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【転職】製造業の志望動機例文を紹介!製造未経験が作成するコツとは
目次
製造業は専門職でない限り、未経験でも比較的挑戦しやすい業界だといえます。
そのため、書類選考や面接で通過しないと悩んでいる場合は、志望動機や自己PRといった基本的な質問を見直してみることが大切です。
そこで本記事では、製造業の志望動機について、採用担当者が見ているポイントや、職種別の例文などを紹介します。
採用担当者が魅力に感じる志望動機にし、選考通過率を高めるためにも参考にしてください。
この記事でわかること
- 転職における製造業の志望動機では製造業を志望している理由、その企業を志望する理由、希望する職種にマッチしているかどうかを見られる
- 製造業における志望動機のNGポイントには「製造業全体の志望動機になっている」「入社後の活躍がイメージできない」などが挙げられる
- 製造業未経験者が志望動機を作成するには「製造業に関係する経験・スキルの洗い出し」「志望企業ならではの強みや特徴を探す」ことなどがコツ
「仕事の悩みを誰かに相談したい」「選考対策の進め方がわからない」という方へ
第二新卒エージェントneoは第二新卒に特化した転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」「選考対策のやり方がよくわからない」といった関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
転職における製造業の志望動機で見られる3つのポイント
製造業の志望動機を考える場合、採用担当者は応募者の志望動機をどのような観点で確認しているのかを事前に知っておくことが大切です。
そうすることで、企業目線に立った志望動機を考えられ、採用担当者の印象に残りやすい志望動機を考えられます。
転職における製造業の志望動機で見られる3つのポイントは、以下の通りです。
なぜ製造業を志望しているのか
未経験で製造業に挑戦する場合、数ある業界の中でなぜ製造業なのかを採用担当者は確認します。
というのも、製造業に対する思いを知ることで、製造業で長期的に活躍できる人材であるかを判断できるからです。
たとえば、「自分がものづくりに関わることで社会貢献したい」「製品を通じて人々の暮らしを豊かにしたい」といった製造業に対する思いがあったとします。
この場合、仕事で失敗したり挫折したりしたとしても「製造業を通じて人々の役に立ちたい」という強い気持ちがあるため、根気強く前向きに仕事に取り組めるでしょう。
未経験で製造業を目指す際は製造業に対する思いを具体的に伝えられると長期の活躍が期待され、採用を前向きに検討してもらいやすくなります。
なぜ自社を志望しているのか
志望動機では、製造業に対する思いだけでなく、志望企業を選んだ動機も重要な要素です。
たとえば、製造業といっても自動車・食品・電子機器・化学など、分野だけをみても多岐にわたります。このような多彩な製造業の中で、志望企業を選んだ理由をしっかり伝えられるかが合否を分けます。
企業の志望動機例は、以下の通りです。
企業が持つ技術力や製品に魅力を感じた
グローバル展開や新規分野への挑戦に共感した
社風や働き方が自分に合っていると感じた
志望動機を作成する際は志望企業ならではの強みを理解し、自身の志向と結びつけながら伝えることで、志望動機の説得力が増します。
希望する職種にマッチしている人材であるか
製造業の志望動機では、業界や企業に対する志望動機だけでなく、希望している職種と自身がマッチしていることも伝えることが大切です。
たとえば、製造業には設計や品質管理、商品企画など幅広い職種があります。そして、それぞれに求められるスキルや適性は異なり、求められる人材像が変わります。
職種に応じて求められる人材像の例は、以下の通りです。
生産管理:数字やデータをもとに物事を判断できる人材
品質管理:細部にまで注意を払える人材
工場事務:事務処理スキルや正確性を持った人材
商品企画:市場や顧客ニーズを分析できる人材
希望している職種がなぜ自分自身に合っているのかを志望動機で伝えられると、採用担当者に入社後の活躍イメージを想像してもらいやすくなります。
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職種別!未経験ならではの製造業の志望動機例文4選
前述した通り、職種に応じて求められる人材像は異なるため、志望動機を考える際は、希望職種に合った内容を考える必要があります。
そこでここでは未経験で製造業への転職を検討している人に向けて、職種別の志望動機例文を4つ紹介します。希望している職種の志望動機例文を参考に、自分だけの内容を考えてみてください。
生産管理
回答例文
製造業は人々の生活を支える業界であり、安定した供給を担う生産管理の仕事に強い意義を感じています。
特に貴社は自動車メーカーとして国内外に広く展開していて、最新の生産システムを導入し、効率化と品質の両立を実現している点に魅力を感じます。このことから貴社のような世界規模の生産現場で、人々の生活を支える一員として携わりたいと考えました。
前職の営業事務では納期調整を中心に、営業・仕入れ・物流など複数部門と連携しながら進行管理を行ってきました。この仕事では、限られたリソースの中で最適なスケジュールを調整し、実行に移す重要性を学びました。
私はこの経験で培った「計画性」と「調整力」を活かし、貴社の安定した生産体制をさらに強固なものにしていきたいと考えております。
生産管理は、製品をスケジュール通りに製造する職種です。
そのため、製造業や生産管理に対する思いを伝えながらも、前職で培った「計画性」「調整力」と関連しながら、自身とマッチした職種であることを伝えています。
品質管理
回答例文
企業の信頼を大きく左右する品質管理の仕事に魅力を感じていることと、前職の経験を活かせる役割だと感じたことから、品質管理部門を志望しました。
貴社の品質管理は、国際規格である「ISO9001」を早くから取得し、国内外の顧客から高い評価を得ていることを企業ホームページで知りました。私は貴社の品質に強いこだわりを持った品質管理部門の一員として、顧客から愛される製品を効果的に生み出していきたいと考えています。
前職のコールセンターでは顧客の声を直接聞き、不具合やクレームの内容を整理・分析し、根本原因の特定や改善提案を行ってきました。小さな違和感を見逃さず、データや事例を積み重ねて改善した経験は、品質管理に求められる「観察力」「分析力」に直結すると考えています。
前職で培った強みを活かし、製品を超え企業の信頼を高められる人材として活躍したいです。
品質管理は企業がこだわりを持ちやすい部門です。たとえば、AIやIoTを活用した検査作業や、ビッグデータの活用などが挙げられます。
そのため、志望企業ならではの品質管理についてきちんと調べ、志望動機に盛り込みましょう。また、前職との経験を交えながら品質管理を志望した理由を伝えていることもポイントの一つです。
工場事務
回答例文
工場事務を志望した理由は、前職の経験を活かし、人々の生活を支える仕事に就きたいと感じたからです。
そして貴社は、食品分野において地域社会の人々の生活を支援しながらも、全国の家庭に向けても安定した食料供給を実施していることを知り、多くの人々の支えになっていると感じました。
前職の経理補助では、日々の業務で膨大な伝票処理やデータ入力を行い、入力の正確性とスピードを両立させることを徹底していました。また周囲との連携や報告のタイミングも意識し、スムーズな業務運営を支えることを心掛けてきました。
こうした経理補助の経験を活かし、貴社の食料供給を事務面から支え、全国の人々がこれからも貴社の食品を食べ続けられるような環境作りに貢献したいと考えています。
この例文では、工場事務の志望理由として 「人々の生活を支える仕事に就きたい」と伝えています。
特に食料品分野は、人々の生活や健康に直結する分野であるため、そのことをしっかりと意識できているかが選考で問われる傾向にあります。
また事務職としてどのように活躍できるのかも、前職の経験をもとに、きちんとアピールすることが大切です。
商品企画
回答例文
製造業の商品企画を志望している理由は、自身で生み出した製品で人々の暮らしをより良くしたいからです。
そして貴社のような機能性とデザイン性を備えていて、人々の生活に新しい価値を提供できる革新的な製品を生み出したいと感じています。
前職では販売職として現場で顧客の声を直接伺い、売れ筋商品の分析や改善要望の収集をして商品の改善などに貢献してきました。
貴社では販売職で培った「顧客分析」「市場調査による洞察力」を活かし、顧客ニーズを的確に把握した商品づくりを通じて、貴社の市場拡大に貢献したいと考えています。
商品企画は、顧客ニーズや市場動向などを理解する力が求められるため、これまでに顧客への理解を深めた経験などを志望動機に繋げましょう。
また企業ならではの志望動機にするためにも、 志望企業が商品開発で意識している部分の理解も深めることが大切です。
マイナス評価に繋がる!製造業における志望動機のNG例文3選
製造業の選考に通過しないと悩んでいる場合は、マイナス評価に繋がる志望動機になっていないかを確認してみましょう。
ここでは製造業における志望動機のNG例文を3つ紹介するので、自身の志望動機に当てはまる特徴がないか確認してみてください。
製造業における志望動機のNG例文は、以下の通りです。
製造業全体の志望動機になっている
入社後の活躍がイメージできない
待遇面が志望動機になっている
製造業全体の志望動機になっている
回答例文
私は世界から評価されている日本のものづくりの高い技術力に憧れて、製造業を志望しました。
幼い頃から機械などの製品に触れることが好きで、将来的には日本のものづくりに携わる仕事がしたいと考えていました。
そのため、貴社のような製造業で活躍している企業で現場経験を積み、ゆくゆくは日本の技術力を活かした世界から認められる製品の開発に携わりたいと考えています。
この例文は志望企業について一切触れておらず、製造業そのものだけの思いを伝えています。そのため、採用担当者に熱意が伝わりにくく、「自社である必要がない」とマイナスの評価に繋がってしまう可能性が高いです。
志望動機を考える際は、志望企業の特徴や製品の強みといった具体的な魅力を盛り込みましょう。
入社後の活躍がイメージできない
回答例文
貴社に入社することで、私自身のスキルをさらに向上させられ、人として大きく成長できると思い、志望しました。
これまでは販売職という製造業とは関係のない分野で活躍していました。
しかし、あえて新しい環境に飛び込むことで専門知識を広げ、将来的には製造においての専門業務に携わりたいと考えています。
貴社の求人広告には、研修制度や資格の取得支援が充実していると書かれていたため、まずは一日でも早く仕事を覚え、自身の成長に力を入れていく所存です。
この例文では「挑戦する姿勢」「成長意欲」をアピールしていますが、会社にどう貢献できるかが伝わりません。
このような志望動機にしないためにも、過去の経験を踏まえて、入社後の具体的な役割や貢献の仕方を伝えられるようにしましょう。
待遇面が志望動機になっている
回答例文
貴社を志望した理由は、安定した経営基盤と福利厚生に魅力を感じたためです。
というのも、次に転職する先では長期的に安心して働きたいと考えているからです。そのため、貴社の労働環境は、結婚や将来の生活を考えたときに安心材料になると感じました。
また休日や勤務体系が整っていることから、プライベートと仕事の両立ができる点も魅力だと考えています。
この例文では「安定」「福利厚生」など待遇面しか語っておらず、仕事への意欲が見えません。
説得力のある志望動機にするためにも、待遇などについては触れず、製造業への思いや職場環境などから軸となる動機を探してみましょう。
思いつかない人必見!製造業未経験が志望動機を作成する3つのコツ
製造業は「モノづくり」を支える重要な業界であり、様々なやりがいがあります。しかし、未経験からの転職では、志望動機の軸で悩む人も多いでしょう。
そのような人はいくつかのコツを押さえることで、説得力のある志望動機を作成できるようになります。製造業未経験が志望動機を作成する3つのコツは、以下の通りです。
製造業に関係する自身の経験やスキル洗い出す
製造業の志望動機が思い当たらないのであれば、これまでの仕事で培ってきたスキルや経験の中から志望動機を探してみましょう。
たとえば販売職でマニュアルを遵守して働いていた経験は安全規則が徹底される製造現場に通じる意識であり、志望動機に繋げられるかもしれません。
またパソコンスキルがあれば、品質管理や生産計画のデータ処理に結びつけ志望動機を考えられる可能性もあるでしょう。
このように自身の経験を「製造業にどう結びつけられるか」という視点で整理することで、違った視点から志望動機を考えられます。
志望企業ならではの強みや特徴を探す
志望動機で大切なのは、「なぜその企業で働きたいのか」を明確にすることです。
たとえば、最新のロボット技術を導入している企業なら、「最先端の技術を導入している現場で、製造業を牽引していきたい」という自身を志望動機の軸にできます。
企業の強みや特徴は志望動機に繋げられるため、自分自身の考え方とマッチしている企業の強みなどを探してみましょう。
企業ならではの強みや特徴を探す方法には、次のような方法が挙げられます。
求人票の「企業の特徴」を参考にする
企業ホームページから「代表の言葉」を確認する
IR資料やニュースリリースから情報を拾う
製造業に強い転職エージェントに手伝ってもらう
未経験で製造業を目指す場合、自分自身で企業研究や志望動機を作るには限界があります。そのため、製造業に強い転職エージェントに志望動機を手伝ってもらいましょう。
転職エージェントは、企業が求める人物像や製造業でアピールできるスキルなどを熟知しているため、採用担当者の印象に残りやすい志望動機を一緒に考えてくれます。
製造業に志望動機を魅力的に作成してくれるおすすめの転職エージェントは、こちらで詳しく解説しています。
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まとめ
転職で製造業の選考を突破するためには、採用担当者の印象に残る志望動機を考える必要があります。また製造業には様々な職種があるため、職種に応じて求められる人物像が異なることには注意が必要です。
そのため、製造業の志望動機を考える際は、自身が希望している職種についての理解を深めたうえで、職種に合った内容を意識しましょう。
これから志望動機を作成する場合は、本記事で紹介した例文などを参考にしつつ、製造業に強い転職エージェントに相談して、転職のプロにサポートしてもらいましょう。
「仕事の悩みを誰かに相談したい」「選考対策の進め方がわからない」という方へ
第二新卒エージェントneoは第二新卒に特化した転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」「選考対策のやり方がよくわからない」といった関する一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみても良いかもしれません。
この記事を書いた人

キャリアトラス編集部
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