2024年12月20日(金)、国際ファッション専門職大学 名古屋ファッションクリエイション・ビジネス学科の3年次必修科目「環境とビジネス」(担当:飯田貴也)のオンライン授業に、当社サステナブル推進担当の高山がゲスト講師として登壇いたしました。
本授業は大学3年後期の必修科目で、「環境」をテーマにさまざまなセクターの専門家を招き、世界で生じている環境や社会の課題に対してビジネスに求められることは何か、地球環境や社会のサスティナビリティと企業活動の関係を考える全15回の授業です。
SDGsやゼロカーボン、主要な環境問題の現状や動向について取り扱った上で、SDGsに向けたさまざまな企業の取り組み事例を紹介し、SDGs・ゼロカーボン時代に「ビジネスへ希求されることは何か」「社会に役立つ仕事とは何か」を考える機会を提供することを目的としています。
高山は第12回目の「環境ビジネスの最前線(人材・CSR)」のゲスト講師として、地域と協働した環境実践の事例紹介と企業の視点での社会課題への取り組み方や企業が社会に与える影響、ファッションやデザイン業界の社会的責任などについて講義しました。
講義の中で、まずはネオキャリアが社会性と経済性の両立を目指す企業として、環境・教育・福祉をテーマに2020年から約50のセクターと協働し、地域課題解決に取り組んできた事例を紹介。さらに「ジーンズ1本に必要な水の量は7500ℓ」といったファッションやデザイン業界が及ぼす環境負荷の現状や具体例を通じて、業界に求められるサステナブルな変革についてお伝えしました。
講義の後半では、「新しいブランドを立ち上げるなら、どの段階でどのように環境負荷を減らすか?」という問いを投げかけ、学生たちが主体的に未来のファッションやデザイン業界を考える時間を提供。最後に、高山から「次世代のクリエイティブスタンダードを築く皆さんへ」として、ファッションやデザイン業界に携わる方が環境意識を持つことで、環境問題への関心層だけでなく無関心層にも大きな影響を与えることを伝えました。
今回の登壇を通じて、学生たちに企業の社会的役割について考えるきっかけを提供することができました。
今後も、少しでも学生の視野の拡大のお役に立てるように積極的に協力していきます。
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株式会社ネオキャリア 社長室サステナブル推進 高山