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専門外の就職は可能?専門学校生の就活を成功に導く3つの方法とは?

「専門学校生は大学生と違って就職するのが難しそう・・・」 「専門学校生でも一般企業に就職できるのかな・・・?」   このように一般企業へ就職したいと考えているものの「専門学校生の自分では就活に不利になってしまうのではないか」と不安に感じてはいませんか?結論からいえば、専門学校生でも十分に就職することは可能ですし、不利でもありません。   本記事では専門学校生が就職に不利ではない理由をお伝えしたうえで、着実に就活を成功に導く3つの方法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 専門学校生の就職率は90%以上で有利といえる 専門学校生は即戦力となることをアピールできる 基本的に専門学校生は学校に寄せられた求人の中から企業を選ぶことになる 一般企業への就職を目指すなら就活エージェントの利用が便利 専門学校生の就職率は不利ではない 専門学校は特定の分野に特化して学びを深めていくため、その分野における就職率は高い水準を誇っています。   事実、東京都専修学校各種学校協会「令和2年3月 専門課程卒業者の就職状況調査」の「令和2年3月卒業者の就職状況(昼間部)」によれば、専門学校卒の就職率は94.5%(関連職種への就職率は94.4%)となっています。   上記は昼間部の数値ですが、夜間部においても就職率は90.5%(関連職種への就職率は92.3%)と高水準となっています。   専門学校では知識のみならず、より専門的かつ実践的な、いわゆる職業訓練に近い内容を取り入れている傾向があるため、就職後も比較的早い段階で戦力となることが期待されているのです。   専門学校からの就職が難しいのではないかと不安な方は、必要以上に心配する必要はありません。本記事でお伝えする情報をもとに、しっかりと準備を行って就活に臨みましょう。   専門学校の就活生の強み 就活に不利になるのではないかと思われがちな専門学校生ですが、実際には就職で強みとなる大きなポイントがあります。 専門知識や資格を活かせる 専門学校では授業の中で資格を取得できたり、資格の取得しなければ単位を取得できないケースもありますが、こうして培った専門知識や取得した資格を活かして就職活動を行えるのは専門学校の就活生の大きな強みです。   その業界についての知識やスキルが一切ない就活生に比べ、専門学校生は即戦力となることを選考でアピールできるため、就活が有利になるといえます。   業界とのコネクションがある また、その業界とのコネクションがある点も専門学校の就活生の就職を有利に進める大きなポイントです。   専門学校にはその業界の企業から求人が多く寄せられることに加え、教師や講師陣も独自にコネクションを持っていることが多いため、業界関係者でなければ知りようのない情報を教えてもらうことが可能です。   なお、看護学校の病院実習やIT系の専門学校のプログラミングにまつわる大会、美容系専門学校のコンテストといった実務研修や競技会が設けられることもあり、自分のスキルを客観的に評価される機会を得られます。   ここで結果を出すことができれば就活時に大きな武器となるため、学校での学びや頑張りが直接就活に結びつくことも専門学校の利点といえます。   専門学校生と大学生の就職活動の違い 一般的に大学の就活生の多くは就活サイトを活用したり、合同説明会やインターンシップへの参加を通して情報を集めたりして自力で就職先を探します。   数ある業界、企業について自力で情報を集めることには大きな労力が伴いますが、その分自分が興味を持てる業界や企業を吟味できる利点があります。   一方、専門学校の就活生は専門学校に寄せられた企業の求人の中から就職先を選ぶのが一般的です。   美容師や調理師、技術職など、専門分野に精通した学生と効率的に接点を持つことができるということで、専門学校にはその分野で活躍できる求人が多く集まってきます。   最初から有利なポジションで就活を行えるのは専門学校生の特権です。ただ、逆にいえば専門学校生は特定の企業の中からしか求人を選べないということにもなります。   もしそれ以外の企業に就職したいと考えた場合には自力で情報を集め、就職活動を進めていく必要がありますが、それにはそれ相応の時間と労力がかかります。   専門学校生の就職活動を成功に導く3つの方法 では、専門学校生が就活を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは専門職に就職する場合と一般企業に就職する場合の2つのケースについてお伝えします。  専門職に就職する場合 専門学校から専門職に就職する場合には、主に下記のキャリアセンターに相談する方法が考えられます。   学校ごとに異なりますが、専門学校のキャリアセンターでは企業選びや就活対策の仕方といった就職相談を行うことができます。「将来やりたいことがわからない・・・」といった抽象的な相談にも乗ってもらうことが可能です。   専門学校に寄せられた企業の情報をもとに、過去データを基にした選考対策のアドバイスも受けることができるところもあります。繰り返しになりますが、特定の企業とのコネクションがある点が専門学校の大きな強みです。   就活に役立つ資格の取得や作品づくりをサポートしてもらうこともできるため、専門学校に寄せられた求人への応募を考えている方はぜひ活用したいところです。   一般企業に就職する場合 専門学校から一般企業に就職する場合には、主に下記の方法が考えられます。   ・就活イベントに参加する ・就活エージェントに相談する 就活イベントには合同説明会やOB・OG訪問などが挙げられます。こうした就活イベントに参加することで一般企業それぞれの情報を集め、吟味するヒントとして役立てられるのです。   大学生の場合はインターンシップに参加して実際にその企業の社員の間近で働くことでその企業の空気感を知る方法もありますが、専門学校生は大学生よりも一日の授業数が多いため、なかなかそういった時間を確保することは難しいでしょう。   そして2つ目の就活エージェントは、就活生一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつき、就職活動の準備から入社までをサポートしてくれるサービスを指します。   カウンセリングを通じて自分に合った企業を紹介してもらうことができ、ES・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらうことが可能です。   専門学校生が一般企業を目指して就活を行う際、全く知らない業界や企業について一から情報を集めて就活対策を進めていくには限界があります。   そこであらゆる業界について知識があり、就活対策に精通している就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分一人で進めるよりも就活がスムーズになるだけでなく、自分では知ることができなかった業界や企業と出会える可能性も高まります。   専門学校のキャリアセンターでは、一般企業についての紹介や対策を行ってくれるケースが少ないため、一般企業への就職を目指す方は就活エージェントに相談して企業を紹介してもらうと良いでしょう。

2023.11.06