面接で「最近の気になるニュース」を質問されたときの答え方と回答例

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この記事のまとめ

  • 面接で「最近の気になるニュース」を聞く理由は、「情報感度を図る」「思考・価値観を確認する」「コミュニケーション力を確認する」ためである。
  • 「最近の気になるニュース」の選び方は、半年以内・応募先企業の仕事に繋がる内容であること、他社の見解に左右されずに情報取集することである。
  • 「最近の気になるニュース」について回答する際には、ニュースの概要→興味を持った理由→自分なりの見解・考察の順に話すと良い。

転職の面接では様々な質問をされることが予想されます。出来る限り事前に準備をし、面接当日には焦ることなく回答したいと考えている方が多いのではないでしょうか。

このような方に向けて、本記事では、転職の面接でも聞かれる可能性がある「最近の気になるニュース」への回答方法について解説していきます。

面接で「最近の気になるニュース」について聞く理由やニュースの選び方、答え方のポイント、回答例文までご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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面接で「最近の気になるニュース」を聞く意図

気になるニュースを聞く意図転職の面接でも、「最近の気になるニュース」について聞かれることがあります。なぜこのような質問をするのか、その理由を先に確認しておきましょう。

情報感度を図るため

まずは、応募者の「情報感度」を図るためです。

多くの業種・業態で、最新の情報をキャッチアップし、それを業務に活かすことが求められています。現在はスマートフォンの普及で世界中の情報を瞬時にキャッチアップできる時代です。情報戦ともいえる昨今、「情報感度」の高さは企業としても確認しておきたいポイントといえるでしょう。

思考・価値観を確認するため

「最近の気になるニュース」という質問を通じて、どのような思考・価値観を持った人なのかという点も確認することができます。

最新の情報をキャッチアップするだけでは、業務に活かすことはできません。そのニュースに対して、どのように感じ、どういう考えを持ったのかという点もセットで確認することで、実用性のある思考力を持っているのかを判断できます。

また、この思考を知ることによって、応募者の価値観を知ることもでき、自社に合った人物像なのかという点も確認することもできるでしょう。

コミュニケーション力を確認するため

面接全体を通じてももちろんそうなのですが、「最近の気になるニュース」という一風変わった質問をすることによって、応募者のコミュニケーションスキルを確認することができます。

ニュースについて説明するには、要点をかいつまんで端的に伝える力が求められます。冗長的にならずに対応できるか?分かりやすい説明ができるか?という点もこの質問を通じて見極めていると考えたほうが良いでしょう。

「最近の気になるニュース」の選び方

気になるニュースの選び方ここでは、「最近の気になるニュース」の選び方についてお伝えしていきます。

半年以内のニュースを選ぶ

「情報感度」も確認されているポイントの一つですから、出来る限り最新のニュースを選ぶことが鉄則です。半年以内のニュースであれば問題ありません。どんなに古くても1年以内のものを選ぶように意識をしてみてください。

応募先企業の仕事に繋がるニュースを選ぶ

ニュースを選ぶのであれば、応募先企業の仕事に繋がる内容を選んだほうが無難でしょう。
・仕事や働き方に関する気付きを得たニュース
・他社の新たな取り組など、応募先の企業でも活用できそうなニュース
・応募先の企業にも関連のある経済情勢に関するニュース

など、そのニュースを通じて応募先の企業でどのように活かしたいのかという結論に持っていくことができるニュースを選ぶと構成がまとまりやすいです。

他者の見解に左右されないように情報収集する

ニュースの情報源としては、以下のようなものがあります。
・テレビのニュース番組
・新聞
・ニュースアプリ

各それぞれのチャネルから情報取集する場合の注意点を確認しておきましょう。

テレビのニュース番組

テレビのニュース番組ではNHKなど信憑性の高い番組から情報を得ます。ワイドショーの場合、ゴシップ系の情報やコメンテーターなどの見解が入ることもあるため、フラットにニュース単独の情報を得られる番組を選ぶと良いでしょう。

新聞

新聞は、注目度の高い情報が1面に掲載されるなど、題材を選ぶ際の指標も得られるためおすすめです。ただし、新聞社によっては、意図が色濃く出ているものもあるため注意が必要です。日経新聞など、経済・時事にフォーカスをした新聞が良いでしょう。

普段購読していない場合でも、コンビニなどで販売しているので、面接前には定期的に情報を収集しておくと安心です。

ニュースアプリ

ニュースアプリでは、ゴシップ系の記事は避け、最新の時事ニュースを中心にチェックしていきます。また、口コミなどが掲載されているニュースアプリでは、その意見に左右されないようにニュースのみを読むように意識をしましょう。

CHECK!

気になるニュースの注意点

SNSでニュースを収集する際は慎重に

SNSを通じて最近のニュースを収集している方もいるかもしれませんが、情報元は慎重に精査し、正しい情報なのかどうかを確認することも大切です。

信憑性のないニュースが流通しているケースもありますので、出来る限りSNSでの情報収取は避けたほうが無難でしょう。

もしどのようなニュースを選べば良いか、それに対してどんな受け答えを準備すれば良いかがよくわからないという方は転職エージェントでプロにアドバイスしてもらうのが便利です。中でも対応の質が高い転職エージェントを下記に掲載しています。全て完全無料ですのでぜひチェックしてみてください。

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「最近の気になるニュース」で選ばないほうが良い題材

気になるニュースで選ばない方が良い題材ここでは、「最近の気になるニュース」を選ぶ際に避けたほうが良いニュースの題材についてお伝えしていきます。

芸能・スポーツ・エンターテイメント関連のニュース

芸能・スポーツ・エンターテインメント関連のニュースは趣味・嗜好を知ることができますが、面接官によっては毛嫌いされる可能性も少なくないため、ビジネスシーンにふさわしい題材を選んだほうが無難です。

特に、芸能人の不倫・金銭トラブルといったゴシップネタはワイドショーなどで多く取り上げられるため、目に止まりやすいですが、面接の題材としては不適切ですので、避けましょう。

政治・宗教に関わるニュース

政治・宗教に関わる内容は避けたほうが無難です。『厚生労働省「公正な採用選考の基本」』によると、政治・宗教に関することは、本来自由であるべき事項(思想・信条にかかわること)であり、「配慮すべき質問」の一つであると明記されています。

面接官からすると、政治・宗教に関わる回答を面接で聞いた場合、これを理由に選考を合否をすることは職種差別に繋がると判断されかねないため、回答内容を無効とせざるを得なくなります。

応募者からすると、せっかくのアピールの機会を消失することとなるため、これらの内容は避けたほうが良いでしょう。面接での受け答えについて不安な方は下記のような転職エージェントでプロに無料サポートしてもらうのがおすすめですのでぜひ気軽に利用してみてください。

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「最近の気になるニュース」に回答する際の流れ

面接で「最近の気になるニュース」について回答する場合の流れについてお伝えしていきます。

「最近の気になるニュース」について回答する際の流れ
①選んだニュースの結論と興味を持った背景
①選んだニュースの概要
③自分なりの見解・考察

①選んだニュースの結論と興味を持った背景

まずは、どんな題材を選んだのか、その理由を端的に伝えましょう。

回答方法

最も気になるニュースは〇〇というニュースです。理由は〇〇だからです。

②ニュースの概要

選んだニュースの概要を補足します。

ニュースの概要

このニュースは、〇〇という内容です。

③自分なりの見解・考察

最後にそのニュースを通じて、自分なりの見解や考察を述べます。この時、「感想」ではなく「見解・考察」を述べることが大切です。そのニュースから感じたことを「入社後にどのように活かしたいか」を伝えられるとより良いでしょう。

最近の気になるニュースの回答例

ここでは、具体的な回答例をご紹介しますので、下記の書き方を参考にし、自分独自の回答を考えてみてください。

気になるニュースの回答例1 回答例①

私が最近気になるニュースは、世界的な物価高騰と、それに対する国内企業の価格戦略や賃上げの動きです。
原材料費やエネルギー価格の上昇は、企業のコスト構造だけでなく、消費者の購買行動にも大きな影響を与えています。単なる値上げでなく、「価格に見合う新たな価値」をいかに提供できるかが、企業の競争力を左右すると考えています。
特に、御社が提供する(具体的な商品やサービス)においても、品質を維持しながら顧客満足度を高めるための(例えば、サービス拡充や製造工程の効率化)に取り組まれているのを拝見しました。
この変化の時代には、市場のニーズを正確に捉え、既存のやり方に囚われない柔軟な対応が不可欠です。私は、大学で培った(知識やスキル)を活かし、変化する市場環境の中で顧客が本当に求める価値を見極め、御社の企業努力の一端を担い、成長に貢献したいと考えております。

気になるニュースの回答例2 回答例②

私が最近気になるニュースは、ChatGPTなどの生成AIが、企業の業務効率化や新規事業開発に本格的に活用され始めているという一連の報道です。
この技術は、人間の創造性や判断力を補助・拡張する「協働ツール」として位置づけられ、働き方そのものが大きく変わる可能性がある点に関心があります。
AIが進化しても、その結果を検証し、倫理的な側面を考慮しながら、最終的な責任を持つ人間の役割はより重要になると考えています。御社(または志望業界)の(具体的な業務やサービス)においても、このAI技術を(どのように活用する可能性があるか)を考え、生産性の向上と新しい価値創造の両立を目指せるのではないかと考えています。
私自身、(大学での研究や経験)を通じて、新しい技術への適応力には自信があります。入社後は、最新の技術トレンドを常に学び、御社のビジネスに活かすための提案や実行に積極的に挑戦したいと考えています。

まとめ

新卒の面接では、「最近の気になるニュース」について質問をされることも多いですが、転職の面接でも例外ではありません。

企業によってはビジネスパーソンとしての素養を確認するために、質問をするケースもありますので、面接前には事前にニュースを確認しておくように心掛けましょう。

面接対策として様々な質問に回答できるように準備をしているかと思いますが、一人では対策が不十分だと感じている場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用すると的確なアドバイスを得ることができますので活用してみても良いかもしれません。

本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

就・転職ライター

元キャリアアドバイザー
えばちゃん

採用人事としての経験を経て、前職では国内最大手の転職エージェントであるリクルートエージェントにてキャリアアドバイザーを担当。第二新卒をはじめとする若手層を中心に、これまで累計2,000名以上の転職相談に乗ってきました。企業視点を活かしたアドバイスと、一人ひとりの価値観に寄り添う支援が評価され、リクルート在籍時にはMVP賞や顧客満足度No.1といった実績も獲得。 現在は株式会社ネオキャリアの「キャリアトラス」にて、就職・転職ノウハウを発信しています。変化の激しい時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのキャリアに最適な一歩を届けていきます。

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