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20代後半でやるべきこと12選|20代の平均年収や貯蓄額はいくら?

30歳が目前に迫る20代後半。 仕事にも慣れ始め、責任のあるポジションに就き、充実した毎日を送っている半面、今後もこの企業で働き続けるのか、自分はどのような人生を送りたいのかなど人生を考え立ち止まってしまう時期でもあります。 20代後半は人生の転換期ともいわれており、ここでどのような選択をするかによって、今後の人生は大きく左右されることとなります。 本記事では、20代後半をどう過ごすのか、後悔をしないためにやるべきこと12選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 20代後半の平均年収は378万円(男性:402万円、女性347万円)である 20代の貯蓄額に平均は単身者で176万円、既婚者で214万円である 20代後半でやるべきことは、生活習慣の改善、スキルアップ(資格取得)、自己投資、貯蓄、将来設計の作成などである 20代後半は今後の人生を左右する大事な時期である 20代後半でやるべきこと12選 ここからは30代以降の人生で後悔をしないために、20代後半でやるべきことについてお伝えしていきます。 スキルアップ(資格取得) 資格取得やスキルアップを検討している場合には、20代後半の今の時期に行いましょう。20代前半の頃は、目の前の仕事を覚えることに必死で、資格取得やスキルアップのための勉強をする時間を確保することが難しいですが、20代後半になると、仕事にも慣れ自分で学び、スキルや能力を付けるための時間的余裕と金銭的余裕を持つことができます。 資格を保有することで、収入アップに繋げることも可能ですし、何より資格の勉強で培った知識や能力が仕事で役立てば、大きな自信に繋がります。また、将来的に転職を検討している場合にも優位に働くこととなるでしょう。 たくさん失敗しておく 30代になると大きな責任を担うような仕事が増えてきます。部下や後輩のマネジメントをする立場になるため、少しずつ大きな失敗が許されない状況になりますし、周りに頼るのではなく自分で解決することが求められます。  しかし、20代までであれば、失敗しても周囲からアドバイスをもらいやすく、良い部分をどんどん吸収していくことが可能です。 だからこそ「20代後半だから」と守りに入るのではなく、「まだまだ20代!」という気持ちで前向きにチャレンジし、たくさん失敗して、学びを増やしておくと良いでしょう。 計画性のある貯金(貯金の習慣を身に着ける) 20代後半では30代以降に向けて計画的に貯金をしていくことが理想です。ライフイベントが多い30代以降にはたくさんのお金がかかります。 結婚資金や出産資金、子育て資金、住宅資金、教育資金、介護資金と今後の人生を豊かにするためには様々な資金を準備しておく必要があるのです。 浪費癖が染み付いてしまっている人は金銭感覚を見直し、まずは月に一度〇万円貯金するなど、貯金をする習慣をつけていくことをおすすめします。お金があると全部使ってしまうという場合には、定期預金や財形貯蓄など給料から自動で天引きされ貯蓄されるものをうまく活用してみましょう。 また浪費癖を改善するためには、自分が現状何にどれくらいを使っているのかを「見える化」をすることが大切です。家計簿アプリなどを活用すると、クレジットカードや電子マネーと連動することで月毎に出費の内訳を自動で集計してくれるため、何にどれくらいお金を使っているかを把握でき、改善に繋げやすいためおすすめです。毎月なぜ手元にお金が残らないのか分からない、貯金できるお金がないと感じている人は、まずは現状把握からスタートしてみてください。 自己投資をする 将来の自分へ投資することも20代のうちにやっておいたほうが良いことの一つです。 スキルアップのためのセミナーに参加する、ジムに通うなど、お金がかかるからと先延ばしにしていることがあるのであれば、思い切って行動してみましょう。30代以降に「やりたい」と思っても金銭的余裕、物理的時間の問題が立ちはだかりチャレンジできなくなってしまう可能性があります。何かにチャレンジするのであれば20代後半からスタートすることをおすすめします。 将来設計を描く 20代前半の時には結婚・育児といった将来設計を描こうにも、自分が仕事でどれくらい成功できるのかわからない、結婚できるパートナーと出会えるかも分からないと「未知」な点が多く、将来を描くことが難しかったのではないでしょうか。 しかし、20代後半になると、ある程度自分のスキルの度合いも把握でき、今後のキャリアステップが見え始めてきます。また結婚したいと思える人との出会いがあると今後の将来を描きたくなるはずです。 現実味を帯び始めたからこそ、30歳・35歳・40歳・50歳の自分はどうなっていたいのか、どのような仕事していたいのか、年収はどれくらい稼ぎたいのか、子供はいつまでに授かりたいのか、これらを実現するために今やるべきことは何かを棚卸しするなど、将来設計を描いてみることも大切です。 体型維持、体力づくり(適度な運動習慣) その他にも体型維持や体力づくりも重要です。 20代後半になると実家を離れ一人で生活をしている方が大半だと感じます。一人暮らしは自由な半面、食生活をおろそかにしがちで外食やコンビニなどの中食で簡単にすませてしまうため、太りやすいです。 加えて、会社内でも役職につくなどすれば、接待などの飲み会の機会が増えたり、部下や後輩が増えることで個人的な付き合いも多くなります。 また、収入が増えることでちょっとした買い物でもタクシーを頻繁に使ってしまうなど身体を動かす時間が減ってしまいがちです。 30代に入ると今まで以上に痩せにくい体になるため、30歳を節目として自分をブラッシュアップするという意味でも体型維持や体力づくりに時間を使うことがおすすめです。 ランニングなどはハードルが高いですので、エレベータではなく階段を使う、1駅歩くなど、日常生活の中で少しずつ体に大きな負荷をかけない程度の運動を取り入れ習慣づけていくことが大切です。 生活習慣の改善 運動習慣と同時に食生活や夜型習慣など生活面全般の改善も行っていきましょう。 前述の通り、20代後半の場合一人暮らしをしている人が多く、自由な生活の中でどうしても食生活が外食に頼り、朝方まで同僚と飲むなど生活習慣が乱れてしまっているケースは良くあります。 若いうちは少し寝ると回復していた体力も、30代になるとさすがに朝まで飲み続けることがはきつくなったり、お酒が抜けにくくなったりと衰えを感じ始めるものです。 身体の不調は日常生活に支障をきたしかねませんので、朝早く起きて朝日を浴びる規則正しい生活習慣を取り戻しておくことをおすすめします。 新たな人間関係を作る(人脈を広げる) 30代以降の人生をより豊かなものにするためにも、人間関係の幅を広げることは欠かせません。30代以降に求められるスキルの一つに「人脈の広さ」があります。そのため20代のうちから積極的に交流の輪を広げる活動をし、新たな人間関係を作る努力をしておきましょう。 具体的には、職場の交流の場には積極的に参加してより深い人間関係を作る、これまでは話したことのなかったタイプの人に自分から話しかけてみる、サークルやスクールに参加するなど様々な方法がありますので、ぜひ実践してみてください。 親への感謝の気持ちを形にする 20代後半になると自分の生活で手一杯だった生活水準から少しゆとりが持てるようになります。30代になると結婚・育児など仕事以外の忙しいイベントが待っていますので、金銭的にも時間的にも余裕のある20代後半のうちに親への感謝の気持ちを伝えることも大切です。 今までよりも頻繁に実家に帰る、一緒に旅行にいく計画を立てるなどし、親への感謝の気持ちを伝える機会を作りましょう。 知らない文化、芸術に触れる 20代後半になると、付き合う人の幅も広がるため、どれだけ教養があり、幅広い知識を持っている人のほうが重宝される傾向にあります。 これまでは全く興味を惹かれなかった文化や音楽に触れてみる、J-popしか聴いていなかったがクラシックやジャズを聴いてみる、全く見たことがなかった演劇を見てみるなど、広い知見を持つことで視野が広がりこれまでにはなかったアイデアが出せるようになるかもしれません。 これらの経験が、仕事での成功に繋がる可能性も十分にありますので、ぜひ20代後半の間に知らない文化や芸術に触れてみてください。 就職する 現在フリーターなどで就職していないという20代後半の方は、できるだけ早く就職することをおすすめします。 30代以降正社員はボーナスや昇給、役職手当などによって収入が増加していくため、フリーターと正社員とでは生涯賃金に大きな差が生まれてしまいます。 一人暮らしであればフリーターでも問題なく生活できたとしても、結婚を考える場合には金銭面で苦労を強いられることとなります。20代の間に就業経験(正社員や契約社員、派遣社員として働いた経験)がない場合、30代以降に応募できる求人が一気に減ってしまうため、20代後半で就職していないという方は、できるだけ早急に行動に移すことをおすすめします。 転職をする 20代後半は最もキャリアに悩む時期です。今の会社でこのまま働き続けても良いのか、今の仕事をする中で本当にキャリアアップができるのか、結婚してからも働き続けることが今の会社でできるのか、などもっとも「キャリア迷子」になりやすい時期が20代後半です。 女性の場合は特に、将来出産してからも働き続けられる環境なのかどうか、両立のできる仕事なのかどうか、など20代前半とは違った目線で仕事と向き合うこととなるでしょう。 子供が生まれてからから転職をしようとすると、仕事選びの幅が狭まる可能性がありますので、もし不安に思うことがあるのであれば、20代の後半の今の時期に様々な企業の情報を収集してみることも一つです。 20代後半を有意義に過ごし、後悔をなくそう ここまで20代後半でやったほうが良いことをおすすめしてきました。20代後半は30代以降の人生を面白くて豊かなものにできるかどうかを決める重要な時期です。 後悔をしない人生を送るためにも20代の後半だからこそできるチャンスを無駄にしないためにも、チャレンジできることは前向きにチャレンジするなど明日からの行動を少し変えてみてはいかがでしょうか。

2024.01.29