理的に思考できる
論理的に思考できることも、Web業界で働くには必要なスキルです。
WebサイトやWebサービスでは、インターネット上でユーザーのデータを取得することができるため、データをもとにして施策を考え、実行・改善を行います。
取得したデータから、論理的に考えて仮説を立て、実行していくことが求められるため論理的に思考できる人はWeb業界に向いているといえます。
未経験からWeb業界へ転職した事例
筆者が大手人材紹介会社でキャリアアドバイザーをしていた際に、未経験でWeb業界に転職を支援した事例を2つ紹介します。
事例①スーツ販売店の副店長からWebマーケターへ
事例①
20代女性Aさんは、スーツメーカーの副店長として売上データ分析とレイアウト戦略で活躍しており、Web業界への興味から未経験でWebマーケターに転身しました。
前職で培った定量的な分析力と論理的思考力をアピールし、データに基づいた改善提案が高く評価され、オンラインコミュニティ運営企業への転職を実現しました。
未経験でも、これまでの経験を活かせばWeb業界で活躍できる可能性を示唆する事例です。
事例②銀行営業からWeb業界のコンサルティング営業へ
事例②
銀行の個人営業として活躍していた20代男性Bさんは、動画マーケティングのコンサルティングを行う企業で営業として転職しました。
金融業界とは異なる分野ながら、前職での営業経験と論理的思考力が評価されました。顧客の課題解決に向けた提案力と目標達成への計画性が強みです。
異業種からのWeb業界転職も、これまでのスキルを活かせば十分に可能です。
【未経験向け】Web業界への転職におすすめのエージェント3選
ちなみに、未経験でWeb業界へ転職したいと考えている方におすすめのエージェントを3つご紹介します。
業界や企業研究の仕方、Web業界ならではの選考対策方法など、一人で転職活動を進めることが不安な方は、利用してみることも選択肢の一つでしょう。
doda

「doda」はパーソルグループが運営するエージェント型転職サイトです。オリコンの顧客満足度調査にて、2022~2024年の間「顧客満足度No.1※オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位」を誇ります。
転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持っているということもあり求人数が多い点が特徴になります。「インターネット・広告・メディア業界」の求人数も22,000件以上(2025年5月12日時点)と非常に豊富です。
doda
対応エリア | 全国、海外 |
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主な特徴 | ・顧客満足度No.1※オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位 ・求人数20万件以上 ・スキルアップ・スキルチェンジも可能 ・キャリアアドバイザーと企業担当複数名がサポートしてくれる ・機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みあり |
おすすめの年代 | 20代~30代 |
アプリ | ○ |
LINE・チャット | ○ |
書類作成サポート機能 | ○ |
選考スケジュール管理 | ○ |
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企業ごとの担当者から詳しい情報をもらえる!
dodaはキャリアアドバイザーと企業側の担当者の分業制が進んでおり、企業ごとに窓口が異なります。
そのため、その企業の詳しい仕事内容や雰囲気、対策情報などより詳しい情報を得られるでしょう。
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プロの転職

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この記事を書いた人

キャリアトラス編集部
キャリアトラス編集部には、元キャリアアドバイザーが多数在籍しており、転職にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。20年以上転職支援を行っている運営会社の実績をもとに、一人ひとりの異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなるよう、あなたの「知りたい」情報を提供していきます。 本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。