正社員事務の転職は難しい!難しい理由や成功させるポイントを解説

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事務職は残業が少なかったり、土日休みであったりと、ワークライフバランスの取りやすい仕事です。そのため、未経験から事務職へ転職を目指している人もいるでしょう。

特に正社員事務は、安定した雇用の中で事務職として働き続けられるため女性からの人気が高く、「転職が難しい」と言われています。

そこで本記事では、「難しい」と言われる正社員事務への転職を考えている人に向けて、正社員事務の転職を経験した人のリアルな声や、転職を成功させるポイントについて解説します。

正社員事務への転職難易度を理解し、強い心構えで転職活動を進めるためにも、参考にしてください。

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正社員になれない?未経験事務の転職難易度

未経験で正社員事務を目指す場合、転職の難易度は高いといえます。というのも、一般事務の求人倍率は低く、選考における競争率が高くなりがちだからです。

厚生労働省の「job tag」によると、2023年における一般事務の求人倍率は「0.33倍」とされています。

求人倍率とは、求職者一人に対してどれだけの求人が市場に出回っているかを表す値であり、1倍を超えると求職者よりも求人数のほうが多いことを示します。

このことから一般事務の求人数は、市場の求職者数よりも少なく、一つの求人に対して応募が殺到すると想定できるのです。

ただし、事務職の種類によっては一般事務よりも求人倍率が高いため、転職難易度は下がるといえます。主な事務職の求人倍率は、以下の通りです。

【例】各事務職の求人倍率

介護事務 1.92倍
生産・工程管理事務 1.99倍
医療事務 2.00倍
人事事務 1.12倍
出荷・受荷事務 1.79倍

参考:厚生労働省「job tag」

正社員事務の転職経験者が語るリアルな声

前述した通り、正社員事務の転職難易度は高いです。そこで、実際に正社員事務の転職を経験した人のリアルな声を見ていきましょう。

転職経験者のリアルな声を参考にすることで、どのような心構えで転職活動を進めればいいのか理解できます。

「書類選考で落ちた」

正社員事務の選考を受けた人の中には、書類選考で落ちた人もいました。投稿者は、子どものいる30代であり、他業種から正社員事務を目指しています。

正社員事務を受ける際に育児と仕事を両立する場合は、働ける時間や残業の対応可否などをしっかりと採用担当者に伝えることが大切です。

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「転職期間1.5カ月間で未経験の事務系総合職で内定を獲得できた」

この投稿者も1カ月ほどの転職期間を通じて100件ほどの企業に応募し、内定を1社獲得しています。また未経験の事務系総合職であることから、決して難易度の低い選考ではなかったといえるでしょう。

内定を獲得している人の共通点として、高い熱量を持って転職活動に取り組んでいることが挙げられます。そのため、正社員事務への転職を目指す際は、根気強く多くの企業の選考を進めることが重要です。

正社員事務の転職が難しい理由

正社員事務の転職が難しい理由を理解しておくことで、どのような気持ちで選考に臨めばいいのかなど、転職に対する気持ちを整理できます。

そこでここでは、正社員事務の転職が難しい主な理由を2つ解説するので、確認しておきましょう。正社員事務の転職が難しい理由は、以下の通りです。

競争率が高いから

事務職は「座り仕事で体力的な負担が少ない」「定時で帰れる」といった理由から、非常に人気の高い職種です。特に女性からの人気が高く、一つの求人に対して数十人から応募が集まるケースも珍しくありません。

ほかにも、IT技術やAIといったテクノロジーの進化により、事務職一人当たりが担える仕事量が増えているため、社内の事務ポジションが少なくなりつつあることも事実です。

これらのことから正社員事務の転職には、多くの応募者から内定を勝ち取る難しさがあります。

即戦力が求められやすいから

正社員事務の求人では、すぐに業務に携われる人材が求められる傾向にあります。 というのも、そもそも社内の事務担当の人数は限られていて、未経験者の教育に人員を充てにくいからです。

特に中小企業では最小限の人手で業務を回しているケースが多く、研修に時間をかけられない会社も多くあります。そのため、未経験者やブランクのある人よりも、即戦力として活躍できる人のほうが選考では評価されやすいのです。

このことから事務職未経験の場合、経験者よりも魅力的にみえる自身の強みを作ることが、正社員事務の転職が「難しい」と言われる理由の一つです。

「難しい」と言われる正社員事務への転職を成功させるポイント

正社員事務の転職を成功させるためには、事務職に役立つ資格を取得するなど、いくつかのポイントがあります。

ここでは、「難しい」と言われる正社員事務への転職を成功させるポイントを3つ紹介するので、正社員事務の転職成功率を高めるためにも確認しておきましょう。

「難しい」と言われる正社員事務への転職を成功させるポイントは、以下の通りです。

事務職に求められる自身のスキルを洗い出す

未経験が正社員事務の選考で評価されるためには、事務職に求められる自身のスキルを伝えることが必要不可欠です。そのため、まずは自分自身のスキルを一つずつ言語化していきましょう。

たとえば、接客や販売の仕事で丁寧な言葉遣いを意識してきたのであれば、電話応対や来客対応といったスキルが事務職では大きな強みとなります。

また営業職の経験があるならば、パソコンを使って資料をまとめた経験や、メールや電話を通じて顧客とやり取りをした経験は、すべての事務職で活かせる経験です。

このように自分自身の強みや経験を整理し、事務職で活かせるスキルを見つけることが転職を成功させるポイントの一つです。

事務仕事に役立つ資格を取得する

前述した通り、事務は限られたメンバーで業務をこなしている企業が多く、まったくの未経験者を教育する体制を整えていない企業がほとんどです。

そのため、事務職としての知識やスキルを証明できる資格を保有しているかで、合否が左右されるケースも珍しくありません。たとえば、次のような資格が正社員事務の選考では、評価されやすいです。

■MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト):WordやExcelなどのスキルを証明できる資格
■日商簿記検定:会計や経理業務に関わる事務職でアピールできる資格
■秘書検定:ビジネスマナーや電話対応など、事務職に求められる基本的なスキルが備わっていることを証明できる資格

転職活動を進める際に時間がある場合は、これらの事務に役立つ資格を並行して取得しましょう。

事務職に力を入れている転職エージェントを活用する

務職の求人は、市場に出回っている求人数が少ない傾向にあります。そのため、事務職に力を入れている転職エージェントを活用し、事務職の求人情報をできる限り多く収集することが大切です。

また事務職に強いエージェントであれば、自分に合った企業を紹介してもらえるだけでなく、事務職に特化した応募書類の添削や面接対策までも一貫して支援してくれます。

エージェントの中には「未経験歓迎」求人を多く扱っている会社もあるため、個人で動くよりも効率的に転職活動を進められます。事務職におすすめの転職エージェントは、こちらで確認してください。

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第二新卒エージェントneoは、第二新卒に特化をした転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」など仕事に関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。

正社員事務の転職で採用されやすい人が持っているスキル

正社員事務の転職を成功させるポイントを理解したところで、どのようなスキルが正社員事務の転職で評価に繋がるのか解説します。

評価に繋がりやすいスキルが自身に備わっている場合、選考でアピールできるようにしておきましょう。正社員事務の転職で採用されやすい人が持っているスキルは、以下の通りです。

Officeなどの「基本的なPCスキル」

事務職として欠かせないスキルが「PCスキル」です。特にExcel、Word、PowerPointといったOffice関連の操作スキルは、多くの企業で必要とされます。

たとえば、Excelの場合、関数(SUM、IF、VLOOKUPなど)やピボットテーブルを使いこなせれば、膨大なデータを効率的に整理・分析できます。

一方Wordでは見出しやインデント、差し込み印刷などを使って文書を作成する能力などが求められるでしょう。

もしもOffice関連の操作に自信が無いのであれば、MOSなどの資格を取得する中で基本的な操作方法を身に付けておくことが大切です。

どんな人とでも話せる「コミュニケーション能力」

事務職は「デスクワーク中心で人との関わりが少ない」と思われがちですが、実際は社内外との連携が非常に多いポジションです。

たとえば、営業担当から「取引先に伝達事項を伝えてほしい」と依頼される場面もあれば、来客対応を依頼される場面もあります。

そしてこうした場面で必要な力が、どんな人とでも話せるコミュニケーション能力なのです。またコミュニケーション能力において特に企業が重視する要素は、「気配りができるかどうか」です。

ミスやトラブルを未然に防ぐ気配り力は経験よりも人柄や姿勢に表れやすいため、面接での受け答えや表情、言葉遣いが大きな判断材料となります。

複数のタスクを同時にこなせる「スケジュール管理能力」

事務職の仕事は、同時並行で様々な業務を処理することが多いため、スケジュール管理能力が重要なスキルです。業務の優先順位を正しく判断し、抜け漏れなくタスクを完了させる力が求められます。

特に正社員の場合はルーティンワークだけでなく、「月末月初の繁忙期にどう動くか」「急な変更に柔軟に対応できるか」といった限られた時間の中での対応力が見られます。

ミスなく業務を進めるために、ToDoリストやスケジュール帳を使って自己管理できる人は、安心して事務業務を任せられる存在です。

正社員事務の転職が難しいなら「紹介予定派遣」も一つの選択肢

正社員の事務職は人気が高く、応募が殺到しやすいため、書類選考の時点で「通過できない」と悩んでしまう人も多くいます。そのため、「正社員で採用されるのは無理なのでは」と不安を感じてしまうのも当然です。

そんなときは最初から正社員を目指すのではなく、「紹介予定派遣」から正社員を目指すことも一つの選択肢だといえます。

紹介予定派遣とは最長6か月間、派遣社員として勤務した後、企業と本人が合意すれば正社員(または契約社員)として採用される制度です。

未経験の場合、スキルや経験よりも「職場での働きぶり」「仕事への姿勢」「人との協調性」を仕事を通じて見られるため、人物面が評価されて正社員になれる可能性があります。

転職活動がうまく進まないときは、「派遣=非正規」と決めつけず、紹介予定派遣の求人に目を向けてみるのも良いでしょう。

まとめ

事務職は人気の高い職業であるため競争率が高くなりやすく、「転職が難しい」と言われがちです。

しかし、転職が難しいと言われる理由や、転職を成功させるポイントを理解することで、未経験からでも転職を成功させられる可能性はあります。

正社員事務への転職を目指しているのであれば、自分に合った事務職に強い転職エージェントを見つけ、求人情報を効率的に集めながら根気強く転職活動を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

就・転職ライター

元キャリアアドバイザー
えばちゃん

採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。

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