保育士の退職金はどのくらい?もらえる時期や条件について解説

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本記事では、保育士の退職金について詳しく解説しています。

公立と私立保育園の違い、支給条件、計算方法、相場だけでなく、転職時の注意点や退職金制度のある園の探し方まで、保育士のキャリアプランに役立つ情報をご紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 保育士の退職金は、公立と私立で導入されている制度も金額も異なる
  • 条件によっては受け取ることができない場合もあるため要注意
  • 退職金制度が充実した保育園を探す場合は、保育士向け転職サービスを利用することもおすすめ

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保育士の退職金制度とは

保育士の退職金制度は、勤務先によって大きく異なります。

公立保育園と私立保育園では制度が異なるため、それぞれの特徴を理解することが重要です。

公立保育園の退職金

公立保育園で働く正規職員の保育士は、地方公務員と同等の待遇を受けることが可能です。

『総務省「地方公務員の退職手当制度について」』によると、退職金は、基本的に以下の計算式で算出されます。

退職手当=基本額(退職日給料月額 × 退職理由別・勤続年数別支給率)+調整額(調整月額のうちその額が多いものから 60 月分の額を合計した額)

基本額は、退職日の俸給月額に退職事由別・勤続期間別支給率を掛けて計算されます。詳しく知りたい方は、総務省の該当ページをご参照ください。

調整額は勤務態様や功績を考慮して加算されるもので、退職金額を大きく左右する要素となります。

たとえば、月額給与が200,000円で自己都合退職の場合、基本額は勤続年数によって以下のように計算が可能です。

  • 勤続1年:200,000 × 0.6 = 120,000
  • 勤続5年:200,000 × 3.0 = 600,000
  • 勤続10年:200,000 × 6.0 = 1,200,000


ただし、これらの金額は基本額のみの概算であり、実際には調整額が上乗せされるため、支給額は増加します。

勤続年数が多くなればなるほど、「勤続期間別支給率」が高くなるため、退職金の金額も増加するでしょう。

また退職金の支給時期は、通常、3月末の年度末退職の場合、翌月の4月中に振り込まれることが多いです。中途退職の場合は、退職後1〜2ヶ月程度で支給されることが一般的です。

公立保育園の保育士として働く場合、安定した退職金を受け取れる制度は魅力の一つといえるでしょう。

私立保育園の退職金

私立保育園の退職金制度は法律で義務付けられていないため、公立保育園とは違い園によって制度の有無や内容が異なります。

私立保育園は「退職金共済」に加入しており、この制度を通じて退職金を支給している場合が多いです。

『独立行政法人福祉医療機構「退職される皆さまへ~福祉医療機構 退職手当共済制度のご案内~」』によると、退職金は、基本的に以下の計算式で算出されます。

退職手当金= 「計算基礎額(退職前6か月の平均本俸月額で決定)」 × 「支給乗率(被共済職員期間(年単位)で決定)」

支給率は勤続年数によって変動し、長く勤めるほど高くなります。

たとえば、基本給が200,000円の保育士が退職する場合、退職金の目安は以下の通りです。

  • 勤続1年:99,180円
  • 勤続5年:495,900円
  • 勤続10年:991,800円


※参照元:『独立行政法人福祉医療機構「退職手当金額早見表」』

独立行政法人福祉医療機構では、退職手当金計算シュミレーションも用意しているため、自分に当てはまる条件を入力するだけで、自動で退職金予想を算出してくれます。

ただし、これらの金額は目安であり、実際の支給額は園の規定や個人の勤務状況によって変わるでしょう。

退職金制度の有無や支給時期などは、就業規則や退職金規程で確認でき、一般的に退職日から1~3ヵ月後に支給されることが多いそうです。

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保育士の退職金制度のチェックポイント

保育士の退職金制度のチェックポイント

保育士の退職金制度を確認する際、特に以下の項目に注意すると良いでしょう。

就業規則の確認

退職金制度の詳細は、各園の就業規則や退職金規程に記載されています。

これらの文書を確認することで、制度の有無や支給時期などの具体的な内容を把握することができるでしょう。

退職金共済への加入状況

先ほどの章でご紹介した通り、多くの私立保育園は退職金共済に加入していて、特に独立行政法人福祉医療機構の退職手当共済制度が広く利用されています。

勤務する園や転職先の園の加入状況を確認することで、退職金の有無や概算額を知ることができるでしょう。

支給条件の確認

退職金の支給条件は園によって異なります。

正社員とパート・アルバイトの違い、最低勤続年数、自己都合退職と会社都合退職の違いなどを確認しましょう。

経営状況の考慮

退職金の有無は園の経営状態によって時には変化することもあります。

制度が導入されていても、経営不振により中止される可能性もあるため、園の経営状況にも注意を払いましょう。

退職金のある保育園の探し方

退職金のある保育園の探し方

退職金制度を持つ転職先を探している保育士の方もいるかもしれません。

以下で3つの方法をご紹介します。

転職サイトの活用

保育士向けの転職サイトを利用することで、退職金制度のある求人を効率的に探すことができます。

ヒトシア保育のようなサイトでは、求人検索の際に「退職金制度あり」という条件で求人を絞り込んだり、福利厚生の情報が詳細に記載されていることが多く、退職金の有無を確認しやすいです。

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転職エージェントへの相談

保育士向けの転職エージェントを利用することも選択肢の一つです。

担当のキャリアアドバイザーに退職金制度のある園を希望していることを伝えれば、条件に合った求人を紹介してもらうことができます

また、園の詳細な情報も得られるため、より適切な判断ができるでしょう。

たとえば、20万人以上の保育士さんが利用している「ヒトシア保育」の場合、一人ひとりの状況に合わせた園探しのお手伝いから履歴書・職務経歴書の書き方や面接についてもアドバイスをもらえます。「自分に合った求人を探して欲しい」「転職活動に不安を感じる・・・」という方は一度チェックしてみると良いでしょう。

社会福祉法人運営の園を探す

多くの社会福祉法人が運営する私立保育園は、退職金共済に加入しています。

そのため、社会福祉法人が運営する園を探すことで、退職金制度のある園を見つけやすくなるでしょう。

社会福祉法人の保育士求人一覧

公立保育園の検討

公立保育園は地方公務員として扱われるため、退職金制度が整備されています。

安定した退職金を希望する場合は、公立保育園への就職も視野に入れると良いでしょう。

保育士の退職金についてまとめ

保育士の退職金は、公立保育園と私立保育園で導入している制度が異なるため、受け取ることができる金額も異なることがわかりました。

退職金がより充実した保育園に転職したいと考えている方は、保育士向けの転職サイトや転職エージェントを活用してみることもおすすめです。

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この記事を書いた人

保育ライター

保育業界専任ライター
ゆいはん

大学時代に様々なテーマでライティング経験を積む。大学卒業後は、メディア事業を行う企業にてコンテンツマーケティングを学び、キャリアトラスでは保育領域の記事作成に従事。
保育士さん一人ひとりのキャリアに向き合い、個々人に合った保育園やお仕事選択を全力でサポートします。保育業界に関わる皆さんの明るい未来への一助になれば幸いです。

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