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TOP 障がい者アーティストによる特別展を初開催 〜オフィスがアートギャラリーに。未来のアーティスト創出を目指して~

障がい者アーティストによる特別展を初開催 〜オフィスがアートギャラリーに。未来のアーティスト創出を目指して~

NEO CAREER Groupニュース
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サステナブル
2025.08.07

2025年7月7日〜7月31日の期間、新宿区立障害者福祉センターとの共催により、障がい者アーティストの作品を展示する「アール・ブリュット特別展」を新宿サテライトオフィスにて初開催しました。6名のアーティストによる多彩な作品が展示されたほか、7月24日には2名のアーティストによる制作デモンストレーションや、社内向けDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)ウェビナーも実施しました。

 

本取り組みを通じて、企業と福祉の相互理解を深め、アートを起点とした新たな活躍機会の創出を目指しています。

 

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■「特別展」開催の背景

当社は、2030年までの目標の一つとして「性別・国籍・障がいを問わず、多様性と個性が発揮できる場の提供」を掲げ、本社が所在する新宿区を中心にサステナブル活動を推進してきました。また、2023年9月にはグループ会社内に特例子会社を設立し、障がい者の雇用創出にも取り組んでいます。

2023年からは、福祉施設に保管されていた障がい者や高齢者のアート作品を企業オフィスに展示し、障がい者・高齢者との相互理解を深めることを目的に「新宿アール・ブリュット企業展」を開催しました。この展示会は、新宿区内で地域社会貢献活動を推進する企業連合「新宿区CSRネットワーク」と、区内45の社会福祉法人で構成される「新宿区内社会福祉法人連絡会」とが共催し、年に一度開催しています。

この取り組みにより、社員や関係者から展示に関する関心が高まり、アートを通じた新たな価値創出の可能性を実感しました。

こうした背景を踏まえ、当社では障がい者・高齢者アーティストのさらなる活躍機会の創出を目指しています。福祉アートに光を当て、将来的には作品の展示・販売支援や、アーティストの企業内雇用促進など、より多様な活躍の場を提供していく第一歩として、今回の特別展を開催しました。

※「アール・ブリュット(Art Brut)」とは、フランス語で「生(き)の芸術」という意味で、正規の美術教育を受けていない人による自由で独創的な芸術表現を指します。近年では「福祉と芸術」という二つの視点から、多様性や個性を尊重する芸術活動としても注目されています。

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■展示作品紹介(一部)

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■デモンストレーションアーティスト紹介

デモンストレーションイベントでは、太田さん(左)と鶴岡さん(右)が来場者の目の前で創作活動を披露しました。アートが生み出される瞬間に触れる貴重な機会となり、来場した社員が足を止め、アーティストとの交流を楽しみました。

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■DEIウェビナーでの様子

ウェビナーでは、障がい者福祉に関する基礎知識や、企業が取り組むべきインクルーシブな環境づくりについてトークセッションを通じて社内共有しました。

アーティストからの実体験の紹介もあり、視聴者からは「”特別扱いをしない”という新たな視点を得られた」「多様性という言葉自体に線引きを感じるきっかけとなった」といった感想が寄せられました。

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■ネオキャリアが行う障がい者支援

今後は、作品の販売や商品化のサポート、アート活動を通じた障がい者雇用の創出など、多角的な支援のあり方を模索してまいります。福祉アートを通じて、企業と福祉の相互理解を深めながら、社会的なポジティブインパクトの形成を目指します。

本取り組みに関するご意見やご質問、「アール・ブリュット企業展」の開催依頼、障がい者支援に関するご相談などがございましたら、以下までお気軽にご連絡ください。

株式会社ネオキャリア 広報部サステナブル推進 高山
kohei.takayama@neo-career.co.jp

 

 

 

 

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