求人ボックスとIndeed(インディード)の違いを徹底比較!メリット・デメリットも解説

Indeed・求人検索エンジン

求人ボックスとIndeed(インディード)の違いを徹底比較!メリット・デメリットも解説

求人検索エンジンである求人ボックスIndeed(インディード)は、Webに散在する求人情報をまとめて検索できるサービスとして近年注目を集めています。

どちらも同じような仕組みのため、一見して違いがわかりづらいと感じる方も多いです。

 

本記事では、
・Indeed(インディード)と求人ボックスの3つの違い
・Indeed(インディード)と求人ボックスの共通点
・Indeed(インディード)もしくは求人ボックスがおすすめな企業

について解説していきます。求人掲載をお考えの方はぜひご一読ください。

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1.求人ボックスとIndeed(インディード)の3つの違い

求人ボックスとIndeed(インディード)の3つの違い

【クリックで画像拡大】

求人ボックスとIndeed(インディード)の違いについて、上記の比較表をもとに詳しく解説していきます。

1-1.料金の違い

求人ボックスとIndeed(インディード)はどちらもクリック課金型の料金形態です。掲載自体に費用はかからず、求人がクリックされたタイミングで課金されます。

クリック単価(1クリックあたりの金額)は、キャンペーンやキーワードごとにオークションで決定する仕組みです。同じキーワードで競合の企業が多いほどクリック単価が高騰しやすくなります。

 

求人ボックスとIndeed(インディード)で異なる点は、クリック単価の運用方法です。

求人ボックスはキーワードごとに手動でクリック単価を設定する「入札制」を選択できるのに対し、Indeed(インディード)はAIが自動でクリック単価を設定します。そのため、求人ボックスの方が柔軟に運用でき、運用次第で費用を抑えやすいでしょう。

※元々Indeed(インディード)でもクリック単価を手動で入札できましたが、2023年4月に廃止されてAIによる自動運用のみになりました。

 

また、どちらも上限予算を設定できるため、安心して利用できます。予算上限に到達すると自動で無料掲載枠に切り替わる仕組みです。

POINT
このような場合におすすめ!
・細かく運用して広告費を調整したい場合は求人ボックス
・できるだけ広告費を抑えたい場合は求人ボックス
・ある程度の運用でお任せしたい場合はIndeed

また、現在のクリック単価の相場は求人ボックスの方が若干低くなっています。下記は弊社で運用した求人ボックスとIndeed(インディード)のクリック単価の相場です。職種や地域によって異なるため、ご参考までにご覧ください。

クリック単価の相場

求人ボックスの相場:25~500円
Indeed(インディード)の相場:70~700円

1-2.月間訪問数と求人数の違い

求人ボックスの月間訪問数は1,000万*、Indeed(インディード)の月間訪問数は2,230万*以上のため、月間訪問数はIndeed(インディード)の方が圧倒的に多いです。

また、Indee(インディード)の求人数は公開されていませんが、求人ボックスよりも多いと予想できます。

このことから、より多くの求職者にアプローチしたい場合はIndeed(インディード)が向いていますが、競合も多いため自社の求人が埋もれてしまう可能性も考慮する必要があります。

*株式会社カカクコム(2024年3月)

*SimilarWeb,総訪問数,2024年8月

 

POINT
このような場合におすすめ!
・短期間でより多くの求職者にアプローチしたい場合はIndeed(インディード)
 ※広告の露出を増やすために効果的に運用する必要あり

1-3.検索軸の違い

求人ボックスとIndeed(インディード)の検索軸の違いは「勤務地」と「条件」での検索のしやすさです。

 

求人ボックスは検索軸を自由に設定することができ「職種のみ」「勤務地のみ」などで絞り込みが可能です。

一方で、Indeed(インディード)では勤務地なしで検索することはできず、検索軸が「キーワード×勤務地」のかけ合わせになっています。さらに勤務地からの距離でも絞り込みが可能です。

このことから、Indeed(インディード)は比較的地方の求人に強いといわれています。

 

また、求人ボックスでは「未経験OK」「土日祝休み」「交通費支給」などのこだわり条件をタグで検索できますが、Indeed(インディード)ではフリーワードでしか検索できません。日本の求人サイトは条件検索できることが多いため、求人ボックスは日本人好みの仕様だといえます。

このことから、条件面を自社の強みとして打ち出したい場合は求人ボックスの方がアピールしやすいでしょう。

 

POINT
このような場合におすすめ!
・地方で採用したい場合はIndeed
・条件面でアピールしたい場合は求人ボックス

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2.そもそも求人ボックス・Indeed(インディード)とは?

そもそも求人ボックス・Indeed(インディード)とは?

2-1.求人ボックスとIndeed(インディード)の掲載方法|クローリングと直接投稿

    • クローリング
      クローリング
        検索エンジンロボットが求人情報を自動で集約  
    • 直接投稿
      直接投稿
        各サイトの企業アカウントから直接求人を作成  

求人ボックスとIndeed(インディード)ではさまざまな求人情報を集約するためにクローリングをしています。

クローリングとは、求人ボックスやIndeed(インディード)の検索エンジンロボットがWeb上を巡回し、求人情報を集約することを指します。クローリングされたページは自動的にサイトに反映されるため、気づかないうちに「自社の採用HPがIndeed(インディード)に載っていた!」ということもあり得ます。

※クローリングの条件などはサービスごとに異なります。

 

また、求人ボックスとIndeed(インディード)には求人を直接投稿することも可能です。各サイトの企業アカウントから簡単に求人を作成できます。

その場合、求人原稿は自社で作成する必要がありますが、運用代行サービスを利用する場合は求人の作成から代行が可能です。

2-2.求人ボックスとIndeed(インディード)のメリット・デメリット

メリット

・採用コストが削減できる

クリック課金型のため求人が閲覧された時しか料金が発生せず、費用の掛け捨てリスクを低く抑えられます。また、運用次第でクリック単価を下げることも可能です。求人サイトで長期間掲載している企業は、特に採用コストの削減を期待できるでしょう。

 

・無制限に求人募集できる

求人検索エンジンでは掲載期間と求人数が無制限のため、好きなだけ求人募集することが可能です。求人数が多い企業の場合、求人サイトでは掲載料金が高くなりやすいですが、求人検索エンジンではその心配はありません。

デメリット

・運用に工数がかかる

求人ボックスやIndeed(インディード)は運用に工数がかかることがデメリットです。

求人の表示回数・クリック数・クリック単価・応募率などを分析して継続的に運用していく必要があります。

この運用には知識と経験が必要なため、自社でおこなう際は注意が必要です。

例えば、ある求人の表示回数を伸ばしたい場合、キーワードの見直しも1つの方法ですが、これにはさまざまな知識が必要です。

具体的には、検索されやすいキーワードや、自社に適したキーワードを選択する必要があります。さらにアルゴリズムの理解も不可欠なため、初めての運用ではうまくいかないこともあります。

Indeed(インディード)の代理店を徹底比較|直販との違いや特徴まとめ

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そこで本記事では、

・Indeedの代理店と直販の違い

・Indeedの代理店の種類や選び方

・おすすめIndeed代理店の特徴/料金

についてご紹介します。

3.求人ボックスとIndeed(インディード)どちらがいいの?

求人ボックスとIndeed(インディード)どちらがいいの?

それではここから、企業の目的や条件別に求人ボックス・Indeed(インディード)のおすすめを解説していきます。

3-1.求人広告費を抑えたいなら求人ボックス

求人ボックスではクリック単価の設定の際に手動運用を選択できます。手動運用では、注力したいキーワードまたは除外したいキーワードなどを設定することができるため、運用次第で求人広告費を削減可能です。

また、弊社で運用したクリック単価の相場は、Indeed(インディード)が70~700円、求人ボックスが25~500円のため、求人ボックスの方が低く抑えられています。

3-2.より多くの求職者にアピールしたいならIndeed(インディード)

Indeed(インディード)の月間訪問数は2,230万*以上で、そのほかのWeb求人サービスと比較して最も多くの求職者が訪れています。*SimilarWeb,総訪問数,2024年8月

その分求人数も多いですが、徹底的に運用して表示回数を増やすことで、多くの閲覧を獲得できます。

また、有料掲載する場合はIndeed PLUS(インディードプラス)が適用される可能性があり、さらにアプローチできる範囲が広がります。

「応募者を大幅に増やしたい」「短期間で採用する必要がある」など、採用の人数や緊急性に合わせてIndeed(インディード)を検討するといいでしょう。

▶Indeed PLUS(インディードプラス)の詳細はこちら

3-3.地方で採用するならIndeed(インディード)

求人ボックスとIndeed(インディード)は検索軸と掲載ロジックに違いがあります。

求人ボックスの検索軸は自由にカスタマイズできるのに対して、Indeedの検索軸は「キーワード×勤務地」のみのため、地方の求人に強い傾向があります。

どちらも掲載ロジックの詳細は公開していませんが、求人ボックスでは「入力されたキーワード・勤務地との関連性、情報量や新しさ、そのほか求職者にとって必要な情報を考慮して決定*」することがわかっています。

Indeed(インディード)も同様の項目を含むと思われますが、検索軸の違いから、勤務地の比重が比較的高いことが読み取れるでしょう。

*引用:求人ボックス「FAQ・よくある質問」(2023年10月)

3-4.条件面のアピールポイントがあるなら求人ボックス

求人ボックスの検索軸の特徴として、こだわり条件での検索があります。

こだわり条件とは「未経験OK」「託児所あり」「研修あり」「残業なし」「在宅勤務か」など求人に関する細かい条件のことです。日本の求人サイトではよく見かける項目ですが、Indeed(インディード)には選択肢として用意されておらず自由記述になっています。

このことから、求人ボックスの方が条件面で求人を絞り込みやすいため、アピールポイントの多い企業は閲覧されやすくなるでしょう。

 

求人ボックスのご相談・見積依頼はこちら/

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Indeed(インディード)のお問い合わせ

4.まとめ

求人ボックスとIndeed(インディード)はどちらも掲載方法や料金形態は同じです。

一方で、ユーザー数や運用方法、検索軸などに違いがあります。

もちろん、そのほかにもさまざまな要因によって相性は変わるため、本記事も1つの意見としてご参考いただければ幸いです。

 

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