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TOP 福祉アート展示会「新宿アール・ブリュット企業展」表彰式を開催 産福連携、アートを通じた障がい者や高齢者との心のバリアフリー実現へ ~メタバース空間を活用した作品投票も実施~

福祉アート展示会「新宿アール・ブリュット企業展」表彰式を開催 産福連携、アートを通じた障がい者や高齢者との心のバリアフリー実現へ ~メタバース空間を活用した作品投票も実施~

NEO CAREERニュース
プレスリリース
コーポレート サステナブル
2024.03.13

人材総合サービス会社の株式会社ネオキャリア(本社:東京都新宿区 代表取締役:西澤 亮一 以下 ネオキャリア)は、2024年2月29日に「新宿アール・ブリュット企業展」の表彰式を開催しました。同展は、2023年12月20日から23日にかけて行われた、障がい者や高齢者のアーティストが制作したアート作品を企業のオフィスに展示する作品展であり、今回で2回目の開催となります。作品展示の期間中に行われた直接投票に加えて、メタバース空間を通じた投票により、受賞作品が決定しました。
表彰式当日は、160点の出展作品の中から選ばれた「企業賞」「優秀賞」「佳作」の3部門から合計10作品が表彰され、当社からは「ネオキャリア企業賞」を含む5作品が選ばれました。そのほか、参加企業代表からの祝辞や受賞者コメント、そして同展の実行委員長からの挨拶などが行われました。

賞状を持ちにこやかな表情を浮かべる受賞者の皆さまと参加企業・団体の皆さま

 ■受賞コメント(一部抜粋)

佳作受賞作品:からふるなカバ

まさか、賞をとれるとは思っていなかったです。この作品は、一般的なカバの造形ではなく、自分なりのカバになっていて、アピールポイントは、配色を明るくしたことです。私は小さい頃からイラストを描くことが好きで、集中できるのが好きなところです。友達もイラストを描いているので良い刺激になっています。また、職員の方や仲間が作品を褒めてくれるので嬉しく思います。今後は、ただ描くのではなく、線で立体的な絵を表現することに挑戦中なので、期待してください。(佳作受賞 三浦様)

■実行委員長コメント(一部抜粋)

第1回目の「新宿アール・ブリュット企業展」開催の際に、新宿で一番のアート展にしたいとお伝えしていました。今回、前回をはるかに上回る全160点のアート作品が集まり、展示に至らなかった作品を含めると、かなり多くのアーティストの皆さまにご協力いただくとともに、展示にご協力いただいた企業様も増え、輪の広がりを感じ、徐々に新宿で一番のアート展に近づいてきたという実感があります。
アーティストの皆さまは本当に日常的に素晴らしい作品を作っているので、その作品を少しでも多くの地域の皆さまの目に留まる機会を増やしていきたいと思っています。今後、第3回、第4回、ゆくゆくは第100回と、継続できるものにしていき、新宿の街がアート作品で溢れるような機会を生み出していきたいです。(新宿区内社会福祉法人連絡会 代表幹事 今井様)

■新宿アール・ブリュット企業展について

新宿アール・ブリュット企業展は、新宿区内で地域社会貢献活動を推進する企業連合「新宿区CSRネットワーク」と、区内44の社会福祉法人から構成される「新宿区内社会福祉法人連絡会」との共催で2022年から開催されております。第2回目は、第1回目の出展作品総数60点に対し、160点のアート作品が寄せられ、当社ではそのうち110作品を展示しました。受賞作品は、2024年3月以降に当社オフィスでレプリカを掲示する予定です。将来的には、同展を通じて、障がい者や高齢者のアーティストを世に輩出し、彼らに新たな仕事の機会を提供することを目指しています。
また当社は、このような活動を通して、普段なかなか接点をもつ機会のない障がいのある方や高齢者の方々とアートの力で心を通わせ、理解を深めることで“心のバリアフリー”を築き、お互いを尊重し合える環境を実現したいと考えています。

※「アール・ブリュット」とは、フランス語で“生の芸術”という意味。「正規の美術教育を受けていない人による芸術」や「既存の美術潮流に影響されない表現」等と説明されることが多いです。現代では、さまざまな解釈がありますが、「“福祉”と“芸術”という2つの視点が存在し、多様性や一人ひとりの個性の重要性を受け止める芸術」という解釈もあります。

<左>ネオキャリア社内にて展示された個性豊かなアート作品の数々 <右>表彰式当日に三浦様が出展された作品をプリントしたTシャツを着用した当社社員と三浦様(写真中央)
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