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【例文7選】就活生必見!「評価されるガクチカ」が書ける4STEP

「どんなガクチカを書けば良いのかわからない・・・」 「ガクチカって何から考えれば良いんだろう?」   このように、ガクチカ作成でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか?中には、自分にアピールできるガクチカなんてないと不安に感じている就活生もいるかと思います。   そこで本記事ではどんな就活生でも評価されるガクチカが書ける4STEPをご紹介します。学業や部活、サークルやアルバイト、インターンシップなどを題材にした例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ ガクチカでは「自社へ貢献できる能力があること」「その能力を引き出せるモチベーションの源泉を把握していること」をチェックされている ガクチカでは「再現性の有無」「業務で活かせる学びの有無」などを見られている 「高校以前のエピソード」「実績が伴わないエピソード」は避けるのが無難 就活の選考でガクチカを聞かれる理由 ガクチカを作成するにあたってはなぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのかの意図を把握しておくとより効果的なアプローチが期待できますので、ここで簡単に見ておきましょう。 何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため 企業はガクチカを聞くことでその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ろうとしています。   一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となりますが、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。   成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となります。ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。   またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。   ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。   自社が求める人物像とマッチするかを確認するため 企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。   思考力については物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。   またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。   なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。   就活におけるガクチカの評価基準とは? 実際にガクチカを書く際には「どういった点を評価されるのか」を意識しながら書くだけでよりアピールに繋がりやすくなります。そこでここではガクチカの評価基準についてもお伝えしたいと思います。 エピソードに再現性があるか ここでいう再現性は、"ガクチカに書いた経験をその企業に入社してからも活かせるか"を指しています。   学生時代にどんなに素晴らしい経験をしていても、どんなに大きな成果を上げていても、そこからの学びや培った能力を業務で活かせなければ企業にとってはメリットを感じられません。   そのためガクチカでは成果よりもプロセスを重要視し、企業に合った強みをアピールすることが重要なのです。   企業で活かせる学びを得ているか こちらも当然といえば当然ですが、どんなに素敵な強みを持っていても、どんなに良い学びを得ていても、その企業で活かせるものでなければ強みアピールには繋がりません。   ガクチカにおいては「その経験から得られた学びが、志望企業の仕事内容で活かせるものであること」を示す必要があるのです。   「どのように取り組んだのか」「どのような課題や目標があったのか」「それに対してどう改善したのか」を重点的にチェックされていますので、この点には必ず触れるようにしましょう。   ガクチカではどういったことに対しても自責で捉え、自らのアクションによって改善していこうとする姿勢を見せることでスタンス面での評価を受けやすくなり、今後伸びしろに期待してもらえる効果も見込めます。   「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」を示せているか ガクチカでは特に「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」の3点をアピールするのが重要です。   思考力についてはロジカルシンキングが備わっていることをアピールすることで、商材を売ったりアイデアを出したりといった業務全般に必要な能力がどの程度あるかを企業に把握してもらう効果が期待できます。   モチベーションの源泉については、自分がその取り組みの中で何に対して意欲ややりがいを感じたのかが伝わるように書くことで、自分の適性がどういった業務にあるのかを企業に把握してもらいやすくなります。   そして企業は自社が求める人物像により近い人材を採用したいと考えているため、その人の性格や価値観が企業の社風やビジネスモデルに沿っているかを把握しやすいよう、ガクチカにおいては人柄についても触れておくのが望ましいです。   「評価されるガクチカ」が書ける4STEP さて、ガクチカの評価基準について把握できたところで、ここからは実際にガクチカを書くための4STEPを見ていきましょう。ぜひ下記の内容に沿ってガクチカを作成してみてください。 学生時代の取り組みを振り返る まずは学生時代の取り組みについて振り返ってみましょう。学生時代に取り組んだことをまずは複数洗い出し、そこから応募企業に併せてエピソードを絞り込むのがセオリーです。   下記の活動を念頭に振り返ってみると思い出しやすいかと思いますので、それぞれの項目について振り返ってみましょう。   ■学業 メリット:成績など客観的に図れる指標でアピールすることができる 注意点:個人単位での努力になるため、チームワークを重んじる企業の場合にはグループワークやグループディスカッションがあった授業について触れるなどが効果的 ■部活動 メリット:心身のタフさをアピールしやすい 注意点:大会や練習などエピソードが他の就活生と被りやすいため、自分ならではの強みを発揮したエピソードを探すのがベター ■サークル活動 メリット:興味がある分野について明確に伝えやすい 注意点:好きなことだから頑張れたのではないかと捉えられやすいため、ぶつかった課題と、それをどう乗り越えたかを明記する ■アルバイト メリット:業務経験について伝えられるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい 注意点:当たり前のエピソードを伝えてもアピールにならないため、主体性があることをアピールできるエピソードを用意するのがベター。また顧客情報やマニュアルの内容、原価などの守秘義務のある情報は伝えないよう留意が必要 ■ゼミ活動 メリット:専門知識が必要なレベルの内容に取り組めることをアピールしやすい 注意点:専門用語が出てくると採用担当者が理解できない可能性があるため、わかりやすい言葉に置き換えたり詳しく説明するのが大切 ■長期インターン メリット:社員と近い業務内容について話せるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい 注意点:エピソードに出てくるインターン先以外の企業の選考を受ける場合、なぜその企業に入社しないのかを疑問に思われる可能性があるため、インターン先と比較した応募先企業の魅力をアピールするのがベター ■留学 メリット:言葉や文化の違いなどの高い壁にぶつかりやすく、困難を乗り越えた経験をアピールしやすい 注意点:語学力を培ったことのみのアピールでは差別化を図りにくいため、「自分ならではの感じたことや学んだこと」「人一倍努力したこと」などを重点的にアピールするのがベター ■習い事 メリット:興味のある分野を伝えることができ、人柄のアピールがしやすい 注意点:人と協力した経験を伝えにくく業務に直結する内容をアピールしにくいため、長く続けられたものやたくさん努力した習い事がある場合には、継続力やストイックさを示せるようエピソードをまとめるのが有効 印象的なエピソードを洗い出す ここまでで学生時代の取り組みをざっくり洗い出すことができたら、次は中でも印象的なエピソードを洗い出してみましょう。   人柄を盛り込みやすいエピソードとしては下記のようなものが該当するため、ぜひこちらを参考にしつつ洗い出しを行ってみてください。   ・具体的な実績が伴った取り組み ・大きな苦労が伴った取り組み ・最も時間を使った取り組み ・役割を任された取り組み ・強い思い入れのあった取り組み ・他の就活生にはないような珍しい取り組み 企業に合ったエピソードを選ぶ 印象的なエピソードを絞り込むことができたら、次は志望企業の特徴に合ったエピソード、あるいは自分がその企業が求める人物像に近いことをアピールしやすいエピソードを絞り込んでみましょう。   企業の方向性に沿ったエピソードを洗い出すことができれば、学生時代の取り組みの中で培った学びやスキルを入社後も活かして働いてくれるだろうという、再現性の高さを示すことが可能です。   たとえば社風や仕事内容、企業理念や経営理念をもとにエピソードを絞り込むと良いでしょう。ぜひ下記のヒントをもとに考えてみましょう。   【社風でエピソードを絞り込む場合の例】 ■実力主義の企業  └仕事量の多さや働くうえでの目標や軸が明確な人が多い   →学業や長期インターンでの経験など、"明確な数値で実績を示せる経験"の親和性が高い ■風通しが良い企業  └社員数が少なく経営層との距離が近い   →上下間の距離が近いアルバイトやサークル活動でのエピソードの親和性が高い ■若手が活躍しやすい企業  └若手社員の裁量権が大きくチャレンジングな人材を求める傾向がある   →留学経験や起業経験などの親和性が高い 【業務内容に合うエピソードを絞り込む場合の例】 ■営業系 └組織の売上に貢献するための商材の販売や契約がメイン  →コミュニケーション能力、ロジカルシンキング、継続力、提案力、主体性などをアピールできるエピソードの親和性が高い ■事務・管理系  └労働環境の整備や組織運営を円滑に進めるための事務作業がメイン   →協調性や柔軟性、主体性、継続力のほか、陰で支えられる強みをアピールできるエピソードの親和性が高い ■企画系  └細部まで情報を集めて分析、課題を明確にしてアクションを起こすことが求められる   →情報収集能力、分析力、継続力、主体性、行動力、アイデア力を発揮したエピソードの親和性が高い ■技術・研究系  └アイデアの具現化や品質の担保のための管理がメイン   →ロジカルシンキング、計画力などを発揮したエピソードの親和性が高い ■販売・サービス系 └商材の販売や提供がメイン  →傾聴力、忍耐力、柔軟性のほか、相手の立場になって考えられる能力を発揮できたエピソードの親和性が高い ■クリエイティブ系 └様々な媒体においてアイデアを出し、形にして世に出すことがメイン  →アイデア力、計画力、継続力、情報収集能力、知的好奇心などを発揮したエピソードの親和性が高い フレームワークに当てはめてガクチカを作成する 取り上げるエピソードを一つ選ぶことができたら、最後にそのエピソードを下記のフレームワークに当てはめながら文章を組んでいきましょう。 ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。 合わせて読みたい ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】 ガクチカのフレームに合わせてどんなことを書けば良いのか、ガクチカが思いつかないときにどうしたらよいのか、書き方と考え方のヒントも掲載しています。 就活で使える!項目別ガクチカ回答例7選 では、実際にはどのようにガクチカを書いていけば良いのでしょうか?ここからはガクチカの例文を項目別にご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。   学業にまつわるガクチカ 私は高校時代、良い成績を維持し続けるために学業に励みました。中学時代、第一志望の公立高校への受験に失敗し私立高校に通うことになりました。   両親は励ましてくれましたが、塾や教材の費用を惜しみなくかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そこで私は指定校推薦枠を獲得して着実に大学受験を成功させたいと考えました。   授業に集中できるよう3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みにその日の宿題を全て終わらせ、放課後はその日の復習ノートを必ずつけることを徹底しました。   体力面やメンタル面において辛いこともありましたが、両親に喜んで欲しいという想いや同級生に負けたくないという気持ちから踏ん張ることができました。   結果、私は学年TOP10%の順位を維持することができ、無事第一志望校に合格できました。この経験から私は、何事も自責で捉え自らアクションを起こすことで成果に繋がることを学びました。   入社後はどのような課題においても自ら行動を起こせる要因が見つかるまで分析し、成果が出るまで尽力し続けたいと思います。   ゼミにまつわるガクチカ 私が学生生活の中で最も力を入れたのはゼミ活動です。私が所属していたゼミの教授は意見交換を重要視していたため、討論を主体にしたゼミ活動が進んでいました。   しかし、日々同じような議論を繰り返していることが課題として話に上がり、その原因は毎度議論の内容を記録していないことにあることがわかりました。   そこで私は自ら記録係を務め、結果として過去の討論内容を振り返られるようになったことに加え、議論の内容をその場で客観的にまとめられるようにもなりました。   記録係を設けるアイディアは教授と他のゼミ生にも高く評価してもらえ、現在は交代制で記録係を担当しています。私はこの経験から、些細なことでも自発的に行動を起こし、周囲を巻き込むことで状況を改善できることを学びました。   入社後も些細な課題を人任せにせず、自分がその時できるベストな行動を考え、率先して働きかけていきたいと思います。   部活動にまつわるガクチカ 私はテニス部の活動に力を入れておりました。   私が入部した当初は顧問がテニス経験者でないこともあってかなり弱いチームでしたが、入部から一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進めるまでに成長することができました。   そのテニス部は一つ上の代の先輩が少なく廃部寸前の状態だったこともあり、私は元々テニス経験者ということで一年生で部長に選出されたのですが、コーチもいない中で何から着手すべきかわからない状態でした。   そこで私は昔通っていたテニススクールの先生に連絡を取ってアドバイスを仰いだうえでテニス教則本を購入して情報収集をし、練習メニューを組んで顧問に提案しました。   さらに県大会で3位以内に入るということを目標として掲げ、新たな練習を開始しました。結果メンバーの目的意識とモチベーションが高まり、3位入賞は叶いませんでしたが、一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進むことができました。   この経験から、どんな逆境に立たされていても工夫と継続によって成果はついてくるということを学びました。入社後は課題に対する方法を模索し続け、組織の売上やモチベーションの向上に貢献したいと思います。   サークル活動にまつわるガクチカ 私は合唱サークルの活動に力を入れました。サークルでは副リーダーとして、リーダーやメンバーをサポートすることで組織を動かす能力を培えたと感じております。   私が所属していたサークルは当時、合唱コンクールに出場できる機会が年に一度しかなく、コンクールの日程が近づいてくるまでは活動がルーズになってしまう傾向がありました。   一部のメンバーからも不満が出ており、なんとかして合唱コンクール以外にも発表の場を増やせないかという話になりました。   そこで私はリーダーやメンバー、サークル外の友人のつてをたどるなどして、商業施設や学校などに複数問い合わせ交渉する役を買って出ました。   周りのメンバーも関係各所に連絡するのを手伝ってくれたこともあり、結果、発表の場を年4回まで増やすことができ、一年を通してメンバーが熱心に練習に励めるようになり、コンクールでの評価も高まりました。   この経験から私は、周りの人の力を借りながら協力してアクションを起こすことで成功に導けることを学びました。   入社後も周りの人と協力することの大切さを念頭に置き、協調しながら自分がその時できるベストな行動を起こしていきたいと思います。   アルバイトにまつわるガクチカ 私は学生時代、アルバイト先のカフェの集客に力を注ぎました。当時、そのカフェが集客で伸び悩んでいたのですが、その原因として20代のユーザーにアプローチできていないことが挙げられました。   そのお店はアルバイトでお世話になる前から通っていた思い入れの強いお店だったということもあり、何か自分にできることはないかと考え、周りの友人十数名にヒアリングを実施し、どのようにしてカフェを探しているかを探りました。   すると、全体の8割がインスタグラムやTikTokなどのSNSでお店を探していることがわかり、私はお店にSNSマーケティングの実施を提案しました。   結果、SNS運用を始めて4ヶ月経つ頃には新規顧客を前年比で25%増加させることができました。   私はこの経験から、困難にぶつかった時には自分たちでアクションを起こせる要因が明確になるまでリサーチを続け、着実に行動を起こしていくことの大切さを学びました。   入社後の業務にもこの学びを活かし、自らの行動によって改善に持っていけるよう尽力したいと思います。   長期インターンシップにまつわるガクチカ 私はインターンシップでの業務において、求められた以上の価値を提供できるよう力を入れて参りました。   昨年Webマーケティングを行うインターンシップに参加した際、「本当はこれだけの記事数を執筆してもらいたいところだけど負担が大きいからその3分の2の量で良い」と指示されたのですが、私は本来必要とされている量をこなさなければ真の価値提供に繋がらないと考え、指示された1.5倍の記事数を執筆できるようスケジュールを立てました。   質を落とさずに量をこなせるよう基本的な効率UP施策を実施しつつ、フィードバック内容の記録管理シートを作成してそれを定期的に振り返り、同じフィードバックを二度受けないよう工夫しました。   結果、期限ギリギリにはなってしまいましたが本来必要とされていただけの記事数を納めることができました。社員の方からは、私の行動が自然と周りのインターン生の士気を高めることにも繋がったとお褒めの言葉をいただくこともできました。   御社に入社できた際には、求められた以上の価値を発揮して部署全体の生産性を高められるよう努めて参ります。   留学にまつわるガクチカ 私は半年間のカナダ留学において、現地学生と共同での日本とカナダの文化にまつわるプレゼンに力を入れました。   準備を進めていく中で、皆無意識に同じ母国同士の学生で集まってしまう傾向があることに気づき、私は一緒に準備を行う学生を明確なグループに分けて、互いの国の文化について理解を深めやすい環境を作ろうと提案しました。   結果、互いの国の文化の深層部分に焦点を当てたプレゼンを行うことができました。この経験から私は、周りの人と協力し複数の観点をもとにした取り組みを行うことで、より大きな成果に繋げられることを学びました。   入社後はこの経験を活かし、周りの人と協力しながらより高い成果や目標に向かって貢献していきたいと思います。 就活でガクチカを作成する際の注意点 ちなみに、就活のガクチカを作成する際には注意していただきたい点がありますので、最後に軽くチェックしておきましょう。 高校以前のエピソードは避ける よっぽど強いエピソードでない限り、ガクチカにおいては高校以前のエピソードは避けるのが無難です。というのも「大学時代は取り立てて何もしていないのだろうか」と捉えられかねないためです。   高校以前のエピソードを伝えたい場合には、大学時代のエピソードについて話したうえで、追加で求められた際に話すのがベターといえます。   ただし、中学時代以前のエピソードは古すぎてしまうため、自分から率先して話さないようにしましょう。   趣味などの実績を伴わないエピソードは避ける 趣味に励んだ話など、明確な実績を伴わないエピソードも避けるのが無難です。趣味はあくまで娯楽であって社会人としての業務に活かせるものではないと考える採用担当者も少なくありません。   「全国大会への出場」「集客の前年比20%UP」といった明確な実績や数値で示せる成果が伴っているエピソードを用いるのが、ガクチカで評価を受けるコツです。   誇張し過ぎた表現は避ける 自分のガクチカに自信がないからと内容を誇張したり嘘に近い内容を盛り込んでしまう就活生もいますが、これも避けるようにしましょう。   採用担当者は就活生の話し方や表情から誇張していることや嘘をついていることを簡単に見抜きます。たとえうまく話せたとしても、さらに深く質問されるとボロが出てしまうリスクがあり、得策とはいえません。   ガクチカは周りの就活生と比較して目立つものである必要はありません。自分が心から頑張ったと思えることなのであれば、自分のガクチカに自信を持ち胸を張って伝えるようにしましょう。

2024.03.22