外資系企業の転職に役立つ資格とは?必要なスキルや転職する方法についても解説

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日本企業から外資系企業への転職を考えている方に向けて、転職の際に役立つ資格や必要なスキルについて解説します。

転職前にやっておくと良いことや求められる語学力のレベル、未経験の方におすすめの転職エージェントについても触れているため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のまとめ

  • 外資系転職には、語学力や専門性を示す資格がおすすめ
  • 語学力に関しては、企業や職種によって異なる
  • 取得に時間がかかる資格もあるため、時間に余裕をもって学習を進めると良い

外資系企業への転職に必要なスキル

まずは、外資系企業への転職に必要なスキルについて解説していきます。

以下、5つ挙げているので身に付けられているか確認してみてください。

外資系企業への転職に必要なスキル

 

積極性

外資系転職には、積極性がスキルとして必要です。

日本企業の文化と比べて、外資系企業では自身の意見を述べることや、主体的に行動することが評価されます。

たとえば、会議に出席し発言しない場合は、企業によっては、主体的な「参加」とはみなされにくいことがあります。

仕事を自分から取りに行ったり、会議では自分の意見を自ら発言したりと積極的な姿勢・スタンスを見せていくことが重要です。

コミュニケーション力

コミュニケーション力も、外資系転職において必要なスキルの一つです。

積極性とも絡んできますが、自分の意見をきちんと伝える能力が大切です。

さらに外資系企業は文化や背景が異なるメンバーが集まる場であるため、価値観や考え方が異なる状況でも、上手くコミュニケーションを取る力が無ければ、仕事が成り立ちません。

異文化環境で円滑に業務を進めるには、語学力もある程度必要になるため、総合的なコミュニケーション能力を身に付けておく必要があるでしょう。

専門性

外資系企業はジョブ型雇用を採用しているため、自らの専門性は重要なスキルの一つです。

特定の職務に特化した職種への応募になるため、ある程度これまでの経験や職務スキルがある状態が想定されています。

そのため応募する前に、現在必要なスキルや経験を持ち合わせているか、自分に見合った応募要件になっているかチェックしましょう

セルフマネジメント力

セルフマネジメント力も、外資系転職には必要になります。

セルフマネジメント力とは、業務遂行能力に加え、自身の体調やストレスを適切に管理し、常に高いパフォーマンスを維持する能力のことです。

外資系企業では、個人の裁量が大きく成果主義を採用していることもあり、自身で業務量や負荷などを調整する力が求められます。

業務時間中だけでなく、プライベートの時間の過ごし方ストレスの対処法などもコントロールできる力を身に付けておくと良いです。

ビジネスレベルの語学力

志望する企業やポジションによっても異なりますが、ビジネスレベルの語学力を求められる場合もあるので、スキルとして必要になります。

語学力は一朝一夕では身につかないスキルになるため、時間に余裕をもって習得を進めましょう

特にビジネスシーンでの会話や業界の専門用語など、志望業界や企業、職種に合わせた知識も必要です。

外資系への転職前にやっておくと良いこと

外資系企業への転職前にやっておくと良いことは何でしょうか。

4つご紹介しますので、きちんと事前準備を行うことで成功に一歩近づくことができるでしょう。

外資系への転職前にやっておくと良いこと

語学力を高めておく

必要なスキルでも紹介しましたが、外資系への転職前語学力を高めていくことが大切です。

日常業務で英語や日本語以外の言語を用いるポジションであれば、実践的な会話の練習を行っておくと良いでしょう。

ビジネスシーンで使う表現や、専門用語など、即戦力として活躍するために語学力は重要な要素となります。

企業研究を丁寧に行う

企業研究を丁寧に行うことも、転職前の準備として重要になります。

外資系企業ならではの事業や制度、大切にしている価値観があります。

面接対策という観点だけでなく、実際入社して働く際に志望企業に自身がマッチするかどうかの観点も含めて企業研究を行うと良いでしょう。

どのようなキャリアプランが実現できるか確認しておく

面接や面談の際に、志望する企業でどのようなキャリアプラン実現できるかを確認しておくことも重要です。

ジョブ型雇用であるため、外資系企業ではどのようなキャリアが実現できるのか、実際どのような社員がいるのか、自身の描くビジョンは実現可能なのか確認しましょう。

企業の環境や価値観と、自身の実現したいことが一致するかどうかの確認は、今後のキャリアに関わるため丁寧に行うことがおすすめです。

資格を取る

外資系企業への転職には資格を取っておくことも大切です。

スキルの証明が求められる場合はもちろんですが、資格取得を通して専門性や関連スキルを身に付けておくことで、即戦力として活躍する助けになるでしょう。

以下で外資系企業への転職に役立つ資格を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

外資系企業への転職に役立つ資格一覧

外資系企業への転職を考えている方へ、役立つ資格を一覧で解説します。

経営学修士(MBA:Master of Business Administration)

経営学修士は、経営全般の知識・スキルを習得する大学院学位です。

戦略立案、組織運営、マーケティングなど、ビジネスリーダーに不可欠な能力を証明するもので、外資系企業の経営幹部やコンサルタント職で高く評価されます。

論理的思考力や問題解決能力もアピールすることができ、取得には2年以上の学習が必要ですが、キャリアアップの可能性を大きく広げてくれる資格です。

米国公認会計士(USCPA:U.S. Certified Public Accountant)

米国公認会計士は、アメリカの会計・監査の専門家資格です。

国際的な会計基準(US GAAP)の知識は、財務分析、税務、内部監査など幅広い業務で活用でき、グローバル展開する外資系企業でこのような業務を担当したい方には非常に有効な資格と言えるでしょう。

英語でのコミュニケーション能力があることも前提となるため、語学力もアピールできます。

1000時間以上の学習が必要ですが、専門性と国際性を証明できる強力な武器となるでしょう。

国際秘書検定(CBS:Certified Bilingual Secretary)

国際秘書検定は、国際的なビジネスシーンで求められる秘書スキルを証明する資格です。

高い英語力に加え、異文化理解、ビジネスマナー、コミュニケーション能力が問われます。

外資系企業の役員秘書などのポジションに活かすことができ、300時間以上の学習で、専門的な事務スキルと語学力をアピールできるでしょう。

日商簿記検定

日商簿記検定は、企業の経理・会計知識を測る検定です。

財務諸表の理解や会計処理の基礎は、業界や職種を問わずビジネスパーソンに必須の知識です。

外資系企業でも、経理部門だけでなく、営業や企画など幅広い職種で役立ち、比較的取得しやすい資格であるうえ、実力に併せて段階的にステップアップできる点も特徴になります。

国際連合公用語英語検定試験(UNATE:United Nations Associations Test of English)

国際連合公用語英語検定試験は、国連が定める公用語の運用能力を測る検定です。

高い英語力に加え、国際情勢や異文化への理解も示すことができるため、外資系企業の国際部門や渉外担当といった職種で強みとなるでしょう。

難易度は高いが、グローバルな舞台での活躍を目指すなら有効な資格です。

TOEIC

TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を測る世界共通のテストです。

外資系企業では、採用の際に一定以上のスコアを求めることが多く、リスニングとリーディングに特化していることから、ビジネスシーンでの英語力を客観的に証明できます。

継続的な学習でスコアアップを目指し、応募企業の求めるレベルをクリアすることが重要です。

TOEFL

TOEFLは、英語圏の大学・大学院への留学に必要な英語力を測るテストです。

アカデミックな英語力(読む・聞く・話す・書く)が総合的に評価されます。

外資系企業、特に研究開発部門や専門性の高い職種では、高い英語運用能力の証明として有効で、留学経験がない場合でも学習を通じて高度な英語力をアピールできる点が特徴です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS:Microsoft Office Specialist)

マイクロソフトオフィススペシャリストは、WordやExcelなどのOffice製品のスキルを証明できる資格です。

外資系企業でも、日常業務でPCスキルは必須であるため、効率的な資料作成やデータ分析能力を示すことができます。

比較的短期間の学習で取得でき、実務的なスキルをアピールできるため、事務職やアシスタント職を目指す場合に有利でしょう。

外資系転職にどのレベルの語学力が必要?

外資系企業への転職を目指すうえで、実際どの程度の語学力が必要なのか気になる方もいるでしょう。

以下で、必要な語学力について解説しているので参考にしてみてください。

応募ポジションによって異なるため求人票や面接で確認が必要

まずは前提として、外資系企業といっても様々な企業があり、応募ポジションや応募要件もそれぞれ異なります。

そのため気になる求人がある場合は、求人票を確認し、詳しく知りたい方は面接時に確認することが大切です。

TOEICのスコアとしては応募要件を満たしているが、ビジネスシーンでの会話力は足りていないという場合もあるかもしれません。

面接で英語やほかの言語を用いることもありますので、心配な方は企業側に確認しましょう。

実践的なビジネスレベルが必要

外資系企業で語学力が必要なポジションであれば、実践的なビジネスレベルが必要です。

普段の業務のやり取りを英語やその他外国語で行うため、現職の業務上のコミュニケーションに置き換えるとわかりやすいでしょう。

ビジネスシーンでの言い回しや専門用語といった知識はもちろん、会議や相談でその場で意見を伝えられる瞬発力も必要になります。

語学力に不安がある方は、スクールに通うもしくは独学で事前に学習をしておくことをおすすめします。

マネジメント職を狙うならより高いレベルが求められる

そして外資系企業に転職し、マネジメント職を狙う方はメンバー職で求められるより高いレベルが必要になります。

部下に対してタスクを渡したり、経営陣への報告、メンバーのマネジメントなど業務が多様であるため、それぞれの相手に合わせたコミュニケーションが求められます。

丁寧でわかりやすい説明をするためには、高い語学力が必要になるでしょう。

外資系転職におすすめのエージェント3選

ちなみに未経験の方に向けて、外資系企業への転職おすすめのエージェント3つご紹介します。

企業研究や選考対策に不安がある方は、転職エージェントに相談してみることも選択肢の一つです。

UNITED WORLD

ユナイテッドワールド

UNITED WORLD

対応エリア 全国+海外
オンライン対応
主な特徴 ・日本国内の外国籍の方、バイリンガルの日本人の方といったグローバル人材が対象
・外資系・国内グローバル企業に強い
公式サイト 詳細はこちら

「UNITED WORLD」は日本国内の外国籍の方、バイリンガルの日本人の方といったグローバル人材を対象に転職支援を行っている、外資系・国内グローバル企業に強みのある転職エージェントです。

スタートアップ企業や地方の中小企業、大手企業、外資企業における様々な業種・職種の中から、要望に合うグローバル求人を紹介してもらうことができます。

また求人内容だけではなく、各企業との密な連絡を経て社風や部、課、チームなどの各組織の理解を深めていることから、求人票にない情報も教えてもらえ、悔いのない転職を実現しやすくなっています。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

このエージェントのおすすめポイント

  • 日本国内の外国籍の方、バイリンガルの日本人の方といったグローバル人材が対象
  • 外資系・国内グローバル企業に強い

en world

エンワールド

en world

対応エリア 全国+海外
オンライン対応 -
主な特徴 ・外資系企業特化型
・プロフェッショナル人材を対象にハイクラス求人を紹介
・保有求人10,000件以上日本を含む27もの国籍にまたがるコンサルタントチームが対応
・国内の約87%以上の外資系企業と契約
公式サイト 詳細はこちら

「en world」は外資系・日系グローバル企業とグローバル人材をつなぐ外資系企業特化型の転職エージェントです。プロフェッショナル人材を対象に経営幹部、管理職、スペシャリスト職といったハイクラス求人を紹介しています。

外資系や日系グローバル企業の求人を10,000件以上保有しており、リモートワークOK、年収1,000万円以上のハイクラス求人なども取り扱っています。

入社後にいかに活躍できるかを真摯に考えたマッチングに定評があり、日本を含む27もの国籍にまたがるコンサルタントチームが対応しています。

国内にある約87%以上の外資系企業と契約しており、ハイレベルな英語力を求める求人も多数あるため、語学力を存分に発揮することが可能です。ハイキャリアを目指す方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

このエージェントのおすすめポイント

  • 外資系企業特化型
  • プロフェッショナル人材を対象にハイクラス求人を紹介
  • 保有求人10,000件以上日本を含む27もの国籍にまたがるコンサルタントチームが対応
  • 国内の約87%以上の外資系企業と取引

MyVision

マイビジョン

MyVision

対応エリア -
オンライン対応 -
主な特徴 ・コンサル転職特化型
・コンサル業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
・累計支援人数は8,000名以上
・200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションあり
・紹介可能ポジションは1,000以上
・非公開求人・特別選考ルートあり
・独自の面接対策資料・想定頻出問答集あり
公式サイト 詳細はこちら

「MyVision」は戦略・総合・IT・シンクタンクなど、コンサル業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍するコンサル転職特化型の転職エージェントです。

在籍しているキャリアアドバイザーの全員が、コンサル転職における突出した支援実績を持つ人材、あるいはコンサルファームでの実務経験がある人材で構成されています。

累計支援人数は8,000名以上(在籍キャリアアドバイザーの別会社での支援数含む)となっており、幅広い業界、バックグラウンドの方の支援実績があります。幅広いファームの出身者が所属、情報交換を行っていることからコンサル業界のあらゆる情報を網羅的に教えてもらえる点がメリットです。

また、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションがあり、紹介してもらえるポジションは1,000を超えます。一部の企業からは非公開求人や特別選考ルートも預かっている点も魅力といえるでしょう。

選考対策にも強みがあることが特徴で、過去数千件の面接内容の分析を通して作成された独自の面接対策資料や想定頻出問答集を活用できます。

コンサルファームの採用担当者がどういった観点で転職者をチェックしているかを明確にしたうえで、実際によくある質問や回答時に注意すべきポイントなどを細かくアドバイスしてもらえます。元コンサルタントが面接官役になってくれる模擬面接も繰り返し実施してもらえるということで実践力も培えます。

ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

このエージェントのおすすめポイント

  • コンサル転職特化型
  • コンサル業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
  • 累計支援人数は8,000名以上
  • 200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションあり
  • 紹介可能ポジション1,000以上
  • 非公開求人・特別選考ルートあり
  • 独自の面接対策資料・想定頻出問答集あり

そのほかの外資系企業への転職におすすめのエージェントを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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外資系企業への転職に役立つ資格についてまとめてきました。

英語力に併せて専門性をアピールできる資格が多くあるため、志望する企業や職種に合った資格を取得すると良いでしょう。

外資系企業へ転職したいけれど、未経験で何から始めたらよいかわからないという方もいるかもしれません。

その場合には、転職のプロが在籍する転職エージェントを利用することもおすすめです。

無料で利用できる場合がほとんどですので、気軽に不安や悩みを相談してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

転職ライター

キャリアトラス編集部

キャリアトラス編集部には、元キャリアアドバイザーが多数在籍しており、転職にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。20年以上転職支援を行っている運営会社の実績をもとに、一人ひとりの異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなるよう、あなたの「知りたい」情報を提供していきます。 本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。

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