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不動産業界の面接でよく聞かれる質問11個|回答例や逆質問についても解説
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるマイナビ等のプロモーションを含み、お申込みがあった場合に、広告主より報酬を受け取る場合があります。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
未経験で不動産業界への転職面接を受ける方に、よく聞かれる質問やその回答例、自己アピールにつなげられる逆質問例もご紹介しています。
そのほか面接に臨むうえで気をつけるべき観点や、不動産業界に転職する場合のおすすめのエージェントも解説しているので、転職準備中の方には必見です!
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不動産業界の転職面接でよく聞かれる質問11個とその回答例
不動産業界の転職面接でよく聞かれる質問11個とその回答例をそれぞれご紹介します。
以下の回答例を参考に、自分の回答も作成してみましょう。
自己紹介をお願いします。
不動産業界に限らずですが、面接の最初に自己紹介を求められる場合が多いです。
1~2分程度で簡潔に話せるように準備しておきましょう。
回答例
本日はお時間をいただきありがとうございます。私は〇〇と申します。大学卒業後、飲食業界での店舗運営に携わり、3年間勤務してまいりました。
具体的には、店舗の売上管理やスタッフの育成、接客対応などを通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、それに応えるサービスを提供してきました。その中で培ったコミュニケーション能力や問題解決力は、御社でもお客様の信頼を築き、最適な提案を行う際に活かせると考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
POINT
- これまでの職歴と、不動産業界もしくは応募先企業への志望動機を盛り込む
- 長くなりすぎないように簡潔にまとめる
これまでの職歴を教えてください。
面接官はこの質問から、「求職者が応募要件を満たし、入社後即戦力として活躍できるのか」を確認します。
応募先の企業で活かせる経歴をかいつまんで、具体的な業務や成果を盛り込みつつ、簡潔にまとめることを意識しましょう。
不動産業界とは別の業界から転職する場合は、共通認識を持ちにくい業界用語は使用しないほうが良いです。
回答例
私は大学卒業後、飲食業界の〇〇株式会社に入社し、約3年間勤務してまいりました。
最初の1年間は店舗スタッフとして接客業務や調理補助を担当し、現場での基本的なオペレーションを学びました。その後、店長候補として昇格し、店舗運営全般を任されるようになりました。
具体的には、売上管理、在庫管理、人員配置、スタッフの教育・育成など、多岐にわたる業務を担当しました。特に力を入れた点が、お客様満足度の向上とスタッフ間のチームワーク強化です。お客様から直接いただくフィードバックをもとにサービスを改善し、店舗のリピート率を前年対比30%増加させることができました。
POINT
- 応募先企業や求人と関連のある職歴をメインに伝える
- 具体的な成果やその数値を盛り込むと説得力が上がる
- 他業界から転職する場合は業界用語は使わない
こ現職(前職)の志望動機を教えてください。
この質問の意図は、就活や企業選びの軸を確認し、応募先企業の選定軸とずれがないかを見ることです。
特に、ほかの業界から不動産業界へ転職する場合は、現職と応募先を選んだ理由、やりたいことの方向性が合っているか、方向転換する場合はその理由も併せて伝えるようにしましょう。
回答例
私は人と接する仕事を通じて、多くの方々に喜びや満足を提供したいという思いから、飲食業界を志望しました。特に、〇〇株式会社は『お客様第一主義』を掲げ、質の高いサービスと美味しい料理で多くのお客様から支持されている点に魅力を感じました。
また、大学時代に飲食店でアルバイトをしていた際、お客様から『ありがとう』と言っていただいた経験が非常に印象的で、人と直接関わる仕事のやりがいを強く感じました。その経験から、飲食業界で接客やサービススキルを磨き、多くのお客様に満足していただける環境づくりに貢献したいと考えました。
さらに、飲食業界ではチームワークやスピード感が求められるため、自分自身の成長にも繋がると考え、〇〇株式会社への入社を決意しました。実際に入社後は、お客様対応や店舗運営を通じて、多様なニーズに応える力や問題解決力を身につけることができました。
POINT
- 応募先企業を選んだ軸とずれないようにする
- 現職とは異なる軸で企業選びをしている場合は、その理由も併せて伝える
弊社を志望する理由(志望動機)を教えてください。
志望動機は、面接の中でも重要な質問の一つです。
求職者の応募先企業への志望度や理解度を測るための質問で、熱意をアピールできる時間でもあります。
キャリアの志向性や得たい経験、活かせるスキル・経験を踏まえて結論ファーストにまとめると良いでしょう。
回答例
私が御社を志望した理由は、関東エリアで顧客満足度No.1を誇る企業として、住まいを通じて多くの方々に安心と満足を提供している点に非常に魅力を感じたからです。
私はこれまで飲食業界でお客様一人ひとりのニーズに寄り添いながらサービスを提供してきました。その経験から、顧客満足度の向上には細やかな配慮と信頼関係の構築が不可欠だと学びました。このスキルを活かし、御社でお客様のライフスタイルや希望条件に合った最適な住まいをご提案し、さらに御社の顧客満足度向上に貢献したいと考えています。
また、御社が掲げる地域密着型の姿勢にも共感しています。関東エリアで培われた実績と信頼を基盤に、不動産業界で新たな挑戦をしながら自身も成長していきたいと思っています。
POINT
- 結論を先に伝える
- 根拠として具体的なエピソードや成果をスキルや熱意をアピールする
現職の退職理由・転職理由を教えてください。
この質問も企業選びの軸や価値観を問うています。
ネガティブな理由を伝えてしまうと、転職後も同様の理由で離職してしまうのではないかという懸念を持たれかねません。
自己実現や自身のキャリアアップのためといったポジティブな理由を伝えましょう。
回答例
現職では約3年間、飲食業界で店舗運営や接客業務に携わり、多くのお客様に満足いただけるサービスを提供することを目指して取り組んできました。その中で、お客様のニーズに寄り添いながら信頼関係を築くことの大切さや、チームで協力して目標を達成する喜びを学びました。この経験は私自身の成長に繋がる貴重なものだったと感じています。
一方で、働く中で『住まい』という人生において重要な選択肢に関わる仕事にも興味を持つようになりました。飲食業界で培ったコミュニケーション能力や問題解決力を活かしながら、より長期的な視点でお客様の生活に寄り添える仕事に挑戦したいと考え、不動産業界への転職を決意しました。
特に御社は関東エリアで顧客満足度No.1を誇る企業として、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた提案を行い、高い信頼を得ている点に魅力を感じています。これまでの経験を活かしながら、新しい環境でさらに成長し、御社のお客様満足度向上に貢献したいと思っています。
POINT
- 現職や応募先企業の志望理由とずれないようにする
- ネガティブな理由でなく、ポジティブな理由を伝える
入社後にやりたいことを教えてください。
仕事に取り組む姿勢や価値観に加えて、求職者のやりたいことについて共通認識を持つための質問です。
転職理由や志望動機と関連させて、自身の将来の目標から逆算した入社後「やりたいこと」「実現したいこと」を伝えましょう。
回答例
入社後は、まず御社のサービスや業務内容を深く理解し、基礎的な営業スキルをしっかりと身につけたいと考えています。具体的には、先輩方から学びながらお客様との信頼関係を築く方法や、最適な提案を行うための知識を習得し、一日でも早く戦力として貢献できるよう努力します。
また、不動産業界では宅地建物取引士(宅建士)の資格が重要であると認識しておりますので、資格取得に向けて積極的に取り組み、より専門性の高い提案ができる営業担当者を目指したいと思っています。資格取得後は、お客様一人ひとりのライフスタイルやニーズに寄り添った提案を行い、御社が誇る顧客満足度No.1の実績にさらに貢献したいです。
中長期的には、営業成果を積み重ねて管理職やマネジメント職にも挑戦したいと考えています。チーム全体で成果を上げるための仕組みづくりや新人育成にも携わり、御社のさらなる成長に貢献できる存在になりたいです。
POINT
- 転職理由や志望動機も踏まえた内容にする
- 将来の目標も伝え、そのうえで入社後に応募先企業で実現したいことを伝える
5年後、10年後のキャリアはどのように考えていますか?
入社後にやりたいことと似ていますが、この質問では中長期的な観点でのビジョンやキャリア観を問う質問です。
求職者と企業のビジョンや志向性が合っているかを確認しているので、企業が大切にしている価値観や今後の事業展開などもきちんとリサーチすると良いでしょう。
回答例
5年後には、不動産業界での専門知識と営業スキルをしっかりと身につけ、お客様から信頼される営業担当者として活躍していたいと考えています。そのために、まず宅地建物取引士(宅建士)の資格を取得し、より専門性の高い提案ができるよう努力します。また、御社が掲げる顧客満足度No.1という目標に貢献するため、自分自身の成果だけでなく、チーム全体で成果を上げられるような働き方を心掛けたいと思っています。
10年後には、管理職やマネジメント職に挑戦し、チームや部署全体を牽引する立場で活躍したいと考えています。具体的には、後輩社員の育成やチームビルディングを通じて、御社の成長に貢献するとともに、自分自身もリーダーシップを磨いていきたいです。
また、不動産業界は変化の激しい業界ですので、市場動向や顧客ニーズを的確に捉えながら、新しいサービスや提案方法を模索し、御社がさらに業界内での競争力を高められるような取り組みにも携わりたいと考えています。
POINT
- 自身と企業の志向性が合っていることを伝える
- そのためにきちんと企業研究を行う
困難な状況に直面した経験はありますか?その場合はどのように乗り越えたか教えてください。
この質問では、課題発見力や問題解決能力を見ているため、再現可能性をアピールすることが大切です。
状況の説明は簡潔にまとめ、乗り越えたエピソードを具体例を交えて丁寧に説明しましょう。
回答例
現職で店長候補として店舗運営を任されていた際、スタッフの急な退職が重なり、人手不足の中で通常業務を維持しつつ、売上目標を達成しなければならないという困難な状況に直面しました。特に繁忙期であったため、通常以上に効率的な運営が求められました。
この状況を乗り越えるために、まずはスタッフ一人ひとりと話し合い、業務分担を見直しました。各自の得意分野や希望を考慮しながら役割を再配置することで、限られた人員でも最大限のパフォーマンスを発揮できる体制を整えました。また、自分自身も現場に立ち、リーダーシップを発揮しながらチーム全体をサポートしました。
さらに、スタッフの負担軽減とモチベーション向上を図るため、短期的な目標設定や小さな成功体験を共有することにも注力しました。その結果、チーム全体が一丸となって業務に取り組むことができ、最終的には売上目標を達成することができました。この経験から、困難な状況でも冷静に優先順位を見極め、周囲と協力しながら解決策を模索する重要性を学びました。
POINT
- 再現可能な能力であることをアピールする
- 具体的なエピソードを盛り込む
不動産の仕事であなたの強みはどのように活かせますか?
この質問は、これまでの経験や培ってきたスキルを確認し、即戦力で活躍できるかを見る意図があります。
特に未経験で不動産業界に転職する方は、きちんと強みをアピールすることが重要です。
回答例
私の強みは、飲食業界で培った『顧客対応力』『問題解決力』『迅速な行動力』です。現職では、店舗運営や接客を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、それに応じたサービスを提供してきました。この経験から、相手の要望を引き出すヒアリング力や、信頼関係を築くコミュニケーション力が身につきました。
不動産業界では、住まいという人生において重要な選択肢を扱うため、顧客目線での丁寧な対応が求められると考えているため、顧客対応力を大いに活かせると感じています。また、飲食業界では急なトラブルや変化への対応が日常的でしたので、不測の事態にも冷静に対処し、迅速に解決策を講じるスキルも役立つと確信しています。
さらに、物件情報や市場状況が日々変化する不動産業界では、スピード感を持って行動することが求められると思います。現職で培った迅速な行動力を活かし、お客様への提案やフォローアップをタイムリーに行うことで信頼を得られる営業担当者になりたいと考えています。
これらの強みを活かしながら、お客様一人ひとりに最適な提案を行い、御社が誇る顧客満足度No.1の実績にさらに貢献したいと思っています。
POINT
- これまでの経験やスキルの棚卸しをする
- 不動産業界でも活かせる強みであることを伝える
自己PRをお願いします。
一つ前の、「不動産業界の仕事であなたの強みをどのように活かせますか」の質問と似ていますが、これも求職者の強みを知るための質問です。
結論である強みを「問題解決力」「コミュニケーション力」といった形で、端的に表すと伝わりやすいでしょう。
ほかの質問同様、具体例や成果の数値なども忘れずに記載します。
回答例
私の強みは、『コミュニケーション力』と『問題解決力』です。現職では飲食業界で店舗運営を担当し、お客様一人ひとりのニーズに寄り添ったサービスを提供するとともに、スタッフとの信頼関係を築きながらチームで目標達成に取り組んできました。
特に店長候補として店舗運営を任された際には、売上目標の達成やスタッフのモチベーション管理に注力しました。たとえば、繁忙期に人手不足となった際には、スタッフと話し合いながら業務分担を見直し、効率的な運営体制を整えることで、売上目標を達成することができました。この経験から、困難な状況でも冷静に課題を分析し、周囲と協力して解決策を導き出す力が身についたと感じています。
また、飲食業界でお客様との直接的なコミュニケーションを重ねてきたことで、相手の要望や背景を深く理解し、それに応じた提案ができるスキルも磨かれました。不動産業界では、お客様のライフスタイルや希望条件に寄り添った提案が求められるため、このスキルは大いに役立つと確信しています。
これまで培ったスキルを活かしながら、お客様一人ひとりに満足いただける住まいの提案を行い、御社の発展に貢献します。
POINT
- 結論で、強みを端的に表す
- 具体例や数値を盛り込んで説得力・再現可能性を持たせる
あなたの長所や短所を教えてください。
この質問では、求職者の性格や自己分析ができているかなどを確認しています。
特に短所を伝える際には、改善するために実践していることや捉え方によって長所にもなるように話しましょう。
回答例
私の長所は、コミュニケーション力と柔軟性です。
現職では、飲食業界でお客様やスタッフと日々接する中で、相手の立場やニーズを理解し、それに応じた対応を心掛けてきました。たとえば、店舗運営中にお客様からクレームをいただいた際には、まず丁寧にお話を伺い、その場で迅速に解決策を提示することで、お客様にご納得いただいた経験があります。
また、その後のフォローアップも欠かさず行うことで、むしろリピーターとしてご来店いただけるようになりました。このように、人との信頼関係を築く力には自信があります。御社でも、この強みを活かしてお客様一人ひとりに寄り添った提案ができると考えています。
一方で、私の短所は、慎重になりすぎるあまり、判断が遅くなることがある点です。
特に重要な意思決定の場面では、情報を集めすぎてしまい、結論を出すまでに時間がかかってしまうことがあります。この点については、自分なりに改善を図るため、優先順位を明確にして必要な情報だけを素早く整理する習慣を身につけるよう努めています。
また、周囲の意見を積極的に取り入れることで、
多角的な視点から効率よく判断できるよう心掛けています。この取り組みのおかげで、以前よりもスピーディーに決断できる場面が増えてきました。
長所であるコミュニケーション力と柔軟性を活かしつつ、短所についても引き続き改善していきます。
POINT
- 自己分析をきちんと行う
- 短所はネガティブに映らないように、改善のために実践していること、もしくはポジティブに伝わる方法を意識する
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不動産業界の転職面接で使える逆質問例
次に、不動産業界の転職面接で使える逆質問を3つご紹介します。
入社後即戦力として活躍するために、やっておくと良いことはありますか?
この逆質問をすることで、以下のメリットがあります。
・必要な知識やスキルがわかる
・即戦力として働く熱意をアピールすることができる
未経験で入社して活躍している社員に共通点はありますか?
この逆質問のメリットは、以下になります。
・未経験で活躍するために必要なことがわかる
・自分の強みと関連付けて、自己PRをすることができる
入社後の1日の業務の流れを教えてください。
この逆質問をすることで、以下のことがわかります。
・入社後の具体的な業務のイメージが湧く
不動産業界の転職面接に必要な事前準備
ここで、不動産業界の転職面接に必要な事前準備について解説します。
自己分析
まずは、自己分析です。
就活の際にも自己分析をしていると思いますが、実際に社会人として働いてみて新しく気づいたことや、変わっている価値観があるかもしれません。
転職のタイミングで改めて自己分析を行い、自分の価値観や強み、キャリア観、将来の目標など棚卸しをしてみてください。
特に志望動機や自己PRの内容に直結してくるかと思いますので、行き詰った際には友人や転職エージェントといった第3者視点で見てもらうことも大切です。
業界と企業の研究
もう一つは、業界研究と企業研究です。
未経験で不動産業界に転職する場合は、不動産業界の仕組みやビジネスモデルから、最近のトレンドなどを一通り理解していくことが重要になります。
また、企業研究も丁寧に行いましょう。志望動機を作成する際、企業の理解度を示しつつ志望度も高いことを伝える必要があります。
応募先企業が行っている事業や大切にしている価値観だけでなく、人事制度、今後の展望、働く環境など求人票もしくは公式ホームページで確認できる内容は押さえておきましょう。
以下の記事では、不動産業界全体の仕組みや実際の職種・仕事内容などをまとめているので、業界研究の参考にしてみてください。
不動産業界の転職面接で気を付けること
不動産業界の転職面接で気を付けたほうが良いことを4点解説します。
明るくはきはきと話す
面接で話す際は、明るくはきはきと話すことが大切です。
どの業界でも同じですが、明るくはきはきと話すことで第一印象を良くすることができますし、きちんと伝えたい内容も届きやすくなるでしょう。
加えて、不動産業界の営業職のような顧客と接点のある職種・業務を志望している場合は、顧客と接する際のスタンスとしても見られています。
誰に見られても恥ずかしくないようなふるまいを意識してみてください。
退職理由はポジティブに伝える
退職理由の伝え方にも気を付けましょう。ネガティブな面ではなく、ポジティブな面を伝えるほうが良いです。
給与や制度、人間関係などネガティブな面を主な理由として伝えてしまうと、面接官には転職後も同様の理由で離職するリスクがあるのでは?と不安感を与えてしまう可能性があります。
したがって、キャリアアップや実現したいことといったポジティブな理由をメインで伝えると良いでしょう。
過去のエピソードよりも考え方や価値観の説明に重きを置く
強みや実績を説明する際、大切にしている考え方や価値観を伝える意識も重要です。
ついつい、過去のエピソードの説明に熱が入ってしまい、その際に自分が下した決断や考えたことなど、性格・人となりが伝わらないということが起きてしまいます。
具体例はもちろん大切ですが、面接は自分とはどういう人間なのかを知ってもらうための時間だという点に気を付けると良いでしょう。
服装やマナーを徹底する
最初の「明るくはきはきと話す」とも通じる部分がありますが、服装やマナーは社会人として最低限守るべきルールともいえるほど重要です。
普段、スーツを着ない方や社内でのコミュニケーションしか取らないという方は、面接前に正しい服装やマナーについておさらいしておくと良いでしょう。
【未経験者向け】不動産業界の転職面接突破のコツ
未経験の方に向けて、不動産業界の転職面接突破のコツを2つご紹介します。
資格がない人は行動力をアピールする
「宅地建物取引士」や「マンション管理士」のような資格を持っていない人は行動力をアピールしましょう。
たとえば「10月の宅建試験に申し込んでおり、毎日2時間勉強しています」や「不動産業界に勤めている先輩にお話を伺っています」などのように、現在の行動を具体的に伝えることで本気度が伝わります。
前職の経験・スキルをアピールする
未経験であっても、現職や前職で培ったスキルをうまく不動産業界の仕事に置き換えれば、
即戦力を面接官にアピールできます。
たとえば、接客や販売で身に着けた傾聴力や接客力は、物件のヒアリングで役に立ちますし、事務で鍛えた書類作成スキルも契約書作成の業務に活かせます。
このように、経験やスキルを不動産業界の業務内容に紐づけて話すことで、未経験でも即戦力になる期待を持ってもらえるでしょう。
不動産業界の転職に役立つ資格については、以下の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事
不動産業界への転職に役立つ資格とは?難易度や取得方法について解説
【未経験者向け】不動産業界への転職におすすめのエージェント3選
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この記事を書いた人

キャリアトラス編集部
キャリアトラス編集部には、元キャリアアドバイザーが多数在籍しており、転職にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。20年以上転職支援を行っている運営会社の実績をもとに、一人ひとりの異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなるよう、あなたの「知りたい」情報を提供していきます。 本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。