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金融業界の面接対策に!職種別の志望動機や聞くべき逆質問を紹介
目次
本記事はマイナビ等のプロモーション(広告)を含みます
これから未経験で金融業界の面接を受けようと考えている人は、自分自身が志望している職種に対して「なぜ志望しているのか」をきちんと回答できるようにしておきましょう。
というのも、金融業界の職種は多岐にわたるほか、仕事に対しての理解度をアピールするためにも、職種に対しての動機が重要だからです。
そこで本記事では、金融業界の面接選考を受ける人に向けて、金融業界の面接で見られているポイントや、職種別の回答例文を紹介します。採用担当者の印象に残る志望動機を作成するためにも、本記事を参考にしてください。
この記事でわかること
- 金融業界の面接では「ストレス耐性と忍耐力はあるか」「顧客から信頼される誠実さがあるか」「数字に対する意識はあるか」を見られている
- 金融業界の面接を実際に受けた人からは「FPや簿記を褒められた」「志望企業を指す敬語が重要」などの声が上がっている
- 金融業界の面接で聞いておくべき逆質問には「入社一年目に求められる役割は何ですか?」「金融業界のデジタル化についてどう考えていますか?」などがある
- 金融業界の面接通過率を高めるには「金融業界に役立つ資格を取得する」「金融業界を選んだ理由を明確にする」ことなどが大切
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金融業界の面接で見られている3つのポイント
金融業界の面接では、ストレス耐性や忍耐力といった金融業界の仕事に適性があるかを見られます。
そのため、志望動機や自己PRを回答する際は志望理由を伝えながらも、金融業界に向いている人物であることをアピールできるようにしましょう。
金融業界の面接で見られている3つのポイントは、以下の通りです。
ストレス耐性と忍耐力はあるか
顧客から信頼される誠実さがあるか
数字に対する意識はあるか
ストレス耐性と忍耐力はあるか
金融業界は数字や規則に厳格な業界であり、日々プレッシャーのかかる仕事です。
たとえば、営業職であれば日々の業務で契約件数などの数字が意識され、バックオフィス職であれば1円のミスも許されない環境で働くことになります。
そのため面接官は、「この人は粘り強く働けるか」「困難な場面でも前を向いて取り組めるか」といったメンタルの強さを志望動機から見ているのです。
これまでの経験の中で困難を乗り越えた経験などがあれば、そのときの経験を整理しておき、志望動機に盛り込みましょう。
顧客から信頼される誠実さがあるか
金融業界では、顧客との信頼関係が重要です。
というのも、銀行や証券会社では顧客の大切なお金を扱うため、少しでも不誠実な態度が見えれば顧客からの信用を失い、他社に乗り換えられてしまうからです。
そのため、面接では「約束を守れるか」「相手の立場や気持ちを考えられるか」といった誠実さが確認されます。
小さなエピソードであっても、「人から信頼を得た経験」や「相手の立場に立って行動した経験」を語れるようにしておきましょう。
数字に対する意識はあるか
前述した通り、金融業界では営業実績など数字に対する意識が問われます。また営業職以外であっても、帳簿や決算処理など数字に対する意識は必要不可欠です。
そのため、面接では「数字に対して責任を持てるか」「目標達成に向けて計画的に取り組めるか」を志望動機を通じて判断しています。
これまでの仕事の中で実績を求めた経験や、売上管理を担当した経験などがあれば、数字に対する意識として志望動機でアピールしましょう。
未経験や職種別の志望動機の書き方は、こちらで詳しく解説しています。
転職活動で差がつく志望動機の書き方【例文あり】|未経験や職種別も
金融業界の面接に関するリアルな声
金融業界の面接を深く理解するためには、金融業界の面接を実際に受けた人のリアルな声などを確認しておくことが大切です。
ここでは、金融業界の面接に関するリアルな声を3つ紹介するので、面接に対する理解を深めるためにも参考にしてください。
「面接では志望企業を指す敬語が重要」
🟩🏦通過した人おめでとうございます。
— あーる|日経就活 (@shukatsu_job) June 26, 2025
ここの複数daysは例年
超ハイレベルなので、気合い入れて勝ち残れ🔥🔥
(本選考より断トツ難い)
ちなみに、金融業界の面接は
銀行→御行
金庫→御庫
信託→御社⚠️
信託はまじで気をつけろ、普通に御社。
金融の人事は細かな点めっちゃ見とる。
金融業界の面接では、細かい言葉遣いまで厳しく見られるようです。特に銀行や金庫を志望する場合、「御行」「御庫」といった独自の呼び方が存在します。
ただし、信託銀行の場合は一般企業と同じく「御社」と呼ぶのが正しく、間違いやすいため注意が必要です。
金融業界の面接官は礼儀や言葉遣いから応募者の誠実さを見極めているため、知識や熱意だけでなく基本的な敬語の使い方も改めて確認しておくことが大切です。
「大手金融の面接ではこれを聞かれた」
【大手金融の面接でリアルに聞かれたこと】
— 転職マン (@teeeeenshokuman) July 8, 2025
・自己紹介
・学問で頑張ったことは?
・サークルはどういう構成?
・同期何人?後輩何人?
・君にとってサークルってなに?
・金融に絞ってるの?
・なんで金融に絞ってるの?
・なんで個人?なんで法人?
・大企業と中小企業どっちやりたい?
・逆質問
大手金融の就活面接では、学生生活や人間関係について具体的に深掘りされる傾向があります。そのため、転職の面接であっても仕事での人間関係や仕事内の立ち回りなどを聞かれる可能性が高いです。
金融業界は社内外問わず、人との関係構築が欠かせない業界であるため、これまでの仕事でどのような役割を果たしてきたのかを具体的に話せるようにしておきましょう。
なぜ金融業界なのか?職種別の回答例文
前述した通り、金融業界には様々な職種があるため、面接では「なぜ金融業界なのか」を希望する職種別でしっかりと答えられるようにしておく必要があります。
そこでここでは、金融業界の志望動機について5つの職種別で回答例文を紹介します。それぞれの回答例文を参考に、どのような内容で動機を伝えればいいのか参考にしてください。
保険外交員
回答例文
金融業界を志望している理由は、人々の人生設計を支える重要な役割を保険外交員として担いたいと感じたからです。
前職では営業事務として、お客様対応を経験しました。
この仕事では、相手の立場に立って言葉を選ぶことの大切さを学びながら、お客様から感謝のお言葉をいただくことに「やりがい」を感じていました。
金融業界は未経験ですが、御社は実績を伸ばし続ける提案力と充実した研修制度があり、新しい分野に挑戦する環境として最適だと感じます。
入社後は、これまでに培ってきた傾聴力と行動力を活かし、一人ひとりに最適な保険商品を提供できる人材として貢献してまいります。
保険外交員は人々の人生設計を支える仕事であるため、志望動機では「誠実さ」「傾聴力」をしっかり伝えることが重要です。
例文のように、過去の接客経験などから「感謝されたエピソード」などを入れると信頼関係を築ける人材だと伝えられます。
ファイナンシャルプランナー
回答例文
人々に対してより長期的に支えられる仕事をしたいと感じるようになり、ファイナンシャルプランナーを志望しました。
そして御社は保険から資産運用まで幅広い商材を扱っており、ライフステージに合わせた総合的なサポートができる点に強い魅力を感じています。
学生時代には簿記を取得し、数値の管理を徹底した経験もあることから、数字に基づいた判断を得意としています。
入社後は一人ひとりに寄り添った資産設計を行い、御社の「顧客第一」の姿勢を忘れず、顧客から長く信頼されるプランナーを目指します。
ファイナンシャルプランナーは、豊富な知識から人々の人生について提案する仕事です。そのため、資格取得などの学習意欲をアピールすることが効果的です。
また「幅広い商材を扱えること」「顧客第一の姿勢」といった企業の魅力にも触れることで志望意欲の高さもアピールしています。
リテール営業
回答例文
前職では販売職としてお客様の声を丁寧に伺い、相手から感謝されるような提案を大切にしてきました。
その中で、顧客からさらに感謝してもらうためにも、「長期的に人々を支える仕事をしたい」と考えるようになり、金融業界のリテール営業への挑戦を決意しました。
御社は地域に根差し、お客様一人ひとりと長期的な信頼関係を築いています。そのため、自身が金融業界を志望する理由を体現している会社だと感じます。
私自身、目標の売上に対して日々計画的に行動しており、店舗で表彰を受けた経験もあります。
入社後は、これまでに培ってきた数字に対する意識や計画力を活かし、リテール営業として、お客様から感謝される営業担当を目指します。
リテール営業は、個人向けに資産の運用や住宅ローンなどを提案する仕事です。そのため、地域の人々と長く付き合う仕事であり、「人との信頼関係を築く力」「数字を意識できる力」が求められます。
例文では販売職での提案経験や表彰歴を出すことで、成果を出せる人物であることをアピールしています。
金融事務
回答例文
前職では営業アシスタントとして、契約書類の作成やデータ入力を行い、営業担当者から「信頼されるアシスタント」として活躍していました。
そして私はこの仕事経験を活かして、金融というさらに大きな舞台で活躍したいと感じ、金融事務を志望しました。
御社は安定した経営基盤のもと、幅広い金融サービスを展開されており、多くの人々の生活を支えていると感じます。そのため、事務職として活躍する中でも、人々の生活に間接的に貢献している実感を持てることに強く惹かれました。
営業アシスタントで培った細部への注意力や期限を守る計画性などを活かし、正確かつ迅速な事務処理で御社に貢献する所存です。
金融事務はパソコン操作など事務職としてのスキルが重視されるため、契約書類やデータ入力といった経験を具体的に伝えることが効果的です。
また最後に「注意力や計画性」といった具体的なスキルも付け加えることで、即戦力として活躍するイメージも与えられます。
証券アナリスト
回答例文
前職では営業職として企業の財務資料をもとに提案を行い、数値を分析しながら戦略を立てる仕事に携わっていました。
この経験から、企業価値を見極め市場の動向を読み解く「証券アナリスト」に強い関心を抱くようになり、仕事への理解も兼ねて資格を取得しました。
御社は幅広い業界を対象としているにもかかわらず、リサーチ力と高度な分析力から顧客からの高い信頼を得ており、第一線で活躍できる環境だと感じます。
入社後は、迅速かつ根拠のある分析ができる証券アナリストとして、調査・レポート業務に真摯に取り組み、御社の信頼獲得強化に貢献いたします。
証券アナリストは企業価値を見極める専門職なので、志望動機では実務に活かせる経験を伝えることが大切です。
たとえば、例文のように「営業で財務資料を扱った経験」や「資格取得」を盛り込むと、説得力が高まります。
さらに「リサーチ力」や「分析力」といった企業独自の強みに触れつつ「その環境で挑戦したい」と伝えることで、志望度の高さもアピールしています。
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金融業界の面接で聞いておくべき逆質問3選
面接選考では志望動機や自己PRを話すだけでなく、最後に「何か質問はありますか?」と逆質問を求められることが多いです。
そのため、面接対策として、事前にどのような逆質問をするのかも考えておきましょう。金融業界の面接で聞いておくべき逆質問は、以下の通りです。
「入社一年目に求められる役割は何ですか?」
「金融業界のデジタル化についてどう考えていますか?」
「入社後に活躍している社員の前職や転職のきっかけを教えてください」
「入社一年目に求められる役割は何ですか?」
この質問は、入社後に取るべき行動について前向きに理解したい、という姿勢を伝えられる逆質問です。
未経験者の場合、「どんな力を求められているのかわからない」という不安を面接官に正直にぶつけるよりも、「求められる役割を理解して早く成長したい」と伝えるほうが好印象です。
また「数字への意識を持つこと」「顧客との信頼関係を築くこと」など、入社前に準備しておくべき心構えも明確になります。
「金融業界のデジタル化についてどう考えていますか?」
金融業界はAIによる与信審査やネット証券の拡大、キャッシュレスの普及など、デジタル化によって急速に変化しています。
そのためデジタル化など最新のトレンドについて質問することで、業界の未来を意識している人材であると面接官に印象づけることができます。
また面接官の回答から志望企業がデジタル化にどれだけ積極的かを知ることができ、企業の将来性についてもイメージしやすくなるでしょう。
「入社後に活躍している社員の前職や転職のきっかけを教えてください」
この質問は実際に成果を出している社員のキャリアパスや人物像を知ることで、自分がその環境に適応できる人材であるかを見極める逆質問です。
特に未経験から金融業界を目指す人にとっては、成功している先輩の事例を知ることが入社後に活躍できるかの大きな参考になります。
また活躍している具体的な社員像を確認できれば、企業が評価している人物像も理解できるため、入社後のキャリア形成をより具体的に描けるようになるでしょう。
金融業界の面接通過率を高めるための3つのポイント
金融業界は安定性や将来性の高さから人気が高く、面接の通過率も決して高くはありません。
特に未経験者の場合は「金融業界で長く活躍できるか?」を厳しく見られるため、事前の準備は欠かせないといえるでしょう。そこでここでは、面接の通過率を高めるために意識すべきポイントを紹介します。
金融業界の面接通過率を高めるための3つのポイントは、以下の通りです。
金融業界の仕事に役立つ資格を取得する
なぜ金融業界なのかを明確にする
金融業界に理解のある転職エージェントに相談する
金融業界の仕事に役立つ資格を取得する
金融業界は専門的な知識が問われる業界であるため、基礎的な知識を持っているかが選考では重要視されがちです。
たとえば、証券外務員やファイナンシャルプランナー、簿記などの資格は、顧客への提案や数字の理解に直結する資格であるため評価に繋がる傾向にあります。
資格を持っていると「基礎知識を習得していて即戦力になる」「学習意欲がある」という2つの軸で好印象を残せるため、未経験者ほど資格でアピール材料を増やすことが大切です。
なぜ金融業界なのかを明確にする
未経験者を採用する際に面接官が重視していることは、「なぜ金融業界を選んだのか」という動機です。
そのため、給与や安定性といった表面的な理由だけではなく、「資産形成や企業支援を通じて社会に貢献したい」など自分なりの価値観と結びつけて話せるようにしておきましょう。
また金融業界である理由を前職の仕事内容と結びつけて話せると、キャリアの一貫性が伝わり、面接官も納得しやすくなります。
金融業界に理解のある転職エージェントに相談する
金融業界はどの企業も似ているように見えがちですが、実際は銀行・証券・保険・投資ファンドなど、企業ごとに取り扱っている商材や業務内容は異なります。
そのため金融業界で転職活動をする際は、金融業界に強い転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは、企業ごとの特徴を深く理解しているため志望企業ごとの選考傾向や面接でよく聞かれる質問などを教えてくれます。
また自己PRや志望動機の作り方に迷った際も金融業界に精通しているキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、通過率を高められる回答案を考えられます。
金融業界に理解のある転職エージェントを知りたい人は、こちらで確認してください。
金融業界に強い転職エージェント13選。併用すべきサービスと上手な活用方法
まとめ
金融業界の面接を通過するためには、希望している職種に合わせて志望理由や自己PRを考える必要があります。
そのため、まずは志望する職種についての理解を深め、仕事の経験やスキルなどと紐づけながら志望理由を考えてみましょう。
また金融業界の商材や業務は多岐にわたるため、志望企業が取り扱っている商材やサービスなど企業理解についても事前に深めておくことが大切です。
そしてもしも、金融業界の面接に不安を感じているのであれば、金融業界への理解がある転職エージェントのサポートを受けましょう。
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この記事を書いた人

キャリアトラス編集部
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