【転職】飲食業界の志望動機例文8選!未経験だからこそ聞かれる質問とは

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転職で未経験から飲食業界を目指す場合、どのような志望動機にすればいいのか、疑問を感じる人もいるかと思います。

結論からいうと、飲食業界で目指す職種を明確にし、これまでの経験をその職種でどのように活かすのかをアピールできる志望動機にすることが大切です。

そこで本記事では、飲食業界への転職を検討している人に向けて、志望動機の例文や、志望動機を作成する際のコツなどを元転職アドバイザーが解説します。

未経験で転職する場合、志望動機が合否を左右するケースも多いため、選考通過率を高めるためにも参考にしてください。

この記事でわかること

  • 飲食業界の志望動機では長期的に活躍してくれるか、志望度は高いか、自社が求める人材像と近いかを見られている
  • 魅力的な飲食業界の志望動機の作成には志望企業ならではの特徴や強みの洗い出し、目指す職種の明確化、飲食業界に強い転職エージェントにサポートしてもらうことがポイント

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飲食業界の志望動機で見られている3つのポイント

飲食業界の面接では「なぜこの仕事を選んだのか」だけでなく、「入社後どのように活躍してくれるのか」なども見られます。

そのため、志望動機を考える際は、採用担当者が確認しているポイントを事前に押さえておくことが大切です。飲食業界の志望動機で見られている3つのポイントは、以下の通りです。

長期的に活躍してくれるか

飲食業界は、離職率が高いといわれる業界の一つです。そのため、採用担当者は「この応募者は長期的に活躍してくれるか」という視点で志望動機を確認しています。

たとえば、「接客が好きで、人と関わる仕事を今後も続けていきたい」「将来的に店舗運営に携わりたい」など、中長期的なキャリアプランを具体的に伝えることで、採用担当者に安心感を与えられます。

「食に興味があるから」という理由だけでなく、仕事を通じてどのように成長していきたいのかなど長期的な目線で志望動機を考えることが大切です。

志望度は高いか

飲食業界には、多くの企業があります。そのため、多くの企業がある中で「なぜ自社を選んだのか」を採用担当者は確認しています。

たとえば、「これまでに接客業をしていて、飲食業界でも接客業を活かせるから」という志望動機の場合、自社への志望度が低いと判断されてしまう可能性が高いです。

一方で「貴社は地域密着型でリピーターのお客様が多く、お客様一人ひとりに食という価値を届けていることに魅力を感じています」と具体的に伝えると、志望の熱意は伝わります。

このように志望企業ならではの理念や店舗の特徴を交えながら自分の価値観や働き方と結び付けて話すことが、志望度の高さをアピールするようにしましょう。

自社が求める人材像と近いか

飲食業界といっても、企業ごとに大切にしている価値観や求める人物像は異なります。

たとえば、「チームワークを重視している会社」もあれば、「スピード感のある対応を大切にしている会社」もあるなどです。

そのため応募先企業の求人情報やホームページをしっかりと確認し、自分自身の強みと照らし合わせながら志望動機に盛り込むアピールポイントを探してみましょう。

企業の価値観や求める人物像がわかる主な情報源は、以下の通りです。

求人情報
活躍している社員のインタビュー記事
代表取締役の挨拶
企業のSNSアカウント

また、志望動機の書き方について不安を感じている人は、こちらの記事で志望動機の書き方について詳しく解説しています。

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志望動機別!飲食業界の回答例文5選

飲食業界の志望動機の書き方がわからない場合、志望動機の例文を確認することが大切です。

というのも、例文を確認することで、どのような流れで、どのような内容を書けばいいのか理解を深められるからです。

ここでは飲食業界の例文を5つの志望動機別で紹介します。自分自身の志望動機に近い例文があれば、参考にしてください。

食への興味・関心があるから

回答例文

私は食への興味・関心から、飲食業界を志望しています。

前職では営業職として法人顧客を担当していて、相手の要望にしっかり耳を傾けたうえで提案を行い、信頼関係を築いてきました。

その結果、顧客から感謝される機会が増え、人から感謝されることに「やりがい」を感じるようになりました。

また食においても日頃から気を遣っており、素材の厳選から調理、食するまでの工程に「楽しさ」を感じます。

このことから、食への興味・関心と前職でのやりがいを同時に満たせる飲食業界に興味を示すようになったのです。

貴社は調理だけでなく、素材にもこだわっていて、地域に密着した店舗運営を行っている点に大きな魅力を感じています。

入社後は前職で培った対人スキルなどを活かしつつ、お客様一人ひとりに安心して食事を楽しんでいただけるように努めます。

飲食業界の志望動機で意識すべきことは、自分の経験や価値観を飲食業界の仕事にどう結び付けられるかです。

今回の例文では「営業で培った対人スキル」や「感謝されることにやりがいを感じた経験」を、飲食業界での接客やサービスに活かせると伝えています。

さらに「素材へのこだわり」といった企業の特徴に触れることで、志望企業を選んだ理由も明確にしています。

アルバイト経験を活かしたいから

回答例文

私は学生時代に飲食店でアルバイトをしていた経験があり、その経験を活かせる仕事をしたいと考え、飲食業界を志望しました。

アルバイト時代にはキッチンとホールの両方を経験していて、最終的にはバイトリーダーとして店舗の時間帯責任者として活動していました。

そのため、飲食店で求められるコミュニケーション能力や衛生管理への意識といった必要なスキルは身に付いていると感じます。

また貴社は季節ごとに新メニューを開発していて、食だけではなく「食を通じた楽しさ」を提供している点に魅力を感じました。

入社後は学生時代のアルバイト経験を活かし、将来的には店舗運営にも携わりたいと考えています。

例文のポイントは、過去の具体的な経験を根拠にして、飲食業界で活躍できる姿をイメージさせていることです。

「キッチンとホールの両方を経験した」「バイトリーダーとして時間帯責任者を務めた」と具体的な実績をアピールしています。

そして最後に「店舗運営に携わりたい」という将来像を語ることで、成長意欲や長期的な貢献への意識も伝えています。

企業理念や店舗のコンセプトに共感したから

回答例文

貴社を志望した理由は、「お客様に心からくつろげる時間を提供する」という貴社の理念に強く共感したからです。

前職では接客業に携わり、常にお客様の表情を観察しながら、求められるサービスを先回りして提供することを心掛けてきました。

その結果、混雑時でもお客様一人ひとりが求めていることにいち早く対応でき、お客様から感謝の言葉をいただいた経験もあります。

そして貴社の理念は、私自身が接客で大切にしている「顧客ファースト」の考え方に似ており、価値観の似ている貴社のもとで働きたいと感じました。

入社後は貴社の理念に従った接客を実践し、来店されたお客様に「また利用したい」と感じていただける空間づくりに貢献します。

この例文のポイントは、「企業理念への共感」と「自分の経験」を結びつけていることです。

単に「理念に共感しました」と伝えるのではなく、「お客様の表情を観察し、先回りして対応する」という前職の経験から、志望企業の理念と重ねてアピールしています。

食を通じて人々に笑顔を届けたいから

回答例文

飲食業界を志望した理由は、「食を通じて人々に笑顔を届けたい」という思いがあるからです。

私は貴社のレストランに訪れた際、素材にこだわった料理を提供している以外にも、温かみのある接客で特別な時間を提供していると感じました。

私はそんな貴社のもとであれば、食を通じて人々を笑顔にできると確信しました。

前職は食品工場に勤めていて、工場で生産した食品を「おいしい」と言って消費者が食べていることを想像することが「やりがい」に繋がっていました。

このような思いから、提供した料理をその場で食べていただける飲食店のような場で、人々に笑顔を直接届けたい、と強く思うようになったのです。

貴社に入社後は、工場で培った協調性や段取り力などを活かし、ホールスタッフとしてお客様一人ひとりに丁寧な対応を行い、一人でも多くのお客様に笑顔を届けたいと考えています。

この例文では、「食を通じて笑顔を届けたい」という思いを、自分の経験と応募先企業の特徴に結びつけています。

食品工場での仕事を通じて「消費者に喜ばれること」にやりがいを感じた経験を伝え、それを飲食業界で「直接お客様に笑顔を届けたい」という志望動機に発展させています。

過去の経験から動機を語り、企業の強みと重ね、最後に自分の強みで貢献する流れができているため、説得力のある志望動機になっているといえるでしょう。

安定した業界でキャリアを積みたいから

回答例文

飲食業界を志望した理由は、安定した業界でキャリアを積みたいからです。

というのも、食は人々の生活に不可欠な行為であり、また人によっては食を「娯楽」と捉えている人もいて、今後も廃れることのない業界だと感じるからです。

そして貴社は全国に多数の店舗を展開していて、地域ごとにお客様のニーズにあったサービスを提供しています。

私はその柔軟なコンセプトと姿勢に魅力を感じ、今後もさらに発展していくと考えています。

また私は営業事務として従事していて、在庫管理など細かい数字を扱う業務はもちろんのこと、顧客の特徴などを分析して営業担当に共有する役割なども担っています。

貴社に入社後は、数字を扱って分析できる力を活かし、お客様が求めている料理やサービスなどを分析し、ゆくゆくは複数店舗の管理を任せられる立場を目指していく所存です。

この例文では、「食は人々の生活に不可欠な行為」「食を娯楽としている人もいる」という2つの観点から、飲食業界の未来について自分の考えを伝えています。

加えて、自身の営業事務での経験も具体的に伝え、入社後は店舗の分析や将来的なマネジメントに活かせると繋げています。

このことから「業界の安定性」だけでなく、入社後に活躍できるイメージを持っていることがプラスに働く可能性の高い志望動機です。

回答例文付き!飲食店の正社員未経験が聞かれやすい質問3選

飲食業界への転職を検討している人の中には、未経験で飲食店を目指している人もいるのではないでしょうか。

もしも正社員で飲食店を目指しているのであれば、飲食の仕事で活かせるスキルや、将来的なキャリアについてきちんと回答できるようにしておく必要があります。

そこでここでは未経験で飲食店の正社員を目指す際に、聞かれやすい質問と例文を3つ紹介します。

「これまでの経験やスキルを飲食でどのように活かせると感じますか?」

回答例文

前職では接客業に従事していて、常にお客様の立場に立った対応を心掛けてきました。

たとえば、混雑時には待ち時間を感じさせないよう声掛けを行ったり、自社の商品を提案する際に不安点がないか都度確認したりしました。

このように、これまで「気配り」や「臨機応変な対応力」を接客業で培ってきたため、ホール業務をする際に、一人ひとりのお客様の立場を考えた立ち回りができると思います。

この例文では、前職で培った「接客スキル」を飲食業でも活かせると具体的に伝えています。また「声掛け」や「不安点がないかの確認」など意識した具体例を添えているため、説得力があります。

そして最後に、これらの経験を飲食店のホール業務に応用し「お客様の立場を考えた対応ができる」と結論づけることで、質問の意図にしっかり答えています。

「将来的にどのようなキャリアを目指していますか?」

回答例文

将来的には店舗の運営に携わり、スタッフが安心して働ける環境を整えながら、お客様に選ばれる店づくりを目指したいです。

現在は接客業に従事していて、混雑時でも笑顔を忘れず、スタッフやお客様から「○○さんがいると安心できる」と言ってもらえる存在として売り場に立っています。

貴社に入社後は、ホールや厨房問わず店舗業務全体を経験し、いずれは店長職として現場をまとめ、接客・オペレーションの両面から店舗の成長に貢献していきたいです。

この例文は、将来のキャリア像を具体的に描きつつも、自身の強みと将来のポジションを結び付けている点がポイントです。

現職での「安心感を与える存在」と評価された具体例を挙げることで、リーダーシップや周囲への配慮がすでに身についていることを伝えています。

そして「ホールも厨房も経験してから店長職を目指す」と結論づけることで、成長の過程を段階的に描き、中長期的な貢献意欲を表現していることがポイントです。

「飲食業界の仕事はどのような仕事だと思いますか?」

回答例文

飲食業界の仕事では、お客様に「食」を通じて喜びを届けると同時に、店舗を円滑に運営することが大切だと感じます。

前職ではアクセサリーショップで接客を担当していたのですが、お店が忙しくなるとスタッフも慌ただしくなり、店舗全体の雰囲気が悪くみえてしまっていた時期がありました。

たとえスタッフの人柄が良かったとしても店舗の雰囲気が悪いと、お客様も心から買い物を楽しめないと私は感じ、店舗の運営スタイルを提案し改善した経験があります。

また飲食店はお客様の滞在時間も長いため、より店舗全体の雰囲気が「顧客満足度」に繋がると感じます。

そのため、貴社に入社後は提供する料理の品質はもちろんのこと、店舗の雰囲気が悪くならないように周囲と連携し、効率的なオペレーションを意識することを心掛けていきます。

この例文では、前職の接客経験から「店舗全体の雰囲気が顧客満足度に直結する」と学んだことを伝えています。

また、実体験をもとにして考えているため、採用担当者も納得しやすい内容だといえるでしょう。

さらに、「飲食店は滞在時間が長いからこそ雰囲気が重要」という分析も付け加えることで、飲食業界の特性を理解していることもアピールしています。

魅力的な飲食業界の志望動機を作成する3つのコツ

飲食業界は人気が高い業界だからこそ、志望動機の内容で「本気度」や「企業との相性」を見極められています。

どの企業にも通じる内容など説得力が弱い志望動機になってしまうと、選考通過率が下がってしまうため、ほかの応募者と差を付ける工夫が必要です。

ここでは魅力的な志望動機を作るための3つのコツを紹介するので、意識すべきポイントを押さえておきましょう。魅力的な飲食業界の志望動機を作成する3つのコツは、以下の通りです。

志望企業ならではの特徴や強みを洗い出す
目指す職種を明確にする
飲食業界に強い転職エージェントに作成をサポートしてもらう

志望企業ならではの特徴や強みを洗い出す

飲食業界の志望動機で大切なことは、志望企業だからこその理由です。ただ「飲食業界で働きたい」と伝えても、採用担当者には響きません。

たとえば、「全国展開しているチェーン店なのか」「地域密着でリピーターを大切にしているのか」などを調べ、自分の価値観やキャリアと結び付けながら話せるようにしましょう。

具体的には、 「地域の人に愛される貴社の姿勢に共感し、私も地元の人から感謝されるような料理を提供していきたい」と、志望企業ならではの特徴を伝えるなどです。

目指す職種を明確にする

飲食業界には、店舗スタッフから営業担当、商品開発など幅広い職種が存在します。また飲食店を志望するにしても、職種は多岐にわたります。

ホールスタッフ
キッチンスタッフ
店長・副店長
スーパーバイザー
エリアマネージャー候補

そのため、漠然と「飲食業界で働きたい」と伝えるのではなく、自分がどの職種で活躍したいのかを明確にすることも重要です。

具体的な方向性を伝えられると、採用担当者も「長期的な活躍を視野に入れている」と感じやすくなります。

採用担当者は将来のキャリアも考えたうえで採用を検討するため、将来的なキャリアを言語化して伝えられるようにしておきましょう。

飲食業界に強い転職エージェントに作成をサポートしてもらう

飲食業界未経験の場合、自分一人で志望動機を考えると、ありきたりな文章になってしまいがちです。

そこで飲食業界に強い転職エージェントを利用し、転職の専門家に作成をサポートしてもらうことが大切です。

飲食業界に詳しいアドバイザーであれば、応募先企業が重視しているポイントや、過去の合格事例などを踏まえたうえでアドバイスをしてくれます。

また添削サポートを受けることで文章の説得力も増すため、選考の通過率を高められます。

「自分の経験をどう飲食業界に結び付ければいいのか分からない」など、志望動機に悩んでいる人は、転職のプロに相談してみましょう。

飲食業界に強いおすすめの転職エージェントは、こちらで詳しく解説しています。

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飲食業界に強いおすすめの転職エージェント15選。条件別でも紹介

まとめ

飲食業界の志望動機に迷った際は、志望動機の例文を確認することで、どのような流れで志望動機を作成すべきなのかを理解できます。

そのため、本記事を参考に、自分だけの志望動機を考えてみてください。また、自分だけでは志望動機を作成できない場合は、飲食業界に強い転職サービスを活用し、作成をサポートしてもらうことが大切です。

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第二新卒エージェントneoは第二新卒に特化した転職支援サービスです。「仕事が辛いけど転職してもいいのかな?」「転職に不慣れでどうやって選考対策をすれば良いかわからない」など一人ひとりのお悩みに寄り添います。今の悩みをだれに相談したら良いかわからないと感じている方は、キャリアアドバイザーに相談してみてください。

この記事を書いた人

就・転職ライター

キャリアトラス編集部

キャリアトラス編集部は、就活・転職活動にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。あなたの「知りたい」に寄り添い、一人ひとり異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなる情報を提供していきます。本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。

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