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【30代330名の勤続・転職キャリア調査】転職した人ほど20代の選択に前向き?53.3%が20代に戻っても「同じキャリアを選ぶ」
目次
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調査内容①:転職経験者の2人に1人(53.3%)が10人以上をマネジメント。転職経験のない人の2倍超に
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調査内容②:年収600万円以上は転職経験者で46.7%。転職経験のない人を15.2ポイント上回る
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調査内容③:「他社でも通用するスキル・知識がある」と感じる人は、転職経験者で67.3%
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調査内容④:もう一度20代からやり直しても「同じ選択をする」人は、転職経験者で53.3%
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調査内容⑤:今の職場で働き続けたい人は、転職経験者・転職経験のない人ともに約6割
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調査内容⑥:20代の後輩に薦めたいことは、両者ともに「社内で複数の部署や職場を経験すること」が最多
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調査内容⑦:印象に残るエピソード、転職経験のない人は「社内での挑戦と失敗」、転職経験者は「会社選び」にまつわる声が目立つ
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キャリアトラス的深掘り:勤続か転職か、10年後に後悔しないための3つの視点
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勤続か転職か。20代のキャリア選択に「正解」はあるのか?
キャリア・ライフの選択肢を提供するワーク×ライフジャーナル「キャリアトラス」です。
転職が当たり前の選択肢になった今、20代のうちに一度は転職した方がいいのか、新卒で入社した会社で経験を積むべきなのか、迷っている人は多いのではないでしょうか。
周りの声やSNSの情報は「転職で年収アップ」「石の上にも三年」など両極端で、自分にとってどちらが正解なのか判断しづらいものです。
そこでキャリアトラスでは、新卒で正社員として入社し、現在も従業員100名以上の企業で働く30代330名を対象に「勤続と転職によるキャリアに関する実態調査」を実施しました。
新卒で入社した企業に今も在籍している人と、転職を1〜3回経験した人を165名ずつ比べたところ、マネジメントの規模やキャリアへの自信には差が見られ、転職経験者では「20代に戻ってやり直せるとしても、同じキャリア選択をする」と考える人も53.3%いることがわかりました。
20代の選択は、10年後に何を分けたのか。30代の「答え合わせ」から、後悔しないキャリアの選び方を考えます。ぜひ最後までご覧ください。
※本記事では、新卒で入社した企業に現在も在籍している人を「転職経験のない人」、転職を1〜3回経験した人を「転職経験者」と表記します。
調査サマリー
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転職経験者の2人に1人が10人以上をマネジメント:
部下・メンバー10人以上をマネジメントしている人は、転職経験者で53.3%と、転職経験のない人(23.6%)の2倍超にのぼる。 -
「他社でも通用する」と感じる転職経験者は67.3%:
自身のスキルや知識が他社でも通用すると感じる人は、転職経験のない人(43.6%)を23.6ポイント上回った。 -
「20代からやり直しても同じ選択」は転職経験者が53.3%:
もう一度20代からやり直しても同じ選択をする人は、転職経験のない人(38.8%)を14.5ポイント上回った。一方、「別の選択をする」人はどちらも約4割(転職経験者43.0%・転職経験のない人41.2%)。 -
後輩に薦めたいことは、両者とも「社内で複数の部署や職場を経験すること」が最多:
転職経験者の42.4%、転職経験のない人の29.1%が回答。転職経験者でも、「思い切って一度は別の企業を経験すること」(36.4%)を上回る結果。
調査概要
- 調査名称:勤続と転職によるキャリアに関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2026年9月25日〜同年10月2日
- 有効回答:新卒で正社員として入社し、現在も従業員100名以上の企業で正社員として働いている30代の方330名(うち、新卒で入社した企業に現在も在籍している方165名、転職を1〜3回経験した方165名)
- 調査結果:調査結果詳細
- 運営会社:株式会社ネオキャリア
※「キャリアトラス的深掘り」の数値は、本調査のデータをもとにキャリアトラス編集部が独自に集計したものです。
※データの引用・転載の際は、出典として「ネオキャリア(キャリアトラス)調べ」を明記してください。
【キャリアトラス:https://www.neo-career.co.jp/careertrus/】
PR TIMESでのリリースはこちら
調査内容①:転職経験者の2人に1人(53.3%)が10人以上をマネジメント。転職経験のない人の2倍超に
現在、責任を持っている部下・メンバーの人数を尋ねたところ、10人以上と回答した人は転職経験者で53.3%となりました。転職経験のない人は23.6%で、転職経験者が29.7ポイント上回っています。
なお、この設問では直属の部下だけでなく、その部下が率いるメンバーなど、指揮下にいる人数の合計を聞いています。
マネジメント人数が50人以上と回答した人も、転職経験者で23.6%、転職経験のない人で8.5%でした。一方で、部下・メンバーが「0人」の人は、転職経験のない人で38.2%と、転職経験者(22.4%)を15.8ポイント上回りました。
【図1:現在、責任を持つ部下・メンバーの人数】
これらの結果から、転職経験者の方が、より多くのメンバーを率いる立場にある傾向がうかがえます。環境を変えたことで、それまでの経験を生かしてより大きな役割を任されている人が多いのかもしれません。
調査内容②:年収600万円以上は転職経験者で46.7%。転職経験のない人を15.2ポイント上回る
現在の年収(賞与・各種手当を含む額面)を尋ねたところ、年収600万円以上の人は転職経験者で46.7%、転職経験のない人で31.5%となり、転職経験者が15.2ポイント上回りました。
【図2:現在の年収】
最も多い年収帯を見ると、転職経験者は「700万円以上1,000万円未満」(18.2%)、転職経験のない人は「300万円以上400万円未満」(21.2%)でした。年収1,000万円以上の割合も、転職経験者で10.9%、転職経験のない人で6.7%と、転職経験者の方が高くなっています。
一方、新卒1年目の年収を尋ねると、転職経験者・転職経験のない人ともに「300万円以上400万円未満」が最も多く、それぞれ29.1%、28.5%でした。
【図3:新卒で入社した企業での1年目の年収】
新卒時点では最も多い年収帯が同じだった両者ですが、現在は転職経験者の方が高年収層の割合が高くなっています。転職経験者の中には、転職による待遇改善や、経験・スキルの積み重ねによって年収を伸ばしてきた人もいると考えられます。
ただし、今回の回答者は転職経験者の方が35〜39歳の割合が高く(転職経験者56.4%、転職経験のない人42.4%)、年齢による昇給の影響も含まれている可能性があります。「転職すれば年収が上がる」と一概には言えない点には注意が必要です。
30代の年収の目安については、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事
30代の平均年収・中央値はいくら?男女・業界別データも
調査内容③:「他社でも通用するスキル・知識がある」と感じる人は、転職経験者で67.3%
現在の職場以外の「他社」でも十分に通用するスキルや知識が身についていると感じるか尋ねたところ、「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した人は、転職経験者で67.3%、転職経験のない人で43.6%となりました。転職経験者が23.6ポイント上回っています。
【図4:現在の職場以外の「他社」でも通用するスキルや知識が身についていると感じるか】
特に「非常にそう感じる」と回答した人は、転職経験者で21.8%と、転職経験のない人(7.3%)の約3倍でした。一方、転職経験のない人では「あまりそう感じない」「全くそう感じない」が合わせて42.4%にのぼり、4割超が、自分のスキルが社外で通用するか自信を持てていないことがわかります。
実際に別の会社で働いた経験が、「自分は外でもやっていける」という手応えにつながっているのかもしれません。
調査内容④:もう一度20代からやり直しても「同じ選択をする」人は、転職経験者で53.3%
もう一度20代からキャリアをやり直せるとしたら、これまでと同じ選択(新卒で入社した企業で働き続ける、もしくは転職)をすると思うか尋ねました。「同じ選択をすると思う」「どちらかといえば、同じ選択をすると思う」と回答した人は、転職経験者で53.3%、転職経験のない人で38.8%となり、転職経験者が14.5ポイント上回りました。
【図5:もう一度20代からキャリアをやり直せるとしたら、同じ選択をすると思うか】
「同じ選択をすると思う」と言い切った人に絞ると、転職経験者は24.2%、転職経験のない人は9.7%です。また、転職経験のない人では「わからない/答えられない」が20.0%と、転職経験者(3.6%)より多く、自分の選択を評価しきれていない人も一定数いるようです。
一方、「別の選択をすると思う」「どちらかといえば、別の選択をすると思う」と回答した人は、転職経験者で43.0%、転職経験のない人で41.2%でした。どちらの道を選んだ人も、約4割が「やり直せるなら別の選択」と考えていることがわかります。
それぞれの回答の理由を自由回答で質問したところ、同じ選択をする理由には、働きやすさや人間関係、給与などが挙がりました。一方で、転職経験者からは「もう少し長く働けばよかった」、転職経験のない人からは「市場価値を確かめたかった」という声もあり、どちらを選んでも、あとから別の道が気になることはあるようです。
<自由回答・一部抜粋>
同じ選択をすると回答した理由
【転職経験のない人】
・子育てをしながら働ける、フルリモートだから
・人間関係がよく、休みが取りやすいから
・自分の得意分野(目指していた業界で活躍できるスキル)で働けるから
・上場企業で業績も良く、リストラの恐れが少ない。配属された職場も人間関係が良く、同期からも羨ましがられた
【転職経験者】
・今の現状に不満はないから
・転職した方が給料が上がるから
・新卒カードはうまく切れたと思うため
別の選択をすると回答した理由
【転職経験のない人】
・給料が安いので
・忙しさに対する給与が見合わないと感じるから
・キャリアが思っていたのと違うから
・もっといろんな会社で働き、市場価値を確かめて価値を高めるために切磋琢磨したかったから
【転職経験者】
・転職せずに元いた会社に居続けた方が、待遇、キャリアの面でよかったと後悔している部分があるから
・転職するにしても、もう少し長く新卒で入社した会社で働く
・1つブラック企業で働いてしまった。それは避けたい
※自由回答は一部表記を調整しています。
調査内容⑤:今の職場で働き続けたい人は、転職経験者・転職経験のない人ともに約6割
現在の職場で今後も働き続けたいと思うか尋ねたところ、「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人は、転職経験者で63.0%、転職経験のない人で59.4%でした。両者の差は3.6ポイントにとどまっています。
【図6:これからも現在の職場で働き続けたいと思うか】
マネジメントの規模やスキルへの自信には差が見られた一方で、今の職場で働き続けたいという気持ちには大きな差がありません。転職したかどうかだけで、今の働き方への納得感が決まるわけではないと言えそうです。
調査内容⑥:20代の後輩に薦めたいことは、両者ともに「社内で複数の部署や職場を経験すること」が最多
20代の後輩に、今のうちにやっておくとよいと思うことを尋ねたところ(複数回答)、転職経験者・転職経験のない人ともに「社内で複数の部署や職場を経験すること」が最多となりました(転職経験者42.4%、転職経験のない人29.1%)。
【図7:20代の後輩に、今のうちにやっておくとよいと思うこと(複数回答)】
転職経験者では、次いで「思い切って一度は別の企業を経験すること」(36.4%)、「社内外の人とのつながりをつくること」(34.5%)、「社外で自分がどれくらい通用するかを確かめること」「尻込みせず、責任のある仕事に手を挙げること」(各30.9%)が続きました。
転職経験のない人では、2位が「資格取得や学び直しに時間を使うこと」(26.7%)、3位が「社内外の人とのつながりをつくること」(24.2%)でした。また、「特にない/わからない/答えられない」が17.0%と、転職経験者(3.0%)より多い結果となりました。
転職経験者でも、最も多く挙がったのは転職ではなく、今の会社の中で経験の幅を広げることでした。まずは社内でできることに取り組んだうえで、外の世界も知っておく。
そんな考え方が、キャリアについて悩んだ際の選択肢となりそうです。
調査内容⑦:印象に残るエピソード、転職経験のない人は「社内での挑戦と失敗」、転職経験者は「会社選び」にまつわる声が目立つ
これまでのキャリアで、失敗したりうまくいったりした経験など、印象に残っているエピソードを自由回答で尋ねました(エピソードが「ある」と回答した人は、転職経験者55.8%、転職経験のない人35.2%)。
寄せられたエピソードを編集部で分類したところ、転職経験のない人では、仕事上のミスや叱られた経験などの失敗談と、新しいプログラムや部署の立ち上げなど、社内での挑戦が中心でした。異動や転勤、上司との関係など、会社の判断や人間関係に左右された経験を挙げる声もありました。
一方、転職経験者では、「給与のいい会社に入ればよかった」「前の会社が倒産した」など、会社の選び方にまつわるエピソードが目立ちました。また、「数字を追う経験はどの会社でも役立つ」のように、ある会社で得た経験を次の職場につなげた声も寄せられています。
<自由回答・一部抜粋>
【転職経験のない人】
(社内での挑戦)
・みんなと連携してマニュアルなども作って、新プログラムを軌道に乗せた
・新しい部署の立ち上げで責任者を担当した。(中略)なかなかできない経験のため、貴重だったと感じている
(失敗談)
・事業に繋がらない取り組みに力を入れて叱られたこと
・客の言うことを全て聞いてしまい、業務に時間がかかってしまった
(異動・転勤)
・異動によって、築いてきたキャリアが断たれた
・転勤を繰り返したのに、給与が上がらない
【転職経験者】
(会社選び)
・給与のいい会社に入ればよかった
・キャリアアップしたあと、前の会社が倒産して冷や汗をかいたことです
(経験を次につなげる)
・数字を追う経験はどの会社でも役立つし、メンタル的にも経験があるとないでは違う
・以前の会社で国家資格を会社の経費で取らせてくれた。その直後に転職できた。ハッピー。
(仕事での苦労と成長)
・飛び込み営業で苦労しながらも、貴重な経験ができたこと
※自由回答は一部表記を調整しています。エピソードの分類は編集部によるものです。
同じ会社で働き続けてきた人にとっては「社内で何に挑戦し、どうつまずいたか」が、転職を経験した人にとっては「どの会社を選び、何を持って移ったか」が、キャリアの節目として記憶に残っているようです。新卒で入社した会社で働き続けるか転職するかによって、キャリアの「山場」の形が違うことがうかがえます。
キャリアトラス的深掘り:勤続か転職か、10年後に後悔しないための3つの視点
今回の調査では、転職経験者の方がマネジメントの規模やスキルへの自信で上回る一方、「やり直せるなら別の選択」と考える人はどちらも約4割いました。
では、後悔の有無を分けているものは何なのでしょうか。
編集部で追加集計したデータをもとに、3つの視点で考えます。
視点①:転職は自分の意思で選んでいるか?入社時の考えと違う転職は後悔につながりやすい傾向
入社時に思い描いていた道と、実際に歩んだ道のズレは、「やり直したい」という気持ちとどう関係しているのでしょうか。
新卒入社時の考え(「入社時から転職を考えていた」「入社した会社で働き続けたいと考えていた」)と、その後実際に歩んだ道(転職した/今も同じ会社にいる)で回答者を分け、「もう一度20代からやり直せるなら別の選択をする」と答えた人の割合を比べました。
転職経験者:入社時の考えと違う転職をした人の6割超が「別の選択」
【図8:もう一度20代からキャリアをやり直せるとしたら、別の選択をすると回答した人の割合(転職経験者)】転職経験者のうち、入社時は「この会社で働き続けたい」と考えていたのに、結果的に転職した人は21人(転職経験者の12.7%)でした。この人たちの61.9%が「やり直せるなら別の選択をする」と回答しています。
一方、入社時から転職を考えていて、そのとおり転職した人(107人)では34.6%にとどまり、27.3ポイントの差がありました。
考えていたとおりに転職した人より、想定外の形で転職した人の方が、振り返ったときに「別の道もあったのでは」と感じやすいようです。実際に、入社時は働き続けたいと考えていた転職経験者からは、「もっと粘り強く働くべきだった」「基本的に1社で勤め上げたい考えはあるため」といった声が寄せられています。
転職経験のない人:入社時の考えに関係なく、4〜5割が「別の選択」
【図9:もう一度20代からキャリアをやり直せるとしたら、別の選択をすると回答した人の割合(転職経験のない人)】
転職経験のない人では、入社時に「働き続けたい」と考え、そのとおり今も同じ会社にいる人(70人)の44.3%が「別の選択をする」と回答しました。入社時は転職を考えていたものの今も在籍している人(44人、転職経験のない人の26.7%)では50.0%でした。
差は5.7ポイントと小さく、入社時の考えどおりかどうかで大きな違いは見られませんでした。同じ会社で働き続けている人は、入社時の考えに関係なく、4〜5割が別の道を考えていることになります。入社時は転職を考えていた人からは「辞めたいのに辞めれないから」、働き続けたいと考えていた人からも「今の仕事にやりがいがない」といった声が挙がっています。
2つのグループを比べてわかること
入社時の考えとのズレが「やり直したい」気持ちに強く表れていたのは、転職経験者だけでした。想定外の転職には、職場環境や会社の事情など、本人が望まない理由が含まれていた可能性もあります。
転職そのものではなく、「自分で考え、納得して選んだ転職だったか」が、振り返ったときの気持ちを左右しているのかもしれません。転職を考えるときは、「なぜ転職したいのか」「転職で何を得たいのか」を自分の言葉で整理し、納得して選ぶことが大切だと言えそうです。
※「入社時から転職を考えていた」=「数年以内に転職することを、具体的に計画していた」「いずれ転職したいと、なんとなく考えていた」と回答した人。「入社した会社で働き続けたいと考えていた」=「できれば今の企業で働き続けたいと考えていた」「1社で勤め上げたいと、はっきり考えていた」と回答した人。
「別の選択をする」は「どちらかといえば、別の選択をすると思う」を含みます。
入社した会社で働き続けたいと考えていた転職経験者は21人と少ないため、傾向として参考にしてください。
視点②:転職しなくても、「外で通用するか」を確かめておく
転職経験のない人でも、入社時に転職を考えていた人は70.5%が「他社でも通用する」と回答していました。入社時に「働き続けたい」と考えていた人(28.6%)とは、大きな差があります。
また、転職経験者の30.9%が、後輩に「社外で自分がどれくらい通用するかを確かめること」を薦めています(転職経験のない人は12.7%)。
同じ会社にいても、外の世界を意識している人ほど、自分のスキルに手応えを持っている傾向が見られます。
転職するかどうかを決める前に、まずは自分のスキルや市場価値を確認してみることもできます。
例えば、下記のような方法が挙げられます。
・同じ業界や職種の平均年収を調べてみる
・転職エージェントに自分の経験がどう評価されるかを聞いてみる
・スカウトサービスに登録し、どのような求人や条件のスカウトが来るか確認する
外の物差しを知っておくことで、結果的に今の会社で働き続ける場合にも自信につながるはずです。
視点③:「社内で経験の幅を広げる」ことも立派なキャリア戦略
30代に聞いた後輩に薦めたいことの1位は、転職経験の有無にかかわらず「社内で複数の部署や職場を経験すること」でした。
転職経験者では「尻込みせず、責任のある仕事に手を挙げること」も30.9%が薦めています。
「転職か、新卒で入社したまま働き続けるか」の二択で考えるのではなく、今の会社の中で異動や新しい役割に挑戦することも、10年後のキャリアの土台になると言えます。
そのうえで違和感が残るなら、転職を検討する。その順番で考えることが、後悔しない選択につながるのではないでしょうか。
実際に、転職経験のない人からも「みんなと連携してマニュアルなども作って、新プログラムを軌道に乗せた」「新しいSNSにおけるキャンペーン企画を起案し、1800万の売上効果を出せた」など、社内での挑戦が印象に残っているという声が寄せられています。
勤続か転職か。20代のキャリア選択に「正解」はあるのか?
今回の調査では、転職経験者の方がマネジメントの規模や「他社でも通用する」という自信で上回る結果となりました。
一方で、今の職場で働き続けたい人や、「やり直せるなら別の選択」と考える人の割合には、大きな差は見られませんでした。
つまり、転職すること自体が正解なのではなく、自分で納得して選んだかどうかが大切になると言えそうです。
20代のうちにできることとして、次の3つをおすすめします。
POINT
- 入社時に描いていたキャリアの考えを、定期的に見直す
- 今の会社で、異動や新しい役割に手を挙げて経験の幅を広げる
- 転職するかどうかに関係なく、外で自分がどれくらい通用するかを確かめておく
勤続も転職も、どちらもキャリアを広げる選択肢の一つです。キャリアトラスはこれからも、あなたが納得してキャリアを選べるよう応援し続けます。
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- 在職中の忙しい方でも効率的な転職活動を並走サポート
この記事を書いた人

転職経験者ライター
きぬちゃん
新卒で大手総合専門小売業に就職。店舗スタッフを経験したのち、マーケティングの部署へ異動し、オウンドメディア運営やLP制作、最大5名のチームマネジメント経験などを積みました。Webマーケティング領域でのキャリアアップを目指し転職を経験したことから、キャリアトラスで転職に関する記事の執筆を行っています。
お客様のニーズをとらえる接客と、未経験の業界への転職経験から、リアルな転職の悩みや困りごとに寄り添った内容をお届けします。みなさんの理想の働き方やなりたい将来へつながるお手伝いができたら嬉しいです。
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