広報に強い転職エージェントまとめ|選ぶポイントや活用テクニックも

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目次

※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるマイナビ等のプロモーションを含み、お申込みがあった場合に、広告主より報酬を受け取る場合があります。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。

「広報に転職したい」「プロに相談しながら転職を進めたい」とお考えではありませんか?本記事ではそういった方へ向けて、広報に強い転職エージェントをまとめてご紹介いたします。転職エージェントの選び方や活用のコツもわかりやすくお伝えしますのでぜひ参考にしてください(2025年6月11日時点での情報をもとに掲載しています)。

【総合型】広報の求人が多い転職エージェント

それでは早速転職エージェントをご紹介していきたいと思いますが、転職エージェントにはあらゆる年齢層や業界、職種に対応した「総合型」、特定の領域に強みのある「特化型」の2種類に大別されます。広報の求人が多い転職エージェントにも総合型と特化型もあり、双方共に利用するメリットが異なります。

総合型は広報の求人も特別そうでないものも保有していますが、特化型に比べて圧倒的に求人数が多いため可能性を広げながら自分にぴったりの求人を探せるメリットがあります。

一方、特化型については広報関連の求人のみに絞って効率的に探すことができることに加え広報への転職ならではの選考対策についてもアドバイスしてもらえますが、やはり可能性を広げるという意味では総合型との併用が望ましいです。そこでまずは、広報の求人が多い総合型の転職エージェントについてご紹介したいと思います。

doda

doda」はパーソルグループが運営する転職エージェントで、転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持っているということもあり求人数が多い点が特徴となっています。

広報関連の求人も豊富で、広報関連職といえる「広告宣伝」「販売促進・PR」「Webマーケティング(ネット広告・販促PR)」「その他マーケティング・商品企画・広告宣伝」の求人は併せて5,800件以上存在しています。

doda

対応エリア 全国+海外
主な特徴 2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位
転職エージェント、求人サイト、スカウトサービスがまとめて利用できる
専属のキャリアアドバイザーによる丁寧なサポート
求人数 20万件以上
(※2025年6月時点)
おすすめの年代 25歳~39歳
アプリ
LINE・チャット
書類作成サポート機能
選考スケジュール管理
面談方法 オンライン/電話
公式サイト 詳細はこちら
無料で相談する >

このエージェントのおすすめポイント

  • 顧客満足度No.1 (※2024年オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)
  • 業界最大級の豊富な求人数が魅力
  • 企業から直接スカウトを受け取れる
  • 専属のキャリアアドバイザーによる丁寧なサポート

マイナビエージェント

全年齢を対象とした総合型エージェントです。キャリアアドバイザーの丁寧さにも定評があり、LINEやメールで気軽に相談可能な点も魅力です。広報関連職の求人も豊富で、「広告宣伝」「販売促進・プロモーション」「その他(マーケティング・企画・広告宣伝」)の求人を併せて1,200件以上保有しています。

サービス概要

対応エリア 全国、海外
主な特徴 2024年 オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 第1位、転職回数・年齢別でサポート、転職相談の回数・期間無制限
求人数 80,748件
※2025年6月12日時点
おすすめの年代 20代
アプリ
LINE・チャット
書類作成サポート機能
選考スケジュール管理
面談方法 WEB/電話
公式サイト こちらをクリック

このエージェントのおすすめポイント

  • アドバイザーが親身・丁寧な方が多く、相談しやすい雰囲気を作ってもらえる
  • 面談後にアドバイザーがマッチングした求人とAIによえる自動紹介の求人の両方を見ることができる
  • 若手向けの求人が多いため、ミドル・ハイキャリアの方はその他の総合型・幅広い年代向けのエージェントも併用するのがおすすめ

リクルートエージェント

リクルートエージェント」も公開求人、非公開求人共に非常に数が多い転職エージェントです。広報関連職も豊富で、約1,000件程の求人を保有しています。

サービス概要

対応エリア 全国+海外
主な特徴 ・求人数業界トップクラス
・業界最大級の非公開求人数
・転職支援実績No.1(※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2023年度実績を自社集計)2024年5月時点)
おすすめの年代 20代~30代幅広く
アプリ
LINE・チャット
書類作成サポート機能
選考スケジュール管理
面談方法 来社/WEB/電話
公式サイト こちらをクリック
無料で相談する >

このエージェントのおすすめポイント

  • キャリアアドバイザーだけでなく、AIが経験やスキルに合った求人を紹介してくれる
  • 求人数が豊富なため、幅広い選択肢から自分にあった求人を見つけられる
  • 業界知識が豊富なキャリアアドバイザーが多く、細かいアドバイスを受けられる
  • キャリアの方向性が明確な人、現在の経験・スキルを活かした転職をしたい人にはおすすめ
  • 「転職の軸が明確でない」という人は、先に転職活動の方向性から相談できる「第二新卒エージェントneo」などのエージェントを利用するのがおすすめ

【特化型】広報に強い転職エージェント

ではここからは広報に強い特化型の転職エージェントをご紹介したいと思います。

管理部門キャリア

管理部門キャリア

対応エリア -
オンライン対応
主な特徴 管理部門特化型、約2,500社以上のネットワークから求人紹介、求職者の想いに寄り添ってくれる点が最大の特徴
公式サイト こちらをクリック

「管理部門キャリア」は経理、人事、総務、法務、広報、IR、経営企画、事業企画などの管理部門に特化した転職エージェントになります。

求人の詳細な業務内容を把握している専門性の高いキャリアアドバイザーが一人ひとりに併せた転職サポートを行っており、細かい選考対策を受けることが可能です。採用領域において40年以上の実績を誇り、約2,500社以上ものネットワークから要望に沿った求人を紹介してくれます。

広報に強い特化型の転職エージェントの中でも求職者の想いに寄り添ってくれる点が最大の特徴で、ユーザーからは下記のように高い評価を得ています。

・管理部門に3年以上在籍している方の92%が自分に最適な求人を提案してくれると思うと回答
・管理部門に3年以上在籍している方の93%が信頼すると回答
・管理部門に3年以上在籍している方の93%が面談対応が充実していると思うと回答

独自の非公開求人もありますのでぜひ一度チェックしてみてください。

このエージェントのおすすめポイント

  • 管理部門特化型
  • 約2,500社以上のネットワークから求人紹介
  • 求職者の想いに寄り添ってくれる点が最大の特徴

シンアド転職エージェント

シンアド転職エージェント

対応エリア -
オンライン対応 -
主な特徴 広告・デジタル・SaaS企業に強い、転職後の年収アップ者率約69.4%、平均応募数4.03社、企業と求職者の双方を一人のキャリアアドバイザーが担当する「両面型」のビジネスモデルを採用、掲載中の主要企業の年収は600万円から
公式サイト こちらをクリック

「シンアド転職エージェント」は広告・デジタル・SaaS企業に強い「パーソナル転職支援」がテーマの転職エージェントで、転職後の年収アップ者率約69.4%を誇っています。

数年後のキャリアから逆算して「転職で何を叶えたいか」を複数回の面談を通して明確にし、現状とのギャップを埋められる企業を紹介してくれるサービスで、厳選して紹介してくれることから平均応募数は4.03社と効率的な転職活動が実現しています。

求職者のキャリアや志向に合わせて担当のキャリアアドバイザーを配置してもらえるほか、企業と求職者の双方を一人のキャリアアドバイザーが担当する「両面型」のビジネスモデルを採用していることからトレンドを加味した細かい選考対策を受けられる点も魅力です。

こちらの転職エージェントは市場規模拡大産業、成長企業、IPO準備中企業、幹部候補が20、30代の企業のほか、管理部門にも強いです。掲載中の主要企業の年収は600万円からとなっています。

入社後のフォローも充実しており、アクションプランの策定や職場定着のサポート、キャリアに役立つ情報提供などを受けられますのでぜひこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

このエージェントのおすすめポイント

  • 広告・デジタル・SaaS企業に強い
  • 転職後の年収アップ者率約69.4%
  • 平均応募数4.03社
  • 企業と求職者の双方を一人のキャリアアドバイザーが担当する「両面型」のビジネスモデルを採用
  • 掲載中の主要企業の年収は600万円から

BEET AGENT

BEET AGENT

対応エリア -
オンライン対応 -
主な特徴 管理部門・バックオフィス系職種特化型転職エージェント、市場価値診断を通してキャリアアップをサポート、大手企業求人あり
公式サイト こちらをクリック

「BEET AGENT」は管理部門・バックオフィス系職種に特化した転職エージェントで、上場企業の非公開管理部職種、IPO準備中のリーダーポジションなどあらゆる求人を紹介してもらうことができます。

求職者をサポートする「キャリアアドバイザー」と企業の営業担当である「リクルーティングアドバイザー」が両手型でサポートしてくれるほか、「市場価値診断」を通してキャリアアップを細かく支援してもらえる点も魅力です。

求人企業の管理部門体制、兼任事情や年収・働き方、評価基準を教えてもらえるため安心です。大手企業求人の取り扱いもありますのでぜひこちらもチェックしてみてください。

このエージェントのおすすめポイント

  • 管理部門・バックオフィス系職種特化型転職エージェント
  • 市場価値診断を通してキャリアアップをサポート
  • 大手企業求人あり

JACリクルートメント

JACリクルートメント」はハイクラスをターゲットにした転職エージェントで、転職活動の支援実績約430,000人を誇ります。管理職、技術・専門職転職のエキスパートということで広報の求人も保有しており、ハイクラスを目指す方におすすめです。

サービス概要

対応エリア 東京、埼玉、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、広島、福岡、その他国内、海外
主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7%
おすすめの年代 30代~
アプリ
LINE・チャット
書類作成サポート機能
選考スケジュール管理
公式サイト 詳細はこちら

面談内容

面談可能日・時間 平日の10:00スタート~18:00スタート
最短可能予約日 登録の9日後から可能 ※1
面談方法 WEBのみ
面談時間 60分 ※2
面談の流れ・内容 ①自己紹介
②経験ヒアリング
③サービスの紹介
※2

※1:本サービスを利用した方からの取材に基づく内容を掲載しており、必ず予約できることを保障するものではありません。
※2:本サービスを利用した方からの取材に基づく内容を掲載しており、必ず同じサービスを受けられることを保障するものではありません。

詳細はこちら >

MASSMEDIAN(マスメディアン)

MASSMEDIAN(マスメディアン)

対応エリア 関東、東海・中部、関西
オンライン対応
主な特徴 マーケティング・クリエイティブ職種特化型、マーケティング・クリエイティブ関連専門誌を発行する企業が運営、転職支援実績60,000人以上、独占求人あり
公式サイト こちらをクリック

「MASSMEDIAN(マスメディアン)」はマーケティング・クリエイティブ職種に特化した転職エージェントで、広報・宣伝関連職の求人を豊富に保有しています。

宣伝会議、販促会議、ブレーン、広報会議といったマーケティング・クリエイティブ関連の専門誌を発行している「宣伝会議」のグループ会社が運営しているということで、マーケティング領域の専門的なノウハウに期待することができます。

転職支援実績は60,000人を超えており、面接へのアドバイスなどサポートが充実しています。極秘、非公開の募集が寄せられることもあるため、この転職エージェントにしかない求人をチェックできる点が魅力です。

近年では一般企業(宣伝、広報、マーケティング、デジタル部門)の求人も増えていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

このエージェントのおすすめポイント

  • マーケティング・クリエイティブ職種特化型
  • マーケティング・クリエイティブ関連専門誌を発行する企業が運営
  • 転職支援実績60,000人以上
  • 独占求人あり

WARCエージェント

WARCエージェント

対応エリア 全国
オンライン対応 -
主な特徴 ベンチャー・上場企業の管理部門特化型転職エージェント、ハイクラス求人が中心、求人の約1/3が年収1,000万円以上、求人保有数1,000社以上、対応満足度約95%
求人数 2,500件超
※2025年6月12日時点
公式サイト こちらをクリック

「WARCエージェント」はベンチャー・上場企業の管理部門への転職に特化した転職エージェントで、PRの求人も保有しています。経営管理部門、およびビジネスサイド全般のハイクラス求人を中心に紹介を行っており、求人の約1/3が年収1,000万円以上、求人保有数は1,000社を超えています。

会計士、戦略コンサル、FASといった様々なバックグラウンドを持つメンバーと連携してサポートを行っているため、一人ひとりに合った求人の提案はもちろん、キャリアパスの提案、マインドセットのアドバイスももらえる点が特徴です。

そういった細やかな対応が、対応満足度約95%という結果にも繋がっていますので、広報関連職の中でもハイクラスを目指す方はぜひ一度チェックしてみてください。

このエージェントのおすすめポイント

  • ベンチャー・上場企業の管理部門特化型転職エージェント
  • ハイクラス求人が中心
  • 求人の約1/3が年収1,000万円以上
  • 求人保有数1,000社以上
  • 対応満足度約95%

【結論】広報への転職では総合型・特化型の併用がおすすめ

さて、ここまでで広報に強い転職エージェントを総合型と特化型に分けてご紹介して参りましたが、「結局どっちを使えば良いの?」と疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。結論、広報の転職では総合型と特化型を併用するのがおすすめです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、広報の仕事は全体的な求人数が少ないにもかかわらず人気であることから倍率が高いことに加え、社内で経験を積んでから初めて配属されるケースが多いことなどから、一般的に広報の仕事への転職は難しいとされています。

その点、特化型の転職エージェントでは広報関連職の求人に絞って探せるため効率的であり、広報関連職ならではの選考対策を受けられるなどの利点があり、広報求人の選び方についてもアドバイスを受けられたりと便利な点が多く、基本的には特化型の転職エージェントの利用がおすすめです。

ただし、特化型は総合型に比べると求人数で劣ってしまう難点があります。可能性を高めるという意味では総合型と特化型を併用するのがベターですので、特化型の中でも自分に合っていそうなものを選びつつ、総合型については本記事でご紹介した「doda」のような求人数が特に多いところを活用すると良いでしょう。

広報に強い転職エージェントを利用するメリット

ちなみに、広報に強い転職エージェントを利用すると下記のようなメリットがあります。

広報に強い転職エージェント利用の主なメリット

  • 自分に合った広報求人と効率的に出会える
  • 広報の非公開求人を教えてもらえる
  • 特化型ならではのサポートを受けられる
  • リアルな業界・職場事情を教えてもらえる
  • 企業へ推薦してもらえる
  • 企業とのやり取りを全面的に代行してもらえる

中でも広報関連職に特化した転職エージェントでは、広報関連職の求人を中心に保有していることからピンポイントで効率的に求人探しを行えます。特化型ならではの選考対策を受けられ企業への推薦を受けられることもあり、自力で転職活動を進めるよりもスムーズに転職活動を進められるでしょう。

リアルな職場環境や業界事情についても細かく把握しているため、本当に自分に合った職場なのか、想像とのギャップがないかを事前にチェックすることで後悔することを防ぐこともできます。

総合型、特化型ともに面接日程の調整や入社条件の交渉といった企業とのやり取りを全て代行してくれるため、忙しい中で転職活動を進めたい方は特にメリットを感じられるでしょう。

広報に強い転職エージェントの賢い選び方

さて、先ほどは広報に強い転職エージェントを数多くご紹介しましたが、種類が多くてどう選べば良いかよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。広報に強い転職エージェントを選ぶ場合には下記のポイントを踏まえると悔いが残りにくいためぜひ参考にしてください。

広報に強い転職エージェントを選ぶポイント

  • 広報求人が多い
  • 専門知識豊富なキャリアアドバイザーが在籍している
  • サポートが充実している

中でも専門知識のあるキャリアアドバイザーが在籍しているところであれば、広報関連職に詳しくない方でも自分に合った求人を見つけやすくなるでしょう。

広報関連職出身のキャリアアドバイザーが在籍しているところを利用できるとベターですので、まずは気になった転職エージェントをいくつか利用して面談を受けてみて判断しても良いのではないでしょうか。

また、広報関連の求人が豊富でキャリア相談や書類対策、面接対策サポートが充実しているところを狙って利用することでさらに転職活動を効率化できます。

ただし、先ほどもお伝えしたように特化型の転職エージェントはどうしても総合型に比べて求人数で劣ってしまうため、「doda」などの求人数が多い転職エージェントと併用することで出会える求人の母数を担保するのがおすすめです。

広報に強い転職エージェントの有効活用のポイント

広報への転職でエージェントを利用する際には下記のコツを踏まえておくだけで最大限有効に活用することができるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

特化型と総合型を併用する

繰り返しになりますが、広報への転職を目指す場合は特化型の転職エージェントと総合型の転職エージェントを併用することをおすすめします。

総合型については「doda」などの求人数が多いところを、特化型に関してはキャリアアドバイザーに広報関連職の転職に関する専門知識があって選考対策などのサポートが充実しているところを狙えると良いでしょう。

これらを併用することで出会える求人の幅を広げつつ、細かいサポートを受けやすくなることを期待できます。

ただし、転職エージェントを何十社も併用するのは現実的ではないため、まずは気になった5、6社に登録して非公開求人を含めてどういった求人を保有しているのか聞き、最終的には気になる求人があって担当者と相性が良かった2、3社に絞るのがポイントです。

転職の目的・条件を明確にしておく

広報に強い転職エージェントを利用する際には、あらかじめ転職の目的や求める条件を明確にしておくことが大切です。キャリアアップや年収アップのために転職するのか、ずっとやりたかった仕事に就くために転職するのか、目的によって選ぶべき転職エージェントは変わります。

また転職エージェントを利用する際に目的と併せて条件もある程度明確に伝える状態にしておくことで、紹介してもらえる求人の軸がブレにくくなります。もちろん、どういった条件で求人を吟味すれば良いのかわからないという場合はキャリアアドバイザーに相談できますので、その旨を明確に伝えましょう。

要望などは率直に伝える

職種や年収、勤務地、キャリアプランなどの自らの希望を正確に担当キャリアアドバイザーに伝えることもポイントといえます。希望条件が曖昧になってしまうと、キャリアアドバイザーはその曖昧な情報からしか求人を抽出できなくなってしまうためです。

もちろん全てを明確にできない場合はアドバイザーが相談に乗ってくれますが、その場合は「何と何で迷っているのか」「自分の中での転職における最終的なゴールは何か」などを明確に伝えるなど、キャリアアドバイザーが考えやすいよう工夫しましょう。

求人票にない情報はこちらから質問する

転職エージェントでは紹介してもらう求人数が増えるほど一つの求人に対して細やかな説明を受けにくくなる傾向がありますが、こちらから質問すれば教えてもらえるため積極的に質問するのがコツです。

転職エージェントは基本的に給与や残業時間、実際の労働環境、人間関係といった情報を網羅していますので、「福利厚生について具体的に教えて下さい」「職場の雰囲気はどんな感じですか?」「男女比率はどれくらいですか?」など、求人票にない情報はこちらから具体的な言葉で質問してみてください。

説明を聞く前に求人紹介を断らない

中には自分の希望に合わない求人を紹介されることもあるかと思いますが、その際には頭ごなしに求人紹介を断らないのがベターです。「自分が求める条件の揃った求人」が必ずしも「本当に自分に合った求人」であるとは限りません。

今は興味のない、あるいはまだ自分が知らない業界・職種の中に本当の適職が隠れている可能性もありますので、まずはその求人を紹介してくれた背景を聞いてから考えてみましょう。

応募書類は事前に提出、アドバイスをもらう

履歴書や職務経歴書はあらかじめ転職エージェントに提出することで深いアドバイスをもらいやすくなるため、キャリアアドバイザーから声をかけられずとも積極的に添削依頼をかけるのがポイントです。場合によってはこちらから声をかけない限り添削してもらえないケースもありますので留意しましょう。

担当者が合わない場合は変更依頼をかける

「仕事に対する価値観が正反対」「もっとじっくり求人を吟味したいのに応募を急かされてしまう」など、中にはキャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じるケースもあるでしょう。

その場合は転職エージェントに問い合わせることでキャリアアドバイザーを変更してもらえることが多いため、一度検討してみてください。

広報に強いおすすめの転職サイト

広報の仕事に転職する場合は転職エージェントと併せてスカウトサービスも活用するとより自分に合った求人を見つけやすくなりますので、ここでは広報に強いスカウトサービスをいくつかご紹介したいと思います。

ビズリーチ

ビズリーチ」は優良企業や一定の基準を満たしたヘッドハンターから直接スカウトが届く、ハイクラス向けの転職サイトです。導入企業数は23,500社、利用者は2,000,000人と国内最大級で、広報関連の求人も豊富に取り扱っています。

ハイクラス向けということもあり年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めている点が特徴です。

ビズリーチの利用パターンには「企業からのスカウトに返信して進める方法」「ヘッドハンターからのスカウトに返信して進める方法」の2つがあり、企業からのスカウトに返信した場合には企業と直接コンタクトを取れるため、効率的・主体的に転職活動を行いたい方におすすめとなっています。

一方、一定の基準を満たした登録ヘッドハンターからのスカウトに返信した場合には、秘匿性の高い非公開求人の提案や細かい選考対策を受けることが可能です。

ビズリーチには無料プランと有料プランがあり、前者は「プラチナスカウト(企業・ヘッドハンターから届くスカウトメール)」のみ閲覧・返信することができますが、後者は全てのスカウトの閲覧・返信、及び全ての求人の検索・閲覧、応募することができます。

会員の7割以上が自分の市場価値を知るために利用しているとも言われていますので、気になる方はぜひ活用してみてください。

リクルートダイレクトスカウト

「リクルートダイレクトスカウト」は株式会社リクルートホールディングスが運営するハイクラス向けスカウトサービスとなります。

自分の経験、能力、希望条件を選ぶだけでレジュメが完成し、レジュメが完成するとそのレジュメをもとに企業やエージェントに自分をおすすめしてもらうことができます。

企業やエージェントからのスカウトも届くため、その中から気になった企業があればスムーズに選考が進むケースも少なくありません。企業やエージェントとのやり取りはチャットでカジュアルに進められるため、仕事で忙しい方でも気兼ねなく利用できるはずです。

求人保有数も多く公式サイトでは公開求人の中から検索もかけられますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

詳細はこちら >

BEET DIRECT

BEET DIRECT」は数少ない管理部門に特化したスカウトサービスで、広報への転職も目指せます。

職務経歴書をサイト上に登録することで自分に興味を持った全国、海外の人材紹介会社や企業からスカウトが送られてくるもので、他のスカウトサービスと違い管理部門特化型ということで、広報の仕事の中でも自分に合ったものを効率的に探せる点が魅力です。

広報・PR関連の求人については自社製品・サービスブランド構築・製品プロモーションの戦略策定、販促物の企画立案・制作といった求人を多く保有しており、ここでしか出会えない独占求人も多数存在します。

管理系職種や士業に特化した人材紹介事業をバックボーンとした人材紹介コンサルタント経験者がこれまでのノウハウを活かしてミスマッチのない転職活動を実現する運用体制を完備しているため、安心して仕事探しを進められるはずです。

中でも年収・キャリア・スキルアップを目指している方におすすめで、自分の可能性や市場価値を知りたい方が利用しているケースも多くなっていますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

doda X

doda X」はパーソルキャリアが運営しているハイクラス向けの転職サイトで広報関連の求人も豊富となっています。

ハイクラス向けということで年収800万円~2,000万円の非公開求人を保有しています。「ヘッドハンティングサービス」「求人紹介サービス」「企業スカウトサービス」の3つを活用できる点も特徴です。

大手企業、優良企業からのスカウトも受けられますが、自ら応募することも可能となっています。専門知識のあるヘッドハンターがサポートしてくれるため、忙しい方でもスムーズに転職活動を進められるでしょう。

転職前後で年収が200万円ほどアップしている事例も複数見られますので、広報に転職したいだけでなく「キャリアアップしたい」「年収アップを叶えたい」という方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

SYNCA

SYNCA」は管理部門に特化したスマホアプリでも利用できるサービスで、中小、大手、ベンチャーまであらゆる企業の経理、財務、人事、労務、法務といったバックオフィス系の求人を保有しており、PRの求人とも出会えます。

求人へ応募できるだけでなくスカウトサービスも利用可能で、企業に直接応募する求人のほかキャリアアドバイザーが仲介してくれる求人も掲載されています。アンケートに回答するだけの「市場価値診断」を通してスキルを可視化、自分に合った職種を見極められるほか、自分の適切な年収水準も知れるため便利です。

複数人の上場経験CFOがキャリアアドバイザーとして所属している点が特徴で、経営管理部門を熟知した専門家が完全監修を行い、現場に根ざしたサービスの質の向上を目指しています。

必要に応じてキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

転職エージェントを利用する際の流れ

中には転職エージェントを初めて利用するという方もいらっしゃるかと思いますので、ここで転職エージェントを利用する際の一般的な流れを簡単にご紹介しておきたいと思います。

転職エージェントの使い方1.会員登録

転職エージェントを利用する際にはまず、サービスへの会員登録が必要になります。公式サイト内にある登録ボタンなどから登録フォームへ移り、個人情報や希望業界などの必要事項を入力して登録しましょう。完了したらそのまま面談日時の予約を行います。

中には登録後に転職エージェントから電話かメールで連絡を受け、そこで面談日時を決めるケースもあります。

転職エージェントの使い方2.面談・カウンセリング

面談日時を決定したら、次はキャリアアドバイザーとの面談です。ほとんどの転職エージェントではマンツーマンにて面談が行われていますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、近年では対面での面談に加えて電話やWeb会議ツールを使用してのオンライン面談を実施しているところが多いです。

形態はサービスによって様々ですが、求職者が面談形式を選べる場合もあります。面談では現在の転職活動の状況や転職先に対する要望などについて、キャリアアドバイザーからヒアリングを受けることになります。

現時点で転職先に求める要件や仕事選びの軸が定まっていなくても、キャリアアドバイザーに相談することで今まで気づくことができなかった自分の傾向やこだわり、隠れた強みや適性などを発見しやすくなるため、転職活動をよりスムーズに進められるはずです。

転職エージェントの使い方3.求人紹介

志望業界や職種、勤務地といった求職者の希望を踏まえたうえで、面談を通じてキャリアアドバイザーが適性があると客観的に感じた企業を紹介してもらうことができます。

Web上では閲覧できない非公開求人を紹介してもらえたり、転職エージェントが独自に持っている特別選考ルートで面接をスキップできたりするほか、企業へ自分を推薦してもらえるケースもあります。

中には「自分に合っていない企業を紹介されるかもしれない」という不安を感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、優良なキャリアアドバイザーは”その求職者に本当に合った企業”を紹介するよう努めているため安心です。

というのも転職エージェントが紹介した求職者が入社後短期離職した場合、入社時に企業からエージェントに支払われた代金の一部を返金しなければならないのが一般的で、そうなると担当したキャリアアドバイザーの成績にも影響が出るためです。

基本的に転職エージェントは”その求職者が長く働けると考えられる企業”に絞って紹介しています。自分の希望と完全に合致していない企業を紹介された場合には頭ごなしに拒否せず、なぜその企業を紹介してくれたのかを細かく確認したうえで、自分の可能性を広げられるような転職活動を目指せると良いのではないでしょうか。

ちなみに、紹介された企業との面接日程の調整や内定辞退の連絡、入社条件の交渉などは全て転職エージェントに代行してもらうことも可能です。

転職エージェントの使い方4.選考対策

企業紹介を受けたら次は選考対策です。企業に好印象を与えられるような職務経歴書の作成のサポートを受けられるほか、応募先企業の過去の傾向を踏まえた面接対策も実施してもらえます。

書類を作成できたら転職エージェントが応募手続きを行ってくれ、通過した場合には面接日程の調整も代行してくれます。もし面接を通過できなかった場合にはキャリアアドバイザーが一緒に振り返りを行ってくれるため、その際に受けたアドバイスを次の面接に活かせるでしょう。

転職エージェントの使い方5.内定・入社までのサポート

応募先企業から内定をもらい、内定承諾をすると承諾した条件にて入社となります。内定を得た後は求職者が個人で直接企業と連絡を取ることになりますが、何か相談したいことがあれば転職エージェントがフォローしてくれるはずです。

ちなみに内定が出たら必ず入社しなければならないというルールはないため、入社を辞退したい場合には担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。

広報への転職に関してよくあるQ&A

最後に、広報への転職に関してよくある質問とその回答をご紹介したいと思いますので、ぜひこちらも参考にしてください。

広報の仕事は未経験でも就ける?

広報の仕事は適切なスキルや経験があれば未経験の方でも転職することが可能です。たとえばdodaでは職種未経験歓迎とする広報関連の求人が700件以上公開されています。

未経験から広報への転職を目指すにあたってはコミュニケーションスキルのほか、情報収集スキル、企画スキルなどが必要になるため、これらをアピールできる経験があれば積極的に押し出しましょう。

広報の年収水準は高い?

doda「広報/PR/IRとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説」によれば広報の平均年収は493.2万円となっており、同じくdoda「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」で示されている全体平均年収426万円よりも高い水準にあります。

広報の仕事内容は?

広報とは、その組織の情報を社内外に発信して良好な関係を目指すことでその組織のイメージUP、認知度UPを実現する仕事です。プレスリリースの作成や発信、メディアへの対応、SNS運用、社内報の作成、イベントの企画などが具体的な業務として挙げられます。

※プレスリリース:メディアに情報提供、それを報道してもらうことを目的とした公式文書。新製品の発表やイベント開催の告知といった自社のトピックスを公に発信するための手段として活用されている。

この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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