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ESG / 社会への取り組み

ESGの3つの観点

ESGは、非財務の情報であるものの、より良い経営をしている企業を表す指標と捉えております。企業価値を測る目安として業績や財務状況はもちろんですが、これからの社会において企業の安定的かつ長期的な成長には、環境や社会問題への取り組み、企業統治が少なからず影響しています。我々は、渋沢栄一の「論語と算盤」にあるように、経済活動の成長だけでなく、ESGの三つの観点①環境(E)、②社会(S)、③企業統治(G)と事業を合わせ、“稼ぐ力”と“社会課題の解決”の両立を目指す、SX(サステナブル・トランスフォーメーション)に取り組んで行きます。

社会(S)

私たちは自社の活動はもちろん、ステークホルダーの皆様との協働で社会との接続を行い、課題解決活動に取り組んでいきます。人権、人材育成、ダイバーシティ&インクルージョン、お客様満足の向上に関しても健全な事業活動を通じて尊重していきます。

人権の尊重

人権に対し高まる社会からの関心に応えるため、各国で人権に配慮した事業展開を行っています。専門部署が従業員からの相談や問い合わせに対応するほか、各種人権テーマに関する研修を新卒・中途の入社時に行ったり、全従業員向けにEラーニングで定期的に行ったりと、教育・啓発活動を実施しています。

内部統制

人権教育

<コンプライアンスに関する教育>

情報管理や法令遵守、セクシャルハラスメント防止などの人権に関する研修・Eラーニングを、従業員向けに実施しています。

<ハラスメントに関する教育>

パワーハラスメント、セクシャルハラスメント等に関する教育を、従業員向けに実施しています。

人権に関する相談窓口

内部通報制度「コンプライアンス・ホットライン」の窓口を社内外に設置し、人権に関する通報や相談を受け付けることで、問題の早期発見に努めています。相談の受付から、事実確認、問題解決、再発防止施策の検討、事後状況の確認などを一貫して行っています。

グローバルな人権課題の把握と、取り組みの強化

近年、グローバルの人権課題に関する議論が進んでいます。日本を含め10の国と地域でビジネスを展開するネオキャリアグループでも、各拠点で人権に関する取り組みを推進していくためのレビューを随時行っています。

公平な雇用機会の推進

ネオキャリアグループでは、障がいの有無や国籍に関わらず、従業員全員が活躍できることを目指し、雇用を推進しています。

メンタルヘルスケア

従業員のメンタルヘルスに配慮するため、厚生労働省の職業性ストレス簡易調査票に基づいた「ストレスマネジメントチェックテスト」を2016年10月に導入しました。2015年12月から施行された「ストレスチェック制度」にも対応し、ケアが必要と思われる方に対しては、保健師や産業医による支援・面談を積極的に進めています。

ダイバーシティ&インクルージョン

<多様な働き方を支援>

ファミケア(Family care working)という制度によって多様な働き方を支援しています。ライフスタイルに合わせて勤務時間を決められる仕組みや、ママパパ社員同士の社内コミュニケーションを図るためのイベント、出産や育児に関する各種手当など、家庭(プライベート)と仕事を両立するための様々な制度を整えています。

<育業支援>

従業員とその家族と本気で向き合うため、育児休業の取得を会社が全力で応援します。男女問わず取得しやすい環境を整えるため、相談窓口の設置、取得しやすい人事制度の整備を進めています。

<障がい者雇用の推進>

就労意欲の高い精神障がい者に、より多くの雇用機会を提供し、障がい者雇用の課題に積極的に取り組み改善したいとの思いから、障がい者雇用をすすめる特例子会社として株式会社digsy(ディグシー)を設立しました。

社会課題解決人材の育成

RED CARPET

ネオキャリアグループにて開催されている新規事業コンテスト。すべての従業員と当該年度の内定者が応募できる、自分の意思で社会課題を解決する事業を提案・実現できる貴重な機会です。

PURPOSE Grandprix

ネオキャリアのPURPOSEである「人と本気で向き合い、未来を切り拓く。」を体現したメンバーを讃え毎年1回全従業員の中から3名程が選出され表彰します。

キャリアパス構築支援

人事制度マニュアルの開示

従業員に対し人事制度マニュアルを開示。マニュアル内では、昇降格の基準や昇給ルールなどを開示しています。

ネオキャリー

社内異動希望制度。各事業部が求人広告を社内展開し、従業員が自由に応募できる制度を導入しています。今後の自分のキャリアを見据え、個々の意志にもとづく戦略的なキャリア構築を狙いとしています。

ネオキャリア大学

従業員が「自分自身の力で成長を実現していく」ための支援を目的として、キャリアを主体的に構築するためのプログラムを提供しています。全従業員が任意で参加することができ、昼講座と夜講座があり、サステナブル勉強会なども実施しています。

キャリアカウンセリング

自主的なキャリアプランの実現に向けて、キャリアカウンセラー資格保有者がサポート。自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めると同時に客観的な視点で社会や企業内にある仕事について理解することにより、組織への貢献と自身の働き甲斐のマッチングを支援しています。

ネオファミリーサポートラボ

“社内プロボノ”のよる家族支援の交流会です。社内には、前職や入社前、趣味などで様々な経歴をもっている社員さんがたくさんいいます。その方々の「先生」のスキルをボランティアとしてご提供いただき、ネオキャリアで働く方のご家族の子育てのヒントとして役立てて頂きたいと考え設立した社内の任意活動です。

産官学民との連携

私たちは、独自の「パートナーシップ協定書」を作成し、積極的に産官学民の各セクターの皆様との連携を進め、社会課題の解決に貢献していきます。また、協定を結んで頂いた多様なセクターとのマルチステークホルダーダイアログの開催に向けて、継続的な関係の構築を推進していきます。

社内サステナブル勉強会の開催

社内課題をより理解するために、社内での定期的なサステナブル勉強会や様々なセクターから講師を招いた勉強会も開催していきます。

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