2022年11月20日（日）に戸山公園にて新宿区の生物多様性と子ども達のキャリア支援をテーマとして、産学民連携（インセクトキャリア研究会）による「虫探し&ゴミ拾い」のイベントを開催いたしました。

実施にあたり、株式会社ネオキャリア、千葉大学で生物研究をしている大学生、戸山地区で市民活動を実施している「えんがわ家族」の多様なセクターで連携を組みました。

＜参加者の声＞
・虫の役割をきっかけに子どもと「働くこと」についてお話ができました。
・親子ともども虫博士のお話が勉強になりました。
・最後のメダル付与が、嬉しかったです！子供から「ずっとメダル大切にしてね！」と言われました。

＜イベントの効果＞

虫の役割を調べレポートを作成しました。カマドウマとナメクジはお掃除屋さん、ワカバグモは漁師というように虫の特徴と役割から子ども達がお仕事について考える機会を提供できました。

子ども達からご家族の方に「役割」についてインタビューを行い、「人の命を守ること」「子ども達をしっかりとした大人に育てること」「みんなを幸せにすること」などの回答から、大人も子ども達もあらためて「働くことの意味」を考える機会を提供できました。また、イベントの最後には勤労感謝の企画として、子ども達からおうちの方に日ごろの感謝の気持ちを込めて金メダルをプレゼントしました。

戸山公園に10か所仕掛けた虫の罠から、ダンゴムシ、カマドウマ、クモ、アリ、ナメクジ、テントウムシの幼虫など数種類の昆虫を発見しレポートにまとめ、同時に公園のゴミ拾い活動を実施し環境保全も実施いたしました。

＜今後の展望＞
次回は、2023年の春、夏の開催を計画しています。今後も継続的に戸山公園の生物多様性の調査を実施し、記録を付けていきます。最終的には、虫の役割図鑑の作成を目標としています。

この連携では、新宿に本社を構える当社が目指すSDGs、CSR、ESG推進の形です。非営利・営利という枠を越えて、ステークホルダーとの協業により地域社会の課題解決に取り組み、｢非営利価値の向上｣を目指しています。ステークホルダーエンゲージメント、SX（サステナブルトランスフォーメーション）などが求められる時代において、地域の皆様にご指導をいただきながら、今後も地域課題解決のお役に立てる企業を目指して、様々な活動に挑戦していきたいと考えております。