【徹底解説】テストセンターとは？受検の流れ・試験の種類・受検時の注意点など

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就職活動を進める中で「テストセンターを受検してください」と案内が来たことがある人も多いと思います。

そもそもテストセンターとは何か？受検会場の種類、高得点を取るためのポイント3選、受検の際の注意点などについて説明します。
これからテストセンターを受検する予定の就活生はぜひ参考にしてみてください。

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テストセンターとは？

テストセンターとは適性検査「SPI」の受検方法の一つです。
リアル会場で受検をする場合は、SPIの開発元である、リクルートマネジメントソリューションズが用意した全国の会場に設置されたパソコンで受検をします。
また、2022年10月よりオンライン会場が追加されております。

テストセンターで受検できる「SPI」とは

SPIは「性格検査」と「能力検査」で構成されています。
テストセンター形式で受検をする場合、事前に性格検査を受検し、会場で能力検査を受検する流れとなります。受検する検査の内容は企業によって異なります。

また、過去一年以内にテストセンターでSPIを受検した結果については、最後に受検した結果を別の企業に送信することで再利用することができます。

出題科目

ここではテストセンターで受検するSPIの出題科目について説明します。
能力検査は「言語」「非言語」「英語」「構造的把握力」などの項目で構成されています。

能力検査のそれぞれの項目の詳細は下記の通りです。

受験会場の種類

ここではリアル会場とオンライン会場のそれぞれの会場の種類について説明します。

リアル会場

全国7都市（東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡）にリアル会場が設置されています。
いずれの会場も交通の便が良く、静かな受検環境が用意されています。またピーク時には追加で全国エリアに臨時会場が設置されます。

オンライン会場

自宅等で自身のパソコンを用いて受検環境を整えて受検することもできます。
リアル会場とオンライン会場では受検環境や必要な持ち物、持込許可物などが異なります。
どちらの会場で受けてもテストセンターの受検結果として等しく扱われるので安心してください。

【事前準備編】

ここではテストセンターを受検する前の事前準備について順番に説明していきます。

ID取得

テストセンターを受検するにあたって企業別の受検IDが必要になります。
企業から届くテストセンター受検の案内メールに企業別の受検IDが記載されていますので確認しましょう。
万が一届かない場合は、迷惑メールに振り分けられていないか？もチェックしましょう。

会場選択

テストセンターを受検する会場を選択しましょう。
リアル会場とオンライン会場を選べます。自身の都合に合わせて選択しましょう。
リアル会場の場合はアクセスしやすい会場を選びましょう。

申し込み

会場選択が完了したら受検する日時を選択し、申し込みましょう。
ピーク時には予約が殺到するためできるだけ早めに申し込みをすることをおすすめします。

就職活動ではテストセンター以外にも会社説明会や面接など複数のスケジュールが同時進行で進むためスケジュール管理が煩雑です。
テストセンターの申し込みが完了したら忘れないようにスケジュール帳にも記載しておきましょう。

性格適性検査受験

申し込みが完了したらパソコンやスマホから性格適性検査を事前に受検しましょう。
既に過去に性格適性検査を受検済みで過去の結果を持っている方は、再度受検せずに前回結果を送信することで使い回しが可能です。
また期限内に性格適性検査を受検できなかった場合は、能力検査の仮予約が自動的にキャンセルとなってしまいますので気を付けましょう。

【当日編】

ここではテストセンターを受検する当日の流れを、リアル会場の場合、オンライン会場の場合に分けてそれぞれ手順を説明します。

リアル会場の場合

ここではリアル会場の場合の当日の手順について説明します。

 

手順①：指定日時に会場に向かう

事前に予約した指定日時に会場に向かいましょう。
会場の住所や受検日時を間違いないように事前に再確認しておきましょう。

手順②：身分証明書と受検票を受付で提示する

会場に到着したら、受付で身分証明書と受検票を提示するように案内があるので指示通り提示しましょう。

荷物をロッカーに預け待合室で待つ

受付が完了したら、荷物ロッカーに預け待合室で待ちましょう。
他の受検生も待機しているため静かに待ちましょう。

手順④：身分証明書と受検票を提示して試験室に入室し、テストを開始

順番が来たら身分証明書と受検表を提示して試験室に入室し、テストを開始しましょう。

手順⑤：試験が終了したら退出する

試験が終了したらメモ用紙などを返却し、試験室から退出しましょう。
試験室から退出したらロッカーから荷物を取りだし、退出します。
その際に忘れ物がないように気を付けましょう。

オンライン会場の場合

ここではオンライン会場の場合の当日の手順について説明します。

受検環境を整備する

テストセンターのマイページから受検画面を開きます。次にパソコンの動作環境を確認してください。
推奨環境は「テストセンター情報 受検の流れ・基本情報」をご確認ください。

手順②：監督者と接続する

監督者と接続しましょう。
接続したタイミングから監督者にはWEBカメラを通じた映像が共有されます。

手順③：開始受付の説明を受ける

WEBカメラを通じて、受付を行います。
本人確認、受検エリア、着用物、環境の確認を行います。
本人確認では予約時に利用したテストセンターID・それに紐づく氏名を確認し、本人確認書類と合致するか確認をします。
顔写真付き身分証明書を忘れた場合には、本人認証を行うことができないため、リアル会場と同様に原則受検をできないため注意しましょう。

手順④：検査を始める

監督者の指示に従い、受検を開始します。
受検中は監督者とカメラの接続、ならびに画面共有を行います。

手順⑤：終了受付をする

受検が終了したら、監督者と終了受付を行います。

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テストセンターで高得点を取るためのポイント3選

ここではテストセンターで高得点を取るためのポイント3選を解説します。

①テスト内容を事前に確認しておく

SPIは企業が出題科目を選択し実施する形式を取ります。
そのため企業からの受検案内メールやマイページに受検する科目や形式が明記されていることがありますので確認しておきましょう。

またSPIを提供するリクルートマネジメントソリューションズの公式ページに模擬問題や公式問題が記載されていますので参考にしてみてください。
当日出題される具体的な問題までは分かりませんが、出題範囲や模擬問題などをチェックしておくことで、当日の進め方のイメージを掴むことができます。

②過去問を繰り返し解く

過去問を繰り返し解くことで、問題の傾向や自身の苦手な分野が見えてきます。
実際の試験時間を想定して解いてみる、間違えてしまったり苦手な分野は繰り返し解くことが有効です。
試験時間を想定せずに問題を解いて満足してしまうと、本番の際に問題自体の難易度は平気でも、時間が足りずに回答できなかったという事態を引き起こしてしまう可能性があります。
本来であれば解けた問題が時間の制約で点数を落としてしまうことは非常に勿体ないので、普段から実際の試験時間を想定して過去問を解く練習をしておきましょう。

③複数回受検する

一回受検しただけでは高得点を取れるとは限りません。
複数回受検することで試験に慣れてきたり、問題の傾向が見えてくるため高得点を取れる可能性が高まります。
最低でも2回以上は受検することをおすすめします。
前回の受検結果を送信する際に、過去に複数回受検していた場合は、送信されるのは最新の結果となります。それ以前の結果を送信もしくは選択することはできないため注意しましょう。

テストセンター受検の際の注意点

ここではテストセンター受検の際の注意点を解説します。

不正をしない

当たり前ですがテストセンターで不正をしてはいけません。
替え玉受検やカンニングなどは絶対にしないようにしましょう。

回答の制限時間がある

テストセンターでは一問あたりの回答の制限時間が設けられています。
過去問を解く際に実際の試験時間を想定して練習しておくと良いでしょう。

メモ用紙は持ち帰れない

テストセンターでは受検前にメモ用紙をもらえますが、退室時に返却が必要となり、自宅には持ち帰れないので注意しましょう。
「帰宅してからメモ用紙に写した回答を見返して自己採点しよう」などと考えていてもできないため、あらかじめ認識しておきましょう。

再受検はできない

テストセンターの再受検は基本的にできません。
一度の受検依頼に対して受検できるのは、一回のみとなります。
ただし、同じ企業であっても複数回受検依頼を受け取った場合は、その都度受検が可能になります。

結果は通知されない

テストセンターの受検結果については通知をされません。
テストセンターの結果が良かったのか悪かったのかを判断するには自己採点をするか、企業に提出したテストセンターの合否で判断するしかありません。
ただし、企業の選考に関してはテストセンターの結果による選考だけでなくESなどの選考結果と一緒に判断して合否を出すケースが多いため、企業の選考の合否結果だけで純粋にテストセンターの出来栄えを判断することは難しいというのが実際のところです。

テストセンターでの受検に関してよくある質問

• Q

  受検にお金はかかりますか？

  A

  お金はかかりません。無料で受けられますのでご安心ください。

• Q

  当日遅刻したらどうなりますか？

  A

  遅刻した場合は受検ができません。遅刻をしないように注意してください。
  受検開始時間の1時間前までであれば予約変更が可能です。
  万が一予定が変更になったり、開始時間に間に合わないことが事前に発覚した場合は変更・取り消しの手続きをしましょう。

• Q

  直前になって都合が悪くなった場合はどうすればいいですか？

  A

  当日の受検開始時間1時間前までであれば予約変更が可能です。
  当日1時間前を過ぎると画面上での予約取消ができないので、会場へ直接問い合わせましょう。
  各会場の連絡先については、受検票もしくは受検予約完了メールに記載されているので確認しましょう。

• Q

  受検中に中断してしまった場合、再度受検できますか？

  A

  再度ログインすれば、中断した箇所から受検を再開できます。

• Q

  いつから別の企業に受検結果を送れますか？

  A

  会場で受検完了後すぐに送信が可能です。
  ただしリアル会場のパソコンで受検結果を送信する操作はできないので注意しましょう。

• Q

  服装の指定はありますか？

  A

  服装の指定はありません。スーツでなくても構いませんのでリラックスした服装で問題ありません。
  もし、服装のことが心配な方は下記の記事も参考にしてみてください。

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選考過程にテストが無い企業を受けたい方には就活エージェントがおすすめ

ここまでテストセンターについて解説をしてきましたが、「テストセンターの対策が面倒だな」「テストが苦手だ」という方にはテストが無い企業を紹介してくれる就活エージェントサービスの利用がおすすめです。

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参照元：就職エージェントneo

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まとめ

ここまでテストセンターの概要や受検の手順などを解説してきました。
テストセンターは選考結果にも直結する重要なものです。
しっかりと準備と対策を行い、受検に臨みましょう。この記事が参考になれば幸いです。

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