Skip to content
neo career
TOP 地域の子どもから高齢者までが集える『多世代食堂』開催 コミュニティ構築で“孤食問題”にアプローチ ~ボランティア休暇「地域社会貢献Day」を利用した 地域社会との「対話」を行う新たなボランティアの形~

地域の子どもから高齢者までが集える『多世代食堂』開催 コミュニティ構築で“孤食問題”にアプローチ ~ボランティア休暇「地域社会貢献Day」を利用した 地域社会との「対話」を行う新たなボランティアの形~

NEO CAREERニュース
プレスリリース
サステナブル
2024.04.17

人材総合サービス会社の株式会社ネオキャリア(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:西澤 亮一 以下 ネオキャリア)は、2024年4月19日に社会福祉法人サン(事業所:東京都新宿区)が運営する「サンの家食堂」(東京都新宿区高田馬場1-20-1)にて、地域の子どもから高齢者までが集うことのできる「多世代食堂」にボランティアとして参加することをお知らせします。当日は当社社員が参加し、来場者へ60食のお弁当を販売します。また、子ども向けのお菓子のつかみ取りイベントも開催します。

本活動は、当社社員がボランティア休暇制度「地域社会貢献Day」を利用して行うボランティア活動の一環として行っています。本制度は昨年からスタートし、これまでも新宿区内の障がい者施設や小学校で活動を実施しました。当日は多世代食堂の他に、社会福祉法人サンで働く職員の方々と、社会福祉法人の課題や働き方について話し合うディスカッションも予定しています。現場でのボランティア活動に留まらず、採用や働き方の専門家である当社社員が、社会福祉法人サンの課題や働き方について職員の皆さまとの対話を通じ、現場への理解を深め、新たなイノベーションや機会創出へと生かす“新たなボランティアの形”を模索します。

■開催の背景

当社は持続的な社会の実現に向けて、本社がある新宿区内を中心にさまざまなサステナブル活動を実施しています。昨今、社会的な人手不足や共働き世代の増加から生じる子どもの孤食、そして、少子高齢化や核家族化の進行により、高齢者の孤食も広がっています。新宿区内でも同様の社会課題を抱えており、特にサンの家食堂の近隣区域である戸山2丁目と百人町4丁目では高齢化が深刻な問題となっています。令和2年の国勢調査※によると、65歳以上人口の割合が、戸山2丁目が最も高く56.4%、百人町4丁目46.1%で、いずれも高い水準となっています。また、百人町4丁目では、65歳以上の高齢単身者が全人口の51.3%を占めています。戸山2丁目にも「戸山ハイツ」という集合住宅があり、多くの単身高齢者が居住しています。

 このような地域の特性を考慮すると、高齢化が進行する中で、将来的に日本全体が同様の状況に直面する可能性があります。そこでネオキャリアでは、福祉施設と協力して、地域の課題を共に考え、解決に向けた取り組みを展開する必要があると考えました。また、当社はPURPOSE「人と本気で向き合い、未来を切り拓く。」を掲げ、2030年までのゴールの一つとして「地方創生活動を通した、持続可能な地域社会への貢献」の実現を目指しています。こうした背景から、子どもの孤食や高齢者の孤食に対して、「食を通じた地域のコミュニティ構築から解決に導きたい」という想いを持ち活動を行う社会福祉法人サンに共感し、共に手を取り合い解決の一歩に寄与したいとの想いから、地域のコミュニティ形成につながる「多世代食堂」の参加に至りました。

※2020(令和2)年 国勢調査 小地域集計結果 ー新宿区の概要ー
https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000358133.pdf

■多世代食堂 詳細事項

日時:2024年4月19日(金)食堂開放時間は17:00~19:00
場所:東京都新宿区高田馬場1-20-1 サンの家食堂内
価格:未就学児無料、小学生以上100円(税込)、大人200円(税込)
※お弁当は持ち帰りも可能です。
※メディア関係者の方でご取材を希望される方は、事前にネオキャリア広報室(koho@neo-career.co.jp)へご連絡をお願いします。

■社長室 サステナブル推進担当 高山コメント


 当社はこれまで、新宿エリアをより活性化したい、地域課題の解決に貢献したいという同じ志を持つ団体や企業と共に地域活動を展開し、昨年は年間約20件を超える連携活動を実施しました。サステナブル担当の発案ではなく、「こんな活動がしたい」という部署の声を集め、ステークホルダーと接続して企業主導型のボランティア活動を企画することで、社員の皆さんと活動している実感があります。そして、ボランティア活動を実施する際には、ボランティア活動そのものだけでなく、協働先の働き方や人手不足の影響などについて、社員との対話の機会を積極的に設けています。当社はあらゆる人々の「働く」に携わる事業を展開しているからこそ、現場の生の声を聞き、自身の新たな気づきや学びとすることや、相手を理解することは非常に大切だと捉えています。今後も、より多くのステークホルダーの皆さまと協力しながら、さまざまな活動を展開し、私たちの活動がよりよい社会に貢献できるよう働きかけてまいります。
 

■ボランティア休暇制度「地域社会貢献Day」とは

  社員の自発性のある社会参加を支援するために、ネオキャリアグループに在籍する全社員(有期雇用社員は週の所定労働日数が5日の社員)が利用できる制度として、2023年8月から開始。本制度に伴い、ボランティア活動へのきっかけとして企業主導型の取り組みも行っており、これまでに障がい者理解のために共にスポーツを楽しむボランティアなども開催しています。これらの活動を通じて、普段は接することがない社外の方々との交流や協働の機会が生まれます。それにより、社内での通常業務では得られない気づきに繋がり、社員自身の成長する機会になるだけでなく、一人ひとりの人生をより豊かにする一助にしてほしいと考えています。

<左>西新宿小学校教員と当社社員で実施した産学フレッシャーズ交流会
<右>社会福祉法人新宿区障害者福祉センターの皆さんとスポーツ大会を開催

 

お問い合わせ