【就活】ダメな履歴書に共通する13個のNGポイント~基本的な書き方も見本つきで紹介~

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「履歴書を書いたは良いけど本当にこれで大丈夫なのかなぁ・・・」と不安な就活生はいませんか?自分一人で作成した場合、履歴書の内容に自信が持てないというのはよくあることです。

そこで本記事ではダメな履歴書に共通する13個のNGポイントをご紹介しますので、ぜひご自身の履歴書の内容を照らし合わせてみてください。

また、履歴書の基本的な書き方もお伝えしますので、まだ書き始めていない方はこちらを参考に履歴書を作成してみましょう。

この記事のまとめ

  • 履歴書のNGポイントは主に「やる気が感じられない」「読みにくい」「非常識に感じられる」「統一性がない」の4つ

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就活でダメな履歴書に共通する13個のNGポイント

それでは早速、就活でダメな履歴書に共通する13個のNGポイントについてお伝えしたいと思います。

誤字脱字が多い

誤字脱字が多いのも就活の履歴書においてはNGです。採用担当者から「やる気がないのではないか」と捉えられてしまう可能性が高いため、履歴書は誤字脱字に気を付けながら作成し、最終チェックも怠らないようにしましょう。

話し言葉になっている・敬語表現を間違えている

履歴書の中で「~なので」などの話し言葉を使用しているのはNGです。

話し言葉は親しみやすい言葉だからこそ、履歴書などの公式な文書で使用すると常識に欠けているなどのネガティブイメージを与えてしまいかねません。「食べれる」「来れる」などの「ら抜き言葉」にも留意しましょう。

また敬語表現を間違えている場合も採用担当者に良くない印象を与えやすいため注意が必要です。敬語表現には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」がありますので、場面に応じて使い分けましょう。

丁寧語:相手に対して丁寧な表現を使って敬意を表す敬語です。主に「です」「ます」「ございます」で表現します。
尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。
謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。

いまいちイメージをつかみきれないという就活生は、ぜひ下記の表を参考に文章を作成してみてください。

表現早見表

丁寧語 尊敬語 謙譲語
言う 言います おっしゃる 申す、申し上げる
会う 会います お会いになる、会われる お目にかかる
する します される、なさる いたす、させていただく
食べる 食べます 召し上がる いただく、頂戴する
見る 見ます ご覧になる 見る、拝見する
聞く 聞きます お聞きになる、聞かれる 伺う
いる います いらっしゃる 伺う、参る
帰る 帰ります お帰りになる 失礼する
もらう もらいます もらわれる いただく、頂戴する
行く 行きます いらっしゃる、行かれる 伺う、参る
来る 来ます 来られる、いらっしゃる、お越しになる、お見えになる 参る
知る 知ります ご存知 存じ上げる、存じる
思う 思います 思われる、思いになる 存じる
読む 読みます お読みになる、読まれる 拝読する

統一性がない

統一性がないことも就活の履歴書のNGポイントです。たとえば日付欄や学歴欄には西暦と年号のどちらを使用しても問題ありませんが、どちらか一方に統一しておく必要があります。

また「~である」口調と「ですます」口調のどちらを使っても構いませんが、こちらも履歴書全体を通してどちらかに統一するようにしましょう。

「~である」口調は意思が強いイメージを、「ですます」口調は丁寧な印象を与えやすいと言われていますので、自分に合った方を使用してみてください。

文章が読みづらい

企業の採用担当者は一日に大量の履歴書をチェックしているため、文章が読みづらい場合には最後まで履歴書を読んでもらえない可能性があります。

結論から書かれていない、文字が小さすぎる、言い回しがくどい、専門用語を多用している、(手書きの場合)字が雑であるなどの点に注意が必要です。

志望動機などの文章を書く際には必ず結論から書くことを意識し、できるだけスッキリまとまるように書きましょう。文章を作成した後、第三者からチェックしてもらうのも良い方法です。

空欄がある

書けることがないからと履歴書に空欄を作ってしまう就活生がいますが、これはNGです。というのも、採用担当者からやる気が感じられないとネガティブに捉えられる可能性が高いからです。

そのため基本的に履歴書はどの欄も埋めるように意識し、全体の8割程度を記入するのを念頭に起きましょう。本当に書けることがない場合には「特になし」と記載します。

志望動機・自己PRに課題がある

志望動機や自己PRではいかにその企業への入社意欲があるかをアピールするかが重要ですので、内容が1~2行で終わっていて極端に少ない、ネガティブな内容で熱意が伝わってこないなどの課題がある場合はNGです。

履歴書を使い回している

就活では複数の企業にエントリーすることになるため、中には同じ履歴書を使い回している就活生もいるかもしれませんが、これはNGです。

というのも、履歴書を使い回そうとすると志望動機や自己PRがその企業の求める人物像とマッチしなくなる可能性が高く、必然的に選考の通過率が下がるためです。

また志望動機や自己PRがどの企業にも使えるような抽象的な内容になってしまっていると履歴書を使い回していることを悟られやすく、入社に対する意欲が感じられないとして不採用になる可能性があります。

手間ではありますが、応募する企業一社一社に対するラブレターを書くような気持ちで、その都度その企業の求める人物像に合った志望動機や自己PRを考えましょう。

略称を使っている

履歴書では基本的に全ての言葉を正式名称で記載する必要があります。例えば学歴を書く際に「平成」を「H」、「高等学校」を「高校」とするなどはNGです。

中でも「バイト」「就活」「インターン」などの普段何気なく使っている言葉に注意するようにしましょう。

・バイト→アルバイト
・就活→就職活動
・インターン→インターンシップ

「御社」と記載している

「御社」は口頭で伝える場面に使う言葉です。履歴書などの書面で使う際には「貴社」と記載するのが正しいため、「御社」としてしまうと非常識だと捉えられかねません。

修正ペン・テープを使用している

履歴書で修正ペンや修正テープを使用するのはNGです。就活の履歴書という重要な書類をそういった簡易的な方法で修正しているとなると「非常識だ」「やる気が感じられない」などとネガティブな印象を持たれてしまいかねません。

マナーとしては新しい履歴書に書き直すのが一般的ですが、どうしても難しい場合には間違えてしまった部分に定規で二重線を引き、その上から訂正印を押すようにしましょう。

写真の身だしなみがなっていない

就活での自分の第一印象は履歴書の写真が左右するといっても過言ではありません。 髪がボサボサ、ネクタイが曲がっている、姿勢が崩れているなど、だらしない印象を与えないよう留意して撮影しましょう。

封筒の書き方がなっていない

履歴書を郵送する場合には履歴書を封筒に入れて送る必要がありますが、その際の封筒の書き方のマナーがなっていないと非常識だと捉えられかねません。

封筒の書き方については下記の記事にまとめていますので、不安な方はぜひ参考にしてください。

添え状が同封されていない

就活では履歴書を郵送する場合ち面接会場で受付に提出する際に添え状が必要となりますが、その添え状が同封されていなかったり書き方を誤っている場合には評価を下げてしまう可能性があります。

細かい部分までしっかり準備してきていることをアピールするためにも、添え状の準備の仕方についてもぜひチェックしておいてください。

履歴書の基本的な書き方

履歴書は基本的に「基本情報」「学歴・職歴」「免許・資格」「志望動機・自己PR」「本人希望記入欄」で構成されています。

まだ履歴書を書いていない、あるいは書き直したいという就活生はそれぞれ詳しく見ていきましょう。

日付欄

履歴書の右上に記入する日付について、郵送の場合は投函日、面接で手渡しする場合は面接日の日付を記入しましょう。履歴書を作成した日を書くわけではないということを覚えておいてください。

また日付は元号でも西暦でもどちらでも問題ありませんが、履歴書全体で統一するようにしてください。

写真欄

履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦4cm、横3cmですが、企業によって写真のサイズが異なる場合もあるため事前に確認するのがベターです。

写真を撮る際は必ずスーツを着用し、既に撮影してある写真を使用する場合は撮影時から3ヶ月以内のものを使用するようにしてください。

また、履歴書から写真が万が一剥がれてしまった時に備え、写真を貼る際には写真の裏側に氏名と連絡先(場合によっては学校名も添える)を記入しておきましょう。

住所欄

住所は都道府県から書き、省略しないようにしましょう。「〇-〇-〇」などと簡易的に書くのではなく「丁目、番、号」を用いて書き、マンション名も省略しないでください。

郵便番号や住所にフリガナを書くのも忘れないようにしましょう。

メールアドレス欄

企業から届くメールはパソコンでしか開けない添付ファイルが送付されることもあるため、softbankやdocomoなどのキャリアメールではなく、gmailやyahooメールなどのPCアドレスを記載しましょう。

また、メールアドレスを作成する際はメールアドレスに氏名を入れるようにし、プライベートだとわかるようなものや自分の愛称が入っているようなものは使用しないのが無難です。

印鑑の押印欄

履歴書に押印箇所がある場合は押印が必要です。押印を失敗してしまう可能性もあるため、押印は履歴書を書き始める前に行うと良いでしょう。押印する際は以下のポイントを参考にしてみてください。

✓紙に対して垂直に押す
✓捺印マットを使用する
✓印鑑の中心を軸に小さく「の」を描くようにぐりぐりと押す

万が一押印で失敗した場合は、新しい紙でやり直しましょう。

学歴・職歴欄

学歴は中学校卒業から書き、学校名は省略しないようにしましょう。大学名を書く際は学部・学科、卒業見込みも忘れずに書きましょう。予備校や塾は正規の教育機関ではないため履歴書に書く必要はありません。

また1年以上の留学経験がある場合には学歴欄に記入します(1年以内の場合は記入する必要がありません)。書く際は下記を参考に書いてみてください。

■留学の記述例
平成◯年4月 ~~大学~~学部~~学科 入学
平成◯年×月から平成◯年◯月まで ~~(国)~~大学~~学部~~学科に留学
令和◯年3月 ~~大学~~学部~~学科 卒業見込み

ちなみに休学をした場合は「~~大学~~学部~~学科 休学」と記述し、その一行下に休学した理由を簡潔に書きましょう。

■休学の記述例
平成◯年4月 ~~大学~~学部~~学科 入学
平成◯年×月 ~~大学~~学部~~学科 休学
      病気療養のため◯年休学。現在は完治。
令和◯年3月 ~~大学~~学部~~学科 卒業見込み

次に職歴欄についてです。アルバイトは職歴に含まれないため、一般的な就活生は「なし」と記入しましょう。ただし、長期インターンに参加したことがある就活生は職歴の欄に記入します。

短期インターンの場合はアピール材料になりにくいため、記入する必要はありません。

■記述例
平成◯年◯月 株式会社ネオキャリア(インターン)

免許・資格欄

取得済みの資格名を書く際には正式名称で書きましょう(英検ではなく「実用英語技能検定」、運転免許ではなく「普通自動車第一種運転免許」とするなど)。

普通自動車運転免許を持っている方はそれを一番上に書き、それ以外の資格をその下に羅列します。 ちなみに、仕事と全く関係のない資格や英検3級などの難易度がさほど高くない資格は記入してもアピールになりにくいため記載しない方が無難です。

志望動機・自己PR欄

志望動機と自己PRが同じ項目として掲載されている場合には、どちらか一方を記入します。 志望動機の書き方と自己PRの書き方はそれぞれ個別の記事にまとめてありますので、ぜひ下記の記事を参考にしながら書いてみてください。

本人希望記入欄

本人希望記入欄がある場合は「貴社規定に従います」と書くのが一般的です。 本人希望記入欄は基本的に転職をする場合に年収や働き方などの希望を記入する欄であるため、就活生の場合は希望を書くのは避けた方が良いでしょう。

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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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