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川端さんのご紹介

<子育て支援団体「ミエメン」代表>
家族:妻、長男(中2)、次男(小6)、三男(小3)、四男(保育園年長)

次男、三男、四男が誕生した際に、それぞれ約一ヶ月、育児休業を取得。育児に向き合う中で、父親同士が互いの育児のことを相談しあったり、気楽に近況をおしゃべりしたりする場の大切さを感じ、周囲の父親に声をかけて、「ミエメン」を設立。「ミエメン」では、子ども達が自分の親以外の大人との関わりを増やす「ななめの関係」づくりを大切にし、メンバーが自分の得意なことを活かして我が子以外の子ども達と仲の良い関係をつくるイベントの開催などを実施。現在は、オンラインを活用して、全国のステキな取組をしているパパをゲストに招いてトークを行う「ミエメンパパウェビナー」などを開催している。ミエメンでの愛称は「カエルのおっちゃん」。本職は三重県庁職員。

舘さんのご紹介

<「パパスマイル四日市」幹事(初代代表)>
家族:妻、長女(大学生)、長男(高3)、次男(高1)、三男(中1)

三重県四日市市が主催する「父親の子育てマイスター養成講座」の第1期修了生。父親の子育て相談員(よかパパ相談員)。講座の修了生有志で立ち上げたサークルを発展させ、2014年に「ファザーリング全国フォーラムinみえ」が開催されるのを機に「パパスマイル四日市」を設立。現在、パパスマイル四日市では、四日市市と協働で「マイスター養成講座」を企画・開催するほか、県内各地で開催される父親向け講座、男女共同参画講座、親子イベントの実施などに携わっている。会のポリシーは「父親が子育てに楽しみながらかかわることで、父親も子どもも母親も笑顔になり、そして子育てしやすい地域になる!」であり、「笑顔で自分らしく、楽しく子育てしよう」をモットーとしている。個人的な趣味は登山、キャンプや温泉旅行などで、それらに子どもたちを巻き込み、一緒に楽しんでいる。

男性育児研究会について

「ミエメン」と「パパスマイル四日市」の各団体の代表により結成したのが「男性育児研究会」です。10年ほど男性の育児、家事への参加や育休などの変化に触れてきたお二人は、会を通じ育児男子の経験をシェアし広げていき、各地に共助としての受け皿ができるように支援していくことを目標としているそうです。この研究会の強みは、それぞれに歴史のある子育て支援団体の代表が集まっているという経験の多様性とお二人のパパとしての子育て実体験にあると思われます。

企業の男性育児参画支援について思うことを教えてください。川端さんの回答

企業が従業員の声を聴こうとするのは大切だと思います。また、聴くだけではなく、実際に男性育児参画を支援する新しい制度を取り入れるなどの行動を起こす姿勢には好感を持ちます。その際に気になるのは、企業が何のために男性育児参画推進をしようとしているのかです。企業によっては、「国や社会の流れで仕方なく推進するところ」、「平均的な達成率を追いかけるために推進するところ」、中には推進するものの、本音では「私の時代にはそんなことは考えなかった」と男性の育児参画自体を否定的に捉える経営者もいるかと思います。
少子高齢化で生産人口が減り続ける日本において、優秀な人材を確保し、離職せずに働いてもらうためには、男性の育児参画への理解を示すことは、企業姿勢として有効な戦略であると感じています。まずは、制度を作るところからはじめて、取組を進めることで、より肯定的、積極的に推進していくような展開になればいいなと思います。

企業の男性育児参画支援について思うことを教えてください。舘さんの回答

大半の父親は、仕事に時間を費やしてきました。しかし、多様性の時代となり、仕事以外にも家庭、地域、市民活動なども拠り所にする方が増えています。どこにウエイトを置くかは多様であり、人生のタイミングにより変化もします。働き手の様々な拠り所に企業側が理解を示すことは、これからの時代には、大いに歓迎すべき視点かと思います。
社員は、家事・育児という経験を通じ多様な視点を持つことにつながり、人として成長することで会社にメリットを提供すると思っています。まずは形からでも制度を作り、その結果プラスになったことに目を向けられるとよいかと思います。
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