【例文7選】就活生必見!「評価されるガクチカ」が書ける4STEP

「どんなガクチカを書けば良いのかわからない・・・」 「ガクチカって何から考えれば良いんだろう?」

 

このように、ガクチカ作成でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか?中には、自分にアピールできるガクチカなんてないと不安に感じている就活生もいるかと思います。

 

そこで本記事ではどんな就活生でも評価されるガクチカが書ける4STEPをご紹介します。学業や部活、サークルやアルバイト、インターンシップなどを題材にした例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

 

この記事のまとめ

  • ガクチカでは「自社へ貢献できる能力があること」「その能力を引き出せるモチベーションの源泉を把握していること」をチェックされている
  • ガクチカでは「再現性の有無」「業務で活かせる学びの有無」などを見られている
  • 「高校以前のエピソード」「実績が伴わないエピソード」は避けるのが無難

就活の選考でガクチカを聞かれる理由

ガクチカを作成するにあたってはなぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのかの意図を把握しておくとより効果的なアプローチが期待できますので、ここで簡単に見ておきましょう。


何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため

企業はガクチカを聞くことでその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ろうとしています。

 

一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となりますが、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。

 

成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となります。ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。

 

またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。

 

ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。

 

自社が求める人物像とマッチするかを確認するため

企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。

 

思考力については物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。

 

またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。

 

なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。

 

就活におけるガクチカの評価基準とは?

実際にガクチカを書く際には「どういった点を評価されるのか」を意識しながら書くだけでよりアピールに繋がりやすくなります。そこでここではガクチカの評価基準についてもお伝えしたいと思います。


エピソードに再現性があるか

ここでいう再現性は、"ガクチカに書いた経験をその企業に入社してからも活かせるか"を指しています。

 

学生時代にどんなに素晴らしい経験をしていても、どんなに大きな成果を上げていても、そこからの学びや培った能力を業務で活かせなければ企業にとってはメリットを感じられません。

 

そのためガクチカでは成果よりもプロセスを重要視し、企業に合った強みをアピールすることが重要なのです。

 

企業で活かせる学びを得ているか

こちらも当然といえば当然ですが、どんなに素敵な強みを持っていても、どんなに良い学びを得ていても、その企業で活かせるものでなければ強みアピールには繋がりません。

 

ガクチカにおいては「その経験から得られた学びが、志望企業の仕事内容で活かせるものであること」を示す必要があるのです。

 

「どのように取り組んだのか」「どのような課題や目標があったのか」「それに対してどう改善したのか」を重点的にチェックされていますので、この点には必ず触れるようにしましょう。

 

ガクチカではどういったことに対しても自責で捉え、自らのアクションによって改善していこうとする姿勢を見せることでスタンス面での評価を受けやすくなり、今後伸びしろに期待してもらえる効果も見込めます。

 

「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」を示せているか

ガクチカでは特に「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」の3点をアピールするのが重要です。

 

思考力についてはロジカルシンキングが備わっていることをアピールすることで、商材を売ったりアイデアを出したりといった業務全般に必要な能力がどの程度あるかを企業に把握してもらう効果が期待できます。

 

モチベーションの源泉については、自分がその取り組みの中で何に対して意欲ややりがいを感じたのかが伝わるように書くことで、自分の適性がどういった業務にあるのかを企業に把握してもらいやすくなります。

 

そして企業は自社が求める人物像により近い人材を採用したいと考えているため、その人の性格や価値観が企業の社風やビジネスモデルに沿っているかを把握しやすいよう、ガクチカにおいては人柄についても触れておくのが望ましいです。

 

「評価されるガクチカ」が書ける4STEP

さて、ガクチカの評価基準について把握できたところで、ここからは実際にガクチカを書くための4STEPを見ていきましょう。ぜひ下記の内容に沿ってガクチカを作成してみてください。


学生時代の取り組みを振り返る

まずは学生時代の取り組みについて振り返ってみましょう。学生時代に取り組んだことをまずは複数洗い出し、そこから応募企業に併せてエピソードを絞り込むのがセオリーです。

 

下記の活動を念頭に振り返ってみると思い出しやすいかと思いますので、それぞれの項目について振り返ってみましょう。

 

■学業
メリット:成績など客観的に図れる指標でアピールすることができる
注意点:個人単位での努力になるため、チームワークを重んじる企業の場合にはグループワークやグループディスカッションがあった授業について触れるなどが効果的

■部活動
メリット:心身のタフさをアピールしやすい
注意点:大会や練習などエピソードが他の就活生と被りやすいため、自分ならではの強みを発揮したエピソードを探すのがベター

■サークル活動
メリット:興味がある分野について明確に伝えやすい
注意点:好きなことだから頑張れたのではないかと捉えられやすいため、ぶつかった課題と、それをどう乗り越えたかを明記する

■アルバイト
メリット:業務経験について伝えられるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい
注意点:当たり前のエピソードを伝えてもアピールにならないため、主体性があることをアピールできるエピソードを用意するのがベター。また顧客情報やマニュアルの内容、原価などの守秘義務のある情報は伝えないよう留意が必要

■ゼミ活動
メリット:専門知識が必要なレベルの内容に取り組めることをアピールしやすい
注意点:専門用語が出てくると採用担当者が理解できない可能性があるため、わかりやすい言葉に置き換えたり詳しく説明するのが大切

■長期インターン
メリット:社員と近い業務内容について話せるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい
注意点:エピソードに出てくるインターン先以外の企業の選考を受ける場合、なぜその企業に入社しないのかを疑問に思われる可能性があるため、インターン先と比較した応募先企業の魅力をアピールするのがベター

■留学
メリット:言葉や文化の違いなどの高い壁にぶつかりやすく、困難を乗り越えた経験をアピールしやすい
注意点:語学力を培ったことのみのアピールでは差別化を図りにくいため、「自分ならではの感じたことや学んだこと」「人一倍努力したこと」などを重点的にアピールするのがベター

■習い事
メリット:興味のある分野を伝えることができ、人柄のアピールがしやすい
注意点:人と協力した経験を伝えにくく業務に直結する内容をアピールしにくいため、長く続けられたものやたくさん努力した習い事がある場合には、継続力やストイックさを示せるようエピソードをまとめるのが有効

印象的なエピソードを洗い出す

ここまでで学生時代の取り組みをざっくり洗い出すことができたら、次は中でも印象的なエピソードを洗い出してみましょう。

 

人柄を盛り込みやすいエピソードとしては下記のようなものが該当するため、ぜひこちらを参考にしつつ洗い出しを行ってみてください。

 

・具体的な実績が伴った取り組み
・大きな苦労が伴った取り組み
・最も時間を使った取り組み
・役割を任された取り組み
・強い思い入れのあった取り組み
・他の就活生にはないような珍しい取り組み

企業に合ったエピソードを選ぶ

印象的なエピソードを絞り込むことができたら、次は志望企業の特徴に合ったエピソード、あるいは自分がその企業が求める人物像に近いことをアピールしやすいエピソードを絞り込んでみましょう。

 

企業の方向性に沿ったエピソードを洗い出すことができれば、学生時代の取り組みの中で培った学びやスキルを入社後も活かして働いてくれるだろうという、再現性の高さを示すことが可能です。

 

たとえば社風や仕事内容、企業理念や経営理念をもとにエピソードを絞り込むと良いでしょう。ぜひ下記のヒントをもとに考えてみましょう。

 

【社風でエピソードを絞り込む場合の例】
■実力主義の企業
 └仕事量の多さや働くうえでの目標や軸が明確な人が多い
  →学業や長期インターンでの経験など、"明確な数値で実績を示せる経験"の親和性が高い

■風通しが良い企業
 └社員数が少なく経営層との距離が近い
  →上下間の距離が近いアルバイトやサークル活動でのエピソードの親和性が高い

■若手が活躍しやすい企業
 └若手社員の裁量権が大きくチャレンジングな人材を求める傾向がある
  →留学経験や起業経験などの親和性が高い

【業務内容に合うエピソードを絞り込む場合の例】
■営業系
└組織の売上に貢献するための商材の販売や契約がメイン
 →コミュニケーション能力、ロジカルシンキング、継続力、提案力、主体性などをアピールできるエピソードの親和性が高い

■事務・管理系
 └労働環境の整備や組織運営を円滑に進めるための事務作業がメイン
  →協調性や柔軟性、主体性、継続力のほか、陰で支えられる強みをアピールできるエピソードの親和性が高い

■企画系
 └細部まで情報を集めて分析、課題を明確にしてアクションを起こすことが求められる
  →情報収集能力、分析力、継続力、主体性、行動力、アイデア力を発揮したエピソードの親和性が高い

■技術・研究系
 └アイデアの具現化や品質の担保のための管理がメイン
  →ロジカルシンキング、計画力などを発揮したエピソードの親和性が高い

■販売・サービス系
└商材の販売や提供がメイン
 →傾聴力、忍耐力、柔軟性のほか、相手の立場になって考えられる能力を発揮できたエピソードの親和性が高い

■クリエイティブ系
└様々な媒体においてアイデアを出し、形にして世に出すことがメイン
 →アイデア力、計画力、継続力、情報収集能力、知的好奇心などを発揮したエピソードの親和性が高い

フレームワークに当てはめてガクチカを作成する

取り上げるエピソードを一つ選ぶことができたら、最後にそのエピソードを下記のフレームワークに当てはめながら文章を組んでいきましょう。


ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。


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就活で使える!項目別ガクチカ回答例7選

では、実際にはどのようにガクチカを書いていけば良いのでしょうか?ここからはガクチカの例文を項目別にご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。

 

学業にまつわるガクチカ

私は高校時代、良い成績を維持し続けるために学業に励みました。中学時代、第一志望の公立高校への受験に失敗し私立高校に通うことになりました。

 

両親は励ましてくれましたが、塾や教材の費用を惜しみなくかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そこで私は指定校推薦枠を獲得して着実に大学受験を成功させたいと考えました。

 

授業に集中できるよう3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みにその日の宿題を全て終わらせ、放課後はその日の復習ノートを必ずつけることを徹底しました。

 

体力面やメンタル面において辛いこともありましたが、両親に喜んで欲しいという想いや同級生に負けたくないという気持ちから踏ん張ることができました。

 

結果、私は学年TOP10%の順位を維持することができ、無事第一志望校に合格できました。この経験から私は、何事も自責で捉え自らアクションを起こすことで成果に繋がることを学びました。

 

入社後はどのような課題においても自ら行動を起こせる要因が見つかるまで分析し、成果が出るまで尽力し続けたいと思います。

 

ゼミにまつわるガクチカ

私が学生生活の中で最も力を入れたのはゼミ活動です。私が所属していたゼミの教授は意見交換を重要視していたため、討論を主体にしたゼミ活動が進んでいました。

 

しかし、日々同じような議論を繰り返していることが課題として話に上がり、その原因は毎度議論の内容を記録していないことにあることがわかりました。

 

そこで私は自ら記録係を務め、結果として過去の討論内容を振り返られるようになったことに加え、議論の内容をその場で客観的にまとめられるようにもなりました。

 

記録係を設けるアイディアは教授と他のゼミ生にも高く評価してもらえ、現在は交代制で記録係を担当しています。私はこの経験から、些細なことでも自発的に行動を起こし、周囲を巻き込むことで状況を改善できることを学びました。

 

入社後も些細な課題を人任せにせず、自分がその時できるベストな行動を考え、率先して働きかけていきたいと思います。

 

部活動にまつわるガクチカ

私はテニス部の活動に力を入れておりました。

 

私が入部した当初は顧問がテニス経験者でないこともあってかなり弱いチームでしたが、入部から一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進めるまでに成長することができました。

 

そのテニス部は一つ上の代の先輩が少なく廃部寸前の状態だったこともあり、私は元々テニス経験者ということで一年生で部長に選出されたのですが、コーチもいない中で何から着手すべきかわからない状態でした。

 

そこで私は昔通っていたテニススクールの先生に連絡を取ってアドバイスを仰いだうえでテニス教則本を購入して情報収集をし、練習メニューを組んで顧問に提案しました。

 

さらに県大会で3位以内に入るということを目標として掲げ、新たな練習を開始しました。結果メンバーの目的意識とモチベーションが高まり、3位入賞は叶いませんでしたが、一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進むことができました。

 

この経験から、どんな逆境に立たされていても工夫と継続によって成果はついてくるということを学びました。入社後は課題に対する方法を模索し続け、組織の売上やモチベーションの向上に貢献したいと思います。

 

サークル活動にまつわるガクチカ

私は合唱サークルの活動に力を入れました。サークルでは副リーダーとして、リーダーやメンバーをサポートすることで組織を動かす能力を培えたと感じております。

 

私が所属していたサークルは当時、合唱コンクールに出場できる機会が年に一度しかなく、コンクールの日程が近づいてくるまでは活動がルーズになってしまう傾向がありました。

 

一部のメンバーからも不満が出ており、なんとかして合唱コンクール以外にも発表の場を増やせないかという話になりました。

 

そこで私はリーダーやメンバー、サークル外の友人のつてをたどるなどして、商業施設や学校などに複数問い合わせ交渉する役を買って出ました。

 

周りのメンバーも関係各所に連絡するのを手伝ってくれたこともあり、結果、発表の場を年4回まで増やすことができ、一年を通してメンバーが熱心に練習に励めるようになり、コンクールでの評価も高まりました。

 

この経験から私は、周りの人の力を借りながら協力してアクションを起こすことで成功に導けることを学びました。

 

入社後も周りの人と協力することの大切さを念頭に置き、協調しながら自分がその時できるベストな行動を起こしていきたいと思います。

 

アルバイトにまつわるガクチカ

私は学生時代、アルバイト先のカフェの集客に力を注ぎました。当時、そのカフェが集客で伸び悩んでいたのですが、その原因として20代のユーザーにアプローチできていないことが挙げられました。

 

そのお店はアルバイトでお世話になる前から通っていた思い入れの強いお店だったということもあり、何か自分にできることはないかと考え、周りの友人十数名にヒアリングを実施し、どのようにしてカフェを探しているかを探りました。

 

すると、全体の8割がインスタグラムやTikTokなどのSNSでお店を探していることがわかり、私はお店にSNSマーケティングの実施を提案しました。

 

結果、SNS運用を始めて4ヶ月経つ頃には新規顧客を前年比で25%増加させることができました。

 

私はこの経験から、困難にぶつかった時には自分たちでアクションを起こせる要因が明確になるまでリサーチを続け、着実に行動を起こしていくことの大切さを学びました。

 

入社後の業務にもこの学びを活かし、自らの行動によって改善に持っていけるよう尽力したいと思います。

 

長期インターンシップにまつわるガクチカ

私はインターンシップでの業務において、求められた以上の価値を提供できるよう力を入れて参りました。

 

昨年Webマーケティングを行うインターンシップに参加した際、「本当はこれだけの記事数を執筆してもらいたいところだけど負担が大きいからその3分の2の量で良い」と指示されたのですが、私は本来必要とされている量をこなさなければ真の価値提供に繋がらないと考え、指示された1.5倍の記事数を執筆できるようスケジュールを立てました。

 

質を落とさずに量をこなせるよう基本的な効率UP施策を実施しつつ、フィードバック内容の記録管理シートを作成してそれを定期的に振り返り、同じフィードバックを二度受けないよう工夫しました。

 

結果、期限ギリギリにはなってしまいましたが本来必要とされていただけの記事数を納めることができました。社員の方からは、私の行動が自然と周りのインターン生の士気を高めることにも繋がったとお褒めの言葉をいただくこともできました。

 

御社に入社できた際には、求められた以上の価値を発揮して部署全体の生産性を高められるよう努めて参ります。

 

留学にまつわるガクチカ

私は半年間のカナダ留学において、現地学生と共同での日本とカナダの文化にまつわるプレゼンに力を入れました。

 

準備を進めていく中で、皆無意識に同じ母国同士の学生で集まってしまう傾向があることに気づき、私は一緒に準備を行う学生を明確なグループに分けて、互いの国の文化について理解を深めやすい環境を作ろうと提案しました。

 

結果、互いの国の文化の深層部分に焦点を当てたプレゼンを行うことができました。この経験から私は、周りの人と協力し複数の観点をもとにした取り組みを行うことで、より大きな成果に繋げられることを学びました。

 

入社後はこの経験を活かし、周りの人と協力しながらより高い成果や目標に向かって貢献していきたいと思います。


就活でガクチカを作成する際の注意点

ちなみに、就活のガクチカを作成する際には注意していただきたい点がありますので、最後に軽くチェックしておきましょう。


高校以前のエピソードは避ける

よっぽど強いエピソードでない限り、ガクチカにおいては高校以前のエピソードは避けるのが無難です。というのも「大学時代は取り立てて何もしていないのだろうか」と捉えられかねないためです。

 

高校以前のエピソードを伝えたい場合には、大学時代のエピソードについて話したうえで、追加で求められた際に話すのがベターといえます。

 

ただし、中学時代以前のエピソードは古すぎてしまうため、自分から率先して話さないようにしましょう。

 

趣味などの実績を伴わないエピソードは避ける

趣味に励んだ話など、明確な実績を伴わないエピソードも避けるのが無難です。趣味はあくまで娯楽であって社会人としての業務に活かせるものではないと考える採用担当者も少なくありません。

 

「全国大会への出場」「集客の前年比20%UP」といった明確な実績や数値で示せる成果が伴っているエピソードを用いるのが、ガクチカで評価を受けるコツです。

 

誇張し過ぎた表現は避ける

自分のガクチカに自信がないからと内容を誇張したり嘘に近い内容を盛り込んでしまう就活生もいますが、これも避けるようにしましょう。

 

採用担当者は就活生の話し方や表情から誇張していることや嘘をついていることを簡単に見抜きます。たとえうまく話せたとしても、さらに深く質問されるとボロが出てしまうリスクがあり、得策とはいえません。

 

ガクチカは周りの就活生と比較して目立つものである必要はありません。自分が心から頑張ったと思えることなのであれば、自分のガクチカに自信を持ち胸を張って伝えるようにしましょう。

この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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私は大学1年生から4年生にかけて飲食店のホールのアルバイトを行っておりましたが、職場では店長とアルバイトで意見が合わないことやオペレーションが整っていないことでお店がうまく回っていませんでした。しかし私は良い店舗にしていきたいという想いから食事の提供方法や役割分担について意見を出し、また誰よりも全員とコミュニケーションを取ることを意識しました。 結果、意見が採用され効率が上がっただけでなく、利用してくださった顧客から団体での予約が入るなどしてリピーターの獲得にも繋がりました。店舗の雰囲気も良くなり細かい連携が取れるようになったことも嬉しいポイントです。 入社後はこの強みを活かし、主体的に行動することで組織の売上の向上と活性化に貢献したいです。   継続力 就活の自己PRで継続力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私は何事においても目標を達成できるまで諦めない継続力があります。 私は高校から野球部に所属してそのタイミングで野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。 その甲斐あって高校2年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。 入社後にはこの継続力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。 責任感 就活の自己PRで責任感をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは物事を自責で捉え、常に自分にできることを模索して成果へ導こうと努力できることです。 大学時代はテニス部に所属しており、部の目標は団体戦で全国大会に出場することでした。しかし私が所属していたチームは部内での力量の差が大きく、試合で得点を得られない選手に対して冷ややかな視線を送るメンバーもいました。ただ、得点を得られない選手をただ責めても何も問題は解決しないと考え、私は中でもテニス経験が長い選手としてその選手の課題の発見と練習メニューの改良のサポートに徹しました。 結果、少し時間はかかりましたがその選手の持ち味を引き出す取り組みができるようになり、引退直前のタイミングで団体戦で全国大会に出場するという目標を達成することができました。 入社後もこの自責で捉えるスタンスを持ち続け、組織のためにその時自分にできることを模索、実践していきたいと思います。   行動力 就活の自己PRで行動力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは課題の要因の発見と解決に向けて努力できることです。 アルバイトで勤めていた小学生向けの塾では度々生徒の集中力のなさが問題視されていました。私はそれを受けて数日間生徒たちの動きを細かく観察し、集中力が持続しないのは生徒同士の席の近さと教室内にある時計の位置にあるのではないかという仮説を立て、塾の責任者の方へ席の配置と時計の位置の見直しを提案しました。 結果、生徒たちが問題を解いている間の私語は激減し、「気づいたら帰る時間になっていた」とつぶやく生徒も現れ、以前よりも生徒たちが学習しやすい環境を作ることができました。 入社後もこの課題発見力と解決力を生かし、事業の質をより高めていけるよう率先して行動したいと思います。   向上心 就活の自己PRで向上心をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは現状に満足せずにより高い目標を目指して努力できる点です。 昨年まで参加していた長期インターンシップにおいて私は記事執筆業務に従事していたのですが、社員の方からは「記事の質が高いにもかかわらず執筆スピードも問題ない」との声をいただいていました。しかし私はもっと生産性を高めたいと考え、記事の質を担保しつつ執筆スピードを高められるよう一般的な効率UP施策を実施しつつ、二度同じフィードバックを受けぬよう反省点管理シートを作成して運用しました。 結果、以前から質を落とさぬ状態で1記事あたりの執筆時間を6時間から5時間に短縮させることができ、月に納める記事数も増やすことができました。 入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。 計画性 就活の自己PRで計画性をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みはあらかじめ計画を立てることで、その時すべきことが何かを明確にし効率的にアクションを起こせる力があることです。 大学時代アルバイトとして働いていたレストランではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。 真面目さ 就活の自己PRで真面目さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、人が避けたがることに率先して取り組む真面目さがあることです。 大学時代は居酒屋でアルバイトを行っていたのですが、働き出した当初はお手洗いの清潔さに関するクレームが多く寄せられていました。しかしスタッフは皆忙しさも相まって最低限の清掃しか行っていなかったため自分がやるしかないと考え、仕事の合間を縫って頻繁にお手洗いの清掃と備品の補充を行うようにしました。 するとお手洗いにに寄せられたクレームが激減しただけでなく、サービス提供に関する評価が上がったことや私の働きぶりを見たスタッフの士気が高まっていることなどを店長から感謝してもらうことができとても嬉しかったのを覚えています。 入社後はこの強みを活かし、自分にしかできない価値提供を行うことで組織に貢献したいと思います。 忍耐力 就活の自己PRで忍耐力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、一度決めたことを最後まで諦めずに努力できることです。 昨年長期インターンシップに参加していた際、新商品の案出しを行う機会があり、全10名の学生がそれぞれ計2回プレゼンすることになりました。私はどちらかのプレゼンで優勝したいと考えていたのですが、初回は全く良いアイデアが思い浮かばず良い評価を受けられませんでした。不甲斐ない結果に終わり心が折れそうになりましたが、一度決めた目標を諦めたくない、まだ次があるのだから勝負は終わったわけではないと自分を鼓舞し、アイデア出しのコツを書籍で勉強しつつ、競合調査シートを独自に作成してアイデア出しの基盤を固めました。 結果、2回目のプレゼンでは準優勝することができました。目標には届きませんでしたが、忍耐と継続が自身の成長に繋がることを学ぶことができたと思います。 入社後はこの忍耐力を活かして、どのような難しい業務にも前向きに取り組みたいと思います。 柔軟性 就活の自己PRで柔軟性をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、相手の行動を見てその時必要なサポートができることです。 大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、とある後輩メンバーがあるタイミングを境に少しずつ部室に顔を出す頻度が減っていっていることに気づき、心配になってある時個別で聞いてみると周りの足を引っ張っているようで気まずかった、でもダンスは楽しいから続けたいとこぼしていました。それを受けて、私はどうにか彼女に自信をつけてもらうべく、部室から離れたところで個別で一緒に練習することを提案し、2ヶ月後の学園祭の時までに自信をつけてもらうことを目標に掲げて彼女用のメニューを作成して練習に励みました。 結果本人の努力の甲斐あって学園祭のステージは大成功に終わり、本人も「頑張って本当に良かった」とうれし涙をこぼしていたのが今でも心に残っています。 入社後はこの強みを活かして、その時必要なサポートを行うことで組織を下支えしていきたいと思います。 気配り 就活の自己PRで気配りできる力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私は、場の空気を読んでその時自分にできる役割を率先して果たせる強みがあります。 大学時代は合唱部に所属しており皆で全国大会出場を目指していたのですが、2名の部員の歌唱力が周りに追いついておらず、周りの部員は何も言わないながらも冷ややかな視線を送っている状況でした。私は約5年間の合唱経験がある者としてこの状況を打開したいと考え、顧問と相談したうえでその2名の部員用の練習メニューを作成し、毎日の朝練を実施しました。また、自宅でできる練習もそれぞれの部員に実施してもらい、それを録音して毎日提出してもらうことで練習の習慣も身につけてもらいました。 すると、そんな様子を見ていた周りの部員たちも士気が高まったのか個人練を行うようになっていき、最終的には引退直前の年に全国大会へ出場することができました。 貴社に入社できた際にはこの強みを活かし、組織一丸となって成果に繋げられるよう尽力したいと思います。   チャレンジ精神 就活の自己PRでチャレンジ精神をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、課題解決のためには新たな試みでも臆することなく挑戦できる力があることです。 大学時代はアルバイトとして夫婦が営む個人経営の洋菓子店に勤めていたのですが、勤めだしてしばらくした頃、集客数の伸び悩みが課題になっていました。当時私には集客ノウハウが一つもない状態でしたが、大好きなお店だからこそなんとか貢献したいと思い、10代後半から20代の集客ができないか考えました。大学の友人へヒアリングを行った結果SNSで事前に店選びをする層が圧倒的多数だったため、SNSに疎い店主夫妻に代わって店内の様子やキッチンでの作業現場などを撮影して定期的な情報発信を行いました。 結果、集客数を前年比で20%UPさせることができたほか、顧客の投稿がバズるなど嬉しい成果に繋がりました。 入社後もこの強みを活かして、いかなる課題にもチャレンジし続けたいと思います。 負けず嫌い 就活の自己PRで負けず嫌いであることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、納得のいく成果を得られるまで諦めずに努力し続けられることです。 大学時代はアルバイトとしてテイクアウト用の総菜販売店に勤めていたのですが、ある年創業10周年ということで販売目標が掲げられました。達成できればスタッフ全員にボーナスが入るということもあり、私はバイトリーダーとしてどうにか全員の力を併せてこの目標を達成したいと考え、店舗のディスプレイを工夫したりSNS投稿を引き受けて毎日発信したり、メンバーの得手不得手を考えて配置換えを行うなどあらゆる工夫を行いました。 結果、スタッフの努力の甲斐あって販売目標を達成することができ、発表時、スタッフみんなで抱き合って喜んだのを覚えています。 入社後はこの強みを活かし、組織一丸となって納得のいく成果を得られるよう尽力したいと思います。 好奇心 就活の自己PRで好奇心をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、向上心が強く何事にも主体的に取り組めることです。 大学時代は雑貨店でアルバイトを行っており、当初は接客スタッフとして働いていました。しかしある時売上が低迷しており閉店の可能性があるという噂を耳にしました。私は思い入れのあるお店だったからこそ自分がなんとかしたいと思い、かねてから興味のあったマーケティングに挑戦したいという思いも相まって、店長に相談したうえで店舗のディスプレイや店のチラシのデザイン、SNSでの発信などあらゆる集客に挑戦しました。 すると周りのスタッフも力を貸してくれるようになり、3ヶ月後には集客数を前年比で20%UPさせることに成功しました。 入社後はこの強みを活かし、自分がアクションを起こすことによって周りを巻き込みながら組織の成長に寄与したいと思います。 努力家 就活の自己PRで努力家であることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には現状に満足せずより高い目標に向けて努力できる強みがあります。 昨年まで参加していた長期インターンシップでは営業を行っており、私の業績は中でも高い方だったのですが、インターン生の中で2位の業績であることが悔しく、なんとかTOPを勝ち取りたいと考えるようになりました。既存営業のノウハウを書籍で学び、顧客との連絡頻度を増やしてまずは信用を得られるよう工夫しました。加えて顧客の視点に立ったサービス提供がしたいと考え、競合他社の商材の打ち出し方などを研究して自社商材に置き換えた際にどう伝えれば魅力をアピールしやすいのかを考えて実際の営業時に実践するようにしました。 その甲斐あって、そこから2ヶ月後の業績は無事TOPを勝ち取ることができ大きなやりがいを得られました。 貴社への入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。 素直さ 就活の自己PRで素直さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、他者の意見を素直に取り入れ次に繋げられることです。 大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、練習中にリーダーから「アンサンブルがなってない。自分が目立とうとする前に全体の調和を意識して欲しい」と指摘を受けました。最初は「本格的に練習し出してまだ数ヶ月しか経っていない自分にそんなハイレベルなことを言われても」という気持ちになりましたが、一旦アドバイスに従ってみて上手くいけたら嬉しいし、違えば軌道修正をすれば良いと考え、まずはリーダーの指示通りに練習することに決めました。 結果、その1ヶ月後の自分のダンスは驚くほど周りに溶け込んでおり、リーダーから「こんな速度で成長できるなんて、来年にはセンターで踊れてるかもしれないね」と褒めてもらえたのがとても嬉しかったのを覚えています。 入社後はこの素直さと成長速度を活かし、他者の意見を積極的に取り入れてアクションに繋げることで組織に貢献したいです。 主体性 就活の自己PRで主体性があることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、組織の目指す方向を見据えつつその時々の自分の役割を考えて行動できることです。 私は大学時代バレーボール部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでバレーを続けることができなくなってしまいました。最初は絶望しましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分がチームにできることをやって貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとして部を支えることを決めました。その時の自分にできるのはチームを客観的に見ることだと考えた私は、メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行いました。 最終的に私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。 入社後もこの主体性を活かして、その時自分に必要な役割を果たしていきたいと思います。   体力 就活の自己PRで体力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、苦手なことにも積極的に取り組み諦めずに成果を追い求める点です。 大学時代はパンケーキ店でアルバイトを行っていたのですが、初めてのキッチン業務ということでパンケーキを上手く作ることができず、先輩から厳しい指摘を受けていました。最初はとても落ち込んだのですが、中高生の頃野球部で培った精神力のお陰で「毎日少しずつ上手くなってるんだから自信を持とう」と自分を励まして気持ちを保っていました。私は早く上達して一人前になりたいと考え、店長にお願いして毎日就業後に個人練習をさせてもらっていつつ、厳しくて近寄りがたかった料理長にも自分から積極的に話しかけコツを伝授してもらえるように働きかけました。 結果、2ヶ月も経つ頃には後輩の指導を任されるレベルまでに上達しました。 入社後はこの精神力を活かし、どんなに困難な課題にも挑戦し続けた成果に繋げたいと思います。   前向きさ 就活の自己PRで前向きさをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には、失敗を恐れずに挑戦し続けられる強みがあります。 昨年参加した長期インターンでは、新商品のアイデア出しを行う課題が出され計2回のプレゼンの機会が設けられました。なんとか1回は優勝したいと考え周りの学生には考えられないような奇抜な商品を提案することに決めたのですが、1回目のプレゼンでは良い評価を得られず厳しいコメントをいただく結果になりました。時間をかけて準備したため落ち込みましたが、そこでいただいた意見をもとにさらに競合調査を強化してプレゼンの進め方も書籍で学び、ブラッシュアップして2回目のプレゼンに臨みました。 その甲斐あって2回目では無事優勝することができ、失敗してもその学びを糧にすれば成功に導けることを学びました。 貴社への入社後も失敗を恐れず、日々成長することで貢献したいと思います。   調整力 就活の自己PRで調整力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、メンバーの意見をまとめて皆が納得できる落としどころを見つけられる点です。 バンクーバーに約半年間留学をしていた際にグループでプレゼンを行う授業があったのですが、ただでさえ細かいニュアンスが伝わりにくい環境に加えて意見の出し方に文化的な違いがあったこともあり、最初は意思疎通を行うことに苦戦し話し合いはなかなか前に進みませんでした。さらに私のグループにはいわゆるまとめ役もいなかったため私がまとめるしかないと考え、発言できていない学生にはこちらから意見を尋ねつつ、自分の意見が正しいと強く出ている学生には、それぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるということを一生懸命伝えました。またプレゼン当日までの計画表を作成してそれぞれの役割分担も行うことで、メンバー全員が主体的に取り組めるよう工夫しました。 その甲斐あって、当日のプレゼンでは先生から高評価を受けることができました。 入社後はこの強みを活かし、組織がより高い成果を上げられるようベストを尽くしたいです。   吸収力 就活の自己PRで吸収力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。   私には人の意見を素直に聞き入れ成長に繋げられる強みがあります。 大学時代はテニス部に所属しており大会に向けてダブルスを組むことになったのですが、それまでの私はシングルス経験しかなく、初の練習試合では全敗してしまいました。私はその原因を「自分にシングルス経験しかないから」と考えていたのですが、コーチから「ダブルスは二人でやるものだから、自分一人でボールを全て取ろうとせずにパートナーを信じる心が大切」と助言されたことに衝撃を受けました。そこでまずはコーチを信じて改善を図ろうと考え、パートナーとの距離を縮めるために普段の会話量を増やし、試合中に私へ感じる課題を率直に教えてもらえるよう配慮しました。 その甲斐あって次の練習試合の際には3勝1敗という結果に持っていくことができ、大会でも勝利を収めることができました。 貴社へ入社できた際にはこの強みを活かし、自分がスピーディーに成長していけるようまずは人の意見を取り入れてアクションに繋げていきたいと思います。 対応力 就活の自己PRで対応力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には、イレギュラーが生じた場合でも前向きかつ柔軟に対応できる強みがあります。 私は大学時代テニス部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでテニスを続けることができなくなってしまいました。最初は自暴自棄になりかけましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分ができることをやって部に貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとしてサポートすることに決めました。メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行うなどチームを客観的に捉えて強化できるように努めた結果、私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。 貴社への入社後もこの柔軟な対応力を活かして、様々な形で組織の改善と売上UPに貢献したいと思います。   几帳面さ 就活の自己PRで几帳面さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは計画を細かく立てて準備を入念に行うことで効率的にアクションを起こせることです。 大学時代アルバイトとして働いていた飲食店ではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。   問題解決能力 就活の自己PRで問題解決能力があることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは問題解決に向けて率先してアクションを起こせることです。 私は毎月介護施設でボランティア活動を行っているのですが、当初は施設の利用者の方に話しかけても厳しい言葉を投げかけられたり返事をしてもらえなかったりと、コミュニケーションを取ることに苦戦しました。しかし私以外のスタッフさんが円滑にコミュニケーションを取れているのを見て自分の接し方に原因があるのではないかと考え、周りのプロの介護士の方へアドバイスを仰ぎつつ、利用者の方それぞれに適した介護方法を書籍を読むなどして勉強しました。 その甲斐あって、利用者の方それぞれに合った介護を実践できるようになり、少しずつ利用者の方に心を開いてもらえるようになりました。 入社後はこの問題解決に向けた行動力を活かし、その時の自分に何ができるのかを率先して考え、組織に貢献していきたいと思います。

2024.04.25

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【24年卒向け】冬採用で内定を取る方法とは?まだ間に合う就活の極意を伝授!

「卒業が目前に迫っているにもかかわらず、未だに内定がない」 「就職先に納得していない」 「留学から戻ってきたばかりで就活ができていない」 「公務員試験に落ちてしまい、民間企業への就職にシフトしたばかりで内定がない」 など様々な理由で就活を続けていることと思います。 本記事では、卒業までに就職先を決めたい就活生の皆さんに向けて、 冬採用の特徴や注意点、内定を取得するための方法についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 冬採用とは12~3月に行われる採用のこと 就活生のライバルが少なく選考期間が短いというメリットがある一方、応募できる企業数も少ない 内定取得のために「就活の軸を定める」「定番の質問への準備する」「複数の企業にエントリーする」ということが大切である 冬採用とは そもそも、冬採用とはどのような採用のことをいうのでしょうか。 冬採用に関しては明確な定義はないですが、12月~3月までの間に行われている採用を一般的に「冬採用」ということが多いです。 余談ですが、8月~11月頃に行なわれている採用を「秋採用」といいます。 他の時期との違い 一般的な就活の時期と冬採用を比べるとどのような違いがあるのでしょうか。 ここではその違いを見ていきましょう。 ライバルが少ない 『リクナビ「就活準備ガイド」』によると、先輩たちの就活で最も忙しかった時期の就職活動のピークは大学3年生の2月~6月であり、10月以降に面接をしている冬採用の就活生は少ない傾向にあります。 ※参照:『リクナビ「就活準備ガイド」』 そのため、他の時期に比べるとライバルが少ない時期といえます。 応募できる企業数が少ない ライバルが少ない一方で応募できる企業数も少なく情報を得にくい傾向にあります。 先の『リクナビ「就活準備ガイド」』のグラフをみても、7月以降、試験や面接は実施されているものの、会社説明会などはほとんど開催されておらず、企業の情報は得にくいです。  冬採用を行っている企業は、臨時で募集をかけている企業も多く採用予定人数に達した場合すぐに応募が打ち切りになるため時間との勝負ともいえます。 就活のライバルが少ない一方、応募できる企業数も少ないため、内定倍率は決して低い訳ではないということを覚えておきましょう。 選考期間が短い 冬採用はピーク時の採用に比べると選考フローが短い傾向にあります。 前述の通り冬採用をしている就活生は少ないため集団面接は行なわず最初から個人面接のケースも多く必然的に選考期間が短くなります。 また、企業としても早めに内定者を確保したいという思いも強いことも選考期間が短くなる理由の一つです。 冬採用を行っている企業の特徴 冬採用をしている企業とはどのような企業なのでしょうか。ここでは、冬採用を行っている企業の特徴についてお伝えしていきます。 採用予定人数に達していない まず1つめに、「採用予定人数に達していない」という企業が挙げられます。  本来10月の内定式までに採用人数を確保しておきたい企業が多いのですが、採用予定人数が確保できなかったために採用を継続しています。 これには2つのパターンが存在します。「不人気企業」と「採用予定人数が多い成長企業」です。 昨今は売り手市場のため就活生は企業を選べる状態にあるため優良企業に人が集まる傾向が強く、企業としての魅力に欠ける企業やハードワークを強いられそうな企業などはどうしても採用に苦戦してしまいます。  また、コロナショックが落ち着き、通常年の採用予定人数以上の採用を計画しているため採用活動を継続せざるを得ないという企業も多いのです。 内定辞退が出てしまった 採用予定人数に達してたにもかかわらず、内定式以降に内定辞退がでてしまい欠員補充のために採用を再開しているという企業が多いというのも冬採用企業の特徴の一つです。 内定辞退を加味して採用計画を考える企業も多いのですが、前述の通り昨今は売手市場であり人の流動が激しく、内定をもらっても就職先に納得がいかずに就活を続ける就活生は一定数いるため、冬採用には欠員補充のための採用を行う企業が一定数存在するのです。 戦略的に冬採用を行っている あえて最初から冬採用に焦点を絞り採用活動を実施している企業もあります。 中小企業・零細企業などがその一例で、「大手企業などライバル企業が多い中で採用活動を行っても工数ばかりがかかる」「内定辞退が出る」と感じている場合や、採用にかける時間やコストにマンパワーを避けないケースが多いです。このような企業は、あえて冬採用での採用に力を入れ、短期間で採用人数を確保できるようにしています。 ただし、中にはブラック企業と呼ばれる労働環境がきつい、ノルマがきついような企業もこのような戦略を取っているケースもありますので、注意が必要です。 通年採用をしている 「冬採用」として採用を行っている訳ではなく、通年採用を行っている企業もあります。 『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』によると、新卒一括採用をしていた企業割合は90.5%から78.7%に減少、通年採用をしている企業は32.7%から55.2%に上昇していることがわかります。 ※参照:『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』 このように新卒を一括で採用するのではなく通年で採用をしていく企業が増えており、通年採用をしている企業が「冬採用」でも採用の募集をかけています。 冬採用をする就活生の特徴 前章では、冬採用を行なっている企業の特徴をお伝えしてきましたが、ここでは、冬採用でのライバルとなる就活生にはどのような特徴があるのかを確認していきましょう。 就活を続けているが内定がない 基本的に選考を受けている就活生の多くは内定を持っていないですが、「内定を持っていない理由」に違いがあります。 1つ目のタイプは「就活を続けているにもかかわらず」内定がないタイプです。 このタイプはピーク時に就活を行い、自分のやりたいことや就活の方向性が分からずに、途中で就活を辞めたケースが多いです。  一時的に就活から離れ、冬になり再度就活を開始しているため、自己分析や業界研究などはある程度行っており、面接にも慣れています。 また、一度就活から離れリフレッシュし自分を見つめ直しているため、就活への軸が固まり新たな気持ちで就活に挑めるタイプが多いでしょう。 留学から戻ってきた 内定がなく就活を続けている就活生に見られるパターンの2つめは「留学から戻ってきた」というものです。 海外外の大学などに留学しており、帰国してから就活を始めようと考えている学生なので、就活のピーク時に就活はしておらず、内定はありません。 このように、秋・冬採用には、留学から帰国したばかりの就活生が多いというのも一つの特徴です。 公務員試験に落ちてしまった 公務員試験の結果は毎年8~9月頃、一部の地方公務員では11月頃に発表されますが、 公務員を目指していたにもかからず、落ちてしまった場合、来年リベンジするか一般企業への就職にシフトするかの2択を選ばなければなりません。 公務員試験の結果を受けて就活をはじめる学生が多いことも冬採用の特徴の一つといえます。 内定先の企業に納得していない 冬採用を継続している就活生の中には、内定先に納得をしていないため就活を継続している人もいます。 内定は取得したものの希望業界からの内定ではなかった場合など就活生によって理由は異なりますが、冬採用には、入社までには自分が心から行きたいと思える企業と出会いたいと粘り強く就活を続けている就活生も多いです。 冬採用で内定を取るためにやるべきこと ここでは、冬採用で内定を取るためにやるべきことをご紹介していきます。 就活の軸を定めておく 冬採用の場合、通常の就活の時期と異なり選考の進むペースや合否の結果が決まるのがハイピッチとなります。 そのため、企業選択の軸が明確にあると悩むことなくスムーズに就活を進めていくことができます。 冬採用での定番質問に対する準備をしておく 冬採用では「なぜこの時期に就活を続けているのですか」という質問をされることが多いです。 そのためこの質問に対してどのように回答するべきか事前に考えておいたほうが良いでしょう。 「留学をしていた」「公務員試験に落ちてしまった」などの理由はストレートに伝えても問題ないと感じる就活生が多いと思いますが、それ以外の理由の場合には答え方に注意が必要です。 春から就職をしていて内定が貰えない場合、面接官は「何か理由がある」と就活生に対して懸念を持った目で見てしまう可能性があるため、春の就活で失敗した原因を分析し、現状どのように原因を改善して就活に取り組んでいるのかまで答えることができると面接官からの印象は良くなるでしょう。  内定先に納得していない場合も、根気強いというポジティブな印象だけでなく優柔不断で決断力に欠けるようにも捉えられるため、自らの就活の軸の話やどうなれば納得がいくのかまで答えられるよう準備をしておきます。 出来る限り多くの企業にエントリーをしておく 冬採用は通年採用をしている企業以外の場合、「採用の枠」が埋まり次第、終了となるケースが多いです。そのため、出来る限り多くの企業に応募をしておくことで、希望していた企業の面接が仮になくなった場合へのリスクヘッジを図ることができるでしょう。  冬採用をするうえでの注意点 冬採用を効率的に進めるために知っておいたほうが良い注意点をお伝えしていきますので、活動を始める前に確認をしておきましょう。 ブラック企業に注意 冬採用をしている企業の特徴でも触れましたが、不人気企業なども冬採用を実施しているケースが多いです。 そのため冬採用の企業の中にはブラック企業も採用を続けている可能性が高いことを念頭において就活を進めましょう。  おすすめの企業 企業を選ぶ際のおすすめの企業をご紹介しますので参考にしてみてください。 ①中小企業で社会的知名度は低いが優良企業 L隠れた優良企業 L社会的には知名度は低く名前は知れていないが、その業界内では知名度も高く賞賛されているような企業 L経営状態が安定しているため、福利厚生なども充実しているケースが多い。 ②大手企業の傘下の企業など L大手企業ではないが、大手企業の傘下に入っているような中小企業 L福利厚生なども大手企業と同等に手厚いケースも多く、また経営状態も安定しているため安心して働ける ミスマッチが起こりやすい 冬採用で多い問題が「企業と就活生のミスマッチ」です。 企業も就活生もどちらも早く就活を完結させたい意識が働いてしまうため、どうしても見極めが甘くなってしまい、ミスマッチが起こりやすくなりがちです。  時間がない中で大変だとは思いますが、企業を選ぶ際には、企業の社風やビジョン、仕事内容などは最低限確認し、自分のキャラクターに合った会社なのかを見極める習慣をつけるようにしましょう。  企業を探しにくい ピーク時の採用のように、リクナビやマイナビといった就活サイトに就活情報を掲載していない企業も多数存在するため、自分に合った企業になかなか出会えないという問題が発生する可能性があります。 企業選びの方法は就活サイト以外にもありますので、次の章で紹介していきましょう。 企業の探し方 ここでは冬採用におすすめの企業の探し方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。 就活エージェント 冬採用という卒業が目前に迫った状況下で、自分に合った企業を探すのは時間がかかるし大変だと感じている場合には、就活エージェントを活用することも一つです。 就活サイトに掲載されていない求人情報の取り扱いも多く、自分に合った企業をおすすめしてくれるため、工数を削減しながらスピーディに就活を進めることができるでしょう。 就活サイト まずは王道の就活サイトです。ピーク時にはどちらのサイトにも就活情報を掲載していたとしても冬採用時にはリクナビ・マイナビどちらかにしか情報を掲載していないというケースも充分に考えられますので、どちらのサイトもチェックすることをおすすめします。 企業HP 就活サイトには情報がない場合であっても企業ホームページで募集をかけている場合もあります。1~2名程度の採用を検討している場合には特にこのようなケースが多いので、気になる企業が決まっている場合には、企業のホームページも欠かさずに見るようにしましょう。  24年卒(冬採用)でも間に合う就活エージェント3選 ここでは、24年卒の学生向けに就活エージェント3選をご紹介しますので、 ぜひ参考にしてみてください。 【PR】業界内のパイオニア・最速1日で内定も:就職エージェントneo 就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史がある就活サービスです。 Googleの口コミ評価は4.5と高水準になっていることに加え、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有し、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件と、信頼度の高い点が特徴です。 いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあり、最速1日で内定が出る場合もあります。 就職エージェントneoでは幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてみてください。 このエージェントの特徴 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり 取引企業数が豊富:type就活エージェント type就活エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 取引企業数10,000社以上、上位大学の学生の割合70%、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「type就活エージェント」は取引企業数10,000社以上を誇り、大手上場企業の求人も多数取り扱っている信頼性の高いサービスです。 type就活エージェントの運営会社である株式会社キャリアデザインセンターが創業の初期段階からエンジニア向けの転職支援を行っていることもあり、IT企業が多い点が特徴です。 キャリア志向の高い学生をターゲットにしていることから上位大学の学生の割合が70%であり、特別選考枠も用意されています。 全国の求人を取り扱っており、東京就活キャンプ(最大2週間、シェアハウスに滞在して東京での就職活動に専念できるサービス)も用意されているので、首都圏で働きたい地方学生からも支持されています。 このエージェントの特徴 取引企業数10,000社以上 大手上場企業、IT企業多数 上位大学の割合70% 最短2週間で内定 地方学生が都内で就活を行うための無料宿泊サービスあり 入社実績3,000人以上:キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という評価を獲得しています。また、有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られるケースもあります。 全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能ですので、スピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生に向いています。 このエージェントの特徴 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数

2024.04.02

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就活っていつまでやればいいの・・・?終了時期の目安と内定を得る3つのコツ

「いつまで経っても内定が出ない・・・」 「就活、一体いつまで続くんだろう・・・」     このようにお悩みではありませんか?本記事では就活の終了目安となかなか内定が出ない方向けに内定を得る3つのコツをご紹介いたします。   なかなか内定が出ない原因についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活の終了時期の目安は「4年生の夏」 夏・秋採用を行う企業もあるため焦らなくて良い 内定が出ない原因を明確にして適した対処をしよう 就活はいつまで?終了時期の目安とは 就活をいつまで続けるのかは人によって異なりますが、4年生の夏が一つの目安であるといえます。   マイナビ「2022年卒大学生活動実態調査」によると、7月末時点での内々定率は78.7%となっており、約8割の学生が4年生の夏頃までに就活を終了していることがわかります。   ただし、4年生の夏以降も「秋採用」や「後期採用」という形で採用を続けている企業は一定数存在し、就活を続けている学生も一定数います。   大手企業のグループ企業などの採用枠が多い企業において追加募集を行っているケースもあり、十分にチャンスが残されているといえます。焦らず、自分が納得いくまで就活を続けていきましょう。   就活のスケジュールをおさらい 現在就活中の方は、就活をより円滑に進めるためにも、就活の大まかなスケジュールを改めて確認しておきましょう。 インターンは参加必須ではありませんが、参加して実際に業務を体験することで、その職種で求められる能力や素養、必要な考え方について身を持って理解することが可能になります。   インターンに参加することで志望企業の社員と実際に関わる機会を得られたり、その企業の雰囲気を肌で感じられるため、まだ明確に志望企業が決まっていない方には特に貴重な機会といえます。   その時期にはより自分とマッチする企業に就職するための準備として自己分析や業界・企業研究を行います。それによってESの内容や面接での受け答えも説得力のあるものになっていきます。   そしてエントリーについてはできるだけ業界を絞りすぎずにまんべんなく応募することで、本当に自分とマッチしている環境に出会えるチャンスを得ることができるため、最初は視野を広げておくことを念頭におきましょう。   就活でいつまでも内定が出ない4つの原因 では、就活でいつまで経っても内定が出ないという方は、一体何が原因なのでしょうか?ここでは主に考えられる4つの原因についてみていきましょう。 自分のやりたいことを把握できていない 自分のやりたいことがある程度明確になっていなければ、「なぜその企業に入りたいのか」という志望動機を伝える際の説得力に乏しくなってしまいます。   ここが明確になっていないという方は、自己分析を徹底して自分のやりたいことを見つけるところから始めましょう。   とはいえ、就活生でやりたいことがしっかり明確にあるという方は少なく、どのように考えれば良いかわからないという方も多いことと思います。   そういう方は、CAN(得意なこと)とLIKE(好きなこと)を掛け合わせたものを念頭にやりたいことを見つける方法を試してみてください。   「CAN(得意なこと)」とは”自分が自然とできること”を指し、具体的には下記が例として挙げられます。   ・人の話を聞くのが得意 ・人をサポートするのが得意 ・相手の立場になって考えるのが得意 ・情報を取捨選択するのが得意 ・分析をするのが得意 「CAN(得意なこと)」は他己分析によってより客観的な情報を得られるため、両親や友人などに質問してみると良いでしょう。場合によっては就活エージェントを利用するのも一つの手です。 次に「LIKE(好きなこと)」とは、”自分が率先して「もっと知りたい!」と感じるようなもの”を指し、具体的には下記などが挙げられます。   ・ファッション ・ゲーム ・経済学 ・心理学 ・機械工学 ・会計 これら2つの要素が明確になったら、双方を組み合わせたものが自分にとってのやりたいことであるといえます。   たとえばCANが”分析する”こと、LIKEが”ファッション”だった場合には、ファッションにまつわる分析業務がやりたいということになり、具体的にはファッションブランドのマーケターや商品開発などの仕事が該当します。   まずは自分のCANとLIKEを洗い出し、それぞれを掛け合わせてやりたいことを見つけられるようトライしてみましょう。 そもそも受けている企業が少ない 受けている企業が少ないと、その分内定を獲得できる確率が各段に低くなります。   これには応募している企業の母数が少ないということに加え、選考を受けた経験値が少なく面接で本来の力を発揮しきれないということも影響しています。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒から2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   そのため、エントリーしている企業が20社にも満たない方はもう少しエントリー数を増やして、経験値を増やしていきましょう。   そもそも受けている企業数が少ない方は、志望業界や企業を絞り込み過ぎている可能性があります。   志望度がそこまで高くない企業だとしても、面接を受ける中で印象がガラッと変わることも往々にしてありますので、初期段階ではできるだけ選択肢を広く持っておくのがベターです。   選考対策をしていない そもそも選考対策が細かくなされていなければ、企業にこちらの志望度の高さをアピールしきれず不採用に繋がってしまいます。   選考対策に力を入れていないなと感じる方は、これを機に志望動機や自己PRはもちろんのこと、そもそもの面接のマナーなどの根本的な部分から細かく見直しを行いましょう。   難易度の高い業界ばかりを受けている 最後に、大手企業や有名企業などの難易度が高い企業ばかりを受けていることも内定が出ない原因として挙げられます。   こういった人気が高いため倍率が高く、より差別化できる志望動機や自己PRなどを用意する必要があり、そもそものハードルが非常に高いです。   そのため、大手企業や人気企業を受ける際にはそういった企業だけでなく、その他にも自分とマッチしていると考えられる企業を並行して受けることをおすすめします。   就活で内定を得る3つのコツ では、まだどの企業からも内定が出ず就活が終わらないという場合には一体どうすれば良いのでしょうか?ここではそんな時に有効な対策をご紹介いたします。 これまでの就活を見直す 頑張って就活を進めているのになかなか内定が出ないという方は、そもそもの対策が不足していたり、対策の仕方そのものに原因があるのかもしれません。まずはこれまでの就活の内容を見直してみましょう。   具体的には自己分析や業界研究、企業研究からやり直し、そのうえで志望動機や自己PRの内容をブラッシュアップしていきます。   面接で落とされてしまうという方は、上記に加えて面接対策そのものをより細かく行うのが得策です。ここでは自己分析、業界研究、企業研究、面接の練習方法についてご紹介いたしましょう。   ■自己分析 自己分析を細かく行うことで本当に自分にマッチした業界選びや企業選びが実現するほか、志望動機や自己PRをより説得力のあるものにすることができます。   自己分析の方法は様々ですが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」を繰り返す方法がわかりやすいでしょう。   例えば一番嬉しかった出来事として「コンテストで入賞できた」というエピソードがある場合は、下記のように自分の深層心理を深掘ることが可能です。   【なぜコンテストで入賞できて嬉しいの?】 →「自分の頑張りが認められたと感じたから」 →なぜ認められたいの? →「人から評価されたいから」 →なぜ評価されたいの? →「自分に価値があると実感したいから」 →なんで自分に価値があると実感したいの? →「人や社会から求められる人材でいたいから」 →承認欲求が根本にある このような流れでなぜ?と何度も繰り返していきます。   【なぜ?を繰り返す際のポイント】 目安としてマズローの欲求5段階説にある「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現」のどれかに到達したらそれ以上は本能的なもので深掘れないため、ここをラインとして考えるとわかりやすいでしょう。 業界・企業研究 次に、業界・企業研究です。まずは業界研究で仕事内容や業界の特徴を把握することで自分の企業選びの軸とマッチしているかを調べます。   業界・企業研究を通してその業界や企業についての詳細を把握しておかなければ、企業に刺さる志望動機や自己PRはなかなか作れません。   “なぜその企業を選んだのか””その企業でどのように活躍できるのか”を説得力を持って伝える必要があるため、そのためには自己分析を行ったうえで細かい業か・企業研究が必要になるのです。   具体的には下記のポイントを意識してトライしてみましょう。   【業界研究】 ■選んだ業界のビジネスモデルを理解する └「どんな商品やサービスを、誰に対してどのように提供しているか」について調べる ■職種ごとに求められる素養を考える ■類似している業界と比較する 【企業研究】 ■Strength(強み) ■Wakness(弱み) ■Opportunity(機会) ■Threat(脅威) ※似ている企業と比較する際には下記の4Pのフレームワークを活用するのがベター <4Pのフレームワーク> ・Product(製品・サービス・品質) ・Price(価格・割引) ・Place(立地・流通・販路) ・Promotion(広告宣伝) ■面接練習 面接では想像以上に声が小さくなってしまっている、表情が硬いなど、自分ができていると思っていることが実際にはできていないということが少なくありません。   こういったギャップを防ぐには、家族や友人に協力を仰ぐなどして模擬面接で練習するのが得策です。人に頼みにくいという方は自分が受け答えしている様子を動画に記録して振り返るのも一つです。   面接の練習をする際にはぜひ、下記のポイントを意識してみてください。   ■表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す ■言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す ■目線:面接官の目をしっかりと見て話す ■声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す ■棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す ■身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする まだ採用中の企業にエントリーする 企業によっては夏採用や秋採用を行っている企業もあるため、夏になったのに内定が1つもないと焦る必要はありません。   夏採用や秋採用を行っている企業にはベンチャー企業や外資系企業が多い傾向があります。ベンチャー企業や外資系企業は通年採用の形をとっているケースが多いからです。   通年採用を行っている企業例としては、リクルートやメルカリ、楽天やサイボウズなどが挙げられます。   夏・秋採用は春頃と比較すると企業によっては競争率が低い傾向があり、中には東証一部上場企業であるにもかかわらずBtoB(企業向けのビジネスモデル)であることで認知が低く応募者が少ないところもありますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみましょう。   就活エージェントを活用する 最後に、就活エージェントを活用する方法が挙げられます。就活エージェントとは主に下記4つのサービスを行っている就職支援サービスのことです。   ・個別面談(就活相談) ・企業紹介 ・履歴書・ESアドバイス ・面接アドバイス 就活エージェントを活用することで就活対策のサポートを受けられるため、これまで就活が上手くいかなかった方はその原因と対策を知ることができますし、サービスによっては業界研究や企業研究についてもサポートしてもらうことができます。

2024.03.22

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【エントリーシート例文】実際に選考を通過した就活生の志望動機・自己PR・ガクチカなど8選まとめ

「エントリーシートをどう書けば良いのかよくわからない」 「自分のエントリーシートにいまいち自信が持てない」 このように、エントリーシートの書き方でお悩みの就活生は多いでしょう。本記事ではそういった就活生に向けて、実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選をご紹介いたします。 エントリーシートを書く際のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートを通して企業は就活生の考え方や価値観、人柄を見ている エントリーシートと履歴書の内容は被っても良い エントリーシートを書く際のコツは「アピールポイントを絞る」「結論ファーストで書く」「読みやすさに配慮する」の3つ エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 ちなみに、エントリーシートにおいては読みやすい文章を書くことができているかを見ることで、ビジネスシーンで最低限必要となる「文章におけるコミュニケーション能力」もチェックされています。 そのため、本記事でご紹介するフレームワークに沿って結論ファーストで書くように心掛けると良いでしょう。 エントリーシートと履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者は若干異なります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 また履歴書と違いエントリーシートは企業が独自に用意することが多いため、質問される項目も企業ごとに異なります。 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合には志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 【就活初心者向け】エントリーシートを書く3つのコツ エントリーシートを書く際には、下記の3つのコツを抑えておくと読みやすい文章を書くことができるでしょう。 アピールポイントを絞る エントリーシートを書くにあたっては、いかに読みやすく理解しやすい文章を書くかが重要です。 「自分をたくさんアピールしたい!」という気持ちは大切ですが、だからといって1つの項目にアピールポイントを複数盛り込んでしまうとその分強みを説明するエピソードも増えてしまい、内容がごちゃついてしまいます。 採用担当者は1日に何十通ものエントリーシートをチェックしているため、少しでも読みにくければ最後まで目を通してもらえない可能性があります。 エントリーシートを書く際には、企業研究を通してその企業が求めている人物像をあらかじめ把握したうえで、盛り込むべきアピールポイントを絞るようにしましょう。 結論ファーストで書く 読みやすさを考慮するという意味で、結論を最初に述べるよう留意することも重要です。最初に結論を伝えることによって、この先どういった内容が展開されていくのか、読み手側が想像しやすくなるからです。 志望理由や自分の長所といった結論をまずは一言で伝え、その後にその根拠となるエピソードについて伝えるようにしましょう。 読みやすさ、見やすさに気を配る 読みやすいエントリーシートにするためには、理解しやすい流れで書くことに加え、直観的な見やすさに気を配ることも大切です。最低限、下記のポイントは網羅しておくようにしましょう。 ・誤字脱字、変換ミスに注意する ・専門用語を使用しない ・改行の仕方に留意する(改行のしすぎ、しなさすぎに注意する) ・改行できない時には■や●などの記号を上手く使う 専門用語はできる限り万人が理解できる言葉に置き換え、話題が移り変わる際には改行したり記号を入れるなどして直観的に理解できるよう工夫しましょう。 ちなみに、「バイト」「インターン」などの略語を使用するのは公式な文書を作成するにあたってマナー違反となりますので、「アルバイト」「インターンシップ」などの正式名称を使用するよう気をつけましょう。 就活におけるエントリーシートの書き方 ここからは就活におけるエントリーシートの書き方についてお伝えします。基本情報の書き方のほか、必須項目ともいえる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 基本情報の書き方 まずは名前や住所といった基本情報を記載する欄について見ていきましょう。 生年月日については、もし指定がなければ西暦・和暦を統一するよう注意しましょう。 電話番号については書類によって「自宅電話番号」と「携帯番号」を分けて記載するケースがありますが、携帯電話しか持っていない方は携帯番号のみを記載すれば問題ありません。 またエントリーシートは公式な書類ですので、住所については「〇ー〇ー〇」と番地を省略するのではなく「〇丁目〇番地〇号」と正式名称で書きましょう。 この時、必須ではありませんが〇丁目の部分は漢数字、番地と号についてはアラビア数字を使用しておくと「細かいビジネスマナーを知っているんだな」と良い印象を与えられるかもしれません。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 そのため、上記の内容を念頭において志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【例文】実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選 最後に、実際に選考を通過した就活生のエントリーシートの例文をご紹介いたします。 ここでは「志望動機・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問」「業界ならではの設問」の例文をお伝えしますので、これらを参考にエントリーシートを作成してみましょう。 志望動機・就職活動に関する設問と回答例   Q 志望動機のエントリーシート(ES)例文:【金融業界】三菱UFJ信託銀行(450字) 当社の志望動機、実現したい夢や目標(450文字以下) 【人の想いに寄り添い、お客様の成長のサポートをしたい】という夢を実現出来る場所であるからです。私は、ボート部やアルバイトの経験から、誰かのために行動し、周囲の成長を支える役目にやりがいを感じてきました。そのために多くの人に必要不可欠である金銭を担う金融業界、中でも、お客様と長期的に信頼関係を構築し、幅広い提案が出来る信託銀行業界を志望します。特に貴社を志望する理由は、MUFGグループの総合力を活かし、より幅広い提案が出来るからです。故に、多様化するニーズに対し、包括的にサポート出来ると考えます。また、キャリア選択の幅が広く、自らの意思で「金融のプロフェッショナル」を目指せる点にも魅力を感じました。その上で、貴社で実現したい目標は、「新岡さんになら何でも託せる」と言って頂き、「総資産営業」が出来る行員になることです。そのために、お客様との窓口であるリテール業務に携わり、信頼関係を構築したいです。さらに、持ち前の「粘り強く目標達成する力」を活かし、業務に必要な専門知識と人間性を磨き続けます。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ信託銀行(総合職) Q なぜロレアルであるのか、またなぜ今回応募した職種を選んだのかをお書き下さい。その理由が自身の強み、または個性や経験とどのように繋がっているのか説明して下さい。(600字以内) 貴社を志望した理由は、人々の美しさを支え、多くの人々を笑顔にしたいという思いが実現できると感じだからである。私自身も日々の生活で「美」がモチベーションとなっており、美しくありたいという一人一人の思いに応えたいと考えている、またスポーツジムのアルバイトの経験から、相手を理解することの大切さを実感した。常に顧客目線の考えで、幅広い営業活動の中で深い信頼関係を築くことを目標にしている。なかでも、貴社の多様なニーズに応えている点に魅力を感じた。幅広い価格帯やその地域特性に合わせた商品展開でより多くの人のニーズに応えており、一人一人に寄り添ったものを提供できると感じた。 セールス職を志望した理由は、柔軟に行動でき、潤滑油的な存在である強みが最大限に活かせると感じたからである。高校での体育祭で幹部を務め、仲間と総合優勝を目指して取り組んだ経験で、衣装のデザインからパフォーマンスを作り上げる中で一人一人が自らの担当の仕事だけに集中していた為、私は各担当の連携が必要だと感じた。そこで、各担当と積極的にコミュニケーションを取り、お互いに進捗状況や課題を確認しながら進めた。その結果全体が見えるようになり、総合優勝を獲得できた。このような周囲と関係を築きながら行動できる力を、貴社で最大限に活かしたいと考えている。 選考通過者本選考ES:23卒日本ロレアル(セールス) Q 食品企業の中で当社を志望する理由を教えてください。(400文字以内) 私の「自身が携わった商品で多くのお客様を笑顔にしたい」という夢を叶えるためだ。 私の研究内容は食品成分の分析であり、将来食品開発に役立つ物質を農産物から探すことを目的としている。私は実験を進めるうちに、自身が製作に携わった商品を実際にお客様が笑顔で手に取ったらどんなに嬉しいのだろうと考え上記の夢を抱いた。それ以降私は将来食品業界で働くことを決意し、その中でも貴社に強い関心を持った。貴社はおいしさと健康だけでなく「楽しさ」にも焦点を当て、お客様のニーズに合わせた商品を多く提供しているからだ。人々が満足のいく食生活を送るためには、おいしさと健康の要素は欠かせない。貴社はその2つの要素を確立したうえで「楽しさ」という付加価値を加え新たな食生活の形を創出している。このことから貴社の商品は「多くのお客様を笑顔に」できる商品だと考え関心を持った。 私はぜひ貴社とともに自身の夢を叶えたいと感じ志望した。 選考通過者本選考ES:23卒明治(技術系) 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 Q 自己PR(300文字以内) 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 選考通過者本選考ES:23卒日清オイリオグループ(研究開発職) Q 自己PR (400文字以内) 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) Q 学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容 代表を務める〇〇活動において、〇〇や〇〇に営業を行うことで「活動の認知度の向上」に取り組んだ経験です。大学の〇〇部の活動の一環で小中学生向け講習会を開いています。当初は年に3回の講習会しかなく小規模なものでした。活動を発展させるためにメンバーと話し合い、認知度の向上が必要であると考え複数の〇〇や〇〇に連絡し、直接お会いして講習会の開催への協力をお願いしました。その結果〇〇や〇〇の〇〇との合同講習会や紹介していただいた〇〇での講習会など昨年は9回の講習会を開催できました。また〇〇からは助成金もいただき、様々な用具を用いたより内容の濃い講習会を実現できました。様々な立場の人に対する営業活動を通して、自分たちの熱意を伝えるだけではなく相手の目的や利害を考えた上で提案を行うことの重要性を学びました。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ銀行 業界ならではの設問と回答例 Q 当社の事業内容や経営計画を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを教えてください。 Q その実現のために、あなたのどのような強みが活かせるか、どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください。 【アプリケーションエンジニア】 私は家電量販店で来店したお客さんをキャッチし、携帯電話の料金事情をヒアリング、そして最適な料金プランを提案するアルバイトをしています。就職して働くにあたっても、そこで培ったヒアリング力や、提案力などの強みを活かした業務をしたいと考えていました。しかしアルバイトの仕事では、お客さんに興味付けした後は、オプションの組合せやより詳しい説明の工程を社員の方に任せる形になり、物足りなさを感じていました。そこで今度は私が一連のソリューションの奥の部分、つまりシステムの領域にも携わりたいと考え、システムエンジニアを志望しました。その中でも業務調査や分析を行い、要件定義や設計にも多く携わるアプリケーションエンジニアは、ニーズの把握が必要な点で自分の強みを活かせる仕事であると感じました。システムを通して課題解決へ、顧客のビジネスの成功へ、そして社会への貢献ができるような優れた技術者になりたいです。そのためにはITの専門性はもちろんのこと、問題の本質を捉え、システムに具現化するスキルを身につける必要があると考えます。 【テクニカルエンジニア】 私はもう一つの強みとして、諦めずに理解しようとする精神を挙げます。これまでも粘り強く理解しようと取り組んだ結果、成功に繋がった経験がいくつもあるからです。テクニカルエンジニアは、様々なシステムの基盤設計や開発、保守運用に深く関わるため、より高度で幅広い技術力をスキルとして有している必要があると思います。私は技術者としても理解することを諦めず、幅広い知識や経験を糧にして成長していきたいと考えています。そうして専門性を高めていき、将来はより技術的な視点から顧客に提言し、システムの実施までのソリューションを行うシステムコンサルタントの業務を行いたいと思っています。さらに経験を積むことで、プロジェクト全体を管理し成功へと導くプロジェクトマネージャーにもなれるようなキャリアアップを実現したいです。 内定者ES: 23卒 野村総合研究所(NRI)(エンジニア) Q 自己PRとしてキャッチフレーズをつけて教えてください 「寄り添い一緒に走れる名軍師」 学⽣時代部⻑を務めた際、困っている⼈や集団での発⾔が得意ではない⼈に対して、⾃分と2⼈のときに気楽に話してくれるようになるまで⾃分からコミュニケーションを積極的に取り、和やかな雰囲気を⽇頃から⽣み出すことを⼼がけた結果、何か起こったときに⾃分の所に話しかけてくれるようになりました。 チームで協⼒するためにたった⼀⼈の意⾒にも⽿を傾けて、寄り添って協働できる強みは貴社に⼤いに貢献できると考えます。 選考通過者ES: 22卒 テレビ西日本(総合職)

2024.03.22