転職エージェントの裏事情7選。利用前に良いサービスを見極めるコツも伝授

転職エージェントは書類作成や面接対策、入社後のフォローまでを無料で受けることができるサービスですが、その利便性の高さゆえに「無料で利用できるなんて何か裏があるのではないか」と懐疑的に感じている方も少なくないでしょう。

 

そこで本記事では転職エージェントの裏事情をまとめてご紹介いたします。転職エージェントが無料で利用できる理由はもちろん、事前に知っておきたい転職エージェントの仕組みやリアルな情報をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

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転職エージェント 裏事情 キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー
しょん

高校までは岡山県の田舎で過ごし、就職を機に大阪へ。転職を機に東京で働いています。 これまで二社を通じてミドル層、第二新卒をはじめとした20代の就転職支援で400人以上のサポートをしてきました。 自身での転職経験はもちろん、会社の規模としても東証一部上場企業、10人に満たないベンチャー企業、3000人を超える規模の会社を経験しています。その経験を元にライフワークバランスや多様な働き方、キャリア形成まで様々な視点から信頼できる情報提供を行うことをお約束します。

転職エージェントの裏事情7選

それでは早速、転職エージェントの裏事情について見ていきましょう。


転職エージェントの裏事情

企業による成果報酬で利益を得ている

転職エージェントでは選考対策や面接対策のほか、企業との面接日程の調整・入社条件の交渉の代行、入社後のフォローといった様々なサービスを無料で利用することができますが、これは企業が転職エージェントに報酬を支払っていることが理由です。

転職エージェント 裏事情 エージェントの仕組み

求職者が転職エージェントを介して転職先を決定、入社した場合、企業は転職エージェントに対して規約に則った金額を支払うという契約を交わしていることがほとんどです。

 

そして、一般的に転職エージェント経由で入社した求職者が万が一短期離職した場合には、その一部または全額を企業に返還しなければならないというルールが定められています。

 

転職エージェントが本当の意味でその求職者に合った企業を紹介することができなければ結果として担当者自身の評価を下げることにも繋がるため、優良な転職エージェントであれば長期的なキャリア形成を見据えた企業を紹介してくれることが期待できます。

 

そのため、無料で利用できることについて不安に感じる必要はありません。

 

従業員には目標が課せられている

転職エージェントのキャリアアドバイザーには、転職成功件数にまつわる目標が月々課せられていることが一般的です。先ほどもお伝えした通り、転職エージェントは紹介した求職者が企業に入社して初めて利益を得ることができます。

 

目標を達成できないことが続いた場合にはボーナスを貰えない、降格処分にされてしまうといったデメリットがあるため、キャリアアドバイザーは求職者にできるだけ多くの企業に応募してもらい、少しでも入社の可能性を高めようと努めています。

 

担当者によってはこちらがじっくり求人を探したいと言っているのに応募を急かしてきたり、興味のない企業を執拗に推してきたりといったケースがあることにはこういった背景があるのです。

 

しかし、優良な転職エージェントの場合、こちらの希望やサービスに求める価値についてあらかじめ明言しておけばそういったストレスを抱えにくくなりますので、サービスの利用開始時に自分から積極的に伝えておくのが得策です。

 

キャリアアドバイザーによってサービスの質に差がある

「転職エージェントは使えない」といったネガティブな意見を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、その転職エージェントのサービス内容自体には特段問題がなくとも、キャリアアドバイザー個人に欠点があるケースは少なくありません。

 

キャリアアドバイザーとしての経験がまだ少ない、ある一定の業界以外については知見に乏しい、顧客に対する態度が横柄であるなど、キャリアアドバイザーそれぞれでサービス提供の質に差があります。

 

もちろん親身になって対応してくれるベテランキャリアアドバイザーもいますが全員そうであるとは限らないため、もし担当者と合わないなと感じた場合には転職エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらうのも一つです。

 

ちなみに、経験値の少ないキャリアアドバイザーでも親身になって対応してくれるケースは少なくありません。

 

実際には「どれだけ求職者の立場に立ってベストな道を模索してくれるか」が重要ですので、複数のエージェントを利用して可能性を広げつつ、自分が後悔しない選択肢を選べるよう気になったことは何度でもキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

 

可能性が高い人ほどサポートが手厚い

先ほどもお伝えしたように、転職エージェントは求職者が企業に入社することが決まって初めて報酬を得ることができます。キャリアアドバイザーたちは月々目標を課せられ、それを達成できなければネガティブな評価を受ける場合があります。

 

そのため、必然的に企業から内定を貰えそうな求職者や、その中でも特に入社を希望しそうな求職者ほど手厚いサポートを受けやすいということになるのです。

 

具体的にはこれまでにそれなりのキャリアを積んできている方や転職先でも通用するスキルを持っている方、現在離職中でできるだけ早く入社したいと考えている方などが該当します。

 

もしキャリアアドバイザーからのサポートがあまり手厚くないなと感じた場合には、キャリアやスキル面、転職意欲といった側面をチェックされたうえで転職可能性があまり高くないと判断されているかもしれないため、職務経歴書の内容をもっと充実させたり、すぐにでも転職したいという気持ちを伝えることが大切です。

 

書類作成について自信がないという場合には、書類作成のサポートが充実していることを強く打ち出している転職エージェントに相談すると良いでしょう。

 

大量のスカウトメールを送付している

転職エージェントからスカウトメールが来る、という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、サービスによっては膨大な量のスカウトメールが届くケースがあり、この理由としては大きく下記の2点が挙げられます。

 

・スカウトメールの送信通数の目標を設定されているから
・幅広い選択肢から選んでほしいという配慮があるから

転職エージェントによってはスカウトメールの送信を専門業者に依頼しているケースがあります(中にはメール送信担当者が別途設けられている場合もあります)。

 

専門業者がスカウトメールを送信する場合には送信通数の目標があるのが一般的であるため、これが大量のスカウトメールが届く一因となっています。

 

また「求職者に幅広い選択肢から求人を選んでほしい」という転職エージェントの配慮によって、大量のスカウトメールが届いているというケースもあります。

 

もしメールが大量に届くことにストレスを感じた場合には「〇〇業界に絞って送ってきてほしい」などキャリアアドバイザーに直接依頼すると良いでしょう。

 

ただし、自分が志望している業界以外のところに本当の適職が隠れている可能性もあります。転職で後悔したくないという方は、まず一通りチェックしてみると良いのではないでしょうか。

 

年収交渉による大幅な年収アップは難しい

転職エージェントでは入社条件の交渉を担当者に代行してもらうことができます。

 

その際に年収をアップさせるための交渉を依頼することもできますが、この交渉によって自分が求める年収に届くという保証はありません。

 

そもそも企業は選考を通してその求職者に妥当であると考えた年収額を提示してきていますので、大幅な年収アップは期待できないのが一般的です。

 

求人紹介を断るケースがある

転職エージェントによっては求人紹介を断ってくる場合があります。具体的には下記の2つのケースに該当した場合に、求人紹介を受けられない可能性があります。

 

・希望求人を紹介できないと判断されたから
・職歴・スキルから転職支援が難しいと判断されたから

転職エージェントはそれぞれのサービスにおいて強みのある年齢層や業界、職種などがあります。

 

たとえばIT業界に特化している転職エージェントに食品業界を志望している求職者が来ても、本人が求める求人を紹介することは難しいでしょう。そういった場合には初期段階で求人紹介を断られる可能性があります。

 

また、職歴・スキルの観点から保有する求人やサービス内容では転職支援が難しいと判断された場合にも求人紹介を受けられない可能性があります。

 

たとえば30代のハイキャリア層をターゲットにした転職エージェントに20代前半の社会人経験2、3年くらいの求職者が来ても、応募できるような求人は存在しないでしょう。

 

このように、転職エージェントの保有求人と求職者の希望や経験、スキルにギャップがある場合には求人紹介を受けられない可能性があるため、あらかじめその転職エージェントがどの層をターゲットにしているのか、どういった強みを持っているのかを確認しておきましょう。

 

もし求人紹介を断られてしまった場合には、なぜ求人紹介が受けられないのかを確認したうえで、今後の転職エージェント選びに活かしましょう。

 

良い転職エージェントを見極めるポイント

では、転職エージェントを実際に利用する前に「良い転職エージェント」を見極めるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

良い転職エージェントと一言で言っても、それは自分がどういった業界や職種を志しているのか、どういったサービスを求めているのかによって異なります。

 

そこでここでは、サービスを利用する前に良い転職エージェントを見極めるにあたってぜひ押さえていただきたい4つのポイントをご紹介いたします。


転職エージェント 裏事情 エージェントの見極め方

求める求人が充実しているか

転職エージェント選びにおいて重要なのは、自分が求める求人がいかに充実しているかです。どんなにサービスの質が高い転職エージェントであっても、自分が求める求人がなければ利用する価値はなくなってしまいます。

 

すでに志望業界・職種が定まっている方であればそこに強みを持つ特化型エージェントを選ぶことで効率的に仕事選びを進められるでしょう。

 

一方、広く業界・職種をチェックしたうえで絞り込んでいきたいと考えている方は総合型エージェントの中でも取り扱い求人数が多いサービスを使うことで可能性を広げられるはずです。

 

転職サイトと違って自分の価値観や傾向、希望をもとに担当のキャリアアドバイザーから求人選びのアドバイスをもらえるのが転職エージェントの魅力であるため、求人数が多いエージェントを利用する場合であっても効率的に仕事選びを行えます。

 

転職エージェント選びにおいてはまず「自分が求める求人が多く取り扱われているか」を確認するようにしましょう。

 

自分が対象者に含まれているか

先ほども触れたように転職エージェントは大きく「総合型」「特化型」の2つに大別されますが、特化型には一定の業界に特化したものもあれば20代に特化したもの、ハイキャリア層に特化したもの、女性に特化したものなど様々なサービスが存在します。

 

例えば、20代で初めての転職を考えている方がハイキャリア層を対象としたエージェントを利用しても、応募できる求人は限られてしまいます。

 

ハイキャリア層を対象にした求人しか取り扱っていない場合には、求人を紹介してもらうことができない可能性もあります。

 

逆に、ハイクラスのポジションを目指す方が20代に特化したエージェントを利用しても、未経験歓迎求人が多いことなどから物足りなさを感じてしまうでしょう。

 

自分が対象に含まれていないサービスを利用しても時間を無駄にしてしまいかねないため、転職エージェントを利用する前に「自分がそのサービスの対象者に含まれているか」「自分が利用するサービスとして適切か」についても確認しておきましょう。

 

サポート内容が充実しているか

自分が求めるサポートが充実しているかどうかも、転職エージェント選びにおいては非常に重要です。

 

転職エージェントでは基本的に求人紹介、選考書類の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整や入社条件の交渉などを行ってくれますが、中には無料個別相談や細かい模擬面接を実施しているサービスも存在します。

 

他にも業界特化型の転職エージェントではその業界の出身者がキャリアアドバイザーとして在籍しているケースも多いため、希望する業界についての深い知見をもとにした求人紹介や選考対策を受けることができます。

 

たとえば「エンジニア」という職種一つを取ってもWebやデータベース、AIエンジニアなど存在する職種は様々ですが、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントである「Geekly」は職種ごとに選任されたコンサルタントが在籍しているため、そういった細かい職種ごとの細かい知見を共有してもらえる魅力があります。

 

このようにエージェントそれぞれでサポート内容や強みが異なりますので、事前に特徴を確認したうえで利用を検討しましょう。

 

直近の口コミ評価の内容が良いか

転職エージェントを選ぶ際にはGoogleやX(旧Twitter)などの検索エンジンやSNSでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけるのも非常に大切です。

 

粗悪な対応を行う転職エージェントの場合にはこういった、実際の評価が口コミ情報に如実に現れるため、事前情報として必ずキャッチアップしておきたいところです。口コミ評価が低すぎる転職エージェントの利用は避けるのが無難といえるでしょう。

 

ちなみに、口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのがポイントですので、ぜひ念頭に入れておいてください。

 

というのも、評価の平均値が低いからといって必ずしもサービスの質が低いとは言い切れないからです。数年前に寄せられている口コミの評価が低く全体の評価を下げてしまっていたとしても、その後サービス内容が改善されている場合があります。

 

口コミ評価の平均値があまり高くない場合には、直近の口コミもチェックすることで自分に合ったエージェントと出会う可能性を広げられることに繋がるため、覚えておくと良いでしょう。

 

裏事情を踏まえたうえでおすすめの転職エージェント

転職エージェントは幅広い業界・職種を取り扱う「総合型」と、特定の業界・職種を取り扱う「特化型」の2種類に大別されます。

 

ここでは総合型エージェントの中でも求人数の豊富さ、サポートの丁寧さ、口コミ評価の高さ(X(旧Twitter)やGoogle)などの観点から「裏事情を踏まえたうえで、まずはここを利用しておきたい」という転職エージェントを年代別でご紹介いたしましょう。(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)

 

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第二新卒エージェントneo

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「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントです。18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇ります。

 

第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策を実施しているため、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらうことができます。

 

1名あたりのサポート時間平均が8時間であることからもわかるように手厚いサポートが高い評価を受けており、「利用したいエージェントNo.1」「おススメしたいエージェントNo.1」「キャリア相談を安心してお願いできる人材会社No.1」に選ばれる結果に繋がっています。

 

ただし、未経験歓迎求人などが多いことから20代の中でもハイキャリアを狙う層には適さないため注意しましょう。

 

最短6日で内定が出るケースもあるため、「すぐにでも就職・転職を叶えたい」という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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  • 最短6日で内定が出る可能性あり
  • 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる

リクルートエージェント

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対応エリア 全国+海外
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主な特徴 求人数業界TOPクラス、業界最大級の非公開求人数、IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり
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「リクルートエージェント」は求人数業界TOPクラスを誇る転職エージェントです。

 

20代以降のどの年代の方でも利用いただけますが、30代、40代の方向けの転職エージェントにはハイキャリア向けのものも多いため、そういった求人を探しているわけではないという方はまずリクルートエージェントの利用から始めてみるのが無難です。

 

2023年9月時点での公開求人数は約453,000件、非公開求人数は約330,000件と、求人数の多さが魅力で、実績豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、選考対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが、転職支援実績No.1獲得という結果に繋がっています。

 

中でもIT業、金融業、コンサルタント業に強みがあるため、これらの業界を目指す方にもおすすめです。

 

このエージェントのおすすめポイント

  • 求人数業界TOPクラス。業界最大級の非公開求人数を誇る
  • 細かい選考対策を講じてもらえる
  • IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり

JACリクルートメント

転職エージェント 裏事情 JACリクルートメント

JACリクルートメント

対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、 神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、 福岡、海外
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主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7%
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「JACリクルートメント」は転職活動の支援実績約430,000人を誇る、30代、40代の中でもハイクラスをターゲットにした転職エージェントです。

 

管理職、技術・専門職転職のエキスパートといえるサービスで、「ハイクラス・ミドルクラス転職 オリコン顧客満足度 5年連続No.1」を獲得しています。

 

コンサルタントの総数は約1,200名に上り、日系大手、外資、メガベンチャーなど、優良企業におけるハイクラス求人を紹介してもらうことができ、その細やかなサポート体制から知人・友人にJACを勧めたい層は全体の94.7%となっています。

 

30代、40代のハイクラス転職を目指す方の中でも管理職、技術・専門職の転職を検討している方には特におすすめです。

 

このエージェントのおすすめポイント

  • 転職活動の支援実績約43万人
  • 知人・友人にJACを勧めたい層は94.7%
  • 管理職、技術・専門職転職に強みがある

転職エージェントを上手く活用する方法

おすすめの転職エージェントについて見てきましたが、実際に転職エージェントを利用するにあたってはコツがいくつかあります。そこでここでは転職エージェントを上手く活用する方法についてお伝えいたします。

転職エージェント 裏事情 エージェントの活用法

転職意欲の高さをしっかりと伝える

先ほどもお伝えしたように、転職エージェントはキャリアアドバイザーに目標が課されている分、入社する可能性の高い求職者ほど手厚くサポートする傾向があります。

「良い企業があったら転職したい」「今すぐ転職できなくてもさほど困らない」といった温度感の高くない求職者はあまり力を入れてサポートしてもらうことができないため、転職エージェントを利用することになった際にはまず最初に転職意欲がどれだけ高いかということを伝えるようにしましょう。

 

具体的には「なぜ転職したいのか」「どのような企業に転職したいのか」といった内容を説明できるようにしておくと良いでしょう。

 

自分の希望を明確に伝える

自分の希望をキャリアアドバイザーに直接、明確に伝えることも大切です。自分の希望がきちんとキャリアアドバイザーに伝わっていないと、的外れな求人を紹介されることに繋がりかねません。

 

「基本的には〇〇職に絞って転職活動を進めたいからそれ以外は紹介してもらわなくて大丈夫」「〇〇業界が第一希望だからそこの業界の求人を多めに紹介してほしい」などと伝えられると良いでしょう。

 

また、電話してほしくないタイミングで電話が何度もかかってきてしまうといった場合にもこちらの希望を伝えれば改善されるかもしれません。「平日の〇時までは電話に出られないのでメールにしてほしい」などと伝えましょう。

 

面談前に希望条件やキャリアプランを整理しておく

もし転職先についてある程度希望条件が固まっている場合には、あらかじめそれらを言語化して準備しておくと、キャリアアドバイザーとの面談をスムーズに進められるでしょう。

 

もしキャリアプランについても考えることができている方はそちらも整理しておくと、キャリアアドバイザーに長期的な視点での求人紹介をしてもらいやすくなります。

 

もちろん、キャリアプランについてはキャリアアドバイザーに一緒に考えてもらうことも可能ですので、それを希望する方はその旨を伝えましょう。

 

メールには早く返信する

転職エージェントからのメールに対して返信が遅い場合、「本当に転職したいのかな?」と転職意欲の高さを疑われる可能性があり、受けられるサポートの質の低下に繋がりかねないため、貰ったメールにはできるだけ早く返信するよう心掛けましょう。

 

担当者と合わない場合は変更してもらう

担当者に希望を伝えてもなかなか理解してもらえない、連絡をしてもレスポンスが遅いといった理由でストレスを感じた場合、まずは担当者にその不満を直接伝えてみましょう。

 

本当はもっとこうして欲しいという気持ちをオブラートに包みながら伝えれば改善してもらえる可能性があります。

 

もしそれで嫌な顔をされたり一向に改善しなかったりした場合は、転職エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらうと良いでしょう。

 

この時、自分がどういったサービス提供を求めているかを明確に伝えておけば、最もそれに適した担当者を配置してもらえるはずです。それでも改善しない場合は利用をやめて別の転職エージェントを利用しましょう。

 

複数の転職エージェントを利用する

事前に口コミ情報をチェックするなどして優良な転職エージェントを探すことは可能ですが、それでも担当者との相性が合わないといった理由でストレスを抱えてしまうケースはあります。

 

その点、複数の転職エージェントを並行利用しておくと、対応の質の低いエージェントがあった場合にはそこだけ利用をやめてしまえば良いため便利です。

 

転職エージェントを複数利用することでその分チェックできる求人の幅や数が増えるため、自分の可能性を広げることにも繋がります。

 

求人票に書かれていない情報は率先して質問する

転職エージェントから求人を紹介される時求人票をチェックすることになりますが、求人票には載っていない情報もあります。たとえば社風や企業の方針といったリアルな職場環境についてです。

 

転職エージェントはこれらの情報を網羅していますが、担当者によってはこちらから聞かない限り細かい説明をしてくれない可能性もあるため、気になったことについてはこちらから積極的に質問するのがベターです。

 

転職エージェントに関してよくある質問

最後に、転職エージェントに関してよくある質問とそれに対する回答をご紹介いたします。

 

転職エージェントはなぜ無料で利用できる?

求職者が無料で転職エージェントを利用できるのは、企業側が転職エージェントに料金を支払っているからです。

 

エージェントや契約内容によりますが、転職エージェントを経由して求職者一人の採用が決まると企業は数十万~数百万程度の報酬を支払うことになります。これが転職エージェントの売上となるため、求職者は無料でサービスを利用できるのです。

 

ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから転職エージェントを利用しているため、「無料で利用できるなんて怪しいんじゃ・・・」と不安を感じている方は安心してください。

 

相談したら必ず応募しないとダメ?

転職エージェントに相談したからといって、必ずどこかしらの企業に応募しなければならないという決まりはありません。

 

まずは相談してみて、自分の希望に近い企業を紹介してくれるか、キャリアアドバイザーが親身になって対応してくれるかなど自分に合ったサービスであるかを確認し、良いなと思ったらそこで初めて応募してみると良いでしょう。

 

もし、あまり自分の希望に合わないなと感じたら丁寧に断りを入れてください。

 

内定が出たら必ず入社しないとダメ?

たとえ内定が出たとしても別の企業に入社したいと感じたら辞退することが可能です。むしろ、複数の企業から内定を頂いたうえで検討できる状態が理想的ですので、選択肢を広げるためにも選考は最後まで受けきった方が良いといえます。

 

転職エージェントの面談は仕事終わりの時間や土日でも可能?

転職エージェントによって対応している曜日や時間帯は異なりますが、多くのエージェントは平日の夜の時間帯や土日にも面談ができるよう対応しています。

 

転職エージェントの面談前に必要な準備は?

必ず準備しておくべきことは特にありませんが、サービスによっては事前に履歴書・職務経歴書の提出を求められます(書類作成からサポートしてほしい場合はエージェントに問い合わせると良いでしょう)。

 

また、自分が携わりたい仕事や転職先へ求める条件、自分が求めている働き方などについてある程度明確にしておくと、企業紹介がスムーズに進みます。

 

何からどう考えれば良いかわからないという方は、その旨をそのままキャリアアドバイザーに相談すれば問題ありません。

 

一度予約した面談はキャンセルできる?

急遽仕事が入ってしまった、体調不良になってしまったなど、一度予約した面談をキャンセルしなければならないこともあるかと思いますが、これは問題なく可能です。

 

キャンセルしなければならなくなった際にはできるだけ早く転職エージェントへ連絡し、キャンセルしたい旨を伝えるようにしましょう(この際の連絡手段・方法については各サービスの公式サイト、面談予約時の予約完了メールなどに記載されているはずです)。

 

他の転職エージェントも利用して良い?

転職エージェントは複数並行利用しても問題ありません。むしろ、利用するサービスを一つに絞ってしまうと紹介を受けられる企業や得られる情報が限られ今後の可能性が狭まってしまうため、複数のサービスを並行して利用すると良いでしょう。

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第二新卒エージェントneoの評判はやばい?利用者の口コミを徹底リサーチ!

「第二新卒エージェントneoっていうサービスが気になっているけど、本当に利用しても大丈夫なのかな」と不安ではありませんか?20代の中でも特に第二新卒者に強みのあるエージェントですが、ブラック企業を紹介されないか、対応が粗悪でないか不安な方も多いかと思います。  そこで本記事では、第二新卒エージェントneoを実際に利用した方の数々の口コミ情報を細かくリサーチしたうえで、他社エージェントとのサービス比較も行い、第二新卒エージェントneoが本当に利用すべきサービスかの結論を出したいと思います。ぜひ参考にしてください。   【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は20代の中でも第二新卒に特化した就職・転職エージェントです。第二新卒とは一般的に「新卒で入社した企業を3年以内に退職した人」を指します。   第二新卒者はいわゆる短期離職者に該当しますが、第二新卒エージェントneoでは丁寧なカウンセリングと細かい選考対策を実施してくれることに加え、未経験業界・職種に強みがあって未経験歓迎求人が豊富となっている点から、第二新卒者でも企業へしっかりと自分をアピールして内定に繋げることができます。   18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇り、2024年4月時点でのGoogleの口コミ評価は4.4と高水準です。   企業へ自分を推薦してもらうこともでき、転職活動を一から丁寧にサポートしてもらえるため、第二新卒者の方はぜひ利用しておくべきといえるサービスです。   「どんな仕事を選べば良いのかわからない」「何から転職活動を始めれば良いのかわからない」といった方にもおすすめとなっています(学生が利用したい場合には、就活生向けのサービスである「就職エージェントneo」に案内されます)。   さて、本記事ではGoogleに寄せられた第二新卒エージェントneoの口コミ情報をもとに、利用することでどういったメリット・デメリットがあるかを検証していきます。   その後、他社エージェントとの比較を行ったうえで、このエージェントを利用すべきかの結論を出したいと思いますのでぜひ参考にしてください。   ちなみに、公式サイトでは数問の質問に答えるだけで自分の転職後の年収目安がわかる「年収診断」を受けることができます。数分で自分の市場価値の把握ができるため、気になる方はぜひ試してみましょう。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } 【検証】第二新卒エージェントneoの評判は?口コミをチェック! それでは早速、第二新卒エージェントneoの評判をGoogleの口コミ情報をもとにチェックしていきましょう。   第二新卒エージェントneo 利用のメリット まずはポジティブな口コミ情報を見ていきたいと思います(一部の誤字脱字などは微調整をしたうえで掲載しております)。   親身な対応、希望に沿った企業紹介を受けられる Kさんのコメント 総合的に非常に良いエージェントだと思います。 希望にできるだけ沿った求人をご紹介していただき、その後エントリーと面接の日程を組んでくれるだけでなく、企業の面接ごとに面談を設けてくださいます。その面談で、企業の特徴や、面接で聞かれる内容、アピールの内容を教えてくれます。 マンツーマンで担当の方が付き、質問したいことや気になることがあればラインや電話、WEBで気軽にお話しできる関係です。 面接日程の調整を代行してくれるのはエージェントのサービス内容として一般的ですが、面接を受ける企業ごとに面談を設けてくれる手厚さが見られるのは、第二新卒エージェントneoの大きな魅力といえるでしょう。   サポート時間は平均8時間となっていますが、受ける企業ごとにしっかりと選考対策を講じてもらうことで内定の確率がぐっと高まるようです。また、LINEや電話、Web会議ツールなどで気軽に相談できるのも嬉しいポイントです。   Tさんのコメント とても親身になってサポートしてくれる、リクルート、マイナビ、ハタラクティブなども登録していたけれども、リーベルキャリア(第二新卒エージェントneoの別称)が1番良かった。 自身の希望に沿った求人を出してくれたり、企業ごとの面接対策、また企業とのやり取りも全て請け負っていただけたので自分は面接だけに集中できた。 Sさんのコメント 大学中退後、正社員としての就職先を探す際に利用させて頂きました。 とても親身に話を聞いて下さったり、職務経歴書の書き方や各社ごとの面接対策など、たくさん時間を取っていただいたりと、初めての就活で不安な中とても有難かったです。 お陰で無事内定を頂くことができました。大学中退の方にもお勧めできる素敵なエージェントさんだと思います。 Iさんのコメント エージェントの方が常に迅速な対応をしてくれます。要望に応じた求人案件を複数紹介してくれる上に、選考で重要なポイントの紹介や面接練習の相談などもしてくれました。選考が進むたびに一緒に喜んでくれたりと非常に親身になって対応してくれるので、安心して転職活動を進められました。 先ほどの口コミでも触れられていましたが、第二新卒エージェントneoを利用した多くの方が、希望に沿った求人紹介を受けられたと実感しているようです。   そして求職者目線に立った手厚いサポートや親身な対応を受けられるのもこのエージェントを利用するメリットの一つといえます。   担当のキャリアアドバイザーがフレンドリーで話しやすい Fさんのコメント 2度目の転職活動。新たな職種での転職活動だった為、不安も多かったですが、親身になって下さるエージェントさんとともに乗り越えることが出来ました! 企業担当の方も優しく親切な方ばかりで話しやすいので不安点もしっかり質問できました! Iさんのコメント 親身になって聞いて頂き、選考を受ける企業様の情報や人柄など細かく教えて頂きとても助かりました。担当の方も話しやすく、自信をもって選考に臨むことが出来ました。 口コミ情報には「担当のキャリアアドバイザーと話しやすかった」という声も非常に多く上がっていました。求職者の目線に立った丁寧で明るい対応のお陰で転職活動を進めやすくなったという方が多いようです。   転職活動を一から丁寧にサポートしてもらえる Aさんのコメント 転職活動で苦労している中、親身になって相談に乗って頂きました。自己分析を大分手伝って頂いたので、やりたい事や自分の適正などが分からなくて迷ってる方はおすすめです。 Tさんのコメント 3月頭から転職活動を開始し、先日内定承諾し転職活動を終えました。 初回のカウンセリングの時点で色々求人を案内して下さり、またやりたい事出来る事が分からないと言った相談に対し親身になって回答していただけました。 4月から勤務開始ですが心機一転頑張っていきたいと思います! 第二新卒エージェントneoは転職活動を一から丁寧にサポートしてくれるのが魅力で、初めて転職するという利用者の方が多くなっています。   転職活動の第一歩ともいえる自己分析から丁寧にサポートしてもらえるため、「やりたいことがわからない」「適職を知りたい」という方も安心して転職活動を進められます。   未経験業界・職種に強みがある Nさんのコメント 期間の空いてしまった既卒ということもあり、就職活動に不安な点が多くありましたが、手厚いサポートがあり無事就活を終えることができました。 エンジニアを希望していましたが、未経験ということもあり中々難しいなか自分に合う様々な企業を紹介して頂きました。その結果、エンジニア職として内定を頂きまして社会人を始めれるようになりとても満足しています。 第二新卒エージェントneoでは第二新卒者を主な対象者としているものの、他にも既卒者やフリーターの方、しばらく職を離れている方のほか、大学中退者、高卒者、中卒者の方など、幅広い経歴・学歴の方に特化してサポートを行っています。   この投稿を行った方は既卒者とのことですが、未経験からエンジニア職に転職することができたようです。先ほどもお伝えしたように、第二新卒エージェントneoは未経験業界・職種に強みがあるほか、こうした専門職の取り扱いもある利点があります。   スピーディーに内定が出るケースも多い Kさんのコメント とにかく内定まで早い。2週間。担当エージェントも企業様に合わせた対策豊富で、ぜひ転職したい方にもおすすめしたいです。 この利用者の方は2週間で内定が出たとのことですが、第二新卒エージェントneoでは最短6日で内定が出ており「できるだけ早く転職先を決めたい」という方にもおすすめのサービスといえます。   他にも下記のような口コミが投稿されており、とにかく丁寧で親身な対応を受けられることがわかります。投稿されている口コミには第二新卒エージェントneoからの丁寧な返答もなされていました。   Sさんのコメント 既卒で就職活動が思うように行かず、困っていた時期にこちらの企業さまと出会い、それから内定が出るまで一ヶ月ほどの間サポートしていただきました。 担当アドバイザー様の他にも、営業担当の方などに企業選びや面接のポイントなどのアドバイスも丁寧にして頂いて、内定が出るまで献身的に支えていただいて本当に感謝しております。 いくつか内定を頂いた会社のどこに行こうか迷っていた時も、親身になって話を聞いてくださりました。 時には長時間にわたる電話になっても本当にじっくりと話を聞いてくださいました。なによりも私の意見を尊重してくださってとても嬉しかったです。もしまた転職することがあればお世話なりたいと思えるほどでした。 お世話になりました担当アドバイザーさま、企業営業担当さま、本当にありがとうございました。 Fさんのコメント 初めは不安でしたが、担当の方が自己PR作成のお手伝いをしてくれたり、優しく接して頂いたおかげで、内定に漕ぎ着けることが出来ました。 1人で探すよりも、経験のある方と共に探していくほうが、より自分の興味のある仕事を見つけやすいと思います。なので仕事探しに不安な方は、無料で協力して頂けますし、頼ったほうが良いと思います! 以上を踏まえると、第二新卒エージェントneoには下記のようなメリットがあるといえます。   【第二新卒エージェントneoを利用するメリット】 ・求職者の目線に立ち親身になって対応してくれる ・転職活動を一から丁寧にサポートしてくれる ・細かい選考対策を受けられる(企業ごとに面談を設けてくれる) ・リアルな企業情報を教えてもらえる ・希望に合った求人を紹介してもらえる ・キャリアアドバイザーがフレンドリーに接してくれて話しやすい ・スピーディーに内定が出るケースも多い ・未経験業界・職種に強みがある 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } 第二新卒エージェントneo 利用のデメリット 一方、一部ではありますがネガティブな口コミ情報もあったため、どういった評判となっているのか見ていきましょう。   Aさんのコメント 私が立場も年齢も下なのかもしれないが、私が話すたびに面談の担当者が「うんうん」と相槌を打つことが多く、ちょっと小馬鹿にしているというか見下している感じがしました。 私は不快に感じました。相槌を打つときは「はい」ではないでしょうか?まともに敬語を使えない方から仕事探しのサポートとか面接対策のアドバイスを受けたくはありませんね。 また、持ってきた求人も希望職種ではないものが含まれており、担当者が私の話を聞いてない可能性がありますね。(念のため休日とか給与の条件は指定してません) 話が噛み合わず、担当者のふるまいで不快に感じた無駄な1時間でございました。即刻退会いたしました。 この投稿では大きく「担当者の話し方がこちらを見下しているように感じた」「紹介求人の中に希望職種ではない求人が含まれていた」という2点について触れられています。   まず1点目については、求職者の捉え方によって感じ方が異なる可能性があるためここだけでは判断が難しいですが、実際問題、求職者と担当のキャリアアドバイザーの相性が合わないケースは少なくありません。   実際に利用してみて「合わないな」と感じたら、エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらうのも一つです。   また2点目についてですが、これには明確な理由があります。   転職エージェントでは希望条件に合った求人ももちろん紹介してもらえますが、カウンセリングの結果、より適していると考えられる別の業界や職種の求人が存在した場合には、それも合わせて提案されるのが一般的です。   希望に沿った仕事が必ずしも適職とは限らないため、優良な転職エージェントは「いかに今後長期的に活躍できて、本人にとって悔いのない選択ができるか」という点に重きをおいて求人を提案しているのです。   何百人もの求職者をサポートしてきているからこそ、時には別観点での求人紹介を行うことがあります。   もし「なんで希望と違う求人を紹介してくるの?」と感じた場合には、その求人を紹介してくれた背景について具体的に教えてもらうと良いでしょう。できるだけ、自ら可能性を狭めてしまわないことが転職成功の秘訣です。   Iさんのコメント 最初はとても親身に相談に乗って下さり、転職先を紹介してくださっていたのですが、企業様から質問等がきており良いお返しができずにいた所パタリと連絡を絶たれました。 時期的に早く転職しないといけないですよ。と最初に言われたのですが、連絡を頂けないと企業様からお返事はきたのか等こちらは把握ができません。 その間もこちらは返答を待っていたので、せめて途中で辞めるのなら連絡が欲しかったです。 担当者によっては途中で連絡が途絶えてしまうケースもあるようです。ただし、口コミ情報をチェックする限り、これはかなり稀なケースといえます。   ちなみに、こういった担当者からの連絡が途切れる事象はどういった転職エージェントでも起こり得ます。   転職エージェントのキャリアアドバイザーはそれぞれ十数人の求職者のサポートを並行して行っているため、求職者からの連絡頻度が少なかったり、繰り返し選考を断っていたりすると「その求職者には転職意欲が少ない」あるいは「うちのエージェントを利用する気があまりない」と捉えられやすく、他の求職者の優先度が高まってしまうことがあるのです。   もちろん担当者からの連絡が途絶えてしまうこと自体はナンセンスですが、「連絡が来ないな」と感じた際にはこちらから連絡を取ることで認識のズレを解消できるはずですので、ぜひ念頭に置いていただけたらと思います。   【第二新卒エージェントneoを利用するデメリット】 ・求職者によってはキャリアアドバイザーの話し方が不評である ・希望以外の求人も紹介される ・求職者の意欲が少ないと捉えられるとエージェントからの連絡が途絶えるケースが稀にある

2024.05.14

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転職エージェント13選の評判まとめ|口コミなどをもとに徹底解説!

転職エージェントの利用を検討し始めた際、広告や各社の情報が目に入り、エージェントによってどんな違いがあるのか、どのエージェントを選ぶべきかわからないと迷ってしまうのではないでしょうか。 そこで本記事では、利用者の声を元に各サービスの評判についてまとめてご紹介します。 年代や今後のキャリアプランによって利用すべきサービスも異なりますので、ぜひこの記事をきっかけに自分に最適なエージェントサービスを見つけていただけると幸いです。 人気の転職エージェントの評判転職エージェントは幅広い業界・職種を取り扱う「総合型」と、特定の業界・職種を取り扱う「特化型」の2種類に大別されます。  まずは総合型エージェントの中でも求人数の豊富さ、サポートの丁寧さ、口コミ評価の高さ(X(旧Twitter)やGoogle)などの観点から人気の転職エージェントをピックアップして、それぞれの特徴と評判をご紹介していきましょう(本記事における各サービスの掲載順は五十音順となっています)。   エンエージェント エンエージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 初めての転職者には適正診断とキャリア面談を通して丁寧にサポートしてもらうことが可能 公式サイト こちらをクリック 「エンエージェント」は非公開求人数15,000件を誇り、そのサービスの質の高さから「2023年オリコン顧客満足度調査 転職エージェント利用のしやすさ/女性 No.1」を獲得している転職エージェントです。   業界・職種を熟知したキャリアパートナーが在籍しており、公式サイトではキャリアパートナーが写真つきで紹介されています。それぞれ「大手企業に強い」「管理職に強い」といった情報もチェックできるため安心して利用できます。   また、初めての転職者には適正診断とキャリア面談を通した丁寧なサポートを受けられ、確実なデータをもとに転職活動を進められるのは嬉しいポイントといえます。   ※適性診断:多くの企業の採用試験で実際に使われている適性検査。90問の質問から求職者の能力や特性を分析、自分でも気付いていない新たなキャリアの発見が可能。   面談では求職者の経験、スキル、今後のキャリアプランのヒアリングだけでなく、それを踏まえたキャリアビジョンの提案まで受けられるのが大きな魅力で、1社1社に合わせた選考対策も講じてもらえます。   X(旧Twitter)やGoogleの口コミでは実際に下記のような投稿が見られました。   @draco_kemolasさんのポスト 個人的に転職エージェントはエン・エージェントが最も満足度高かったかな。 企業分析もかなりやってくれるし、面接対策も最も充実してた印象。 Oさん 5点 複数応募時に情報を整理する時など、企業情報や応募者の心情を毎回かなり正確に提供/キャッチしていて、より客観的な面接の準備に役立ちました。それ程、エージェントさんのコミュニケーション能力は非常に高かったと認識しています。 交渉も非常に多方面に気を遣い、上手にやっていました。案内のある求人も全てが希望に沿うようなのは無理でも、それでも1人で探していたらまず見つからない類の求人もありました。 もちろん、こちらの主体的な意思や誠意が欠けていればそれなりの対応になるのは致し方無い事かと…。最期まで誠実な対応をしてくれた会社だということを明記しておきます。 実際のところ「対応が粗雑だった」という内容の口コミも散見されましたが、こういったポジティブな投稿もあるため、担当者との相性が合わない場合には変更を依頼するのが良いでしょう。   ちなみに、中には「大手よりも中小企業やベンチャー企業の紹介が多い」という口コミも見られたため、その点には留意が必要です。   また全国の求人に対応してはいるものの、そのほとんどが関東エリア(特に東京の求人が多い)であるという点も念頭に入れておきましょう。   中でも手厚いサポートを受けたい層、初めて転職する層に向いていますので、ぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 非公開求人数15,000件を誇る 「2023年オリコン顧客満足度調査 転職エージェント利用のしやすさ/女性 No.1」を獲得 全90問からなる適性診断を受けられる 関東エリアの求人が多い 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る、主に20代に特化した就職・転職エージェントです。   第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策などを実施しています。   1名あたりのサポート時間平均が8時間と手厚いサポートを強みとしているのが特徴で、キャリアプランの相談に乗ってもらえるのはもちろんのこと、よくわからない業界や職種についての説明も細かく行ってもらえます。   X(旧Twitter)では下記のような体験談も寄せられています。   @piYopiY0ponさんのポスト 新卒入社して1年目2年目と職歴短いけどもう会社辞めたい、転職したい、でも次の会社決まるか不安、ブラックが怖くて転職活動に踏み出せないなら第二新卒エージェントおすすめする 僕は会社1年で辞めてプロフに貼ってるとこ使ったけど思ったよりすぐ内定出たし納得いく会社に入れたので またGoogleの口コミ評価は4.4と高水準で、実際に寄せられている声としては下記のようなものが見られました。   Aさん 5点 転職活動で苦労している中、親身になって相談に乗って頂きました。自己分析を大分手伝って頂いたので、やりたい事や自分の適正などが分からなくて迷ってる方はおすすめです。 Fさん 5点 担当の方がとても親身に話を聞いてくださり、正社員経験なしから内定をいただくことができました。初回の面談で話していく中で、私自身が認識していなかった長所や適性を見つけてもらい視野を広げるきっかけにもなりました。私が希望する職種に近い求人を紹介していただき、面接前には一緒に対策もしていただけました。また、面接直前には電話で励ましの言葉を言ってもらえて、面接後には一緒に振り返りもしてもらえました。全体を通してとても丁寧な対応をしてもらえたと感じました。初回の面談から内定獲得まで約1ヶ月だったので、非常にスピーディな対応をしてもらえてとても満足しています。本当にありがとうございました! Sさん 5点 大学中退後、正社員としての就職先を探す際に利用させて頂きました。 とても親身に話を聞いて下さったり、職務経歴書の書き方や各社ごとの面接対策など、たくさん時間を取っていただいたりと、初めての就活で不安な中とても有難かったです。お陰で無事内定を頂くことができました。大学中退の方にもお勧めできる素敵なエージェントさんだと思います。 寄せられている口コミ全体を通して「親身」「丁寧」「スピーディ」といったワードが目立ち、こういった細かい対応が「利用したいエージェントNo.1」「おススメしたいエージェントNo.1」「キャリア相談を安心してお願いできる人材会社No.1」に選ばれる要因にもなっているようです。   中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破しているため、初めて就職・転職を経験する方はもちろん、前職を短期離職している方も安心して利用できます。   ただし、未経験歓迎求人などが多いことから、ハイキャリアを狙う層にはあまりおすすめできませんので注意が必要です。   最短6日で内定が出るという点から「すぐにでも就職・転職を叶えたい」という方にもおすすめですのでぜひチェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; }   このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる リクルートエージェント リクルートエージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数業界TOPクラス、業界最大級の非公開求人数、IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり 公式サイト こちらをクリック 「リクルートエージェント」は求人数業界TOPクラスを誇る転職エージェントで、2023年9月時点での公開求人数は約453,000件となっています。   非公開求人数に関しても業界最大級となっており、同じく2023年9月時点での非公開求人数は約330,000件に上ります。   こうした求人数の多さに加え、実績豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが、転職支援実績No.1獲得という結果に繋がっています。   実際にX(旧Twitter)では、下記のような声が寄せられています。   @syumai0127さんのポスト リクルートエージェントの電話面談が終わりました。 書類通過のコツなど、とても丁寧に教えていただきました! よくSNS上で「〇〇のエージェントは良くない」というポストを拝見しますが、個人的には「そんなに?」って感じるくらい丁寧。 むしろ、勇気をもらってる気分です。 明日もがんばりますー @kt___95zさんのポスト 転職エージェント、口コミではリクルートが大規模すぎて対応が雑みたいの見たけど、今のところ本当に丁寧で手厚くてここで紹介されたところで探したいな〜と思える より多くの求人から仕事選びをしたい方、細かい選考対策を受けたい方に向いているサービスですが、中でもIT業、金融業、コンサルタント業に強みがあるため、これらの業界を目指す方にもおすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 求人数業界TOPクラス。業界最大級の非公開求人数を誇る 細かい選考対策を講じてもらえる IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり doda doda 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数の規模が非常に大きい、キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の2人がサポートしてくれる、機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みあり 公式サイト こちらをクリック 「doda」はパーソルグループが運営する転職エージェントです。転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持っているということもあり、2023年9月時点での公開求人数は約211,000件と、求人数の規模が非常に大きいです。   dodaは「キャリアアドバイザー」と「採用プロジェクト担当」の2人がチームとなってサポートしてくれる特徴があります。   まずは業界、職種、エリア別の動向などに精通したキャリアアドバイザーが求職者1人に対して1人、専任担当としてサポートしてくれます。   求人紹介から選考対策、内定まで一貫してサポートしてくれますが、電話やメールに加えてLINEで気軽に連絡が取れるのも嬉しいポイントです。   一方、採用プロジェクト担当は企業の採用担当者と直接やり取りを行ってリアルな企業情報を把握しています。   企業1社ごとに担当が1人配置されているため採用計画や求める人物像、実際の職場環境といったあらゆる事情に精通しており、求人票だけではわからない情報を電話やメールを通して非対面にて教えてくれます。   X(旧Twitter)で実際に寄せられている声としては下記のようなものが見られました。   @ys_ticeさんのポスト dodaリクルートマイナビ全部登録したけど、dodaのエージェントさんが一番丁寧だった印象 @horihorihoripiさんのポスト 8月からエージェント登録開始して、dodaとマスメディアンで選考進めてます。 doda特にスピード感早くて、先々週1次、先週2次面接まで進み、無事落ちました 投稿全体を通して「丁寧に対応してもらえた」という言葉が目立ちましたが、中には「あまり良い対応を受けられなかった」「話が噛み合わなかった」という声も上がっていたため、担当者との相性があまり良くないと感じた場合にはエージェントに連絡して変えてもらうのも一つです。   手厚いサポートを受けたい層、より多くの求人の中から仕事選びをしたい層に向いていますが、中でも機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みがあるため、これらの業界をチェックしたい方にもおすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持ち、求人数の規模が非常に大きい キャリアアドバイザー、採用プロジェクト担当の2人がサポートしてくれる 機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みがある

2024.05.13

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転職エージェントの対応がむかつく!そんな時の対処法と自分に合ったサービスを見つけるポイントを解説

転職活動を効率的に進める為に転職エージェントに登録してみたものの、対応の仕方やサービス内容により、転職エージェントに対して「むかつく」という感想を持つ方もいるようです。   実際に悪質なサービスを受ける場合も中にはありますが、多くの方が「むかつく」と感じるような事象の背景を理解し、対処することで自分に最適なサービスに出会える可能性も高くなるでしょう。   そこで本記事では転職エージェントの対応がむかつくと感じた際の対処法のほか、自分に合った転職エージェントを見つけるポイントをご紹介いたします。   むかつく転職エージェントの特徴 転職エージェントの中には悪質な対応を行っているところも一部あり、そういったエージェントを利用すると思わず「むかつく!」と感じてしまうことがあります。   では、むかつくと感じる転職エージェントには具体的にどういった特徴があるのでしょうか? あからさまに上から目線の発言や態度が目立つ まずは上から目線の発言や態度が目立つという特徴が挙げられます。   「そこはさすがに高望みしすぎで無理ですよ」「自分が転職した時はもっとこういう考え方をしてましたけどね」など、偉そうな態度で口出しをされるケースがあります。   上から目線の発言や態度が目立つ割にキャリアアドバイザーの経験値が浅い場合もあり、「あんまり知識ないくせに偉そうだな」と感じてしまうことがあるのです。   連絡が異常に遅い 対応の質が低い転職エージェントは連絡してくるのが異常に遅い特徴が見られます。   面接後全く連絡が来ない、現状の進捗報告がない、「後日連絡しますね」と言っておきながら一週間以上平気で連絡してこないといったケースが挙げられます。   原因としてはキャリアアドバイザー一人あたりが抱えている求職者の人数が多すぎるということが考えられますが、気の毒ではあるものの、こちらが求めるだけの十分なサービスを受けられないという点ではナンセンスといえます。   転職活動を進めたいという気持ちがあるにもかかわらず、このように転職エージェントが足かせになるとついむかつくと感じてしまうでしょう。   とにかく転職を急かす むかつくと感じる転職エージェントの特徴としては、とにかく転職を急かしてくるという傾向も見られます。   転職エージェントは提携している企業に求職者が入社して初めて利益を得ることができるビジネスモデルとなっています。また、この後も触れますが転職エージェントのキャリアアドバイザーたちは毎月ノルマを課されていることが多いです。   そのため、対応の質が低い転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーが自分のノルマをクリアしたいという気持ちが先行してしまい、じっくり考えて転職先を選びたいという求職者に対しても早く選ばせて応募させようとするのです。   提案された求人に自分の希望が反映されていない 他にも、きちんと自分の希望や外せない条件について伝えたはずなのに、提案された求人情報を見ると全然自分の希望が反映されていないというケースも中には見られます。   前提として、「自分が希望する仕事・業界」が必ずしも「自分に本当に合った仕事・業界」であるとは限らず、今はまだ知らない仕事や業界、働き方の中に本当の適職がある可能性があります。   そのため、優良な転職エージェントのキャリアアドバイザーは求職者の希望を最大限考慮しつつ、本人が今後のキャリア形成を鑑みて長期的に活躍できる仕事や業界を紹介しようと努めています。   一見「希望と違う求人を紹介された」と感じてしまうかもしれませんが、求職者ファーストの優良な転職エージェントであれば、その求人を紹介した背景を丁寧に説明してくれるはずですので、不信感は募りにくいでしょう。   ただし、悪質な転職エージェントの場合はこうした求職者への配慮は特にないまま、「とりあえず内定が出やすい企業を紹介しておけば良いだろう」「この企業をごり押しすれば今月中に入社まで持っていけるだろう」といった身勝手な理由で希望に全くそぐわない求人を紹介してくることがあります。   むかつく転職エージェントへの対処法 では、こういったむかつくと感じる転職エージェントに当たってしまった場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか?   利用する転職エージェントを変えるという方法もありますが、中にはどの転職エージェントを利用しても「担当者との相性が合わない」といった食い違いは生じ得るため、まずは下記の対処法を試してみてください。 自分の希望を明確に伝える まずは自分の希望を担当者に直接、明確に伝えることが挙げられます。担当者から的外れな求人を紹介されてしまうという場合、転職エージェントに深い意図はなく、単純にこちらの希望を深く理解できていないだけである可能性があります。   「基本的には〇〇職に絞って転職活動を進めたいからそれ以外は紹介してもらわなくて大丈夫」「〇〇業界が第一希望だからそこの業界の求人を多めに紹介してほしい」などと伝えられるとわかりやすいでしょう。   また、電話してほしくないタイミングで電話が何度もかかってきてしまうといった場合でも同様です。「平日の〇時までは電話に出られないのでメールにしてほしい」などと伝えれば改善が見込めるでしょう。   担当者を変更してもらう 担当者に希望を伝えてもなかなか理解してもらえない、連絡をしてもレスポンスが遅いといった理由でストレスを感じた場合、まずは担当者にその不満を直接伝えてみましょう。   本当はもっとこうして欲しいという気持ちをオブラートに包みながら伝えれば改善してもらえる可能性があります。   もしそれで嫌な顔をされたり一向に改善しなかったりした場合は、転職エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらいましょう。   この時、自分がどういったサービス提供を求めているかを明確に伝えておけば、最もそれに適した担当者を配置してもらえるはずです。それでも改善しない場合は利用をやめて別の転職エージェントを利用すると良いでしょう。   複数の転職エージェントを利用する 事前に口コミ情報をチェックするなどして優良な転職エージェントを探すことは可能ですが、それでも担当者との相性が合わないといった理由でストレスを抱えてしまうケースはあります。   その点、複数の転職エージェントを並行利用しておくと、連絡が異常に遅い、求めている求人を紹介してもらえないなどの対応の質の低いエージェントがあった場合にはそこだけ利用をやめてしまえば良いため便利です。   転職エージェントを複数利用しておくと、その分チェックできる求人の幅や数が増えるため自分の可能性を広げることにも繋がります。   むかつく転職エージェントがいる理由 では、どうしてこういったむかつくと感じる転職エージェントが存在しているのでしょうか?これには転職エージェントの「ビジネスモデル」と「エージェント内のルール」の2つが関係していると考えられます。 転職エージェントによる人材紹介事業は、基本的に提携している企業から報酬を得るビジネスモデルとなっています。   提携している企業に人材を紹介し、そこで内定が出て入社が決まった場合には企業から転職エージェントに対して報酬が支払われるのです。   だからこそ求職者は利用料を支払うことなくエージェントのサービスを受けられるのですが、社内教育が行き届いていない悪質なエージェントの場合は金銭が発生していないという背景から、求職者に対して無意識に上から目線で対応したり無理に求人へ応募させようとしたりといった対応を取ってしまうケースがあるのです。   また、転職エージェントのキャリアアドバイザーは月々のノルマを課されているケースが多いです。月にどれだけ企業への応募が取れたか、内定を得ることができたか、実際に入社へ繋げられたかなど、社内において様々な指標でチェックされています。   言わずもがなですがノルマを達成できないでいると社内で肩身の狭い思いをしやすいため、ノルマを達成したいという気持ちが先走ってしまった結果、求職者に求人をごり押しするといった悪質な対応を行ってしまいがちなのです。   転職エージェントを選ぶ際のポイント4選 おすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、数ある転職エージェントの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?ここではぜひ押さえていただきたい4つのポイントをご紹介いたします。 自分が対象者に含まれているか 転職エージェントは大きく「総合型」「特化型」の2つに大別されますが、特化型には一定の業界に特化したものもあれば20代に特化したもの、ハイキャリア層に特化したもの、女性に特化したものなど様々なサービスが存在します。   例えば、20代で初めての転職を考えている方がハイキャリア層を対象としたエージェントを利用しても、応募できる求人は限られます。   逆に、ハイクラスのポジションを目指す方が20代に特化したエージェントを利用しても、未経験歓迎求人が多いことなどから物足りなさを感じてしまうでしょう。   自分が対象に含まれていないサービスを利用しても時間を無駄にしてしまいかねないため、転職エージェントを利用する前に「自分がそのサービスの対象者に含まれているか」「自分が利用するサービスとして適切か」についても確認するようにしましょう。   求める求人が充実しているか 転職エージェント選びにおいて重要なのは、自分が求める求人がいかに充実しているかです。すでに志望業界・職種が定まっている方であればそこに強みを持つ特化型エージェントを選ぶことで効率的に仕事選びを進められます。   一方、広く業界・職種をチェックしたうえで絞り込んでいきたいと考えている方は総合型エージェントの中でも取り扱い求人数が多いサービスを使うことで可能性を広げられるでしょう。   転職サイトと違って自分の価値観や傾向、希望をもとに担当のキャリアアドバイザーから求人選びのアドバイスをもらえるのが転職エージェントの魅力ですので、求人数が多いエージェントを利用する場合であっても効率的に仕事選びを行うことが可能です。   転職エージェント選びにおいてはまず「自分が求める求人が多く取り扱われているか」をチェックするようにしましょう。   サポート内容が充実しているか サポート内容が充実しているかどうかも、転職エージェント選びにおいては大切です。   転職エージェントでは基本的に求人紹介、選考書類の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整や入社条件の交渉などを行ってくれますが、中には無料個別相談や細かい模擬面接を実施しているサービスも存在します。   他にも業界特化型の転職エージェントではその業界の出身者がキャリアアドバイザーとして在籍しているケースも多いため、希望する業界についての深い知見をもとにした求人紹介や選考対策を受けられます。   たとえば「エンジニア」という職種一つを取ってもWebやデータベース、AIエンジニアなど存在する職種は様々ですが、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントである「Geekly」は職種ごとに選任されたコンサルタントが在籍しているため、そういった細かい職種ごとの細かい知見を共有してもらえる魅力があります。   このようにエージェントそれぞれでサポート内容や強みが異なりますので、事前に特徴を確認したうえで利用を検討すると良いでしょう。   直近の口コミ評価の内容が良いか 転職エージェントを選ぶ際にはGoogleやX(旧Twitter)などの検索エンジンやSNSでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけるのも大切です。   口コミの評価が低い場合には期待しているようなサービスを受けられない可能性があり、時間を無駄にしてしまいかねません。   ちなみに、口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのがポイントですので頭の片隅に入れておきましょう。   というのも、評価の平均値が低いからといって必ずしもサービスの質が低いとは言い切れないからです。数年前に寄せられている口コミの評価が低く全体の評価を下げてしまっていたとしても、その後サービス内容が改善されている場合があります。   口コミ評価の平均値があまり高くない場合には、直近の口コミもチェックすることで自分に合ったエージェントと出会う可能性を広げられることに繋がるため、覚えておくと良いでしょう。   ここは外せない!おすすめの転職エージェント3選 転職エージェントは幅広い業界・職種を取り扱う「総合型」と、特定の業界・職種を取り扱う「特化型」の2種類に大別されますが、ここでは総合型エージェントの中でも求人数の豊富さ、サポートの丁寧さ、口コミ評価の高さ(X(旧Twitter)やGoogle)などの観点から「まずはここを利用しておきたい」という転職エージェントを年代別でご紹介いたしましょう。(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)   第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントです。18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇っています。   第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策を実施しているため、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらうことが可能です。   1名あたりのサポート時間平均が8時間であることからもわかるように手厚いサポートが高い評価を受けており、「利用したいエージェントNo.1」「おススメしたいエージェントNo.1」「キャリア相談を安心してお願いできる人材会社No.1」に選ばれる結果に繋がっています。   ただし、未経験歓迎求人などが多いことから20代の中でもハイキャリアを狙う層には適さないため注意しましょう。   最短6日で内定が出るケースもあるため、「すぐにでも就職・転職を叶えたい」という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる リクルートエージェント リクルートエージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数業界TOPクラス、業界最大級の非公開求人数、IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり 公式サイト こちらをクリック 「リクルートエージェント」は求人数業界TOPクラスを誇る転職エージェントです。   20代以降のどの年代の方でも利用いただけますが、30代、40代の方向けの転職エージェントにはハイキャリア向けのものも多いため、幅広く求人を見てみたいという場合にはまずリクルートエージェントの利用から始めてみるのが無難です。   2023年9月時点での公開求人数は約453,000件、非公開求人数は約330,000件と、求人数の多さが魅力で、実績豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、選考対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが、転職支援実績No.1獲得という結果に繋がっています。   中でもIT業、金融業、コンサルタント業に強みがあるため、これらの業界を目指す方にもおすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 求人数業界TOPクラス。業界最大級の非公開求人数を誇る 細かい選考対策を講じてもらえる IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり JACリクルートメント JACリクルートメント 対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、 神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、 福岡、海外 オンライン対応 - 主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 公式サイト こちらをクリック 「JACリクルートメント」は転職活動の支援実績約430,000人を誇る、30代、40代の中でもハイクラスをターゲットにした転職エージェントです。   管理職、技術・専門職転職のエキスパートといえるサービスで、「ハイクラス・ミドルクラス転職 オリコン顧客満足度 5年連続No.1」を獲得しています。   コンサルタントの総数は約1,200名に上り、日系大手、外資、メガベンチャーなど、優良企業におけるハイクラス求人を紹介してもらうことができ、その細やかなサポート体制から知人・友人にJACを勧めたい層は全体の94.7%を占めています。   30代、40代のハイクラス転職を目指す方の中でも管理職、技術・専門職の転職を検討している方には特におすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 転職活動の支援実績約43万人 知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 管理職、技術・専門職転職に強みがある 転職エージェントを利用する際の3つのテクニック おすすめの転職エージェントについて把握できたところで、ここでは元キャリアアドバイザーへ実際に聞いた「転職エージェントを利用する際の3つのテクニック」をご紹介いたします。   転職エージェントを最大限有効活用するためにもぜひ参考にしてください。 第三者から見た自分を把握する 転職エージェントを利用するにあたっては、第三者から見た自分を知ることが大切です。基本的に人は自分を客観視することがなかなかできないものです。   自分では自分のことをよく理解しているつもりでも、実際には思考の傾向やビジネスパーソンとしての強み、大切にしている仕事観・人生観に気づけていないことがほとんどです。   転職エージェントを利用すると多くの求職者を見てきたキャリアアドバイザーから自分の性格や傾向を元に隠れた強みや適している環境についてアドバイスしてもらうことができますので、最初はあまりピンと来なかったとしてもまずは耳を傾けてみましょう。   ただ、キャリアアドバイザーによってはこちらが求めるだけの深いアドバイスをもらえないケースもあります。   そのため、転職エージェントを利用する際には「自分のこの経験はどういった観点で仕事に活かせそうでしょうか?」「〇〇の仕事に携わるためにはどんなスキルが必要なんでしょうか?」などと自ら積極的に質問すると良いでしょう。   積極的に選考対策をしてもらう 自ら積極的にキャリアアドバイザーに働きかけて選考対策を講じてもらうことも、転職エージェントを利用するにあたって重要なポイントの1つです。   たとえば履歴書や職務経歴書といった選考書類は企業との最初の接点です。「転職エージェント=企業を紹介してくれるサービス」というイメージが強いかもしれませんが、書類の添削も転職エージェントの持つ大きな価値です。   求職者が企業紹介をより重要視しているような場合にはキャリアアドバイザーも企業紹介に力を入れるため、その分選考書類の添削の比重が軽くなってしまうことがあります。   作成した書類に自信があったとしても自ら積極的に「添削してください」「志望動機はこんな感じで大丈夫でしょうか?」などと質問するようにすると、細かい対策を講じてもらいやすくなるためおすすめです。   面接対策についても同様です。「もっと深い部分まで対策をしてほしい」など、自ら積極的に声をかけることで転職エージェントを最大限有効活用すると良いでしょう。   気になること、聞きづらいことを確認する 企業の実際の労働環境や社風といったリアルな情報を教えてもらえるのも転職エージェントの魅力ですが、紹介してもらう企業数が多くなるにつれて詳細を教えてもらいにくくなる傾向があります。   転職エージェントは基本的に給与や残業時間、実際の労働環境、人間関係といった情報を網羅していますので、ここをチェックしそびれてしまうのは非常にもったいないといえるでしょう。   企業には直接聞きにくいことでも第三者が仲介してくれているからこそ聞きやすいかと思いますので、こういった情報を自分から率先して確認し、ぜひ悔いのない企業選びに繋げてください。   転職エージェントに関してよくある質問 最後に、転職エージェントに関してよくある質問とそれに対する回答をご紹介いたします。   転職エージェントはなぜ無料で利用できるの? 求職者が無料で転職エージェントを利用できるのは、企業側が転職エージェントに料金を支払っているからです。   エージェントや契約内容によりますが、転職エージェントを経由して求職者一人の採用が決まると企業は数十万~数百万程度の報酬を支払うことになります。これが転職エージェントの売上となるため、求職者は無料でサービスを利用できるのです。   ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから転職エージェントを利用しているため、「無料で利用できるなんて怪しいんじゃ・・・」と不安を感じている方は安心してください。   相談したら必ず応募しないとダメ? 転職エージェントに相談したからといって、必ずどこかしらの企業に応募しなければならないというルールはありません。   まずは相談してみて、自分の希望に近い企業を紹介してくれるか、キャリアアドバイザーが親身になって対応してくれるかなど自分に合ったサービスであるかを確認し、良いなと思ったらそこで初めて応募してみると良いでしょう。   もし、あまり自分の希望にそぐわないなと感じたら丁寧に断りを入れてください。ちなみに、たとえ内定が出たとしても別の企業に入社したいと感じたら辞退して問題ありません。   むしろ、複数の企業から内定を頂いたうえで検討できる状態が理想的ですので、選択肢を広げるためにも選考は最後まで受けきった方が良いでしょう。   転職エージェントの面談は仕事終わりの時間や土日でも可能? 転職エージェントによって対応している曜日や時間帯は異なりますが、多くのエージェントは平日の夜の時間帯や土日にも面談ができるよう対応しています。   転職エージェントの面談前に必要な準備は? 必ず準備しておくべきことは特にありませんが、サービスによっては事前に履歴書・職務経歴書の提出を求められます(書類作成からサポートしてほしい場合はエージェントに問い合わせましょう)。   また、自分が携わりたい仕事や転職先へ求める条件、自分が求めている働き方などについてある程度明確にしておくと、企業紹介がスムーズに進みます。   何からどう考えれば良いかわからないという方は、その旨をそのままキャリアアドバイザーに相談すれば問題ありません。   一度予約した面談はキャンセルできる? 急遽仕事が入ってしまった、体調不良になってしまったなど、一度予約した面談をキャンセルしなければならないこともあるかと思いますが、これは問題なく可能です。   キャンセルしなければならなくなった際にはできるだけ早く転職エージェントへ連絡し、キャンセルしたい旨を伝えるようにしましょう(この際の連絡手段・方法については各サービスの公式サイト、面談予約時の予約完了メールなどに記載されているはずです)。   他の転職エージェントも同時に利用して良い? 転職エージェントは複数並行利用しても問題ありません。むしろ、利用するサービスを一つに絞ってしまうと紹介を受けられる企業や得られる情報が限られ今後の可能性が狭まってしまうため、複数のサービスを並行して利用するのがベターです。

2024.03.22